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重機関銃の弾丸すら防ぐ次世代コンバットスーツをロシアが開発

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(著) (編集)

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 近未来のロシア軍兵士には、もはや銃弾など通用しなくなってしまうのかもしれない。現在開発中の次世代コンバットスーツは、重機関銃の13mm(正確には12.7mm)口径弾すら防いでしまうそうだ。

 先日、ロシアの国営企業「ロステック」によって、第4世代コンバットスーツ「Sotnik(ソトニク)」の開発が公表された。その名は古代ローマの「百人隊長(センチュリオン)」を指す。

 ソトニクは「ロシア軍事産業の最先端技術、ロボティック装備、統合情報通信システムなど、根本的に新しい技術で構成」されており、2025年までに現行の第3世代コンバットスーツを後継することになるという。

驚異の防御力と運用の柔軟性

 第4世代コンバットスーツ、ソトニクの詳しいスペックは明らかにされていない。しかし、これまでの関係者の発言によると、超高分子軽量ポリエチレン繊維とアーマープレーティング技術が採用されているという。

 その防御力は驚異的で、ブローニングM2重機関銃から射出される12.7mm口径弾が直撃しても貫通することはない。

 たとえ貫通しなかったとしてもその時の衝撃は兵士を殺すほど危険なものだが、ソトニクはそれを衝撃を吸収することもできるようだ。

 また20%軽量化され、重量は20キロ程度なので、兵士の行動を大きく阻害することもない。作戦内容や状況に応じて、ほかの装備を携行するといった柔軟な運用が可能だという。

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 高度な性能を誇るソトニクだが、現行のコンバットスーツ「Ratonik-2(ラトニク-2)」も侮れない。

 過去8年で30万点がロシア軍の各部署に配備されたというラトニク-2は、7.62mm口径の銃弾に耐える防御力や、サーマル暗視装置・懐中電灯・通信システムが内蔵されたヘルメットなど、ハイテク満載のコンバットスーツだ。

 重量は18.1キロ~22.7キロあるが、パッシブ・カーボンファイバー・フレームを利用することで、体にかかる負荷が軽減され、着用者の脊椎や関節を守る。

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米軍を凌駕するパワードスーツ

 昨年9月には、ラトニク-2用のパワードスーツも公開されている。こちらはいくつか種類があるようで、80キロまでの重量を支えてくれるタイプや、運搬重量は60キロになるがより身軽な襲撃作戦用のタイプががある。

 こうした点を鑑みると、どうやらロシアは、次世代パワードスーツ技術においてアメリカの一歩先を行っているようだ。

 米軍は軍用パワードスーツ「TALOS」を開発していたが、「全システムをシームレスに連携させる」という目標をクリアすることができず、2019年にプロジェクトの凍結が決定された。

 このようにアメリカがパワードスーツの開発に手間取っている間に、ロシアはすでにシリア内戦に投入し実戦テストを重ねているとのことだ。

追記(2021/02/14)本文を一部修正して再送します。

References:rostec / taskandpurpose / thedefensepost/ written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 78件

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  1. いよいよパワードスーツと重機関銃が歩兵の前提の時代が来るのか

    • +3
  2. 9:50現在この記事だけ読めない状態なんだけどまさかロシアの機密情報が載っててCBPに おや?誰か来たようだ来客の予定は無いんだが

    • +4
    1. >>2
      ドアを開けちゃ駄目ぇ!!すぐに裏口から逃げてっ!!

      • +2
    2. >>2
      サングラスに黒い人民服を着た屈強な男達がドアをガチャガチャしてないか?
      裏口には、中華人民共和国公安と書かれたワッペンを付けた武装警察が待機してないか?

      • 評価
  3. 重機関銃の弾丸は確かにアーマーを貫通しないんだろうけど、衝撃は人体に届くだろうし、アーマーがない所に着弾したら人体はちぎれちゃうんだろうね。

    • -4
    1. >>5
      よく読め 衝撃は吸収されるらしいから痛くないってよ

      • +3
      1. >>25
        痛くないってレベルまで軽減は無理だと思う、兵士が痛くないようになんて優しみの為に金使わないだろうし
        人体に致命打にならないくらいには抑えてくれるだろうけど

        • +5
    2. >>5

      記事本文にこんな事が書いてあるから教えてあげる

      「たとえ貫通しなかったとしてもその時の衝撃は兵士を殺すほど危険なものだが、ソトニクはそれを衝撃を吸収することもできるようだ。」

      • 評価
    3. >>5
      記事には吸収云々とあるけれど、.50口径が命中して致命傷にならないというのはにわかには信じがたい話だよなぁ

      • +1
  4. 自動車もまともに作れないのに軍事にだけは力入れてるねえ

    • +4
    1. >>6
      シリアとかで実戦データとっているのだろうか
      これなあ20kgは重いけど、軽装甲車ぐらいの防御力と考えたら凄いな

      • +1
  5. ブローニングM2重機関銃の口径は13mmではなくて12.7mmですよ。
    記事の内容から恐らく7.62x54mmRまたは7.62x51mmNATO弾のどちらかだと推測出来ますが、口径だけではどの7.62mmの弾薬なのか分からないので、薬莢長も記載した方がいいと思います。

    • -10
    1. ※7
      絶対この手のコメがあるとおもって来た。

      旧軍に13ミリ機銃があったから、.50BMGで検索したときに何か変な情報に引っかかったのかも知らんね。違いは重大なんだけど、軍系に詳しくない人はよくわからんやろから、大目にみてやりやと申し上げたい。

      7.62mm弾については元記事に記述があるから、見てくるとよいよ。
      そのためにソース貼ってくれてはるんやし。

      っていうか、50口径に抗堪して衝撃も吸収するとかマジかいな。
      下手な装甲自動車より優秀やんけ。

      • +2
    2. >>7
      ちなみに旧軍表記だと12.7mmは13粍表記をする
      13粍機関砲というのが実戦配備化されて装甲車に搭載されている

      • 評価
    3. >>7
      .50BMG弾頭の正確な直径は0.50インチ(約12.7mm)ではなく、0.51インチ(約13.0mm)。

      記事はソトニクとラトニク2の2種類について書かれている。
      元記事ではソトニクは.50BMG、ラトニク2は7.62×39 mmと 7.62×54 mm弾に対応。

      • 評価
  6. Firefox(PC)だけど、レスポンシブ表示だと見れる。そのままだと駄目だね

    • 評価
  7. 銃、兵器を使わなくて済む研究に力を入れろよ

    • +4
  8. これはストーカーシリーズまたやりたくなってしまうな

    • +3
  9. 20kgが軽い?防爆スーツ並みじゃん、兵装入れれば60kgだしパワーアシストの電池切れたら使い物にならんだろ。 
    最終的に、重機関銃で撃ち合いするの?そんなの槍盾じゃん。
    裸で弓で撃ち合えよその方がまだまし。

    • -6
    1. ※13
      特殊部隊員は100キロ背負ってても身軽に動けるほど身体能力高いって言うけど
      それが背中じゃなくて全身に分散されてるし100キロもないしなら、
      特殊部隊員なみのフィジカルエリートじゃなくてもある程度うごけるんじゃない?

      • +1
    2. ※13
      パッシブアシストだから、単に骨組みが荷重を支える機能なのでは

      • +1
    3. ※13
      今の軍用ボディーアーマーも標準的なので15kgとかっぽいよ

      • 評価
    4. ※13
      昔の甲冑(西洋や日本を含めて)もやっぱり同じくらいの重量だから
      そこまで問題になることはないんじゃないかな

      • +2
    5. >>13
      アシスト切れても外骨格自体の重量は接地してるはずだからスーツ一体化の装甲なら戦闘は無理にしても動けねぇってほどではないとおもう
      っていうか接地してないと関節の負荷がやべぇだろうし

      • 評価
  10. 日本は頑張って軍用じゃなくて警察用のメタルスーツを作らなきゃ!
    特捜刑事用に

    • +3
    1. ※16
      この後、装甲が強靭化し限界になり、大型化の方向に進むのだ。
      それは大きさで区別され、初期の 10m に満たないものを AT アーマードトルーパーと呼び、 10m を超え 20m に満たないものを MS モビルスーツと呼ぶようになるのだった。
      以下、続きをヨロシクw

      • -1
  11. 「矛と盾」の逸話ではありませんが、仮にこれほどの性能のアーマーが実用化されたら、今度はそれを打ち抜くための重火器の開発に血眼になる国が出てくるでしょう。
    実にむなしい競走です。
    努力を重ねるのならば、軍縮の方に振り向けてもらいたい。
    超高性能のアーマーや超強力の武器は、シューティングゲームの中の話だけで結構ですよ。

    • +1
    1. ※17
      中東から派兵引き揚げ(軍縮)たら大混乱になるからロシアもNATOも中東に正規軍は置いとかないといけないんだけど、
      なーんで外国の警備を俺らが?金かかってしゃーないんだが!ってのはロシアもアメリカも常々思ってるところだと思う。
      戦力を下げずに兵員を減らして軍縮するってなると、こういうパワードアーマーに行きつくってのは分かるけどね。
      弱体化込みの軍縮ってのは成り立たないんよ。

      • +1
  12. ブラン(ソ連版スペースシャトル)やTu-144(ソ連版コンコルド)など
    妙に進んだものを開発するのがロシアの怖さ
    半面資金が尽きたらやめーたと簡単に捨てるのもロシア
    今回のものも資金尽きなきゃ完成までいくかもしれんが
    恒例の途中でやめた根性出さないといいな

    • +1
  13. はいっ!今回の目玉商品は、なんと!奥様方にも気軽に着こなせる、こちらのロシア製パワードスーツになっております☆

    超軽量たったの20キロ!しかもデザイン性にも優れ、ご近所にお買い物や、ちょっとしたお出かけや、通勤などの時に着て頂けますと、
    コロナ対策は勿論、チカンやストーカー、通り魔等に銃で撃たれた時も、確実に貴方の身を守ってくれます!

    まあ!これなら安心して、ママ友女子会やショッピングを楽しめますね♪でも、お高いんでしょう?

    ところが今なら、このロシア製高性能ライフルと手榴弾をお付けして、セットでこのお値段!
    ただし、今から30分以内のお電話で、先着30名様のみとさせて頂きます☆

    • +6
  14. 戦場で戦うのに20kgはあまりにも重すぎる

    • -4
  15. コンバットスーツというからには0.05秒で装着できるんだろうか。

    • +1
  16. お、表示が直ってるな
    しかし2cmの鋼板を貫通する弾を防弾チョッキで受け止められるんだろうか?

    • +1
  17. 重量に関してはパッシブ・カーボンファイバー・フレームで支えることで免荷されてるんでしょ
    パッシブってことは勝手に支持してくれるんだろうけど外骨格みたいな形状にしてるのかな?

    • +1
  18. なら愛国戦隊スーツを完成させねばな

    • 評価
  19. 亀甲模様でCrysisのナノスーツを思い出した。

    • +1
  20. これなら熊に遭遇しても安心?
    さすがロシアやな!

    • +1
  21. 嘘臭い。
    重機関銃は無理では?
    アサルトライフル防げれば十分だろ。

    • +3
  22. これ、「スーツは無事だったが中身は・・・」ってやつやろ

    • +1
  23. カタログスペックだけはご立派で
    配備や運用が追いついていない、いつものパターンじゃないよな

    • +2
  24. 爆弾テロとかは衝撃波で口から内臓をやるから限界はあるだろうけどね

    • 評価
  25. こういう無敵の甲冑に対しては毒ガスが有効かも

    • 評価
  26. 先ごろアナウンスあったのはソトニク(開発中)の後継となる第4世代の計画があるんだよという話でソトニクは現在開発中の「第3世代」ということみたい。第4世代はまだ名称の発表ないのかな。

    ソースによってソトニク(開発中の第3世代)と第4世代の話が混ざってしまっているようで海外メディアや国内翻訳記事を複数あたってみた印象では、50口径をメイン装甲部に受けた場合にその衝撃からも保護するというのは第4世代の構想っぽい? もちろん痛いんでしょう。生還はできるんだけどね…ということだったとしてもすごい性能を目指してると思う。

    パッシブ外骨格(荷捌きや介護向けによくある電源いらないやつ)の性能は10年以上も先の話であればだいぶ向上していそうですね。オプションでアクティブ併用なのかな。

    • 評価
    1. >>51
      弩弓の矢に手榴弾をくくりつけてバックパックに命中、ボンッ!で上半身消滅とかありそうだな

      • -1
  27. 12.7mmは0.5インチをメートル法で表記したものでヤード・ポンド法規格で作られた弾丸
    ロシア、旧ソ連の対物ライフルや重機関銃はメートル法で13mmで作られてた
    世界的には13mm重機関銃のほうが数が多い

    • 評価
    1. ※55
      何言ってんだこいつ? じゃあ日本の12.7㎜(50口径)は少数派だったのかw

      • -3
      1. ※59
        実際に少数派だったぞ、1910年代に12.7ミリ弾が発明され、普及して追い越すまではドイツやイギリスの13ミリか13.2ミリ弾の方が多かった
        その関係で現在までに設計された重機関銃・対物ライフル・高射機関砲とその銃弾の種類は13ミリのほうが数が多い
        (12.7ミリ普及後はM2かソ連の14.5ミリKPVのほぼ2択になりそれ以外の銃弾が姿を消し珍しい存在になる)
        ちなにみ上の方のコメントで日本は12.7ミリを13ミリと~とあるが実際にはホ式十三粍高射機関砲等いくつかは13.2ミリだし、日本は13.2ミリや12.7ミリもまとめてキリのいい13ミリと表記していたということだそうな

        • 評価
      2. >>59
        旧軍は、13粍表記が多いよ
        ホ式十三粍高射機関砲
        九二式車載十三粍機関砲
        三式十三粍固定機銃
        九三式十三粍機銃

        理由としては、フランスのオチキス社の機銃が13.2mm弾を使う製品を作っていたから、旧軍が参考輸入したオチキス社の製品を元に作った機銃や機関砲も13.2mmが多い

        また、フランスはイギリスと並び兵器輸出大国でもあったのでわりと13.2mm弾を使う製品は多い

        戦後はNATO規格を採用する国が増えたので12.7mm弾をよく見かけるようになったけど、フランスは

        想定戦場で仮想敵国と違う規格の弾を正式化するのはよくあること
        (例:つい最近までドイツとフランスは弾の規格が違ったり、ロシアとアメリカで弾の規格が違ったり)
        フランスと対峙するよりは、アメリカと対峙する事の方が当時は確率的に高かったことからも13.2mm弾の仕様からも想定してると思うよ

        • 評価
  28. 実際に12.7㎜で撃たれたら外見は無事でも中の人死にそうなんだが。。。

    • 評価
  29. ロシアの技術力を侮るわけではないが、たまにでるこういうのはどこまで本当で、どこまで大げさに言っているだけなのかわからんものがあるな……。

    仮にすべて本当だとしても、スペック上は見えない何かを犠牲(例えば安全性とか)にしているのではないかと思う時がある。
    アメリカは使い物になるかどうかを慎重に精査して、開発進めるから遅いんだろうけど。

    • +2
  30. ソ連の頃からアレだからにわかには信じがたいが、
    実際に名作を定期的に生み出しているのも事実なので信憑性で戸惑う兄貴達多くて草

    • +2
    1. >>63
      きっと皆、真剣に購入を検討中だからだ。
      男は一旦外に出れば、七人の敵がいるのだあ!!

      • 評価
  31. 米「まだ生身の人間を使うつもりなのか?」っターミネーター
    中「兵士が畑で採れる国は違うアルネ」っ自爆ドローン

    • 評価
  32. パワードスーツ計画なんかアメリカですらコストの問題で諦めたのに、ロシアみたいな貧乏軍隊が採用するなんてどうせ夢のまた夢だろうなー

    • 評価
  33. 次の戦争では銃や棍棒なんぞ捨てて投げ技と関節技を掛け合うようになるなw

    • 評価
  34. 80年代にうすね正俊が描いたコンバットドールってSF漫画を彷彿とさせるな。
    パワードスーツが出てくる近未来SFは日本だと漫画、アニメ含めて結構あるけど、この漫画の特徴はパワードスーツがソ連製の新兵器で、主人公がソ連兵ってとこ。ちなみに敵対している米軍側は完全に無人化されたドローンのロボットを使用しているんだけど、この辺りの設定も含めて今の現実とリンクしているのが結構凄い。

    • 評価
  35. 13.2mm弾を知らないのがいることに驚き

    • 評価
  36. より強力な弾丸が開発されて重いだけの紙鎧になると予想

    • 評価

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