犬を助けるため火事場に飛び込む消防士 image by:youtube
アメリカ、ペンシルベニア州の納屋で深夜、火災が発生した。建物全体から炎が上がり危機的状況となっている。飼い主から家屋に1匹の犬が取り残されているとの通報を受けた消防士は、一階の窓を開け、犬を救出に乗り出した。「ワンちゃん、こっちおいで」と何度も呼びかけるも怖がって犬は動こうとしない。そこで消防士は窓を割り家の中へと突入する。
その一部始終が消防士のヘルメットカメラにとらえられていた。
Firefighter Rescues Dog From Burning Barn in Pennsylvania
窓を開け、黒い犬の姿を確認する消防士のライアン・バルマーさん。
バルマーさんが「さあ、こっちにおいで!」と声をかけるも、窓の近くには来るが恐怖からか外に出ようとしない。
そこでバルマーさんは窓を割り、建物の中へと突入する。犬を励ましながら持ち抱え、窓の外へと移動させることに成功。
窓から出た犬は、納屋の近くで待っている飼い主の元へとすぐに駆け寄った。
アメリカの消防署には「risk a lot to save a lot.(多くのリスクをおかして多くの命を救う)」ということわざがある。犬はリスクをおかすのに十分な家族にとって大切な命だと確信しているバルマーさんはのちの取材でそう語ったそうだ。
火災の原因はまだ調査中とのことだが、幸いなことに負傷者は一人も一匹もいなかったという。
References:nypost / written by parumo
あわせて読みたい
絶望が希望へ変わる瞬間。森林火災で行方不明となった犬の救出・再会物語(オーストラリア)
非番の消防士、火災現場から犬を救う(アメリカ)
4匹の子猫すべてを火災現場から救出した消防士は、その喜びで涙を流す(イタリア)
ボールを追いかけ穴に落ちたゴールデン・レトリバー、消防士らの手で無事救助(アメリカ)
驚きの救出劇。火災現場の3階から落下する子どもをキャッチする消防士のナイスプレー(アメリカ)
コメント
1. 匿名処理班
犬を飼ってる消防士なんじゃないかな
そして経験上まだ助ける事ができる!と判断して即座に行動したんじゃないかな
2. 匿名処理班
バルマーさん、ありがとう!
3. 匿名処理班
ありがとう消防士さん
(・ェ・`U)
4. 匿名処理班
出来立てのホットドックになるとこだったぜ!!
5. 匿名処理班
勇敢な人だ
6. 匿名処理班
まさに火事場の馬鹿力
グッジョブb
7. 匿名処理班
手で窓をむしり取ってる??強い
8. 匿名処理班
※7
そこマジで惚れるよね。
家の作りとかは日本と比べて簡単なのかもしれないけど、それでも力づくで窓破壊できるとか、さすが日頃から訓練してる消防士なだけあるよ。
今じゃ聞かなくなったが、子どもが消防士や警察官になりたいって思うのも、なんとなくわかる気がするな。
9. 匿名処理班
割った窓ガラスが散乱した所に犬をポイって出してたけど怪我してなきゃいいんだが・・・
焼け死ぬよりはずっと良いんだろうけどね。