メインコンテンツにスキップ

体長5メートル、人喰いワニのヘンリーが120歳の誕生日を迎える

記事の本文にスキップ

33件のコメントを見る

(著)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
ナイルワニのヘンリーが120歳の誕生日 image by:news24
Advertisement

 ナイルワニは人喰いワニの異名を持ち、狂暴でなんでも食べることから実際に人間が襲われるケースも少なくない。

 現在、南アフリカのクワズール・ナタール州のクロクワールド保護センターにいるナイルワニのヘンリーは、子供を含む多くの人を襲ったことで1903年にようやく捕獲された。

 そのヘンリーが120歳になったそうだ。平均的なナイルワニの寿命が70~100年と言われているからかなり長生きしている。

地元の人々を震え上がらせていた人喰いワニ「ヘンリー」

 ナイルワニのヘンリーは、ボツワナのオカバンゴ・デルタで生まれ、子供を含めた地元の人々を襲い「人喰いワニ」と恐れられていた。

 ワニ退治を依頼されたヘンリー卿が1903年にようやく捕獲に成功。その功績を称してワニは「ヘンリー」と名付けられた。

この画像を大きなサイズで見る
image by:news24

 ヘンリーはその後処分されることなく完全監視下の中で過ごしていたが、85歳になった1985年、南アフリカのクワズール・ナタール州のクロクワールド保護センターに移送された。

 その後6頭のメスのワニとの間に1万匹以上の子供を授かった。子だくさんの理由は、ナイルワニの習性にある。ナイルワニは子ワニの世話をよくすることで知られており、オスとメスは両方で孵化するまで巣を熱心に守るのである。

2014年、116歳当時のヘンリー

Meet Henry – the oldest known Nile Crocodile in captivity

120歳の誕生日にパーティー開催

 ヘンリーは大きさ5メートル、体重は700キロと巨大で、今ではセンターを訪れる観光客に人気のワニとなっている。

 2017年、ヘンリーは世界で2番目に長寿のワニとなった。ちなみに一番の長寿記録を持つワニはオーストラリア、クイーンズランドに住んでいたオーストラリアワニのフレッシュで140歳(2010年没)だ。

 そして2020年、ヘンリーはついに120歳を迎えた。

 ロックダウンで閉園していたセンターは9月21日に再開されており、12月16日、ヘンリーの誕生パーティーが行われた。

 パーティでは、ヘンリーに大好物の肉プレートがプレゼントされた。かつては人喰いワニと恐れられた獰猛なヘンリーも今では穏やかな老後を過ごしているようだ。

 ヘンリーの長寿の秘訣が人喰いにあったかどうかは、ちょっとよくわからないが、ナイルワニは狩猟により1940年代から1960年代に絶滅の危機にあった。

 今では保護活動によりほとんどの生息地において個体数の回復しているそうだが、一部生息域の破壊や環境汚染により個体数が激減している地域もある。

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 33件

コメントを書く

  1. ヘンリー卿「ワニ捕獲で歴史に名を残せた上に、死んだ後まで名が残るとは、なんたる栄誉」

    • +4
    1. >>1
      主竜類は
      上等なワニ、下等な鳥
      に分けられている

      • -1
    1. ※2
      肉を食べる動物の肉は不味いらしいから、ごちそうでもないんじゃないか。
      よほど食うものに困ってたんだろう。

      • +2
  2. パッと見外見的な老化がそこまで分からないのは羨ましい。人間なんてピーク超えたら下り坂の一方だから。

    • +9
  3. そんだけ人襲ったりしてても駆除じゃなくて捕獲なんすねえ…当時はまだ絶滅危惧されてなさそうだし特別な理由あるのかな。

    • +10
    1. >>5
      双方上手く鉢合わせないようになってるといいなって思った

      • 評価
  4. ワニ、「誕生祝の肉は・・・解ってるよな?、まさか、人間で流行っている人工肉じゃないよな?」

    • +3
  5. ナイルワニってそんなに長生きだったんだ!
    凄いなぁ…色んな移り変わりを見てきたんだろうな。一度話を聞いてみたい。

    • +4
  6. ワニ食われそうで怖いけどブッダ読んでから好き。可愛い。

    • +2
    1. ※10
      東山動物園にいるナイルワニの宿舎には「ワニは100日では死にません。100年生きます」という掲示がある。

      • +2
  7. ワニって死ぬまで大きくなりつづけるんだっけか。

    • +5
  8. 👨「おめでとーう!」
    🐊「ありげーたー!」

    • +11
  9. カラパイアのコメント欄で、時々見かけてたワニさん。最近書き込み見ないけど元気かなあ。

    • +1
  10. 120年生きて1万匹の子を世に送り出して
    盛大に誕生日を祝ってもらって
    こんな栄華を極めたワニも珍しいんじゃないかw

    • +8
  11. ワニとエビだっけな? 

    「生きてる限り体が大きくなり続ける」っていう
    テロメア:ナンチャラ〜的な…
    自分の体重で動けなくなって最終的に衰弱餓死?
    ちがったっけ?

    ヘンリー殿は保護センターで介護になるのだろうか

    • +3
  12. 1903年に捕獲されて2020年で120歳ってことは3歳ですでに人を襲うほどでかかったってこと?でも1903年にようやく捕まえたとあるから、依頼されて直ぐに捕まえた訳じゃないとなると2歳未満?

    アメリカアリゲーターは1年で30cmぐらい育つそうだけど、最大体長も大差ないし成長速度に倍以上の差があるとは思えないから、本当はもっとお爺ちゃんなんじゃ…。

    • +5
  13. 人の味を覚えたワニの子孫を野に放つのはまずくないですか…?

    • -10
    1. ※21
      子孫が人の味覚えてるわけじゃないでしょう

      • +5
  14. ワニ、カメ、鳥の長寿率
    恐竜も長生きかも知れん

    • +4
  15. 人間は長寿の生き物を敬う対象にするかのように思えるが、

    我々よりはるか永い時を生きているウニやロブスターを、漁師は平気でぽいぽいと網に入れるのだ…

    • +4
  16. <オーストラリアワニのフレッシュ フレッシュには生肉って意味もあるw

    • +2
  17. 子孫の数ですけど、
    動画のなかでは、
    over 400 offspring
    って言ってるような
    気がするんですが…

    十分すごいけど!

    • +2
  18. ワニが捌かれる動画で、完全にバラされているのに心臓が動いていたのは衝撃だったな。長寿できるだけの強心臓。

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

昆虫・爬虫類・寄生虫

昆虫・爬虫類・寄生虫についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。