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ホログラムの時代がついにやってくるかもしれない。転送ポッドのような等身大の投影デバイスが開発される

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(著) (編集)

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 ホログラム投影と言えば真っ先に思い浮かぶのがスターウォーズでR2-D2が映し出したレイア姫だ。あれから45年、VR(仮想現実)技術も進化しテレポーテーションさながらの実在感溢れるデバイスがついに登場したようだ。

 「PORTL(ポータル)」は、カメラで撮影した自分の実物大のホログラムを、電話ボックスのようなスクリーンにリアルタイムで投影できるという。

等身大のホログラムをリアルタイムで出現させる

 「PORTL(ポータル)」の技術は基本的に、19世紀に考案された「ペッパーズ・ゴースト」と呼ばれる鏡を使った舞台用視覚トリックの応用だ。これはディズニーランドのホーンテッドマンションでも利用されているので、体験したことのある人もいるだろう。

 だがポータルは昼夜を問わず、世界中のどこにでも自分の等身大ホログラムをリアルタイムで出現させることができる。また実在の人間だけでなくCGキャラクターを映し出すことも可能だ。

 さらに次世代のホログラムであることを実感させるのは、そのインタラクティブ性にある。ポータルのシステムには、カメラだけでなくステレオスピーカーも含まれているので、ユーザーは投影ボックスの周囲にいる人たちの話を聞くことができるし、それに返事をすることだってできる。

 要するに、自分のホログラムを遠く離れたところにいる相手の目の前に投影して会話を交わすことができる、コミュニケーションツールなのである。

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亡くなった有名ミュージシャンを復活させた技術

 これまでもホログラムが広告や通信に利用されたことはあったが、一部の人には音楽シーンでの利用が馴染み深いだろう。

 マイケル・ジャクソンや2パックといった、亡くなってしまった人気ミュージシャンをホログラムで蘇らせて、生前さながらのパフォーマンスを再現するのだ。

 2パックのホログラム映像に使用された技術を買収したのが、ポータル社の設立者デビッド・ヌスバウム氏だ。その後同技術は、さる事情からエクアドル大使館に匿われていたジュリアン・アサンジ(ウィキリークスの創設者)が外部で講演するために利用された。

2パックのホログラムライブ映像

価格が下がれば一般普及も

 ポータルはAIを利用してホログラムの記録を行うこともできる。こうした機能を利用すれば、ただのコミュニケーションツールとしてだけでなく、ホログラム・コンテンツの再生ツールとしても利用することができる。

 ヌスバウム氏によると、現在デスクトップPCくらいの小型バージョンが開発中で、こちらは月額39~49ドル(約4000~5000円)のサブスクリプション料金を払えば、ペトロン(動画配信を利用した自宅でできるフィットネスサービス)のようなコンテンツが利用できるようになるそうだ。

 なおポータルの価格は1台6万ドル(約600万円)であるとのこと。まだまだ一般に普及するような価格ではないが、数年のうちにはもっと安くなるだろうという。

 また、すでに100台が販売され、ショッピングモールや空港、映画館などに出荷されたそうだ。街中で有名人を見かけたと思ったら、じつはホログラムだったなんてびっくり経験ができるかもしれない。

PORTL hologram promotional video

References:iflscience/ written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 28件

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  1. ドラえもんの世界ならのび太が宿題をやる時にサボらせ防止用で
    使うかもな
    でも途中から慣れてしまい、途中からサボり病発病し最後のオチで
    ドラえもんが懲らしめるために本物のお母さんを置いて置き
    後で怒られる結末で終わる

    • 評価
  2. 田舎のじいちゃんばあちゃんに孫の成長をリアルタイムで見せる事が出来る様になるね。

    • +4
  3. 「お前が通話していた相手は師匠ではなくこの私だったのだー!」とか、
    ディストピアSFでよくある「独裁者が死んでてその副官が録画政権放送流してる」がやってくるのか!

    • +7
    1. ※4
      コブラが、スカート履いたアナウンサーのお姉さんのホログラムを下から覗こうとしてレディに阻止されてた

      • +2
    2. ※4
      逆に言えば、下から覗けないならホログラムの意味がない!
      …ってのは半分冗談だが

      横から見てもおかしくないような形に投影できてほしい
      この商品はうまくそこのところをごまかしてるけどね

      • +5
  4. こういうのって運用に注意が必要なんだよね
    車に飛び出したように見せかけて運転手を慌てさせて事故を起こす。とかできちゃうし

    • 評価
  5. 「このコロニー、スウィートウォーターは、密閉型とオープン型を繋ぎ合せて建造された極めて不安定な物である・・・」

    • +1
  6. いやそもそもこの世界自体
    ホログラムの世界なんだってばよ!!

    こんなもん作らんくても
    自分の想いや感情が世界に映し出されてるんだってばよ!!最近本当に実感するわ

    あり得んところからあり得んことが
    ふつーに起きる。
    なぜ私には起きて他の人には起きないのか?

    それはこの世界がホログラム、
    幻想だって知らんから。
    気づいてないから作用しないだけ。

    • -7
    1. ※9
      青を飲めば、ここで終わる。
      赤を飲めば、このまま不思議の国の正体を覗かせてやろう。

      やめるなら今だ。後ではもう遅い。

      • 評価
  7. 「オビワン・ケノービ、あなただけが頼りです」

    • 評価
  8. 3D酔いしそうとおもったら動画で酔った…

    • 評価
  9. 背景に影を強くつけて、更に箱に投影することで奥行きがある立体に見えるって感じかな?

    • 評価
  10. 価格が10分の1になれば結構売れるんじゃないか?

    • +1
  11. 初音ミクって既に近い事遣って無かったっけ?

    • +4
    1. ※15
      初音ミク以外にもボーカロイド系のイベントでやってますね
      ただやはり映像だなあってわかる画質の粗さなので
      本物とみまごうものを目指してるんでしょう

      ただ悪用される可能性考えると本物にしか見えない立体映像はあまり歓迎したくないなあ

      • 評価
    2. ※15
      いきなりサービス終了してただのガラクタになったやつか

      • 評価
  12. ウィリアム・ギブスンの小説でバーチャルアイドルと結婚する人がいたけどそのインターフェースがこんな感じだったな

    傍から見たら魔法瓶と会話してるように見えるとかの描写があったような

    • +1
  13. ホログラムである事の意味・・・無んじゃね?

    • -3
  14. ん?立体投写?と思ったらペッパーズゴーストね
    平面を立体に見せてるだけだよw

    • 評価
    1. ※19
      ホログラムがそういう手法だよね
      上の動画でも座標移動時に平面であることがちゃんと判る

      たしか難しいのが明るい空間にホログラムだったよね
      上の動画のは背景ごとホログラム化してあるのかな?
      ボックスになってるからそういうことなんだろうね

      • 評価
  15. まだまだ全然なんだな…と再認識しただけだった

    • 評価
  16. 想像できる物は創造されると言うけど、実際作れるようになると感動も利便性も無くて使われる事なく消えて行く物も多い。
    これもそんな感じ。

    • 評価
  17. 正確にはホログラムでは無い。小規模閉鎖空間にのみ表示される時点でホログラムにする意味もない。まあ、こういう一見未来的な表現を楽しむには良いのかも。
    これなら初音ミクのコンサートの方がまだ技術的に上だよ。

    • 評価
  18. >>亡くなってしまった人気ミュージシャンをホログラムで蘇らせて、生前さながらのパフォーマンスを再現するのだ。

    ああ、この前の大統領選挙で死者に映像で私は○○を支持しますとか言わせてたな
    今後は、死んだ有名人をホログラムで蘇らせて選挙ごとに、▲▲を支持しますとかいうビジネスが選挙時には出てくるだろうね

    • 評価
  19. ずっと前に亡くなったピアフのホログラムと35年後にデュエットするアズナブールの映像があった。 
    幽霊でもいいからもう一度一緒に歌いたいという願いを果たした感じでちょっと泣ける

    • 評価

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