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ソ連の諜報機関「KGB」のスパイグッズコレクション3000点以上がオークションに(KGB博物館閉鎖の為)

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(著) (編集)

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KGBのスパイグッズがオークションに KGB ESPIONAGE MUSEUM
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 アメリカ、ニューヨークにKGB博物館がオープンしたのは昨年のことだ。KGB(ソ連国家保安委員会)とは1954年からソ連崩壊(1991年)まで存在したソ連の諜報機関・秘密警察で、プーチン大統領が在籍していたことでも知られている。

 白昼堂々の暗殺、無慈悲な尋問、回避不能のトラップと、当時KGBの工作員たちに西側諸国は相当悩まされたようだ。KGB博物館では今となっては懐かしいKGBのスパイグッズのレプリカを多数展示しており、当時のスパイの世界にタイムスリップできる貴重な経験を得られる場所だった。

 ところが、コロナ禍により損失を受け博物館は閉鎖することに。展示していた3000点を超えるスパイグッズのレプリカをオークションに出品するという。

コロナで閉鎖、スパイグッズをオークションに

 コロナの影響で来客が途絶えたニューヨークのKGB博物館は経営が立ちいかず閉鎖することとなった。そこで2021年2月13日に開催される、ビバリーヒルズのジュリアンズ・オークションに、展示していたスパイグッズのレプリカ、3000点以上を出品する予定だという。

 売りに出されるアイテムの出品リストは、キューバ革命関連にも及び、チェ・ゲバラの高校時代の成績表まであるという。

 隠しカメラを内蔵した指輪もある。KGBの工作員は、この指輪をはめているだけで、記録したいものの写真をこっそり撮ることができる。

 そのほかにも、”死の接吻”と称する銃がある。一見、口紅のスティックのように見えるが、実は0.177インチ径の弾が発射できるようになっている。

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image by:Julien’s Auctions

 ”ザ・フライ”というハンドバッグには、正面に昆虫らしき装飾が施されているが、実はここにカメラのレンズが内臓されている(男性用にネクタイピンにカメラが仕込まれたものもある)。

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image by:Julien’s Auctions

 1978年9月、ブルガリア人作家のゲオルギー・マルコフがロンドンで殺された。マルコフは1969年に母国ソ連から亡命、アメリカや西ドイツのラジオ番組に出演したりしていたが、その突然の死には疑惑がつきまとった。

 というのも、彼の死因は肺血症だったが、大腿部に残されていた刺創がその死に関連している可能性があったのだ。

 病院で死の間際に、マルコフは人混みの中で見知らぬ者に傘で突つかれたと語った。雨のときの人混みではありがちな出来事だが、果たしてなにか裏があったのだろうか?

 その時に使用されたとされるのが、通りすがりに相手に毒を注入ことのできる殺人傘だ。

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image by:Julien’s Auctions

 KGB博物館が閉鎖となり、これらのスパイグッズを見に行くことは叶わなくなったが、ゴルゴ13的世界に憧れている人の場合には、オークションに参加するのも悪くないかもしれない。

 KGB博物館のInstagram「kgb_espionage_museum」には、様々なスパイグッズが投稿されている。

KGB ESPIONAGE MUSEUM

References:juliensauctions / observer/ written by konohazuku / edited by parumo

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この記事へのコメント 22件

コメントを書く

  1. これがあのKiss of deathか
    MGS3でエヴァが持ってた

    • +2
  2. 1年そこそこしか持たない博物館だったの?
    まぁネタそのものは比較的有名なものばかりだから、2度3度と行くところではないかもな。
    コレクターも比較的有名で出回っているのが多い品物だと誰も買わないだろうし、ロシアですら物珍しいものでなければ買わないかもな。

    • +1
    1. >>3
      立地的にランニングコストが高かったんじゃない

      • +2
  3. —————————————————–
    私は柔道が好きだ、ルールがあり審判までいる。
    あれなら殺さなくてすむ。

    実際の戦闘や政治の場面は違う、必ず相手を仕留めないといけない、必ずだ!!。
    だから柔道が好きだ、あれはいい。

           ――ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン――
    —————————————————–

    • +5
  4. 007なんて舞台装置としてのスパイグッズで実際には無いんだろうな~と思ってたら本当にあったっていう…。
    現実にこれを使って活躍してたスパイがいるってことだよね。映画にしてもらいたい。

    • +2
  5. ジェームズ・ボンドで出てきた丸の内線を使った移動式
    オフィスも出てきたら、東京メトロが大金払っても購入
    すると思うぜ(そもそもモノがねえって)

    • 評価
  6. 『元KGBじゃない。死ぬまでKGBだ』
    って
    プーチンが言ってた

    • 評価
  7. 仮に落札したとして
    口紅型銃は国内に持ち込めるのかな

    • +1
    1. ※9
      どうなるかは別にして
      銃より問題は弾だから、弾が作れないとなんとも

      • 評価
  8. ポロニウム210は買えますかね、あれもスパイグッズだし。

    • +1
  9. 初代ジェームズボンドのショーンコネリーがつい最近亡くなったばかりというのにこれまた
    バルト三国にはKGB博物館があるけど生の独房に拷問跡が残っているという

    • +3
  10. ソ連の空港の窓口で外国人をチェックしていた職員もKGB

    • 評価
  11. 傘の奴は扱いが簡単そうだし現実的過ぎて怖い

    • +3
  12. ユーミンの『時のないホテル』を思い出す。

    あれは、化粧直し道具に仕込んだ通信機だったかな。
    「東側のタバコの吸い殻」の言い回しは秀逸だった。

    • +1
  13. 何も売らずとも。
    いずれ終息して、再開できるときもありましょうに

    • +1
  14. 宿敵のダブルオーセブンがあの世へ行きなさったからな。

    • 評価
  15. ゲオルギー・マルコフ暗殺は、確か脚の刺創から中空で穴の空いたプラチナ製の小さな玉が出てきてて、死因はその玉に仕込まれていた猛毒のリシンらしい。で、それを撃ち込んだのが件の傘って話だったような

    • +2
  16. 落札予想価格で一番高いのは、ナチス・ドイツの暗号機「エニグマ」のソ連版「フィアルカ」で、1万2000ドル(約126万円)だってお!

    • +1

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