メインコンテンツにスキップ

「ロシアのスパイ」と疑われていたシロイルカ、カモメと戯れている姿が目撃される(ノルウェー)

記事の本文にスキップ

33件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Fiskeridirektoratet/Facebook
Advertisement

 4月末に、ノルウェー北極海沖でハーネスを胴体に巻き付けられた状態で、漁師に発見されたシロイルカ(ベルーガ)を覚えているだろうか。

 シロイルカは、ロシア製のハーネスを装着していたことから「ロシアのスパイでは!?」と話題になったが、今回数か月の時を経て、そのシロイルカの姿が再び捉えられた。

 ノルウェーのとある港で、水面を泳ぐカモメに戯れていたという。どうやら元気に暮らしているようだ。

「ロシアのスパイ」と疑われたシロイルカ

 4月26日、ロシアの海軍基地があるムルマンスクから415kmほど離れたインゲヤ島沖で、一頭のシロイルカがGoProのカメラホルダーとハーネスを装着した姿で発見された。

この画像を大きなサイズで見る
image credit: youtube

 ロシア製のハーネスには英語で「サンクトペテルブルクの備品」と書かれており、専門家らの間では、このシロイルカが「ロシア海軍に訓練されたスパイでは」という疑惑の声が挙がった。

 結局、漁師にハーネスを外してもらい、シロイルカは自然へと返された。しかし、「人間により訓練を受け続けてきたイルカは、自然界では生き延びていけないのでは」と懸念されていた。

 話題になったこのシロイルカには、“ヴァルジミール(Hvaldmir)”という名前が付けられた。

 ノルウェー語でクジラを意味する「ヴァル」と、ロシアのウラジミール・プーチン大統領の名前を取って、「ヴァルジミール」っていう名前になったそうだ。

5か月ぶりに元気な姿がキャッチされる

 9月2日、ノルウェー北部の町ハンメルフェストにある港で、ヴァルジミールが元気にしている姿が5か月ぶりにキャッチされた。

 ノルウェーで船の一等航海士として働くヤンーオラフ・ヨハンセンさん(49歳)は、港を散歩中、突然シロイルカが姿を現したことに気付いた。

 よく見るとそれはヴァルジミールで、ヴァルジミールは水面を泳ぐカモメと遊びたがっている様子だった。

シロイルカは遊んでほしくてカモメにロックオン

 ヨハンセンさんは、動画にその光景を撮影した。シロイルカはもしかしたら、一緒に遊んでくれる友達が欲しかったのかもしれない。

 近くにいたカモメの泳ぐ後をついて泳ぎ、時にカモメをくわえようと口を開ける仕草がとらえられている。

Facebookで開く

 カモメは、最初は驚いたようだったが、次第にしつこく遊びたがるシロイルカに無関心を決め込み、シロイルカが近付くとスーッと泳ぎ去ろうとする。

この画像を大きなサイズで見る
image credit: youtube

 それでもシロイルカは諦めず、カモメと戯れようとする。カモメはこの大きくて白い生き物を怖がっている様子はなく、すぐに飛び去ろうともしなかったという。

この画像を大きなサイズで見る
image credit: youtube

 この愛らしい光景を見たヨハンセンさんは、次のように話している。

ヴァルジミールはカモメと遊びたがっていました。私が驚いたのは、ヴァルジミールのカモメへの接し方がとても優しかったことです。このような光景が見られて、特別な気持ちになりました。

ヴァルジミールはとても健康そうで、元気で、好奇心旺盛でした。カモメはあまり相手にせず魚を捕ることに夢中になっていました。そのうち飛んでいきましたよ。シロイルカには全く傷つけられていませんでした。

 ヨハンセンさんによると、ヴァルジミールを見ようとこの港には多くの人がやってくるという。しかし、いつまでヴァルジミールがいるのかはわからない。ただヨハンセンさんが見る限り、ヴァルジミールはとても元気そうにしているということだ。

References:dailymailなど / written by Scarlet / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 33件

コメントを書く

  1. スパイより普通の調査目的でハーネス付けてた個体が逃げたって考えるほうが自然だと思う

    • +13
    1. >>3
      こんだけ懐っこいとそうかも知れないね。
      何で逃げたのかな。嫌な上司でもいたのかな。

      • +4
  2. 前の記事覚えてる
    健康そうで良かった、名前読めないけど
    にしてもカモメ君さぁ… 肝が座ってるんだか命知らずなのか

    • +11
    1. ※4
      ノルウェーの発音だとどうなるのでしょうね。英語だとヴァルディミールなのかなあ。この動画の5分19秒あたりをどうぞ。
      Hammerfest, my hometown. And also the friendly whale Hvaldimir(The Couchsurfer,v=roDkgbhvmsQ)
      動画内の女性はいずこかの専門職でありましょうか。身振りと言葉の組み合わせで交流できるのね。横になってねとかお腹見せてとか。すごい。

      Wikipediaによればノルウェー語の鯨「hval」とプーチンのウラディミール「Vladimir」をかけたみたいですよ。プーチンのスパイ鯨。まんまですけどかわいらしいですね。
      en.wikipedia.org:Hvaldimir

      • +7
    2. ※4
      水面下にウェットスーツ頭部が見えんか?

      • -4
  3. 鳥を餌でおびき寄せて丸呑みにするシャチの動画あるけど・・・イルカは鳥は食べないのか?

    • 評価
  4. 日本にももっとこの手のスパイを送り込んで来るべき

    • +7
  5. ロシアではイルカはどこの命令系統にも属さない「大統領直属」だよ。

    • +6
  6. そう、シロイルカが収集した情報を、カモメールでロシアに送る

    • +52
  7. カモメの落ち着きっぷりからして普段から割とイチャコラしているのでは。

    • +23
  8. 他のカモメはシロイルカが近づいたら逃げたのに、一緒にいる子は魚に関心向けつつもじゃれてこられても受け入れてる感がすごくてびっくりした
    早い段階で魚くわえてさっさと飛んでいくことだって出来ただろうに
    カモメも人がいる環境に慣れていたり好奇心が強い個体なんだろうけど、それ以上にシロイルカから敵意が感じられなかったんだろうな

    前の動画でナチュラルに漁船に魚おねだりしてたし、マジで子供の頃からがっつり人の管理下で育ったんだろうなと思った
    カモメに対して「食べられるもの」って認識すらなさそうだし
    イルカやシャチって頭の良さゆえに獲物をおもちゃにして遊んでから食べることがあるって聞いたことあったからその類かと構えて見てたけど、想像と違って和やかで可愛い光景だった

    • +22
  9. カモメもロシアのスパイ。情報伝達役。

    ・・・おっと誰か来たようだ。

    • +8
  10. どっちもめっちゃかわええな~和むわ~

    • +15
  11. イルカが魚を横取りするわけでも無し、さりとてカモメも逃げるわけでも無し。
    なんや?この夫婦は?

    • +10
  12. 途中で お魚どうぞーってやってるね。
    かわいい。

    • +25
  13. ただ首輪はめられてただけで、虐待とかされてる痕跡なくてよかったね

    • +8
  14. かわいい…
    魚をくわえてカモメにホラホラってしてるところか…
    めちゃくちゃキュート

    • +17
  15. イルカ「ほれほれ、魚いるか?」
    海ネコ「・・・・・。」

    • +2
  16. 一人は嫌だよな
    どうか仲間に巡り会えますように

    • +4
  17. 本当にカモメをモフりたいだけだなww
    カモメも戸惑ってはいるけど怖がっていないのがほほえましいw
    いい仲間が見つかるといいな

    • +1

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

動画

動画についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

水中生物

水中生物についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。