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ニュージーランド航空が機内で提供する「食べられるコーヒーカップ」

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(著) (編集)

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image credit: youtube
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 今や、使い捨てプラスチック廃棄物削減への取り組みは、世界各地の様々な企業や個人に浸透しているといっていいだろう。

 ニュージーランド航空も、環境への配慮に積極的な企業の1つだ。去年、同航空会社は地元企業と提携し、「食べられるカップ」の試験導入が開始されたことを発表した。

 現在既に、機内で使用する飲み物用カップを、生分解性の堆肥化できるカップに切り替えているニュージーランド航空は、食べられるカップの導入が成功すれば、より大きな環境改善に繋がることを期待している。そしてなによりこのカップ、おいしそうである。

Air New Zealand trials edible coffee cups

オークランドの民間企業が製造する「食べられるカップ」

 オークランドに拠点を置くフードカンパニー『Twiice』は、食べられる食器事業の拡大に取り組む家族経営の企業だ。

 去年12月初め、Twiiceはインスタグラムでニュージーランド航空と提携し、一部路線の機内やラウンジに、食べられるコーヒーカップを試験的に導入することを報告し、「大きな興奮と喜びだ」とシェアした。

 添加剤や防腐剤を一切使用せず、小麦粉や卵など実際の成分のみで作られたバニラ味のこのカップは、サクサクした焼き菓子のような食感で、熱いコーヒーを入れても漏れないようになっているのが特徴だ。

使い捨てプラスチック廃棄物削減を目指す

 Twiiceの食べられるカップは、ニュージーランドとオーストラリアの各地域を結ぶトランス・タスマン路線の一部と、オークランドの国内線ラウンジに試験導入された。

 ニュージーランド航空シニアマネジャーによると、この試みは顧客に大ヒットとなり、デザートボウルとしても使用しているということだ。

 国内・国際線あわせて、機内で年間800万杯以上のコーヒーを顧客に提供しているというニュージーランド航空は、「埋め立て処理地へ運ばれるプラスチック廃棄物量を削減したい」と、環境へ配慮に積極的な姿勢を見せており、その一環としてこれまでにも使い捨てカップから植物由来のカップへと切り替えを行っている。

食べられるカップで革新的な環境改善にチャレンジ

 2019年の10月から、国内・国際線の両方で顧客が機内で使用する使い捨てプラスチックカップを、紙とトウモロコシでできた生分解性堆肥化できるカップに切り替えたニュージーランド航空は、より一層の環境改善を目指そうと、マイカップ持参をSNSで顧客に呼びかけたりもしている。

 食べられるカップについては、今のところ試験段階であるため、日本路線への導入は予定されていないが、顧客から好評が多ければこの先導入路線を増やしていく可能性は大いにあるとしている。

 そうなれば、現在全ての路線で使用されている堆肥化可能な紙のコーヒーカップを超えた大きな改善になることが予想され、この革新的なチャレンジは今後も注目されることだろう。

 なおニュージーランド航空は、他にも横並びの座席をベッドのようにして使える「カウチシート」の開発など、常に真新しい取り組みに積極的であることでも知られており、その人気は高い。

 2019年11月発表された世界の航空会社の格付け「エアライン・オブ・ザ・イヤー2020」では、堂々1位に選ばれている。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 57件

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    1. ※2
      食べられる茶器とか結構前からあるな

      • +7
      1. ※30
        食える茶器なら京都の甘春堂さんなどがかなり昔からあったな
        抹茶やお茶にほのかに香りや甘みがついて旨いですぞ

        • +2
    1. >>3
      洗わなくていい、割れても簡単に廃棄できる
      同様に割れても安全って部分は大きいのでは?
      陶器や磁器はやっぱり機内じゃ扱い難しいと思う

      • +16
    2. 若干中に関わってる人だけど、エールフランスなんかは使い捨てのプラスチックでできたナイフ、フォークやスプーンをちゃちな木製の使い捨てに変え始めてきた。
      ふた昔くらい前は「日本は割り箸なんか使って森林破壊している!」って叩かれてたのにねー。
      木製のやつはカップアイスに付いてくる木製スプーンみたいな質感で、安くて硬いハンバーグ相手とかじゃ太刀打ちできなさそうな強度なので定着しないんじゃね、とは思ってる。

      ※3
      ※13
      ファーストクラスやビジネスクラスなら陶器やガラス。エコノミーなら紙コップとか使い捨てプラスチック。エコノミーの分までそれにすると飛行機に積むには重すぎるわな。

      • +11
  1. こういう取り組み、いいね。
    けど、食べられるカップは成分的にアレルギーが出る人もいるだろうし、普及するにも時間かかるんだろうなあ。

    • +14
  2. 食品だしまさか機内で手作りってもんじゃないだろうし、カップ自体が厳密な梱包になるだけじゃ
    客に見えなきゃエコなんですかね

    • +18
    1. ※5
      プラカップだって梱包いるだろ
      梱包+プラより梱包+生分解の方が使用するプラの量は少ない

      ※15
      そういう人はそもそも外食全般がダメなんでは

      • 評価
    1. >>6
      香り高くコク深い、飲めるジェット燃料も。

      • +4
    2. ※6 異食癖っていうのかなあ、ボーイング機を食べちゃった人いたね。(故人)

      • +1
  3. 自然に還元出来る物に替えてくのは良い試みだ
    ぶっちゃけ食べられなくても構わんから手の汚れない物だと嬉しい

    • +11
  4. 割れやすそう…このカップの輸送でプラ緩衝材使わんのか?(ゲス顔)

    • 評価
    1. ※9
      回収して洗ったり角割れとかの検品のコスト考えたらこっちのが良い

      • +11
  5. なんか材料聞いた感じふにゃけちゃいそうだけど凄いな。どうやって作ってるんだろう。

    • +10
  6. あれ?
    機内の飲み物って、普通にガラス製とかのグラスでサービスされません?

    • -2
    1. ※13
      知ってる中では紙コップだった
      普通の安い飛行機だけど

      • +5
  7. 知らん人が素手で触ったものを平気で食える人ならいいんだろうけどさ…

    • +7
    1. ※15
      新型コロナは飛沫だけど、ノロとかなら最悪のサービスともいえる。
      ディスポでもきちんと処理すればいいのに。
      プラッチクだと海に墜落したときクラゲの温床になるという配慮か、心配しすぎ。

      • 評価
  8. あ~、去年乗ったのにNZ航空。食べてみたかった… ←ただの興味本位

    • +4
  9. こういう取り組みはいいね。
    日本ならコンビニコーヒーのカップに使えないかな。

    でも、どういう原理で耐久性を維持してるんだろう。

    • +8
  10. ナイトスクープは時代を先取りしすぎていた。

    • +1
  11. 環境は良いけど、ぱりぱりということは、クッキー食べた時みたく、膝や席に細かいかけらが落ちると思う。それなら空港内のコーヒーショップ等で出したほうが良いのでは?。

    • +4
  12. 食べ終わった後にコーヒーが飲みたくなりそうなカップ(そしてエンドレスに

    • +13
  13. 手で触ったものを食べるとなると、食中毒やウイルス等の感染リスクはありそうだけどその辺を解決していくと無駄が無くていいかもね。
    顧客も「容器まで食える」なら経済的ですし

    • +12
  14. カップを食べるための飲み物が必要でもう一杯

    • +16
  15. パリパリ…美味い!
    「すいません、カップだけもう1個ください」

    • +8
  16. 「ヒトが食べられる」ってことは、「利用者が食べなかったとしても生ごみと一緒に堆肥に出来る」ってことか…ごみ処理手段が広がるね
    「他人の触った焼き菓子は食べられない」という人は、SNSでの呼びかけどおりマイカップ持ち込めばOKだし

    • +12
  17. 衛生面での心配があるよね
    クッキーやおせんべいを素手で配って回ってるような感覚がある

    • +10
  18. あれ、意外とみなさん手放しにいいね~って感じじゃないんですね…
    自分は食いしん坊なので、いいなー硬いクッキーって感じかなー?食べてみたいなーって真っ先に思いました笑

    • +4
  19. 落とした後で洗って食べられるかが気になります

    • +4
  20. テーブルの上に直接置くのはちょっと抵抗あるわあ…

    • +3
  21. 衛生面もそうだが、食える食器という特性上は保存面や虫関連の問題も避けられないな
    特に虫関連の問題は衛生面にも影響は出るだろうし

    • +8
  22. 動画みると陶器かプラの皿に乗せてサーブするみたい
    その皿を洗ったり廃棄するコストは?

    • +6
    1. >>37
      私もそれ思った。受け皿付けるなら、普通に洗える食器で良くない?割れるのが心配ならサーモマグみたいなのにするとか。
      まあ、オシャレ感は出るけどね。
      スプーンは食べられるようにしてもOKじゃないかな?

      • +1
  23. この手の容器だと、はるか昔から成功してる事例は
    アイスクリームのコーンやね。

    べつに環境に配慮した訳じゃなく
    食べ歩いても最後にゴミが手元に残らないって利便性だけど。

    • +12
  24. 飲むの遅くて長時間放置した場合
    漏れて来たりしないのかなあ?

    • +2
  25. 前から紙コップなんだから、脱プラスチックとは関係ない単なるオサレアイテムじゃん
    機内飲料なら、酒類についてくるプラコップの代替品の開発のいいんじゃなかろうか

    • -2
  26. 観光地とかにスルメイカで出来たジョッキとか売ってるよね。

    • +4
  27. これ個包装?重ねられなくない?

    どうやってたくさん持ち込んで保管するんだろう?

    割れたり欠けたり湿気たり気になることがありすぎる。

    • +1
  28. 飲むのに時間かかっても最後まで美味しく飲めるのかな
    溶けてドロドロと沈殿する状態では飲みたくなくなるんだけど
    あと風味も気がかり

    • +1
  29. 何気に大阪の天神橋に似たようなカップでコーヒー出してくれるお店あるねー
    東京にも同じカップ使ってるお店あるんで調べて行ってみるのもアリかも。

    • +1
  30. CAさんが素手で触ることになるんだけど
    よくある紙製の輪っか?みたいなやつつけたりするんだろうか
    コストはかさむし燃えるゴミの量的にもあんま変わらんような……美味そうではあるけど

    • +1
  31. 固く作っても焼き菓子成分なら、水分含むと柔らかくなるから、どれ位の時間保てるかによる。猫舌で飲まずに放って置いて、冷めて飲もうとしたら、崩れて周囲が汚れる事もあるかもしれない。

    • +1
  32. 機内で食べたくはないけど、家でコーヒー飲むとかアイス入れたいから市販して欲しい

    • 評価
  33. ふやけちゃったりしないもんなの?

    • 評価
  34. 似たようなエスプレッソカップ売ってるの見たことあるけど、個包装のためにプラカップに入って売られてたよ(笑)

    クッキーの内側に砂糖の層みたいなのが塗ってある感じの作りだよ。

    • 評価

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