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デイヴィッド・リンチが手掛けたアディダスCMがとてつもなくシュール(1993年)

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17件のコメントを見る

(著) (編集)

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 「イレイザーヘッド」や「エレファント・マン」「ツイン・ピークス」などを手がけた「カルトの帝王」デヴィット・リンチが1990年代に手がけたある意味有名なCMをご存じだろうか?

 それはなんと、あのアディダスのスポーツシューズのCMだったのだが、瀕死のランナーを襲うサソリやら炎やら爆発やらの不穏なシーンが相次ぎ、シュールすぎてちょっと…という扱いになってたらしい。

 デイヴィッド・リンチ風、ともいわれる伝説のCMとは果たしてどんなものだったのか?海外ユーザーの反応もあわせてご覧いただこう。

adidas Tubular David Lynch 1993

苦しむランナーに降りかかる苦難!壁の向こうに何が?

 デイヴィッド・リンチは多くのCMを手がけたことで知られる。

 だが、1993年に流れたアディダスのシューズTubular(チューブラー)のCMは、特に不気味なうえに意味がわからないという視聴者が多かったらしい。

 広い道路を走るランナー。だがその表情は苦しそうだ。

 そして耳や目に異変が発生!

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 立ちはだかる大きな壁に近づくにつれ…

 目から炎!足にサソリ!もはや地獄!

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image credit:youtube

 激痛にもだえるランナーが絶叫したその時。

 なななんと壁が爆発!!

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image credit:youtube

 すると背景は一転。軽やかに空を駆けるランナーと足元がアップに

 ほほえみすら浮かべる彼はあらゆる苦痛から解放されたらしい。そこでちらりと商品名が見える。でもなんだかうにょうにょしていて読みとれないまま終了。

 むう。確かに予想を裏切る映像だ。って憑依系とか成仏系とかじゃないよね?

この件に関する海外の反応は…

・当時こんなのありだったのか?

・このCMへのスポンサーの反応なら金払ってでも見たいがな。

・デイヴィッド・リンチを雇ってCMを作らせることに意義があったんじゃね?

・おそらくだが、このCMを理解した人は誰もいなかった。でも有名映画監督の作品に「わからない」なんて言ったら馬鹿にされると思って全員が黙ってたからこうなった、とか。

・「制作費用?ざっと1000万ドルほどですね」

・世の中には俺の想像の何百倍もおかしな世界の住人がいるってわかって妙に安心した。

・リンチはちょっとやそっとのおかしいやつじゃないからな。ツインピークスや他の作品もほんと変わってて異世界感が半端なかった。

・ランナーが何かの壁に当たって苦しんだ後に走るのが楽になったように見えない?これはむしろ意味のあるCMだと思う。

・リンチかどうかで反応が違っただろうな。こりゃひどいぞ。

・娘「お父さん、有名な監督に作ってもらうってCMどうだったの?」

 父「わからん!!」

苦しみの壁を越えたランナーズハイ?

 一説によるとこれはアディダスが初めてイギリス向けに作った「The Wall 」というタイトルのCMで、コンセプトは身体的な壁に挑むランナーだったという。

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 となるとこれはもしや「ランナーズハイ」というものかもしれない。しかし走りと無縁の私にとっては物騒極まりないアウェーな現象にしかみえないのだよ。

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image credit:youtube

 デイヴィッド・リンチには100万ドルが支払われたという噂もあり、壁を破る直前で極限状態のランナーの頭が爆発したっぽいシーンが「いかにもリンチらしい」という評価もあるようだ。

 リンチ的には走れば良さがわかるシューズみたいな感じかもだが、当時のスポーツ用品のCMとしてはかなり異色の映像ができあがってしまったようだ。

 なんせ20年以上前のことで商品の売れゆきもわからない。ただ、これだけの演出だ。1度見たら夢見が心配になる程度のインパクトはあったんじゃないかな。

References:boingboing / reddit / youtubeなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 17件

コメントを書く

  1. 見る前に「ちょっとヘンないよ!」と言われてたからかもしれないが、それほど変だとは思わなかった。。。。
    でも何も聞かされないでTVのCMで流れてるの見たら、なんじゃこりゃ?って思っただろうな。

    • +3
  2. それほどシュールとは思わなかった。サソリ以外は。

    • +3
  3. 口の中のシーンだけ、歯の治療痕のない別の人を使ってほしかった

    • +5
    1. ※3
      アマルガムの詰め物が時代を物語っていますね。

      • +8
  4. 苦しみに淡々と立ち向かっていく姿にJustDoItを感じました
    あ、ナイキじゃねーや

    • +2
  5. カレーメシに比べたら容易に理解できる

    • 評価
  6. ランナーズハイというか80年代後半週刊少年サンデー的に「神の領域」というか、言いたいことは伝わる。

    • +5
  7. 現在のスポーツ科学?の常識があれば、
    幻覚が見えるような苦しい状態を超えてガンバっていくと、その先で「ゾーン」に入れる
    ってことを表現してるんだろなって、はっきりわかんだねw

    • 評価
  8. ランナーズハイって実際に脳内麻薬様物質であるエンケファリンが分泌されて起こるものだから、それをドラッグで酩酊している状態と解釈したんだろうね。

    まあ、デビッド・リンチだしw

    • 評価
  9. デヴィッド・リンチは「変な映像を撮る奴」
    ではなくて「変な奴が映像を撮っている」。

    • +10
    1. ※11
      なるほどね
      言われてみればそうだよね

      • 評価
  10. リンチやっぱ好きだわ。
    何をとってもリンチ感が出る。

    • +4
  11. サントラのやっつけ感が凄くい(笑)。
    シンセとサンプラー各1台で5分あれば作れる。
    こんなボロ儲けの仕事、一度やってみたいw

    • 評価
  12. 「デューン 砂の惑星」を観てたので、むしろ抑えめだなぁと感じた。

    • +3
  13. んー・・・古臭いなぁ
    と思ったら古かった

    • 評価
  14. 個人的には好きだよ。アディダスというかデビッドリンチのCMだったけど

    • 評価

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