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山火事に巻き込まれて被災し、予備のユニフォームがない高校女子バレーボールチームが、決勝戦の対戦チームからユニフォームを贈られる

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 11月半ばからカリフォルニア州北部のパラダイス郡を襲った大規模な山火事は、周辺地域に甚大な被害をもたらした。

 現在は鎮火したとのことだが、いまだ行方知らずの人々も多く安否の確認が急がれている。しかし山火事により何もかもが失われていたばかりではない。

 新たに友情と絆が芽生えることもあるようだ。

 パラダイス郡にあるパラダイス・アドベンティスト・クリスチャン高校はバレーボールの地区大会の準決勝に勝ち進んでおり、被災間もない11月13日に試合会場へ向かった。そこには人のあたたかな思いやりに満ちたサプライズが待っていた。

避難しながら試合に参加。ユニフォームも道具も持たぬまま

 山火事に巻き込まれたパラダイス・アドベンティスト・クリスチャン高校の選手たち。生活必需品だけを持ち、避難生活を送っていた。

 順調に勝ち進んではいたものの、次の試合に着るユニフォームや膝パッドなどの道具は持っていない。

 途方に暮れていた選手たちを、思わぬ形であたたかく迎えてくれたのは相手チームの選手たちだった。

ライバルチームの為に寄付金を募って道具を用意

 相手チームのフォレスト・レイク・クリスチャン高校の選手たちは、対戦相手の困窮を知り、試合前の24時間の間に寄付金を募り新品のユニフォームや膝サポーター、靴下などを用意していたのだった。寄付金の総額は1万6000ドル(約180万円)となった。

 ほかにも、一人300ドル(およそ3万円)分のギフトカード、部員や部員の家族のためのトラックの荷台たっぷりの生活用品が贈られたという。

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image credit:Facebook

 対戦相手からの歓待に心打たれたコーチは

「想像したこともないことが起きて心底驚いています。こんなに素晴らしいことが現実に起こるとは全く思っていませんでした。フォレスト・レイク・クリスチャン高校の皆さんに本当に感謝いたします。」

 と語った。

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image credit:Facebook

 その後試合に勝ったフォレスト・レイク・クリスチャン高校と支援者たちは、被災したパラダイス・アドベンティスト・クリスチャン高校チームを試合後の懇親会に招いた。

 不幸に見舞われてしまった相手チームをもてなし、その奮闘をねぎらったそうだ。生まれ育った町が燃えていく様を見てしまった選手たちにとって、この試合の出来事、そしてつかの間の歓談がいかほど慰めになったことだろう。

As the Smoke Clears: Paradise High School Volleyball finds Hope and Friends at Forest Lake

 天災により失われてしまったものが多かった被災チームだったけれども、この試合で得た友情のきっかけはこれからも残り続けていくだろう。被災地の皆さんが一刻も早く通常通りの生活が送れるよう祈っていよう。

References: Facebook/など / written by kokarimushi / edited by parumo

追記:(2018/11/30)本文を一部訂正して再送します。

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この記事へのコメント 19件

コメントを書く

  1. やはりスポーツは人の精神を健康に優しく育ててくれるなあ

    • 評価
    1. ※4
      本当にいい話だよね
      しかしながら色々な誘惑に飲み込まれていったスポーツマンも多い
      最近の若者は~と同じで、どこにでも良い人がいればそうでない人もいる

      • +12
    2. ※4
      むしろスポーツの世界はこうあるべきなのに現実は逆ってことの方が多いと思うが…。

      • +11
  2. これぞ美しき友情よ
    どちらのチームも試合結果以上に大きく成長したことだろう

    • +16
  3. (;゚д゚)イソップがデザインしたユニフォームが燃えたなら
    古いのがロッカーに入ってるだろ!

    • -8
  4. で、どっちが勝ったんだろうと最初に思った俺は心が腐っとるな・・

    • +4
  5. 災難続きのアメリカ、なんか終末の様相を呈しているな。
    何か、ラプチャー的なことが起こる前触れなのかな。

    • -8
  6. パルモは群馬の出身だっけ?
    群馬大好き、気持ちは分かるよ、うん。
    でもパラダイス群の「ぐん」は「群馬の群」じゃなくって、「郡」のほう…(あるある誤変換)
    でも対戦チームの群を抜いてあたたかな思いやりに涙したので、直さなくてもいいかなとも思うけど。

    • -8
  7. ええ話や!
    アメリカの社会って、案外と人情に厚いよね
    こういうのを読むと、アメリカ人が好きになる

    • +4
  8. アメリカのクリスチャン社会はこういう「寄付」の文化があるよね
    だからクラウドファンディングも日本より機能してる気がする(比べたらよくないかもしれないけど)

    極端な話、(昔は)政府による社会保障・社会保険が不十分だとしても慈善家の寄付や庶民同士でもこういうダイレクトな・金銭的な相互扶助の文化があったから、社会が回っていたんじゃないかなって思うことある
    ただ最近は報道やネットのトピック見るとそれが昔ほどは機能してないんだろうなって感じるけど、人口が増えたり人種・宗教の異なる集団も増えて「小さい社会」から「大きい社会」になったから仕方ないんだろうな
    でもそういう中でもこういうエピソードはやっぱりいいよね

    • +8
  9. とんでもない大統領が出てきたり、
    銃社会がいつまでたっても変わらない、
    他にも問題山積(私たちの国も同じだけどね)のアメリカだけど、
    こういった行動はさすがだわ。勝てないなぁ。マジで素敵すぎる。

    • +8
  10. アメリカのこういうところはほんと好き
    老若男女金持ち貧乏どんな立場の人でも誰かのために何かしたいと思ったらとにかく自分にできることをする
    そしてそのためのフットワークがものすごく軽い

    キリスト教の教えもあるけど、他の人もコメントしてるように、大きすぎる国で色々な事情の人がたくさんいて公的な支援が追い付かない分、個人や民間の団体で助け合おうって意識が根付いてるんだよね

    • +4

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