この画像を大きなサイズで見るカナダ、マニトバ州ウィニペグ湖からは小さな川が流れ出しており、その川沿いには湿地に囲まれ誰も訪れることのない小さな墓地がある。青い看板にはネス墓地とあり、古い白い石で作られた天使が置かれている。
もはや新しく墓石が建てられることはなく、かつてそこにあった家は基礎の部分だけを残して朽ち果てている。
そこは静寂で包まれている。そして墓標のない墓が無数にある。
地元では、ここは生きる者が訪れるべき場所ではないと警告される。太陽が沈んだあとならなおさらだ。
移民とともに持ち込まれた天然痘
1875年、マニトバ州のリバートンとギムリにアイスランド系の移民が大量に流入した。
彼らはウィニペグ湖畔に居を構え、ほとんど手付かずの自然が残された土地で新しい生活を始め出した。かわりにそこに数千年も暮らしてきた先住民たちは迫害されるようになった。
それだけでなく移民は天然痘まで持ち込んだ。1年もしないうちに大量の死者が出て、リバートンとギムリ周辺には犠牲者を埋葬するための墓地が点在するようになった。
この画像を大きなサイズで見る天然痘の犠牲者が眠るネス墓地
その中でも最大の墓地がネス墓地であった。もともと数多くの墓があったネス墓地であったが、たちまちのうちに天然痘の犠牲者で満たされた。
墓標として建てられたのは暮石ではなく、丸太であった。そして1880年までに敷地は一杯となり、それ以上死者が迎えられることはなくなった。
墓地のど真ん中に農場が開拓される
だが死者の平穏は、1880年代にマグナス・ハルグリムソンという男が、墓地のど真ん中に農場を開いたことで破られる。
墓石や木の墓標はなぎ倒され、家が建てられた。そしてハルグリムソンは大胆かつ愚かにも、そこをナーストレンドと名付けた。これはアイスランド語で「死者の岸」という意味だ。
その報いだろうか、マグナスは1890年に非業の死を遂げた。家は廃墟となり、その基礎の部分のみ現在まで残された。
この画像を大きなサイズで見る見学可能だが危険な湿地帯にあるネス墓地
ネス墓地は現在、王室御料地であり誰でも訪れることができる。しかし、そこへいたる道は非常に悪く、四駆でなければ到底たどりつけない。
仮にどうにかたどり着いたとしても、アイスランド川のすぐそばにあるために、全体が湿地帯だ。「滑りやすく、転倒すれば、骨折する」恐れがあるという。
かつての農場にあった母屋は、草がぼうぼうに伸び放題となっているが、まだ地下への入り口が開いている。
階段は慎重に歩かなければ、首を骨折する危険もあるそうだ。
数多くの都市伝説が存在する不気味な心霊スポットに
この場所を訪れたものは、例え霊感がなくても不気味さを感じるという。また、その血塗られた歴史から、様々な都市伝説が存在する。
その噂の1つはこういうものだ。
ネス墓地の湿地を渡ったところにあった農場に少年が住んでいた。ある晩、彼が家路を歩いていたとき、例の母屋から彼を呼ぶ声が聞こえた……おいで、おいで、と。少年は血相を変えて逃げ出しという
またネス墓地の川の反対側に暮らしていた農家は、夜になると誰も住んでいないはずの母屋から不可解な光が漏れてきたと証言している。
ほかにも母屋を出入りする暗い影を見たという証言もある。目撃者によれば、その影が自分の方へ向かってきたために、大慌てで逃げ出したそうだ。
この画像を大きなサイズで見る近年は洪水による被害で白骨があらわに
近年では、湿地によってネス墓地自体が侵食されている。毎年のように洪水が起き、土が流されるために、地中に埋葬されていた白骨の遺体があらわになってしまうのだ。
地元で牛の放牧を行う人物によると、乾季になると仕方なく流された骨を集めては、墓地の高いところに埋葬し直しているという。
洪水が特にひどい年になると、そこかしこに白骨が残されるため、地元の自治体によって別の墓地に埋葬されているそうだ。
より最近では、沼地に生えた茂みの中から美しい声で誘われるという噂もある。甘い声に騙されて、そちらへ行ってしまうと、茂みに入ったとたん地面がなくなり、沼に転落してしまうのだ。
だが幸いにも、公的な記録によれば、沼地で死んだ人物はいないようだ。
ほかにも墓地の上空に浮かぶ光を見たという証言や、白い服を着た女性がいたので近寄ってみると忽然と姿を消したという証言もある。
ネス墓地の場所 : グーグルマップ(座標: 51°00’17.6″N 96°59’14.3″W)
霊よりも天然痘ウィルスの方が怖いんじゃない?
と思うかもしれないが、天然痘ウィルスは1979年12月9日に専門家による撲滅宣言、1980年5月8日に世界保健機構による撲滅宣言が出されていて、それ以降は自然界に天然痘ウイルスは存在しないとされている。
2013年時点で、公式に天然痘ウィルスを保有していることを表明している機関は地はアメリカ疾病予防管理センターとロシア国立ウイルス学・バイオテクノロジー研究センターだけだそうだ。
だがCIAは、天然痘ウィルスを保持していると見られる国を公表しているそうで、どうやら他にもありそうだ。
References: geneofun / mysteriousuniverse / wikipedia / Sagapublications.com














怖いのは廃墟にたむろってるのが薬中とかマフィアってやつじゃね?
首を骨折する階段ってなんぞ?
丸太ってオイ……ま、でも零円で霊園とかコスパはいいね💰
……しかし墓すら作って貰えないとか、墓無い人生だな (;´Д`) ✝️
王室御料地なんてカナダにあるんだね。当然、英国王室だよね。
どういう経緯でそうなったんだろう。
呪われた土地を誰も所有したくなかったのかな。
ラブクラフトの小説の舞台にでもなりそうな場所だな
カナダの王室御料地?
と思ったら、他にもコメントしてる人がいた。
幽霊の目撃証言がどの国でも白い服というのが共通してるのはなぜなんだ? 文化から何まで違う人達だというのに幽霊が白い服を着てたというのは同じなんだよな
先住民を迫害して病気まで持ち込むとは
移民って現代でも問題になってるけど昔はもっと酷かったんだな…
リアル・ポルターガイストかよ・・・!
助けてキャロライン・・・!
天然痘の感染者がいないだけで、ウイルスは生き残っていてもおかしくない?
天然痘ウイルスは乾燥・低温に弱いそうだけど、ここって湿地なんだよね・・・
一応カナダは、大英王国連邦の一つだから、イギリス女王が君臨してイギリス女王から任命された総督がカナダを支配し政治は首相が行う国だったよね
だからイギリス女王の御料地があるんだよ
※13
それはわかるけど、知りたいのはこのネス墓地が王室御料地になったのはどういう経緯か、なんだよね。元々は個人の所有地でしょ。
所有者が死んだらまた誰か個人が相続するはず。それが王室御料地になった。どうしてそうなった。
相続するはずの人が、こんな自分に呪いが降りかかりそうな土地はいらん!と拒否したのかな。女王様なら呪いなんか屁でもないでしょ!と王室に譲渡したとか?
墓地の動画みたけど荒れ放題ではなく割と綺麗だね
それに割と近くに道路や民家があるんだな
あと首を骨折する階段で吹いた
>>14.匿名処理班
>>※13
>>それはわかるけど、
そういう上から目線でのコメントをするとなぁ
じゃあ自分で調べてわかったらコメント欄でみんなに発表してね
で終わるんじゃないかな?
誰もあなたに教える義務はないけどね
※16
アンカー間違ってるけど、コメ15の私へのコメントだよね。
私はコメ5で「当然、英国王室だよね」を書いた者なんで、あなたが書いたことは常識として知っているのね。コメントを読めばわかると思う。
だから、あなたが何をキレているのかわからない。知らないことを教えてやったのに!と思っているならお門違いだよ。あと、私が知りたいことは知らないのでしょ。それを教えてやる義理はないって、そんなになんでも知ってるふりなんかしなくていいんだよ?そもそもふとした疑問で、どうしても知りたいことではないし。
もうちょっと肩の力を抜いたらいいよ。
※17
いやまあ、あなたが冷静になってよ。
冷静になってもこの調子だとしたら、周囲の人は大変だねえ……。
>>16.匿名処理班
>>※16
>>アンカー間違ってるけど、コメ15の私へのコメントだよね。
>>私はコメ5で「当然、英国王室だよね」を書いた者なんで、あなたが書いたことは常識として知っているのね。コメントを読めばわかると思う。
じゃあ、なぜ嫌がられているかも読めばわかるはずだよね?
何でわからないのかな?
もう少し冷静になって自分のコメントを読むことをおすすめするよ
※16
上から目線には感じないけど
その後のコメントはちょっと感情的ではあるけど
元は疑問の意味の違いを書いてるだけでしょ
むしろ>誰もあなたに教える義務はないけどね
に悪意というかあまりいい印象を受けない
ただのコメントであって教える義務があるだろ!とか思ってないだろうし
人の意見を悪意があるように受け取りすぎじゃないの?
「ゴールデンカムイ」にも、天然痘の免疫を持たぬが故に病死していった樺太アイヌの悲劇が描かれていたな…
王室御料地の原文は“Crown land”
英国王室の私有地という意味ではなく、カナダ国王(=英国王)の名においてカナダ政府や各州が実質的な管理を行っている公有地をさす
カナダの場合は国土の89%が“crown land”なので、ネス墓地がcrown landであることに不思議はないように思う