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想定外の大爆発!液体窒素を使って雲をつくる科学実験イベントで会場真っ白(アメリカ)

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(著) (編集)

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 「ど、どえりゃあことになった…」という公開実験の中でも、これはかなりの大ごとかもしれない。

 先月末、アメリカ・アーカンソー州の博物館が行ったイベントで、お客どころかスタッフまで動揺する事態が起きた。

 なんと液体窒素と熱湯でできる「雲」を見せる実験で、通常の反応をはるかに超える爆発的な雲が発生!

 その一部始終をとらえた動画がこちらだ。

Liquid Nitrogen and hot water experiment (FULL VIDEO)

液体窒素に熱湯をかけてできるものは?

 これはハリーポッターにからめて行った「魔法使いとマグルと科学」という企画実験の一つで、あらかじめ準備されたものだった。

 液体窒素を容器に入れ防具を身につけたスタッフ

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image credit:youtube

 2人がいざバケツの湯を容器に入れた瞬間

 一気に巨大な雲が発生!

 爆発的な勢いで天井まで噴き上がった

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image credit:youtube

爆発的な雲が発生して天井に!

 その雲の勢いはすさまじく、上階から眺めていたお客の前列にもかかるほど。よもやこんなことになるとは…と、博物館のスタッフも動揺していたそうだ。

 動画を撮った観客の一人であるサラさんは、その瞬間、スタッフ2人の顔の覆いが吹っ飛んでいったのを目撃している。

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image credit:youtube

 想定外すぎる結果を間近で体験した2人は茫然とたたずむほかなかった。

中の容器は粉々。幸いにも負傷者は無し

 幸いなことにこれは大人限定のイベントだった。その後、博物館は負傷者がいないことを確認。サラさんから見ても特にケガ人は見当たらなかった。

 博物館の責任者であるケリー・バス博士は、会見で以下のように語っている。

 「非常に冷たい液体窒素と沸騰した湯で急激な変化が起きます。膨張したガスが上に押し出されて巨大な雲を作るんです」

 この実験で、三つ重ねたプラスチック製の容器の一番内側が粉々になり、液体窒素と熱湯の著しい反応がすべて上に向かったとみられている。

 実は中間の容器も割れていたが、一番外側の大きな白い容器がなんとか持ちこたえていたらしい。

 博士は「リハーサル実験を数十回しかやらなかった」と語っており「もっと行うべきだった」と反省している。また、外側の容器は観客の安全対策のために使うことにしたが、それが反応時の衝撃を吸収し、すべての雲を上に逃がしたらしいと話していた。

原因は液体窒素の熱衝撃?安全要綱の見直しも

 だが、この事故で気分を害する出席者はいなかったようだ。

 夫と来ていたサラさんも「みんな楽しそうにしてて、傷ついたり怖がってる人も見えなかったわ」と話している。この博物館は地元の人々に親しまれ、愛されているのだ。

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image credit:youtube

 博士たちはスタッフが防具を身につけている間に、液体窒素の極端な温度変化の影響で一番内側の容器の底が落下したと見ている。

 そして「念のためにやっておいた安全対策で観客が無傷で済んで本当に良かった!」と胸をなでおろしている。

 それでもこの一件が身に染みた博士は、博物館の安全要綱を見直すとともに、この経験を全国の科学博物館と共有すると語っている。

References:youtubeなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 51件

コメントを書く

  1. 失敗も実験のうち、次に繰り返さなきゃそれでOKだ
    これがいまの日本だと最低なことになるし、国が違っていて
    良かったと思うよ

    • -11
  2. なんて馬鹿(危険)な事をするんだろう?

    日本人なら火山噴火の水蒸気爆発の恐ろしさをよく知っていると思う(御岳山や雲仙普賢岳の火砕流による死亡事故など)。この実験はそれと同じ事をやってしまっている(液体窒素の瞬間的気化による爆発)。

    これっていわゆる「気化爆弾」だからね。
    無知って本当に恐ろしい。
    まるでサルに拳銃をもたせるようなもの
    ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

    • -62
    1. ※3
      行ったのは博物館のスタッフみたいだから、ずぶの素人が面白半分でやったものではない。
      だから本来はもっとコントロールできたうえで行えてたんだろう。

      お湯を入れる勢いが強すぎたとか?

      • +18
      1. ※14
        博物館スタッフが危険なことをしたら許されるわけ?
        馬鹿げてます。
        たとえ大学教授でも爆弾を作れば逮捕されます。
        被害者がいなかったのが不幸中の幸いってだけで
        なんでマイナス評価をポチポチされるのか全く理解できない。
        ここはテロリストの巣窟ですか?

        • -39
        1. ※28
          沢山のマイナスは他人様を猿だのテロリストだのと過激な言葉で評したがるその性分についてるんじゃないかい?

          • +26
        2. ※28
          それは君があまりにも間違った知識を調べもせずに指摘材料としてべらべら喋った挙句、誰がどのように見ても汚い言葉を使ってとにかく他者を貶めようとしているからマイナスがついているんだよ
          君の書いた論ではなく、君自身への評価だということを理解した方がいい

          • +9
      2. ※14
        テスト中同じ容器を使っていたんじゃないのかな。

        文章中に、容器の底が落下して、今回の事態になった可能性が書いてある。
        耐久性の下がっていた容器の底が、この時ついに破損したのかも。

        • +3
    2. ※3
      爆発的な気化をしたから「気化爆弾」て表現したのかもしれないけど、それはただ普通の「爆発」か「爆発的な気化」であって、気化爆弾てのはいわゆる燃料気化爆弾そのものを指す単語だし、この実験自体気化爆弾の特性とも無関係だから適切はないよ。

      • +18
    3. ※3
      気化爆弾の爆発までの流れを簡単に言うと、まず一次爆発で爆弾内の高圧容器内で燃料を沸騰させ、圧力限界で一気に放出します。そうすると圧力が急激に低下して、燃料は一気に蒸発し音速の約2倍という超高速で飛散して蒸気雲を作ります。その後、二次爆発で形成された雲に引火させて、爆風と衝撃波で周辺にダメージを与えます。

      なので、この現象は気化爆弾とはなんら関係ありません

      • +14
  3. 数十回リハやってこの事故が初ってことは結構レアな事象だったのか。
    たまたま、爆縮レンズみたいな状態になったんだろうね。

    これが再現できるなら、屋外の広いところでやるとウケがいいかも。

    • +21
  4. 一応危機管理してはおいたって訳ね
    ホントに犠牲者出なくて良かったなぁ

    • +25
  5. ゲホ!ゲホ!
    ムホ! ムホ!
    グエホ! グエホ! グエホ!
    こりゃ、たまらん!(><)(><)(><)(><)(><)(>0<)

    • +1
  6. オルタニング現象は人の手に負えるものじゃない・・・

    • 評価
  7. 皆普通にイベントだと思って楽しんでて笑う
    向こうの番組見てて思うけどほんと爆発好きだよね

    • +16
  8. 日テレの石鹸工場の事故、思い出したよ、「半歩」間違えたら死人が出てたかもね。
    みんな無事で本当によかった。

    • +10
  9. えらいこっちゃ。えらいこっちゃでぇぇぇ。

    けど怪我人出なくて良かった。

    • +8
  10. 負傷者がいないことは結果論で意味がない
    テストもせずに本番やった責任は逃れられない
    責任取らせないとまた再発するぞ

    • -36
  11. 液体アルゴンでやらなくて良かったね、あれ膨張率半端ないから。

    • +1
  12. ドライアイスでも水とお湯じゃ全然反応というかスモークの出方が違うからなぁ

    • +3
  13. ドリフの”盆回し”が、BGMに欲しいな。

    • +5
  14. ・・・・・お湯の量が多すギタのが原因かなあ。

    • +1
  15. 実験の規模がインフレしていったんじゃないかな~。

    大学にいた時、オープンキャンパスで小さい実験ショーみたいなことをやってたけど、やる方が飽きてくるから、規模が大きくなっていったり、実験というより爆発か派手な変化を求める感じになっていった。

    • +1
  16. 火災報知機が鳴ってしまいそうなレベルだなw

    • +1
  17. 熱した天ぷら油に水ぶっかけるようなもん

    • +1
  18. このぐらいなら無問題。
    ・・怪我人がいなかったからな。

    • +1
  19. みんな喜びすぎw
    インスタ見ると(instagram,arkmod)屋外で似たようなショー(泡を射出するバージョンだけどバケツの熱湯をつっこむ勢いなんかは一緒)をこなしているのね。いつも通りにいくはずだったのに今回はなにが駄目だったのでしょう。時間がかかりすぎた? たしかに液体窒素投入から熱湯まで70秒ちょいともたついたようだけれど、インスタのバージョンだって40秒超くらいでのんびりやってる。

    屋外と違って二階に客いるのやばいですね。一番内側の容器の破片はある程度の数が天井に射出されたんでなかろうか。指向性地雷かよ…というかちょっとした「砲」か…射出の瞬間に容器が跳ねていますが砲の口が高い位置のお客さんに向かなくてよかったっすね。

    • +3
  20. リスクがあるから楽しいんだよ。
    こんなの批判してるから公園で何もできなくなるんだ。

    • +1
    1. ※40
      ここにも急に関係ない話をするタイプの人間が
      他の国だって色々実験の事故の話なんて色々あるわけでそんなこと言い出したらキリがないぞ

      • 評価
  21. >これっていわゆる「気化爆弾」だからね(ドヤァァァァァァ

    ちがいます

    • +18
  22. ていうか、「でっかいバケツに液体窒素を入れて、そこに熱湯を入れて雲を作ろうとして大失敗」っていうんだったら、まだかわいいほうだよ。

    日本ではバケツの中で「濃縮ウランを作る」などということが、行われていた実例があるからね。

    そのため、住宅街のど真ん中で核爆発が起こる二、三歩前まで行ったことがある。
    「東海村臨界事故」参照。

    これに比べたら、今回の騒動はまだまし。

    • -5
    1. ※44
      核爆発なんて本当に起こる寸前だったの?
      調べてもそんなこと書いてないんだけど・・・

      • 評価
  23. 失敗するってわかってるからニヤニヤしながらハイテンションだな~って見てたら爆発で血の気が引いたwガチの爆発で本当に不幸中の幸いだったね。

    多分、お湯を注ぐんじゃなくて叩きつけるように入れてるのが失敗の原因だと思う。一気に撹拌されて文字通り爆発的な反応になったんだと思う。

    • +1
  24. どうせなら爆発させる前提でブラッシュアップ(容器をさらに頑丈にする、地面に固定する、屋外でやる、etc…)を重ねれば、それはそれで面白い科学ショーとして成立するな。

    • 評価
  25. >>住宅街のど真ん中で核爆発が起こる二、三歩前まで行ったことがある

    あまりにも無知すぎて呆れる
    爆縮レンズって知ってる?
    まずはこれから聞こうか

    • 評価
    1. ※48
      濃縮ウラニウム爆弾には爆縮レンズは必要ないけどな
      爆縮レンズが必要なのはプルトニウム爆弾の方だ

      • 評価
  26. でも顔につけてたマスクも吹っ飛んでるし、怖すぎ

    • 評価
  27. 室「外」ならこれでも良いんだろうけど、次に室内で同じ事をする時は、液体窒素と熱湯の量を加減して、念のために天井を保護した上で実験を行う事になるんだろうね。機会があれば、想定どおりに成功した場面も見てみたい。

    • 評価
  28. 実験なんて爆発するくらいで丁度いいんだよ

    • 評価
  29. 会場真っ白、スタッフは真っ青、観客は黄色い歓声

    • +2

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