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電線の障害物を火炎放射ドローンで焼き払うとかいう大胆な作業が実際に行われている件

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(著) (編集)

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 持ち運びが簡単でリモコン操作で空を飛び、使い方次第では物の運搬や散布高所や難所の撮影が可能なドローンは、その便利さゆえにさまざまな側面から賛否両論があったりするのだが、中国ではなんと火を噴くドローンを駆使して作業効率を上げる会社があるという。

 もとから微妙な立ち位置のドローンに火炎放射機能を搭載しちまったとか、なんかもういろいろ大丈夫なのか?と心配になるが、電線のメンテナンスを請け負うこの会社は高圧電線に引っかかった障害物をそのドローンで焼き払うことにしたらしい。

 「もうはしごにのぼらなくても大丈夫。火噴きドローンがあればね!」ってことでまずはその作業の動画をごらんいただこう。

Flame Throwing Drone Helps Remove Net on UHV Power Line

電線に巻き付いたナイロンを焼くドローン

 これは今年2月末ごろ、中国の湖北省咸寧市にある電線メンテナンス会社がデモンストレーションとして行った、火炎放射ドローンによる超高圧電線の異物除去作業の様子だ。

 超高圧電線に巻き付いていたのは長さ12mほどのナイロンのネット

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image credit:youtube

 よし!一刻も早く消毒・・でなくて焼却だ!とドローンを出す作業員

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image credit:youtube

 飛び立ったドローンがネット(と電線とか)に向かって炎を放射!

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image credit:youtube

 何度目かでネットが焼け落ち、

 超高圧電線たちの平和を守ったドローンはすぐに撤収した

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image credit:youtube

ドローンで危険な除去作業を効率化

 この会社では超高圧電線に異物を発見しても、その都度作業員が長いはしごを運んでのぼらなくてもすむようになる。代わりにドローンが危険な作業をやってくれるからだ。

 なお、このナイロンネットは強風に乗って電線に巻きついたそうで、この日の朝に点検作業員が発見し、”安全な電気供給に深刻な影響を及ぼす恐れ” があるとしてドローンで焼却することになった。

 このドローンをネットから4~5m離れたところまで飛ばして、炎を放射して焼き落とすまでの時間は約10分間で、その後電線は通常運転を再開した。ちなみにこれは緊急時の安全確保の際に使用するという。

火噴きドローンが作業員の安全に貢献?

 え、燃えかすは放置?てか炎がかかった電線やスペーサー(電線同士の接触を防ぐ器具)は無事なのか?いや、そもそも火炎放射で安全な電気供給ってあり?

 なんて疑問がわいてくるのだが、会社的には作業員が誤ってケガをしたり停電を起こしたりするよりはマシだと思っているのかもしれない。

けっこうな火力ですよ奥さん

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image credit:youtube

 まああれだ。ドローンと火炎放射器は禁断の組み合わせだってことはよくわかったので、良い子のみんなは決してマネすんなよ!とだけ言っておこう。

via:laughingsquid / cctvplusなど / written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 53件

コメントを書く

    1. ※1
      日本の高圧の送電線と同じでアルミ製の裸電線だと思う
      始めて映像を見た時はヘリを使うこともせず安価で安全な方法に感心した
      ただ加熱が過ぎると電線の強度が下がって最悪断線する

      日本だったら「強度が下がる可能性が1mmでもある方法を採用できるかよ!」となって、若干脳筋気味の職人さん達がケーブルに取りついて取ってくるんじゃなかろうか
      電気を止めず、安全に安価にとる方法としては素晴らしい着眼点なんだけどねぇ

      • 評価
      1. ※44
        強度が下がる可能性が1ミリどころか確実に下がる
        耐用年数がちょい下がるだけだから問題ないって思うかもしれないけど、既に十数年使用した電線にこんな事したらいつ破断してもおかしくない状態に一気に寿命削れる
        ていうか耐用年数とか耐熱性ってのは「作りたて」のものが「通常の温度変化や張力や応力集中」を何年続けて、どのくらい持つのかっていう基準で検査されてるものだから
        寿命の後半はどんどん脆く弱くなっていくし負荷に耐えられなくなっていく
        例えば12本の鉄線を捩ったワイヤーの引っ張り強度は12本分だから強いし、そのうち1本切れて11本になったところでワイヤー全体は切れないだろ?
        でも1本切れればそれは残り11本で捩ったワイヤーになって強度は落ちてるから、12本じゃないと耐えられない張力かかるとさらに切れて10本に、9本に、ってどんどん落ちていく
        そうやって弱くなるたび減っていって、いつか残りの本数じゃ絶対耐え切れない負荷かかった時に…
        そうなるから悪戯に寿命減らすような急激な負荷をかけるのは良くないわけよ

        • +2
  1. 最後にも書かれてるしプロの判断だから大丈夫なんだろうけど言わずにはいられない…
    電線の保護チューブの耐久性は大丈夫なの??

    • +7
    1. ※4
      中国の規格はわからないけど日本国内の規格では
      耐火仕様で最大400度は耐えるものもあるようだ
      一般的なタイプだと100度から250度で家庭用だと
      75度が限度みたい
      今回みたいな使い方だと一時的には耐えると思うけど
      本来のメーカー公式耐久日にちは短くなるかも

      • +4
  2. 火のついたままのゴミが風にあおられたりして飛散して火事とかになる心配とか、燃えカスがこびりつくのは問題ないのか?

    • +3
    1. ※5
      そうそうそれそれ、以前カラパイアのコメントに書いてあったけど、「火を使って蜂の巣の駆除をしようとしたら、火のついたハチが飛び回ってそのせいで、家が全焼した」とか、「工場でゴキブリに火をつけて駆除しようとしたら、火のついたゴキブリが逃げ回って工場が燃えた」とかいう話があるから、うかつに火を使って電線に引っかかったごみを焼却するのはどうかと思う。

      まあ、当然こういう事態を考慮したうえで、必要な安全対策を講じているとは思うけど。

      さしずめ、今回の記事は最近の流行に乗って言うと、
      頭のいい人、「火を使って、電線に引っかかったごみを焼くのって、大丈夫なの?
      火のついたごみが、上から降ってきて、作業員がやけどをしたり周りが火事になる危険性は?
      停電の心配はどうなんだ?」

      頭の悪い人
      ゜゜
      <「ヒャッハー燃やせ」。こんな感じか。

      • 評価
  3. ダンバインのドーメ
    あとライディーンにも同じようなのいたと思う

    • +1
  4. これは裸電線だから被膜はないやつだろうけど、それにしても火力高杉で笑った

    • +1
  5. 電気関係の仕事から言わせて貰うとこれ結局電線とっかえになるから燃やす意味が全く判らないんだよなあ…
    それとも中国の電線は相当な難燃性素材で被覆してんだろうか

    • +1
  6. 桂林でやった喷火无人机の実験の記事だと
    「また、火災や時間などの位置を正確に制御することができます。また、最大発火温度は400℃に制御され、一般的な高電圧架空線(裸鋼ACSR)の融点は600℃以上です。高温高圧の高圧ライン そして、ダメージはありません」(Google翻訳)
    なんだってさ。

    3月に載せた記事の続報かと思ったら同じ頃の話で残念。でも画像検索にひっかかる数は増えている…はたして導入されてんのだろうか…。
    あ、激光大砲ってのもあるらしいのでそのうち記事載せて欲しいです。

    • 評価
  7. この電線は被覆電線じゃなくて裸線でしょ。

    • +3
  8. 中国とかは強権で抑え込めるからいいけれども
    日本でこれやっちゃどっちの過激派も使いまくりそうで寝てられなくなりそうな

    • -1
  9. 今どき火炎放射器を持ったモヒカンは必要ないのか

    • 評価
    1. ※16
      いやいや、このドローンにモヒカンのヅラをつけるんですよ。

      • 評価
  10. 中国の送電線事故で電線が導火線みたいにシュババババと勢い良く燃えていくニュースを思い出した

    • 評価
  11. 戦争になったら、こういう物が無数に飛んできて人や家屋に火をつけて回るのぜ。

    • -3
  12. 作業員
    「焼き払え!
    どうした、それでも世界で最も邪悪な一族の末裔か!」

    • -2
  13. 大体メインの線は被覆無しのアルミ撚り線だから一応大丈夫

    けど、危険なことは危険だと思うよ

    • +3
  14. これは爆発どころか大火事にもなりかねんな

    • -1
  15. ドローンがお好き?結構、ますます好きになりますよ?
    中国製のニュー・モデルです。快適でしょう?
    どうぞ試運転してみてください。良い火炎放射器でしょう?
    余裕の火力だ。威力が違いますよ。

    • +5
  16. 中国って火に対しての警戒心薄くないですかね?
    以前、護身用グッズとしてバーナーみたいな物売ってたりしてたし

    • +1
  17. 鋼心アルミより線(ACSR)だろうね。被覆は巻いてない。

    • +1
  18. 世の中には電線の火事で停電という事故は普通にあって・・・・

    • +1
  19. あれだけ問題視されていたのに何故
    兵器にも転用出来る手段を思いついて公開してしまうのかw
    ・・・これ、普通に危ないよね。

    • 評価
  20. 炭化したナイロンは導体だから危ないと思うのだが。。。

    • 評価
  21. 燃やした後にガイシやスペーサーに付着したススで回路が形成されたらやだなぁと思った(小学生並みの感想)

    • 評価
  22. これってナパーム使ってるのかな?
    この火の勢いだと、ナパームは使ってないか。

    • -1
  23. 連続発射は控えてるから熱が上がって被膜まで溶けたりすることを防止しているのでしょう。分厚い物体だと燃え続けてしまって危ないな。

    • 評価
  24. 動画の最後のところで「あ、落ちた?」と呟いてしまった

    • 評価
  25. 高圧の送電線は鋼心アルミより線とかで被覆なんて無いんだけどなあ
    電柱の6600Vですら被覆あっても漏電するから意味ないし

    • +3
  26. ご近所の悪口は言いたくないけど、乱暴だなー。
    弘法も筆の誤りで操作ミスはないとは言えないし、
    故障して制御不能になる可能性だってあるんじゃない?
    やっぱハシゴ車。

    • -1
  27. 飛ばずにレーザーで焼き切るのはダメ?

    • 評価
  28. あんれちょっと前に南米かどこかで似たような事やってる記事が無かった?確か向こうは砂漠地帯で電線が被膜無しのタイプだったから大丈夫みたいな話だった気がするけど

    • 評価
    1. ※55
      約半年前の記事「使い方いろいろすぎた。ドローンに火炎放射器を搭載し電線のゴミを焼き払うとかいうね。」やろか?南米ではなく同じ湖北省のやつみたいやけど。

      概ね内容が一緒で、同じ動画かと思ったら違った(笑)

      • 評価

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