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パックマンみたいな、ミカンの皮みたいなへんてこクリーチャーを発見!これだから地球ってやめられない。

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(著) (編集)

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 アメリカを拠点にTVやyoutube番組で野生動物や海洋生物を紹介しているコヨーテ・ピーターソン(関連記事)が、またしてもとんでもない海洋生物をキャプチャしてしまったようだ。

 今回のメインクリーチャーは、大きなヒザラガイ(多板綱)の仲間。しかも、あのなつかしのアーケードゲーム、パックマンのような形をしていたもんだから、同行したスタッフも大興奮だ。

 てことでこのパックマンを含め、潮だまりでピーターソンが見つけた少々風変わりな生物たちをご覧いただこう。

IT’S ALIVE! Pac-Man of the Sea?

無人島の潮だまりで生き物探し!

 今回ピーターソンとスタッフは、カナダとアメリカの国境付近に位置する米ワシントン州の小さな無人島、ドウ島の海岸に到着、干潮から海が満ちるまでに見つかる奇妙な生き物探しをスタートさせた。

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 ピーターソンいわく、おすすめは日光が苦手な生き物が集まる場所。特に海藻が乗ってる岩の下なんかを探すと良いそうだ。って言ってる間にいろんなクリーチャーが続々見つかったぞ。

ピーターソンが見つけた生き物たち

黄色いウミウシ

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 英語圏で「海のレモン」とよばれるウミウシ。見た目も感触もレモングミみたいだが、においはナメクジのようだった。

スズキ目 ゲンゲ亜目タウエガジ科の魚

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image credit:youtube

 岩の下に隠れていたのを発見。スタッフはウナギかと思ったようだがそうではない。彼らは水を出ても呼吸ができ、体の表面も粘液で守られているため、数時間ならこうしていられる。

ヒザラガイの仲間

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image credit:youtube

 フジツボとは異なる軟体動物の一種。背中は装甲板のように固く、岩に吸着する。腹側に足や口がある。

ムラサキ色の巨大ヒトデ

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image credit:youtube

 岩の間で発見。ピーターソンもこれほど大きなものを発見したのは初めてとのこと。実はかなり大物なのかもしれない。裏側には白いチューブ状の小さな脚が無数に生えており、それで海底を移動したり、獲物を捕まえるそうだ(関連記事)。

なんじゃこりゃ!?謎すぎる妙な生物発見!

 そして本日のメインクリーチャーはこのパックマン似の大きな謎生物。これはさっきのヒトデとほぼ同じ場所にいた。

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image credit:youtube

 ピーターソンによると、これはヒザラガイの仲間のオオバンヒザラガイで、英語圏ではGumboot chiton、直訳すると「ゴム長靴ヒザラガイ」という名でよばれているそうだ。

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image credit:youtube

象みたいな背中のナメクジのような生物?

 背面を覆う厚い皮はゾウやサイのような感触。この皮が外敵から身を守り、カモフラージュの役目も果たす。赤い色をしている理由は不明だが、草食で赤い海藻を食べているせいかもしれない。

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image credit:youtube

 ヒザラガイの体は解剖学的にはナメクジに近く、足は腹側の中ほど、口はその奥にあって、そこにざらざらした感触の歯舌(しぜつ)がある。

 足の側面のほうにはアメフラシのようなエラがあり、水中で呼吸する。先ほどのヒザラガイ同様、普段は岩にピッタリ吸着しているものの、たまに荒波にはがされて波間をただよい、こうした潮だまりなどに転がっていることがある。

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image credit:youtube

 そして彼らはカメ同様、ひっくり返るともとに戻れない(関連記事)。一度そうなったら最後、日干しになる運命を受け入れるしかないのだ。なんとも切ない話だが、このように丸くなっていればしばらくは陸に上がっていられるという。

球体にはならない・・でも食えるってマジ?

 一方、スタッフのは、お食事中のパックマンみたいな形が気になるらしく、「これさ、ハリネズミみたいにまん丸にならないのかな?」と質問。「軟体動物だからね。それっぽくはなるけどボール状にはならないよ」とピーターソンに言われてちょっとがっかり。

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image credit:youtube

 あらためて見るとエイリアンぽくもある。でも彼らは毒を出さないし、有毒でもない。もちろんフェイスハガーみたいに顔に張り付いたりもしないから触ってもOKだ。それにしてもこれ、かなり大きなほうなんじゃないか?

 ピーターソンによると、世界最大のオオバンヒザラガイの全長はおよそ36cm、重さ2kgもあるという。彼らを食すのは小さなカニなどで、外側のふちを食べられたりするそうだ。じゃあ捕食者がいないのかと思いきや、なんと内側の肉は人間が食べることができるという。

食われるのではなく食えるらしい・・・

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image credit:youtube

 味のほうはさすがのピーターソンも未体験だが、「まあ、ゴム長靴って名前からしてそんな歯ごたえの海臭い味なんじゃないか」と顔をしかめて、「でも我々の今日の夕食はオオバンヒザラガイじゃなくピザだから!」と強調していた。

 以上で今回の潮だまり探検は終了。ピーターソンは捕まえた生物たちを海中に戻し、撮影スタッフたちとピザ屋に直行したようだ。いやー、この前の黒猫大のアメフラシといい、海の世界ってのはやっぱ奥深いわ。

via:aughingsquid / youtube / wikipediaなど / written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 41件

コメントを書く

  1. 野食系サイトでヒザラガイ食べた記事読んだことある
    味はうまいけどアレルギーっぽくなったとかなんとかだったような…
    しかし固いんだか柔らかいんだかわっかんねえなこの質感

    • +4
  2. オオバンヒザラガイ、子供の頃図鑑で見たことあるけど実物は初めてだよ
    予想よりデカい!そしてなかなかシュールだったわ

    • +1
  3. ヒザラガイは神奈川県・三浦半島や三重県志摩郡浜島町などで食用にしたという記録があるそうです。
    ソースは、データハウス発行、著者 北寺尾ゲンコツ堂の『「ゲテ食」大全』。
    著者は実食しており、非常に美味だったとのこと。
    アワビのような歯ごたえとウニを思わせる鮮烈な磯の香りと濃厚な旨みがあるそうです。
    食べるのは原側に楕円形に広がる腹足部分。刺身やバター焼きが良いとか。

    • +13
    1. ※3
      文章だけで飯テロされたのは久しぶりだわ…

      • +4
  4. フチを囓られるなんてお茶目て言うか神

    • +4
  5. よく素手で触れるなぁw
    こんなの見つけても触るどころか、変な汁でも吹き出されそうで、よう近づかんわw

    • +7
  6. 知識があるから安心なんだろうけど
    素手で海の生き物を触ろうとするのが勇気いるってのが一般の感想だと思うw

    • +8
  7. 私にはパックマンよりもスティーブン・キングの「ランゴリアーズ」に見えたよ!
    そっくりだ!

    • +2
  8. そぎ切りにしてバター焼きにしたら美味そう

    • +1
  9. 我々の夕食はコイツじゃなくてピザだから!HAHAHAHA
    いいねぇ、こういうノリw

    • +5
  10. ヒザラガイは旨い。
    コリコリしててアワビみたい。
    アワビより磯の香が強いけど、嫌われるような強い味ではないよ。
    たぶんアワビが食べられる人ならだれでも食べられる。

    • +7
    1. ※15
      オレも田舎にいるころは、魚釣りに行って魚が釣れないときにヒザラガイ(記事のやつよりかなり小さめのやつ)を山ほど獲ってきて食べてたよ。地元ではごく普通に食べられるおいしい海の幸だよ。15さんの言うとおり、本当においしいよ。

      • +9
      1. ※21 地産地消、理想だなー。今でもみんな食べるんだろうか。

        • 評価
  11. この探検家が日本人なら食べられると知ったらいそいそと試してみるだろうな

    • +1
  12. 自分は食べたことないけど、北海道じゃ食べるよ。
    聞いた話では固くてあまり美味しいものではないらしいけど。
    あと、日本で取れるのはこんな色してないw

    • +2
  13. 関連動画が相変わらず噛まれたり刺されたりばかりだ

    • +2
  14. 世界に限らず日本でも潮溜まりは変な生き物の宝庫やで
    でもウツボ(噛まれたら数針縫うのは確実)とか
    毒のトゲ持った魚とかもいたりするから
    潮溜まりの生き物を観察する時は気をつけるんやで

    • +9
  15. コメ18
    北海道といえば、アイヌの伝説に「アワビとオオバンヒザラガイが戦争する話」があったような…

    • +2
  16. アワビもウニも嫌いな自分には無理だな

    • 評価
  17. 生き物大好き!ってお顔をしている。。
    見てて楽しい!

    • +1
  18. そういやヒザラガイって軟体動物だったね。
    ナイトスクープの林先生ならぶつくさ言いながら美味しく調理してくれそう。

    • +2
  19. オオバンヒザラガイは北海道じゃムイといってアワビの獲れない北部ではポピュラーな地場食材なんだそうな。
    残念ながら食べたことはないが、どこででも獲れるヒザラガイは何度か試して見たことがある。
    表面の8個ある貝殻・ザラザラの鱗や内臓を取り除くと、なんだか得体の知れない怪物みたいになって面白く、ビジュアルは満点。
    ただ、不味くはない無難な味の貝だけどとにかく硬い。
    普通に焼いたり煮たりしても、ゴリゴリして口の中でバラバラ砕ける感じがどうにも違和感があった。
    圧力鍋かなんかで煮込むとか、何かしらの工夫が必要だと思ったな。

    • +3
  20. パックマンもさることながらヒトデの躍動感あふれるポージングがツボ

    • 評価
  21. 日本人は、アワビを知っているから別にキモいとは思わないね。

    • +1
  22. ごめん、内側見せる時に頭の中で「くぱぁ」って言ってしまった

    • +1
  23. 普段から丸いんじゃなくて、体を内側に丸めてるだけじゃないかなこれ

    • +1
    1. ※34
      そだよ。
      本来はのっぺりと岩に張り付いてるんだから。
      突っつかれたダンゴ虫と同じ状況。

      • +2
  24. 日本人ならば今晩のおかずにされていただろうに…命拾いしたな!

    • +2
  25. 岩からはがすなよ、くるしんでるじゃんか。
    貝のなかまだからまずくは無いはずだが、一般には食用ではないな。
    こいつも鉄製の歯を持ってるのかな?

    • 評価
  26. アワビっぽくてうまいって何かだやってたな

    • 評価
  27. 仲に貝殻を隠し持っているんだって、食べるときはアレルギーがある人も居るから慎重に。

    • +1
  28. こんなにデカいやつじゃなく普通のヒサラガイなら美味しんぼでも扱ってたね。

    • 評価
  29. TOKIOなら食べてた。
    案の定、日本なら食べてる系コメントが多くて草。こういうのもこっちと向こうのお国柄なのかな。

    醤油バターにしたり和風パスタにも合いそう。アワビっぽいのか。食べてみたいな。

    • 評価

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