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ヤシオウムのすごい能力。一定のテンポでリズムを刻むことができる。そのリズム感は人間を除くと動物界ナンバーワン!

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(著) (編集)

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 一定のテンポでビートを刻み続けるのは、人間にとっても案外難しい。メトロノームや時計の秒針といった手助けなしでビートを正確に刻めるなら、リズム感覚に優れているといっていい。

 動物王国には、有名なシンガーはたくさんいる。まず何といっても鳥類、それからクジラなども歌う。しかし、リズム感となると話は別だ。

 ニューギニア島周辺とオーストラリア北部に生息するヤシオウムは、人間に匹敵するほどのリズム感を持つという。人間に最も近い親戚であるといわれるチンパンジーですら、野生でリズムを覚えることはなかったのだ。

Cockatoos use tools to make music

イケメンなドラマー、ヤシオウム

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image credit: JIM BENDON/CC BY-SA 2.0

 ヤシオウム(palm cockatoo)はオーストラリア北部とニューギニアに生息する全長55~60cmのオウム。黒い羽根に赤い頬。スタイリッシュでイケメンだ。オスもメスも同じ姿をしている。

 オスのヤシオウムは棒切れや種子の鞘を使って木の枝を叩き、音を出す。その目的は配偶者を見つけることだ。

Palm cockatoos beat drum like Ringo Starr

 研究では18羽のオスのヤシオウムによる、131本のドラミングが録音、分析された。その結果、この鳥は安定してビートを刻むことができるということが判明したのである。人間の演奏するドラム同様、テンポは一定で、次の拍を打つタイミングは予想可能だ。

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image credit: YouTube

音楽を奏でるために道具を使うのはヤシオウムだけ

 ヤシオウムは歌うこともあるが、ドラムを叩くだけのときもある。また、テンポは様々で、共通した好みといったものはない。どの一羽のドラムも個性的だ。

 他の鳥とヤシオウムとの違いを際立たせるもうひとつの要素がある。道具を使うことだ。自分で道具を作り、使う動物はたくさんいるが、それは全てエサをとるための行動である。他のあらゆることは、いわば「エネルギーの無駄遣い」なのだ。

 しかし、ヤシオウムは音楽を奏でる為に道具を使う。棒切れ、あるいは乾燥した種子の鞘で、空洞になった木の枝を叩くのだ。エサを得ることには全く結びつかなくとも。ヤシオウムのミュージシャン魂は本物なのだ。

 ヤシオウムの住処は広い範囲に散っているが、ドラムの音はそんなに遠くまでは届かない。そのために、ヤシオウムのオスは「ソロで演奏する音楽家、あるいはアンサンブルのテンポを決める役割の人、例えばロックバンドのドラマーのように、一定化したビートを自分の内面に持っているようだ」と論文の著者は書いている。

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image credit: Doug Janson / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0]

 たしかに、ヤシオウムのヘアスタイルとか、ロックだよな。

via: Atlas Obscura / Science Advances など / written by K.Y.K. / edited by parumo

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この記事へのコメント 22件

コメントを書く

  1. なんというかビジュアル系バンドにいても違和感のない雰囲気というか……
    腱鞘炎と頚椎は気をつけてほしいと思います。

    • +15
  2. なんだか木魚を思い出したな
    これ異性への求愛とかなのかね?

    • +4
  3. まえに、ウィンドウズの起動音かなんかをまねするオウム君の動画があって、飼い主の人が「よせよ、ビックリするからやめろよ!」って怒ってたな、「怒るのわかる」っつうくらい、そっくりだった。オウム君はたぶん、人間がP/Cの起動音を合図になにか行動を起こすって言うことに気付いてたんだろうね、あったま良いねー。

    • +9
    1. ※4
      ヨウムを飼ってるのだけど、キッチンタイマーと洗濯機の終了音そっくりに真似する。
      その音が鳴ったら人間がそこに駆けつけるっていうのを完全に理解した上でやってる。
      あとDSの起動音もうまかった。
      人間が変な音のするものに夢中になってるから同じ音を出して注意を引こうとしている。

      • +6
      1. ※16
        そうそう、俺の見た奴も
        「あれっ、いまビビった?」みたいな眼で飼い主のこと見てたよ。

        • +1
  4. ゴリラのドラミングと似た用途かな
    とさかがかわいい

    • 評価
  5. ヤシオウムさん、ぜひあなたのバンドに俺を入れてください!

    • 評価
  6. 鳥類は犬や猫と違う独特の賢さがあるなあ。

    • +11
  7. 普通に見た目かっこいいなあ
    飼ってジャムしてみたい

    • +2
  8. 解説の声で実際の音がほとんど聞こえないからダメ

    • +8
  9. 道具は使ってないけど鳴き方がリズムカルな鳥は多い
    ウグイスの”ケキョケキョ”は個体によって上手さが違うし
    身近な例だとキジバトはリズミカル

    • +2
  10. うーん、解説もいいけど肝心のドラム音が全く聞こえないのは頂けないなぁ

    • +6
  11. 鳥は明らかにリズムを理解してると思う。
    前飼ってたインコは、ピアノ弾いてると肩に止まってダンスしてくれた。
    弾くのやめると催促してくるし。インコ・オウムの可愛さ/賢さはガチ。

    • +9
  12. 最後の写真のオウム、下のくちばし折れてる?

    • 評価
  13. しかも墨色地に赤い頬と舌が、スゴイおシャレ。服合わせの参考になる。

    • +4
  14. かわいいー
    かわいいー
    演奏してるときのどや顔がたまらん(*´Д`*)

    • +1
  15. なんでこんな面白鳥話題にならんかったんや?
    と思ったが見たら結構地味なのなw

    • 評価
  16. 喰う為にやってるのかと思ったら求愛動作だったのか
    さしずめ鳥のドラマーだな

    • 評価

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