
とはいえお気に入りのアーティストのコンサートで音の波に飲み込まれ、身を躍らせるファンの人々は、様々な感情を開放する音楽が持つ強い魔力を体感しているはずだ。
オーストラリアの著名な写真家ニック・ベジーナが作り上げた「The Crowd」 は、世界5カ国のヘビーミュージックフェスティバルを訪れ、そんな音楽の虜になった人々の姿をメインにした力強い写真集だ。
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彼は5年間で5カ国を訪問し、11カ所を超えるヘビーミュージックフェスティバルに参加し、音楽ファンや群衆、騒乱などの写真を記録した。

image credit:Nic Bezzina
このプロジェクトはバンドではなく、その聴衆にカメラを向け、そこに生まれる感情や空気、そして表情に焦点を当てたものだ。

image credit:Nic Bezzina
この作品のため彼はドイツの " ヴァッケン・オープン・エア "、イギリスの" ダウンロード "、" ソニスフィア・フェスティバル " と " ブロード・スティック "、そしてフランスの " ヘルフェスト "、スペインの " プリマヴェラ・ミュージック " を巡った。

image credit:Nic Bezzina
さらに地元オーストラリアの " ビッグデイアウト "、 " フューチャーミュージック "、 " サウンドウエーブ "、 " スプレンダー・イン・ザ・グラス " にも顔を出し写真を撮り続けた。

image credit:Nic Bezzina
「音楽フェスティバルの写真を撮るのは大好きだ。なぜならそこはファンが自分自身を解放できる場所だから」と語るニック。

image credit:Nic Bezzina
彼の作品は単なる情熱的な音楽ファンの写真集ではなく、世代のファッションと文化を想起させる記録作品として残り続けるだろう。

image credit:Nic Bezzina
なお、この写真集は残念ながら日本では未販売で、オーストラリアとイギリスを中心に、現在140ページの限定大型本が出版されている。ニック・ベジーナの活動は公式サイトでチェックだ。
via:sobadsogood・translated D/ edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
内戦?
2. 匿名処理班
アンドリューWKというミュージシャンは
自分自身があ客みたいなはしゃぎ方で歌う。
3. 匿名処理班
「ヒャッハー!!」が似合いそうな画像群だな
4. 匿名処理班
フェスのあの開放感ってなんなんだろう
日本のフェスはさすがオーガナイズが行き届いていて、女子供でも楽しめるが
海外フェスはなかなか過酷らしいね
でもきっと過酷だからこそ音楽を命がけで楽しめるんだろうな
この写真集からもそんな雰囲気が伝わってくるね
5. 匿名処理班
バラードの時にちゃんと静かに聞いてくれるってんで、日本でだけアカペラやってくれるバンドがあったと思った
それくらい理性的な所で楽しみたいかな
6. 匿名処理班
1枚目ベビーメタルのファンやろw
7. 匿名処理班
マッドマックスみたいじゃねーかw
8. 匿名処理班
アンドリューW.K.のライブ行ったら
ジャケと同じ鼻血メイクしてる若者が多数発生してたのね
でも本物の鼻血を出しスタッフに連行されてる若者がいて爆笑しましたよ
ライブは熱くていいね
9. 匿名処理班
同じこと思っていた人いるなw
サムネ見て新手のウォーボーイかとおもったよ
10. 匿名処理班
発散の方法を持っている人々は幸いである。
11. 匿名処理班
※4
海外フェスも過酷ってほどではないよ。けが人はやたらといるけど、そういう人はモッシュピットに敢えて行く人たちだから。
基本的には「女子供」でも楽しめる。家族づれどころか赤ちゃん連れにもあったことがある。
12. 匿名処理班
※4
海外フェスも過酷ってほどではないよ。けが人はやたらといるけど、そういう人はモッシュピットに敢えて行く人たちだから。
基本的には「女子供」でも楽しめる。家族づれどころか赤ちゃん連れにもあったことがある。