メインコンテンツにスキップ

挨拶大事やから。町中の人々に挨拶をするため10年以上巡回する犬(アメリカ)

記事の本文にスキップ

42件のコメントを見る

(著)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 アメリカのミネソタ州にある小さな田舎町では、10年以上にわたり町内巡りを日課にしている犬がいる。子犬の頃から散策が好きだったその犬は、帰る家ができてからも地域の人々との交流を欠かさず、長い距離を歩き挨拶を交わし帰宅する日々を送っている。

 最近では町の大使として公式に認められ、ネット上でも注目を集めている。

Land of 10,000 Stories: Bruno the dog becomes legendary for daily walks to MN town

 アメリカのミネソタ州にある人口およそ150人の小さな町、ロングビルには6.5kmもの距離を毎日のように1匹で散歩する犬がいる。彼の散歩歴は12年間続いており、町内の人々がその姿に声をかけるほどのキャリアを持つ。

町の人気者ブルーノ

この画像を大きなサイズで見る

最近では町の犬として公式認定された

この画像を大きなサイズで見る

 ブルーノは小さな頃から出かける犬だった。ブルーノの飼い主であるラリーによると、ブルーノと彼の出会いは10年以上前のことだ。きっかけは、通りすがりの男性がラリーの家の私道に子犬がいると知らせてきたことだった。

 その男性はその犬がラリーの愛犬だと思って連れてきてくれたのだが、その子犬はラリーの犬ではなく近所の犬でもなかった。そしてラリーはたった1匹でさまよい歩く小さな子犬を彼を飼うことにした。

子犬の頃のブルーノ

この画像を大きなサイズで見る

 だが、もともと幼い頃から自由に外を歩くことが何よりも好きだったブルーノを1か所に留め置くことはできなかった。ラリーは一時鎖で彼を引き留めようとしたが、彼は逃れようとして首を吊りそうになってしまう。あれこれ手を尽くしても家から逃げてしまうブルーノを見て、結局ラリーは彼の冒険を理解し尊重することにした。

若かりし頃のブルーノ

この画像を大きなサイズで見る

 それからもう何年も経ち、地元の人たちは子どものころからブルーノを知っている状態だ。ラリーは、町に越してきた人が「お宅の犬がこの辺を歩いてます」、と連絡してくれる暮らしにも慣れた。遠方から電話をくれる親切な人に、ブルーノはずば抜けた帰宅能力を持つので彼の自主性に任せていると話し、当惑を招くこともしばしばだ。

ブルーノの飼い主ラリーと奥さん

この画像を大きなサイズで見る

 実際ロングビルの住民にとって、自分たちと挨拶しながら町内を散策するブルーノはお馴染みの風景に等しい。彼が立ち寄る場所はたいてい役所、図書館、アイスクリームの店、いくつかの会社や食料品店で、その中にはたまに従業員が残った肉をおすそ分けする店もある。

この画像を大きなサイズで見る

 こうして一日の巡回が終わると、彼はまたラリーの家へ帰るのだ。人口がたったの150人しかいない田舎の町では交通量も少なく、人気者のブルーノはご近所の車に乗せてもらい帰宅するときもあるという。

この画像を大きなサイズで見る

 地元の人々は昔から地域を巡り続けているフレンドリーなブルーノを「町の犬」または「ロングビルの大使」と認めており、現在では彫刻家が作った彼の木像も設置されている。

この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る

via:boredpandalifewithdogsほか・written D/ edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 42件

コメントを書く

  1. すごいね、ブルーノのことを理解して尊重してくれる人が多い町でよかった。
    ブルーノの事が色々と心配でしょうがないけど
    町中の人達がブルーノが安全でいられるよう、最後まで見守ってくれる事を祈るよ。

    • +69
  2. 「さ、今日も沢山のおやつを貰いに行かなくちゃ♪」

    • +15
    1. ※4
      お前さんもたまには小遣いもらいに実家のご両親に顔見せに行けば良いよ。

      • +6
  3. かわいいなあ。
    でも車とか避けてる時あるみたいだから少し心配。長生きしてほしいな

    • +4
  4. なんだかほんわかする話。この子を通して街の皆が協力しあってるのがいいね♪

    • +11
  5. 同じ犬いたが、当時田舎から都市へ変わりつつ時代だった
    という時期も悪く、車にひかれてこの世から去った
    今はトラックやらダンプが飛ばす世界になったので猫すら
    逃げ出してしまい、近所で歩くようになってしまった

    • +18
  6. 人口150人の町のインフラをアメリカは充分に整備する余裕があるのかな
    買い物難民とか発生しないんだろうか

    • +1
  7. わんわん物語のトランプみたい。
    地域住民がおおらかでいいね。

    • 評価
  8. 自由すぎて、いつかトラブルに巻き込まれそうで心配になるな。

    • +19
  9. 犬の!おまわりさん!
    困ってしまってブルーノブルーノブルーノ!!

    • +6
    1. >>12
      これくらいの人口はそう珍しくないですね。基本的にアメリカは州に一つくらい人口密度の高い街があって、あとはちいさな街がぽつぽつあるって感じです。海岸沿いの州だともうちょっと街が多かったりもしますけど
      そもそも人口が違いますからね。本州とそう変わらない広さで50万人程度しか人口がない州とかもありますし

      • +6
    2. ※12
      買い物難民はすでに発生しています。
      ミニバンといっても、でっかい車であることはみなさんご存知ですが、よぼよぼのおばあちゃんがハンドルにしがみつくようにして運転する姿は 1990 年代に入ったころから見られました。
      ただ、良くも悪くも車社会なので、車を運転できれば、 30 マイル先(約 50㎞ )のウォルマートに行くことも可能です。
      これ等の老人が運転できなくなる頃どうなるんだろうと疑問に思ったことがありますが、その先は、残念ながらしりません。
      日本では、このレベルの年寄りはあまり運転しないのと、私が今日本に住んでいることから知っていますが、この先どうなるんだろうと心配しています。

      • +1
  10. 確かに昔は犬がうろうろしてましたね。
    でも犬のフンが道端にごろごろあって
    うっかりたまに踏んで大騒ぎなってました。
    あと一事期、放し飼いの犬が
    うちの玄関ドアにおしっこかけていくんで困ってました。
    ちょっとそれを思い出してしまった。
    ま、迷惑かけてないならいいですけど。

    • +4
  11. もふもふしたい
    田舎だからってのもあるから成り立ってるんだろうけど癒されますな
    糞害あったとしても地域交流アレば色々解決するんでないかな?人数も少ないし皆が協力しあって

    • 評価
  12. 食事を保障される生活か。それとも、何にも束縛されず自由に生きるか。
    彼は両方とも手に入れた。こういう犬が、いちばん幸せなんだろうな。

    • 評価
  13. 祖父母の家の前にいたなぁこういう犬。
    首輪の代わりにバンダナ付けて、他の家の犬と2頭連れで歩いていた。
    相方が交通事故で亡くなっても歩いてたけど引っ越しちゃったな。

    • +1
  14. みんなに可愛がられて、幸せなワンさんだな

    • +7
  15. 優しい人たちのいる、良い町だ。
    彼が立ち寄るのを楽しみにしてる人が
    大勢いるんだろうな。
    車に気を付けて歩くんだよ、ブルーノ。

    • +2
  16. 日本にも、1960年(昭和35年)から1972年(昭和47年)にかけて長野県松本深志高校の職員として登録されていた「クロ」という犬がいてだなぁ・・・・詳細は「さよなら、クロ」参照。

    • +4
  17. 雑種なんだろうけど栗色の可愛いらしい毛色
    まあほぼ寿命くらい生きてんだから好きなように生かしてやるのが一番だろ

    • +12
  18. 最後の画像見て納得した
    大人しくてフレンドリーで、皆からカワイがられてるんだな
    車などには気をつけて欲しいね

    • 評価
    1. うちの近所にもいるなぁ
      でも夜しか見ない上に、人を見かけるとさっさと逃げちゃうので
      なでたりはできない
      きれいだし首輪してるし、同じ界隈にいるから
      飼い犬だとは思うけど…
      ※22
      人間や他の動物が海外から運ぶことが出来る上
      最近は予防接種サボる家庭もあるし危ない

      • +2
  19. 10年っていうと町長というか長老クラス

    • +1
  20. 走り方が気になった。少し足が悪いのかな? でももうおじいちゃんだろうし、足腰も少しずつ弱くなってくるよね。だけどまだまだ元気そうだ。
    少なくとも日本では、外見だけ見ると大きなコワモテ(あくまで個人的な感想)な犬がリードもなく歩いていたらあまりいい顔はされないよね。もし人が噛まれたら、犬が事故に遭ったら…とかもちろん理由はあるから、それが悪いとは思わないけど。
    この町の人たちの寛大であたたかい心と、町全体のルールや雰囲気、ブルーノさんの穏やかな性格とがぴったりはまったんだろうな。驚くと同時にとても嬉しい気持ちになったよ。
    ブルーノさんも町の人達に会うたびにうれみみになってて微笑ましいったら! 彼は本当に人が大好きなんだな。そして本当に優しくていい人ばかりなんだろうな。
    1日の終わりに素敵な記事が読めたことが幸せだ。ブルーノさんの健康長寿と飼い主さん、町の人達の笑顔が永く続きますように。

    • +4
  21. ブルーノさんにとっては町の人みんなが家族なんだろうか

    • +4
  22. 最後の写真が優しい空気で良いっすね

    • 評価
  23. 今でも田舎に行くと犬に一人で散歩させてる家はある。
    ただ残念なことに日本犬は知らない人にモフらせてくれない。

    • 評価
  24. のんびりした街ののんびりした風景の一つになってるんだね。
    みんな知ってるからみんな気をつけてくれる。
    それでほっこり出来るんならいいじゃないw

    • +4
  25. 理解力があって良心的な人が多い町でよかったね。

    • +2
  26. こういう、おおらかな人々が住んでる小さな町って、いいなぁ。

    • +1
  27. 探偵ナイトスクープのある回思い出したw
    サッちゃんという犬がこんな感じだった。
    近所の人や、観光地なので観光客に餌貰いまくってまるまるとした犬に・・

    • +4

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

動物・鳥類

動物・鳥類についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動画

動画についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。