カナダを拠点に活動するアルゼンチン出身のアーティスト、ホセ・ルイス・トーレスは日常に非日常を取り入れハッとさせられるような彫刻を生み出している。
ビルの壁面や道路脇に突然現れるビビットカラーの廃品アートには、塊魂というゲームをプレイしたあの気分が蘇ってくる。だが実はこれ、消費経済に対するメッセージも込められているという。
ホセ・ルイス・トーレスは人々が捨てた廃品や廃材を使い、鮮やかな色を塗り彫刻作品に仕上げ、カナダのあちこちの都市に展示している。これは私たちの所有しているモノの量と、不用品として廃棄するモノの量を示している。
彼は、カラフルに色付けした廃棄物がこうして都市の景観に紛れることで、モノにあふれている暮らしや、服やインテリア、本やホビー用品など、目先の便利さや流行に乗せられて安易にモノを手に入れることについて考えるきっかけが生まれることを期待している。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
ちなみに2013年の日本人1人あたりの1日のごみの廃棄量は平均でおよそ958gだった。また、日本全体のゴミの排出量は年々低下しており、東京23区の廃棄物の量は1980年代後半のバブル景気の時代が最も多かったが、その後減少し続けているそうだ。
via:designyoutrust・translated D
▼あわせて読みたい
ゴミ屋敷で育った兄妹が母親の死をきっかけに20年ぶりに家に戻った。
人が1週間に出すゴミってどれくらい?出したゴミと人を一緒に撮影したフォトプロジェクト「7days of garbage」
地球が見えない・・・1957年から現在まで58年間の地球を覆う宇宙ゴミの変化を可視化したタイムラプス動画
砂粒大でも大やけど。宇宙ゴミ(デブリ)がもたらす大災害
21世紀のゴミ箱。世界最大の電子廃棄物処理場
コメント
1. かわうそ
アートと言えばアート、ゴミと言えばゴミ
造る側、受け止める側がどう考え感じるかによって価値が変わる
芸術なんてそんなモン
2. 匿名処理班
オレの部屋のゴミ箱ブチ負けられたら恥ずかしくて生きていけない
3. 匿名処理班
アートといえばなんでもアート扱い。アートってなんなんだろうか。
4. 匿名処理班
なーななななななーなーな
かたまりだまーしー♪
5. 匿名処理班
中々綺麗なゴミじゃないですか
ゴミって感じしないけど
6. 匿名処理班
耐候性とかは考えられてないアートだからすぐにゴミに戻る
そこまでがアート
7. 匿名処理班
主張があるんだからこれでやり方あってるんだろうけどw
けどw期間限定でお願いしますって感じw
8. 匿名処理班
アートじゃないと思うな、
9. 匿名処理班
ゴミに色をつけるために出たペンキの缶もこの中に入ってるんだろうね?
10. 匿名処理班
茶色とかねずみ色とかくすんだピンクとか脱色した水色とかの
リアルなゴミ色で出来てたら評価したのにな。
11. 匿名処理班
可愛いけど雨が降ったら隙間に水が溜まって虫が湧くと思うの
12. 匿名処理班
『ゴミぶちまけアート』なんて言うと、悪臭が漂って来そうだ
『玩具ぶちまけアート』くらいに言っておいて欲しかった
13. 匿名処理班
そりゃバブル崩壊後は失われた20年だから仕事が減れば人も減りゴミも減る
リサイクルや環境への配慮は大切だけど。
消費自体に物申す層って既に裕福な人が多いんだよなあ
14. 匿名処理班
カラフルに色付けされてるからゴミの不快感はなくなっちゃってるけど、コンセプト的にはそれでもおKなのかな?!
それよりもこのオブジェが台風なんかで落ちてきやしないかと心配だよ
15. 匿名処理班
アートと言うより啓蒙活動かな?
カラフルに色付しすぎて、主張がわからん。
16. 匿名処理班
想像以上に塊魂だったけどこれゴミなの?
17. 匿名処理班
街がちょっと楽しくなって、ちょっと考えさせるアート。