メインコンテンツにスキップ

僕の名前をハウス(班名)に使ってくれてありがとう!バンクシーが小学校の校舎の壁にゲリラアート。子どもたちもびっくり!

記事の本文にスキップ

50件のコメントを見る

(著)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 イギリスのロンドンを中心に活動する覆面芸術家、バンクシーはストリートアートを世界各地に出没し、ゲリラ的に壁画を描くという手法で常に話題を呼んでいるが、イギリス、ブリストルにある小学校でこんなサプライズが起きた。

 イギリス南西部ブリストルのブリッジファーム小学校の校舎の壁になんと、バンクシーの壁画が描かれていたのだ。学校関係者ももちろん誰も知らない。事前通達一切なしのバンクシー壁画。実はこれ、バンクシーから「ありがとう」のメッセージだったのである。

Banksy Leaves Mural On The Side Of Classroom In Bristol

 イギリスの学校にはハウスシステムというものがある。このハウスとはいわば班分けのようなもので、例えばハリーポッターのホグワーツ校には4つのハウスがある。グリフィンドール、レイヴンクロウ、ハッフルパフ、スリザリンという例のアレだ。

 ブリッジファーム小学校では地元の英雄にちなんだハウス名をつけるように生徒に指示を出していた。そこで選ばれたのはブリストル出身の壁画アーティストとして有名なバンクシーだったのだ。

 壁画には火の付いたタイヤを棒で追う少女がえがかれていた。

この画像を大きなサイズで見る

 2016年6月6日月曜、登校してきた児童たちは驚いた。校舎の壁にはバンクシー本人が描いた絵があったのだから。

 実はバンクシー、学校側からハウス名にバンクシーの名前が使われることを知らされていたが、これまで何のリアクションもなかったという。

 壁画の下にはバンクシーからの手紙も残されていた。

この画像を大きなサイズで見る

 そのメッセージには、

手紙をくれたこと、そしてハウスに私の名を付けてくれてありがとう!この壁画をどうぞ。気に入らなければ自由にいじくっちゃっていいからね。先生たちはきっと気にしないはずだよ。いつだって許可をもらうより、後から許してもらう方が簡単だってこと、覚えておいて。バンクシーよりみんなに愛を込めて

 というような内容が書かれていた。

 やはりというかなんというか、学校側は、壁画はこのまま温存し、児童に書き加えさせることはさせないという方針だそうだ。

 そのきまりを破って壁画にいたずら描きをするような生徒がいたら、それこそバンクシーの再来となるかもしれないね。「だってバンクシーが、先に許可を取るより、やっちゃったあと誤った方が簡単だっていってたし」って言い訳も通用しそうだしね。

この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
via:Banksy Leaves Surprise Mural on Elementary School Wall

◆バンクシーとは?

 バンクシーの素性についてはブリストル出身で1974年に生まれたらしいということ以外、ほとんど分かっていない。作品は世界各地の街頭などで見つかっており、非常に高い値が付くことで知られる。

 ストリートディスプレイにこだわりがあり、商用の依頼はほとんど全て断っている。2002年に日本のファッションブランドモンタージュのティーシャツを2種類、 2003年にはブラーのアルバム『シンク・タンク』のジャケットを描いたが、それ以後は、たとえば、世界のトップ企業であるソニー、ナイキ、マイクロソフトや、トップミュージシャンのデヴィッド・ボウイ、オービタル、マッシヴ・アタックなどが依頼主であってもそのオファーを断っている。

 本名については、犯罪者の割り出しに使われるプロファイル技術を使って「ロビン・ガニンガム」という男性がバンクシーだという説も発表されたが、確認は取れていない。

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 50件

コメントを書く

  1. 小学校のと親和性が高いアートやなw
    絵柄は好きだけど、一体何を表した作品なんだろうか・・・うーむ

    • +17
  2. いいなうらやましい…ネズミシリーズのアートを、自宅のシャッター(内側)に描いてほしいよ。
    でも突如現る高クオリティーだから良いんだよなぁ
    そしてバンクシーて好青年だったんだな…

    • +14
  3. 描くことから、やることから、素性まで、何から何までがアートなのよね。

    • 評価
  4. 日曜日にこっそり訪れて、描いていったのかな?
    すごいな~。みんな、うれしかったやろな~♪

    • 評価
  5. 「火の付いたタイヤを棒で追う少女」が教育現場の壁画って正直どうなのよ?
    と無粋なこと思っちゃう

    • +16
  6. 朝学校来たらこれって、びっくりするー!手紙もユニークでw、わっるいオトナ(クスクス
    でも燃えたタイヤってどういう意味なの?

    • +11
  7. 金に困ったらこの壁画を売ればいいから学校も安泰だな

    • +12
  8. 他人から見たら、はた迷惑な落書きにしか見えない。
    けれども当事者達は喜んでいるので、外野がガヤガヤと賛否を論ずるのは不粋なんだろうね。
    優しさとか、許容の上に成り立つアートなんだろうね、これは。

    • +10
    1. ※10
      別サイトの説明だと、燃えたタイヤってはリスキーで止めることができないってこと。
      要は子供にはさまざまなキケンがあり、なおかつ成長は止められないということらしい。
      それにしても最後の一文がかっこいいし、できれば子供達は追加で絵を描いて欲しい
      BANKSY展が日本でやってるけど、ほんとかっこよかった

      • +3
  9. しばらく前にyoutubeでみたイギリスのテレビ番組で万引き常習犯が顔出し出演する密着ドキュメンタリーってのを見たけど何かいろいろ変わってるなイギリス
    それとも変わってるの日本の方なのか

    • +1
  10. バンクシーってそんなに若い(かもしれない?)んだ
    もうすでに≪伝説のアーティスト≫的な認識だったから
    もう60歳過ぎてるイメージだった
    生きざまがイケメンだなぁ

    • +2
  11. この行動力凄い。
    そうだね、許可を貰おうとすれば、仮に良い結果につながるかもしれなくてもNoと言わざるを得ないことは沢山ある。
    手紙ありがとうってことは、少なくともその班名を決めた子たちはファンなのだろう

    • +5
  12. >いつだって許可をもらうより、後から許してもらう方が簡単だ
    対人関係でガチガチになりがちな自分には結構心に響く言葉
    こういう肩の力を抜いた柔軟なスタンスが羨ましい

    • +2
    1. ※16 ※29
      自分もその言葉に少し救われた
      確かに怒られたとしても人生が終わるわけじゃないもんなー
      英国はバンクシーとかベアグリルスとか一風変わってるけど魅力的なヒーローがいていいね

      • +2
  13. ねーどーやったらバンクシーみたいに生きられるのかしら。ご飯はどうやって食べてるの。
    ぢっと手を見る…

    • +1
  14. 燃えたタイヤは処刑法じゃないかなあ?

    • +6
  15. 記事を3回読んでしまった。
    すごく好きなんだこういうの。

    • +21
  16. 「危険を冒して遊べ」ってメッセージかな?

    • +5
  17. 液だれ生々しいサインが恰好いい!

    • 評価
  18. 夕方テレビで見たけど、学校側は透明なプラスティックで覆って描き加えることができないようにするらしいよ。
    バンクシーは子供たちが「描き加える」ことによって共同作品にしたかっただろうに・・・。
    まぁ絵に価値があるのはわかるから、プラスティックの上からでも子供に自由にお絵かきさせてあげて欲しいよね。描くところが無くなったら取り換えればいいんだし。

    • +4
    1. ※22
      俺も思ったw
      確かMASTERキートンに出てきたんだけど…アイルランドだったっけかな…?

      • +1
  19. ストリートの落書きと違いがわからん
    著名だから?
    本来の施設利用がはばかられるのは、迷惑行為ではないの?

    • +3
    1. 米23の言う事が日本人ぽくていいね。
      日本の道徳を学んでいればみんなこう言う思考になるはず。
      このアートは英国だから受け入れらるんだろうね。

      • +3
  20. これ、きっとさ、タイヤに気に入らない先生入れちゃったり、火を消す消防士を描き込んだりして欲しかったんじゃないのかなぁ

    • +1
  21. 商用の依頼は断ってるそうだが、どこの誰だか分からない人にどうやって連絡してお断りの連絡をもらうんだ?

    • +12
    1. ※27
      自分の落書きがどのような結果を招くかを考えてるか
      そうでないかの違いじゃないかな
      私はこの落書きの作者(バンクシー)は自分の作品が無害で
      それ以上の価値があると踏んだのだと思います

      • -6
  22. いつだって許可をもらうより、後から許してもらう方が簡単だってこと
    なんだかものすごく納得する

    • +3
    1. ※31
      「13年式B型トラクター売りたし 条件応相談」

      • 評価
  23. 凄くカッコいい生き方だし絵も炎の表現とか凄く上手いんだけど、日本だと犯罪者だよねぇという道徳観が先に来て素直に誉められない

    • -1
  24. 落書き風の子どもの絵はいいとして、学校の壁に燃えるタイヤってなんだか不吉だなぁ
    いくらゆかりの有名人だからって、断りも無く勝手に描かれてしかもこんな絵柄だったら、ちょっと嫌な気分になっちゃう

    • +1
  25. 落書きとアートの差は
    ただしイケメン(ハイクオリティ)に限る
    ってことのような…
    日本だとモノの価値に関わらず
    全部削除にされそうでかなしい
    日本製品が海外で伸び悩んでるの
    こういうアート部分が今弱いからだと個人的に感じる
    でも後から許されろって論理は
    日本じゃ難しいしなーw
    許されるレベルに行けってことなら…
    …なんか解るかも

    • -1
  26. ふーん(ラクガキと不法侵入の犯罪者じゃねーか)

    • -4
  27. そう、彼は落書きと不法侵入の犯罪者かもしれないが、ルールに抵抗する解放者であるとも言える。彼を絶賛する人がいる中で、眉をひそめる人がいる。それでいいのだと思う。白と黒とがはっきりと分かれるような世界で生きるよりも、カラフルな世界で生きる方がきっと楽しいじゃないか。

    • -2
  28. こういうことはバランスが難しいんだよ。
    自己満足だけで街のどこかに落書きすれば、ただの迷惑行為、犯罪なんだよ。
    事前に許可を取らずに実行することだって、その行為に善意や他の人を思う気持ちがなければただの迷惑行為にしかならないんだよ。
    それがわからなければ、そういった気持が伴っていなければ、何をやってもただの落書きだし、犯罪なんだよ。

    • -3
  29. タイトルのすぐ下に出た広告が
    「外壁塗装」

    • -4
  30. >いつだって許可をもらうより、後から許してもらう方が簡単だってこと、覚えておいて。
    これは至言だなあ

    • +6
  31. 美談風の記事もコメントも違和感あるわ
    >いつだって許可をもらうより、後から許してもらう方が簡単だってこと、覚えておいて。
    こんなん許されるわけねーだろ
    こずるいとしか思えんわ
    最初にきちんと許可もらえよ

    • 評価
  32. 物騒な絵でしょ
    なんとなく放火したくなる子供が出てくるよ

    • -2
  33. どちらかといえばダーク寄りなヒーローだからかも
    ゲリラ的な落書き、拙さを強調したタッチ、子供に近づけたくないもの等々
    大人から見たら反社会的で容認されて欲しくはないもの
    それが彼のスタイルで、自分でもよくわかったうえで活動してるっぽいね
    万人に認められる芸術ではなく、諧謔性のあるアートの類なんだと思う

    • +1
  34. バンクシーとしてはこれに子供たちがばんばん手を加えてくれることを望んでるんだろうな、とは思う

    • +3
  35. タイヤって燃やすと有毒だと思うんだけど、
    産廃の不法投棄とかにかけた皮肉じゃないかな。

    • 評価
  36. ・多少の危険を冒してでも、人生を楽しむことには価値がある
    ・人生は危ないことだらけだ、まあそれでも頑張ろうぜ

    あたりで解釈すると、わりと小学校にふさわしい気もする。どちらにせよ、子供たちへのエールな感じがして好き。

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

サブカル・アート

サブカル・アートについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動画

動画についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。