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銃社会アメリカ。銃を向けてきた相手に実弾を発砲するトレーニングプログラムが開発される

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(著) (編集)

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 生身の人間に向かって銃弾を撃つ。活字にしただけでも恐ろしいが、銃の所持が合法であるアメリカの場合には突如銃口を向けられた場合、自らが先に銃を発砲しなければならない時もあるのだろう。

 ゲーム内ならいざしらず、リアルでそのような事態が起きた時、的確に判断ができるのだろうか?ミシガン州イーストポイントの新しいトレーニングプログラムでは「本当に実弾を撃たれた場合の感覚」を体感する為に、全てのトレーニングに実弾を使用しているという。

 このトレーニングシステム「アクション・インパクト・ガン・レーンジ」を開発したビル・クヤックさんは「最も現実に近いケースを想定してシミュレーションされている」と語る。

 このトレーニングは近々軍人や一般人も受ける事が出来るようになるという。

 拳銃を携帯する事の多いステファン・バーリさんは過去に二人の男性に拳銃を突き付けられた経験があるという。拳銃を突き付けられると真っ白になり、身動きが取れなくなり命を落とす危険性が高まるという。

 「オクラホマ州で警官がテイザー銃と間違って拳銃を握ってしまい、誤って市民を撃ってしまった事件がありましたよね。その時警官は明らかにストレス下にあり、その為誤った結果を生んでしまったのです。」とクヤックさんは語る。

 「私達は色んな人種での様々なシナリオを作っています。あなたは単純に黒人だから、白人だから、などの理由で撃たれる事を想定した事がありましたか?こういったバイアスを確認し、それを直していく事も、このトレーニングの大事な授業の一環なのです」

 アクターとトレーニングを受ける生徒の間には防弾ガラスがあるものの、面と向かっての会話はでき、シナリオによっては相手が銃を引き抜いてくる事もあるそうだ。

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 「ターゲットを的確に打っていくだけでは足りないのです。相手があって、話しながら想定外の事態が発生する。様々なシナリオがあるのです」とアクション・インパクトのオスワルド・レズリーさんは語る。

 FOX2のレポーターであるランディー・ウィンブレーさんは三つのシナリオを番組内で体験した。最初の二つのシナリオで彼は物陰に隠れ、三つめのシナリオでは相手が不審な行動をとった時に直ぐに拳銃を発砲した。

 「見たところ、最後の1回でかなり多くの経験を学べたと言えるでしょう」とウィンブレーさんの行動を分析するするのはアクション・インパクトの銃器インストラクター、イアン・マーフィーさん。マーフィーさんは「私が気付いたのは、ウィンブレーさんの方が速く行動を起こしていた事です。あなたは相手が銃を抜く事を予測していたのでしょう」と続けた。

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 クヤックさんによるとこれこそががトレーニングの意味だという。

 「このトレーニングは受けている人をストレス下に置く事で、現実世界で正しい判断を即時に出せるようにするものです。それこそが命を救うのですから。そしてこれは警官と市民全員に言える事なのです。」

via:fox2detroit/ written riki7119 / edited by parumo

 警官ですらめったに銃を抜かない日本だと、逆に銃口を向けられても実感がわかないかもしれない。だが銃社会アメリカでは、リアルでちょっとした口論から銃口を向けられる瞬間があるし、そうなった場合には頭を真っ白にせずになんらかの対応をしなければやられてしまうといった実情もあるようだ。

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この記事へのコメント 43件

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  1. 銃社会ならではの発想だ。
    日本では到底思いつかないよ。
    サムネはアメリカン・スナイパーだね。
    あれも最後は後味悪かった・・・・。

    • +7
  2. 前提としてまず持ち歩かないとならないならめんどい。
    ある程度は威力も必要だから、重いだろうし。

    • +3
  3. 一般人もトレーニング受けられるのか。
    自由の国なぁ・・・、怖すぎる。

    • +6
  4. 本末転倒な気がするが銃社会自体がブラックジョークみたいなもんだし本人たちがそれでいいならいいんじゃないのかな

    • +9
  5. 単に躊躇い無く人を撃ち殺せるようになる訓練にしか見えないな

    • +25
  6. アメリカの問題は、格差社会で、かつ市民が対人殺傷用兵器を手軽かつ合法的に入手できる、という構造かと。
    そして、これらの問題を誤魔化すために「アメリカン・ドリーム」「自由の国」というまやかしがある。
    行きつくとこまで行くしかないのかもしれない。

    • 評価
  7. ガン=カタが実用化される日は近いな。

    • +13
  8. 昔の短編映画かなんかで、現実が即発砲社会で、これの逆で「発砲するのを我慢するゲーム」ってのがあった。少年がゲームクリアしてその気分のままに、道でババアに文句言われて、発砲しなかったらババアに撃たれて終わってた。トワイライトゾーン系だったかなぁ。
    なんていうほど未来に向けての皮肉な映画だったんだろう。
    、、、銃社会、もう後戻りできんやろね。

    • +4
  9. むしろこの銃社会においては秘匿して銃器携帯せずに
    大っぴらに銃器携帯して、お互いに抑止力にしたほうがいいレベル

    • +16
    1. ※11
      あーかなり昔の短編映画「理想郷〈ARCADIA〉」じゃないかな
      ちなみに射殺したのはババアじゃなくて母親ね
      いや間違ってないけどw

      • +5
  10. もしもアメリカに行って現地人と言い争いになった時はポケットに手を突っ込むのは絶対やめた方が良いね・・・
    冗談抜きで殺される
    アメリカは好きだけど、日本では取り扱いに厳しいルールがついてまわる銃を簡単に持ち歩けるのは本当に狂ってる
    銃さえ手元にあればちょっとした言い争いですら被害者にも加害者にもなり得る

    • 評価
  11. 「銃を向けてきた」相手ってことか。
    「銃を向けられた」人にさらに弾を撃ちこむとか、
    なんて鬼畜な訓練なんだと思ってしまったw

    • +4
  12. 誤解を招くとアレだから一応。
    アメリカ人が全員が今の銃社会に賛成してるわけではないし、銃を持ってるわけじゃない。
    コメントで現地人というくくりで語らないで欲しい。
    銃好きを軽蔑し、今の社会を問題視してる人は大勢いる。

    • +9
  13. 銃排除なんて夢のまた夢って感じだな
    売りたい人が強過ぎる

    • +9
    1. ※16
      もちろん、もちろんそれは分かっているよ
      みんながみんなそんな社会に賛成だなんて思うはずがない
      それとは別に、もしアメリカに旅行に行ったとして、アメリカ人と言い争いになった場合相手が銃持ってるかどうかなんてわからないわけでしょ?
      だから李下で冠を正すような行為は極力控えた方がいいなと思ったんだ

      • 評価
  14. 個々人も自衛をする権利も憲法で認めている国だから、生きていくには必要な訓練なんだろうね。

    • 評価
  15. 殆どのアメリカ人には、ほぼ全面に渡る精神面と生活の学習が必要だ。アメリカ人は何もかも過剰だ。食習慣、衛生、社会、宗教、教育などなど、とにかく地道に様々なことについて学び、認識し、理解しなければ、適切な関係を、ひいては適切な社会を構築することなど不可能に決まってる。彼らに言わせれば、日本人は安全に無頓着だと言うが、アメリカ人が無茶苦茶で危険なんだ。

    • +9
  16. 最後の「あなたは相手が銃を抜く事を予測していたのでしょう」がなんか笑える。
    ガンシューティングゲームで人質撃っちゃう奴だろコレw

    • +1
  17. 銃を携行していた一般人が強盗や乱射魔を撃退したという話は聞かんなぁ。
    だけど銃を無くせばいい、っていうのは平和な日本人の発想だと思う。
    アメリカで刀狩りしたらメキシコのギャングが市民にしてるみたいな事が横行するかもよ。

    • +1
  18. アメリカの銃社会は日本から見て異質で理解できない部分もある(一般市民にハンドガン以上の武器は必要か?)けど、人質とってる犯罪者を警察官が撃つことも(社会的に)許されない日本もどうなのって思う
    なんてか、どっちも極端で大変だよな

    • +4
  19. 日本は空手とブーメランを組み合わせて戦おう。

    • +7
  20. 銃が出回りすぎてて
    もう引き返しようがないんだなあ(遠い目)

    • +2
  21. 銃は身を守る武器であると同時に、身を滅ぼす凶器となる。

    • -2
  22. 自由=危険。
    好き勝手出来る自由は、のたれ死ぬ、殺される自由もついて回る。

    • -2
    1. ※29
      でもね、日本も戦前は拳銃が国民向けに一般販売されていた(ある程度の金持ちしか購入できないが)し
      戦後なんかも旧軍や進駐軍から流れた武器が結構出回ってたんですよ
      日本だって多大な努力の上に銃規制とそれら違法な銃所持の回収を行って現在の状態に至ってる
      アメリカがそれが出来ないってのは甘えだと思う 日本の数倍くらい時間がかかるような銃社会ハードルの違いは差し引くにしてもね

      • 評価
  23. 先に突きつけられたら相手が外さない限りもうダメだろ
    銃を抜くより相手を組み伏せたほうが良さそう

    • 評価
  24. トリガーを引くと当然射線方向に弾が飛ぶが、反対方向にも死ぬまではいかなくても何らかのダメージが及ぶ銃。
    全部こんな銃になれば多少は被害者が減るかもね。
    ミツバチの針に着想を得たが、ただの暴発かもしれないww

    • +2
  25. 銃廃止が可能か不可能かは別の話として
    この現状が異常な状態だと思ってない人々
    特に全米ライフル協会を中心としたロビーが怖い

    • +4
  26. 銃に関わる時は撃つ側でも撃たれる側でも冷静に。
    殺人道具を扱うに、パニックになってもよい瞬間なんて無い。
    銃と一緒に生きてくつもりなら、この訓練には重要な意味があると思うね。

    • 評価
  27. 防弾ガラスじゃなくて、鏡とかステンレス板を使って対峙してるようだね。

    • +2
  28. 日本は平和だね。
    その感覚で他の世界をどうこう言ってはいけないよ。
    自分が実際にその場所にいることをもっとリアルに想像して考えよう。
    それができない人は一度でいいから国外へ旅行してみることをオススメする。
    そうすれば今よりは少しは理解できるようになれる、かもしれない。

    • 評価
  29. >>警官ですらめったに銃を抜かない日本だと、逆に銃口を向けられても実感がわかないかもしれない。
    経験が無いからこんな事書けるんだよな。
    あまり知られていないがガンフリーの国タイで、夜に現地に詳しい人間とややヤバ目なエリアの近くを歩いていたら前から銃を手にしたギャングっぽいのが3人つるんで歩いて来て、正直死を意識した

    • 評価
  30. 事故は怖いが確かにこの訓練ちゃんと受けた人なら誤射は減るだろうね。
    ただ誰もが成果出るて事は無いと思う。適正の無い人がいくらやっても
    ただのトリガーハッピーになるだけだ。

    • +1
  31. とりあえず豊臣時代に刀狩りやっといて良かったな

    • -3
  32. この記事があげられた6月10日、フロリダ州で22歳の女性歌手が亡くなった
    コンサート後観客にサインをしていたところ、歩み寄って来た男に撃たれたらしい
    男はその後自殺した
    ここで言ってもしょうがないけどやっぱりさ、誰でも銃持てるのは本当に本当に狂ってると思うよ
    どんなに訓練してもどんなに人目があっても不意打ちされちゃおしまいだよ
    刃物もそうかもしれないけど射程は段違い、殺傷能力が高いうえ老若男女誰が扱っても同じ威力を出せる

    • +7
  33. 銃は憧れるけど、同時に恐ろしい物だと思っている。

    • 評価
  34. 銃が普及しているから、自殺者も多いんじゃないか?。頭を撃てば楽になれるから・・・。

    • 評価
    1. ※42
      まあ訓練してるはずの警察官ですらたった1名の凶悪犯を射殺して制止するのに
      焦った乱射の流れ弾で数人の市民を巻き添えに死傷させてるような(2~3年前のアメリカの事件)のは
      流石にちょっとあれ過ぎるからなあ…

      • 評価
  35. アメリカって護身じゃなくて趣味って人も多いし、
    技術の高いトリガーハッピーが大量生産されそう

    • +1

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