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おたまじゃくしに卵を食べさせる特殊な習性を持つカエル、絶滅したと思われていたが137年ぶりに発見される(インド)

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 137年前に絶滅したと思われていたカエルがインド北東部の森林の中で発見された。発見したのはインド、デリー大学の生物学者サティアバマ・ダス・ビジュ氏が率いる調査チームである。カエルは中国からタイまでの広い範囲に生息する可能性が期待されている。

 大きさ5㎝ほどのカエルは、地上から6mの高さにある木のうろの中に生息しており、これが発見を妨げていたようだ。また同地域の調査が進んでいなかったことも発見が遅れた要因と考えられる。

 高い場所に生息するだけでも珍しいが、子育て方法も実に特殊である。メスは水が溜まった木のうろの中に産卵し、孵化して水の中に落ちたおたまじゃくしに無精卵を食べさせるのだ。また成体のカエルは、多くのカエルと違って昆虫などを食べず、植物を餌にしている草食性なのだという。

 このカエルは2007年、他の生物の調査中に偶然発見された。ビジュ氏はインドのカエル男としても有名で、同国で確認された350種のカエルのうち89種を発見したこの分野の権威である。

 「木の上からフルオーケストラが聞こえてきたんです。とても魅惑的で、もちろん調べないわけにはいきませんでしたよ」とビジュ氏。

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昆虫などは食さず、植物を餌とする草食ガエルだ

 オタマジャクシの口に歯はなく、餌となる卵に吸い付くのに適したなめらかな構造を持つ。

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 オタマジャクシの目は頭の上に寄っている。餌として上から落とされる卵を見るのに適していると考えられる。

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 このカエルが初めて発見されたのは1870年のことだ。発見者である英国の動物学者トーマス・ジェルドン氏にちなみポリペダテス・ジェルドニー(Polypedates jerdonii)と名付けられたが、それ以来発見されなかったため、絶滅されたものと考えられていた。

 しかしビジュ氏によるDNA解析から新属であることが判明したため、新たにフランキクサルス・ジェルドニー(Frankixalus jerdonii)と名付けられることになった。これはビジュ氏が師事していたベルギー、アムステルダム自由大学の爬虫両生類学者フランキー・ボシュイト氏にちなむのだとか。

 再発見以来、かなりの個体が発見されているが、農業や開発のために森林の急速な伐採が進んでおり、予断を許さないとビジュ氏は懸念している。

via:thedodotheguardianbbc・written hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 38件

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  1. おおっ!ちょっと前にニュースで見た!
    けど写真は初めて見た!オタマが可愛いーーーーーーーーーーーーーくない。
    オタマが動物食で親が草食とはあべこべですな。

    • +25
  2. 草食性のカエルって、想像しづらい。舌でペロッじゃなくてムシャムシャ食べるのかな。

    • +19
  3. 一瞬、共食いを連想してしまうけど、考えてみれば哺乳類にとっての母乳みたいなものかな。
    オタマジャクシに無精卵を与えるカエルは南米にもいるし(ヤドクガエルの仲間)、シロワニなどサメの一部は、胎児が母体内で兄弟あるいは卵を食べて育つし、効率的ともいえる。
    そういえば昆虫だったかクモだったか、母体を喰わせるものがいなかったっけ??

    • 評価
  4. とりあえず絶滅危惧種・絶滅種のDNA保存できた時の安心感ときたら・・・

    • +13
    1. ※5
      カバキコマチグモがそうですね。食われるとき母グモは何を思うのか・・・

      • +10
    2. ※5
      そのサメは腹の中で弱肉強食を経て一番強かった1匹だけが生まれてこれる、って感じだったはず
      ※12
      単にこの卵の役割が母乳であっと母乳をあげるグループをまとめたのがほ乳類ってだけだ
      乳をあげるから必ずある程度までは育てる
      卵生組も育てる組と放置/放流組と孵化までは見守る組がいるわけで、育てるか育てないかでいったら子育てする魚やこのカエルが鳥やほ乳類に近いって言える

      • +1
  5. 無精卵をオタマジャクシに与える種は国内にもいるらしいね。石垣島や西表島に生息するアイフィンガーガエル。幼生の生態も興味深いけど、成体がどんな植物を摂取するのかが気になる。

    • +5
  6. これは凄く効率が良い方法だな。だって普通は生物が出す物って…排泄物か卵 or 子供 くらいでしょ?母乳を出す哺乳類は、むしろ生物界では異端なんだと思う。卵は多目に産んで、子供の食糧としても活用。(なんか変に関心してしまった)

    • +6
    1. ※12
      異端という表現は変だよ。「哺乳類」という動物グループの大きな特徴というだけでしょう。
      そもそも卵や子供の面倒を見る動物は脊椎動物に集中していて(もちろん脊椎動物でも産みっぱなしはたくさんいる)、むしろ卵や子孫の面倒をみない動物のほうが圧倒的に多いと思う。

      • +1
    2. ※12
      母乳は最近の遺伝子配列解析の結果から、その成り立ちが「元々は産んだ卵を濡らしてコーティングする抗菌物質を含んだ汗」だと分かって来てる。つまり元々、母乳も汗や尿と同じ母体の排泄物を再利用したモノが、さらに突然変異で子供に栄養補給出来る母乳へと変化進化したモノなんだ。
      これを裏付ける様に、母乳は子供が産まれた事(出産)がトリガーになるのでは無く、その前の産卵(排卵+受精)がトリガーとなり母体変化が引き起こされるタイミングのズレからも、その進化の過程が窺い知る事が出来る。

      • +3
  7. 一枚目の写真の顔でキスを迫られたらどうしよう

    • +2
    1. ※13
      幸せとか快感を感じてたりして
      生き物は素早く〆ないとストレスとか苦しみのせいか不味くなるから
      子がむしゃむしゃ食べるという事は何かしら気持ちのいい成分が分泌されてるのかも

      • +5
    1. ※15
      わりと、迫られたいです…
      きも可愛すぎるし。

      • 評価
  8. サムネのおたまは何かを彷彿とさせると思ったが…アレだ、色を反転させたオバQだ。

    • 評価
  9. 何万年以内に、DNAに植物の遺伝子を組み込んで、光合成できる様になる
    どっかのウミウシみたいに

    • +1
  10. おたまさんの顔アップの印象が強過ぎて…

    • +3
  11. こええ油断してた
    閲覧注意つけてほしかった

    • +1
  12. まず「137年前に絶滅」が??だな
    そんな時代に、ピンポイントでこのカエル絶滅なんてなんで言えたんだろうか?
    リョコウバトやドードーみたいにわかりやすいならともかく

    • +1
  13. いろんな動物を絶滅させてしまったのは人間のせいでもあるんだろうけど、こういうニュースはうれしくなる。
    自然の砦に守られてたんだね、やっぱり自然って偉大。
    ニホンオオカミやトキもこんな感じで生き残ってないかなあ…誰も立ち入らないような断崖絶壁の先にある山奥の森とか、発見されてない孤島とか、日本にも残されてたらいいのに!

    • +1
  14. 母ちゃんのたまごは美味しいかい?
    もっとだ\( ̄○ ̄)( ̄○ ̄)( ̄○ ̄)( ̄○ ̄)/もっとくれ

    • -1
  15. 成体はメタリックでかっこいい
    オタマジャクシの見た目がやばい

    • +3
    1. ※32
      この場合の “絶滅” の定義は恐らく「野生環境下での確実な生体目撃情報が最後に報告されてからの経過年数」と言う意味だと思います。時代によって定義が変遷しますが、今現在はIUCNが報告する俗に言う「レッドリスト」に倣って、各国の目撃情報を精査し絶滅情報を更新しています。日本では環境庁がこれに従い「最後に目撃されてから50年経過」した種は「絶滅した」と定義します。最近だとさかなクン氏が絶滅したクニマスを再発見した事がニュースになりましたね。

      • +2
  16. コレの上の記事がお菓子の記事だから、サムネのオタマの顔もお菓子に見えた

    • +5
  17. 母体にとっては無精卵が無駄にならず、子供の栄養に使えるならありがたい。卵作って産むのって結構コストかかるのよ。(メス同士シンパシー?)

    • +1

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