メインコンテンツにスキップ

空き缶、古タイヤなど廃材を利用して作られた自給自足の家、現代版ノアの方舟「アースシップ」

記事の本文にスキップ

23件のコメントを見る

(著)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 アメリカ、ニューメキシコ州タオスに立ち並ぶのは一風変わった外見の家々。これらの家はすべて空き缶、空き瓶、古タイヤ、ペットボトルなどの廃材でできている。

 廃材を再利用し、そこに太陽光発電をつけ、自給自足の暮らしを送るというコンセプトの「アースシップ」計画は、今から約30年以上も前、建築家のマイケル・レイノルドによってはじめられた。

 当時、生活廃棄物の処理が問題となっており、レイノルドはなんとかこれらの廃材を利用することはできないかを模索していた。生活ごみに新たなる使命を与え、地球環境を保持していく為に思いついたのが、この廃材でできた家「スターシップ」であり、太陽光発電を利用した自然エネルギーシステムである。

この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る

 アースシップは、資源やエネルギーの持続的利用を可能にする数々の技術やシステムを採用しており、上下水道や電気が通ってない場所でも機能する。

 家の建設費も廃材を利用するので格安だ。資源を持続的に利用する生活を安価で実現できるアースシップは、世界中から注目を集めている。

この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る

 アースシップの建設には、一般的な住宅の建設に必要とされるエネルギーの10%しか使用しない。また、アースシップの冷暖房と照明に必要なエネルギーも一般住宅の10%で済む。地球温暖化ガスの50%は建物から排出されており、その排出量は航空機や車よりも各段に多いのだそうだ。

この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る

 現在アースシップの家はアリゾナ州に宿泊施設で体験することができる。宿泊費用は2人で1泊16000円(1人8千円)ほど。1週間の宿泊は2人で1万円(1人5千円)から。

 公共の電気や水に頼り切ったライフスタイルは、努力次第で改良の余地があることに気づかされる結果となるだろう。だが残念なことに、アースシップの廃材を利用した家は、日本の建設基準法の適応外なので今のところ建てることはできないそうだ。日本の高い耐震基準には適応しないのだそうだ。

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 23件

コメントを書く

  1. 晴天率が高く、極寒・酷暑にならない土地だから、その生活ができるよね。

    • +9
  2. 20年以上前からこの手の建物は定期的に
    紹介されるけど普及しないという事はそういう事。

    • +1
  3. >地球温暖化ガスの50%は建物から排出されており
    薪を燃やしすぎだろう…
    それとも火事の物件なのか

    • 評価
  4. 某海外ドラマのせいでニューメキシコ州に妙な親近感を覚えてしまう
    日本でもできそうだね!いや、法律とかあんのかな?

    • 評価
  5. 住む土地柄、制約、色々問題あるんだろうけど、自身の信念を貫き通す事は素敵だなぁと思いました(小並感)

    • 評価
    1. ※10
      本文読めい。耐震基準でアウトだ。
      つーか日本だと大体の地域では台風で吹っ飛ぶ。最近は竜巻やらつむじ風も増えてるしな。
      台風が(殆ど)来ないとなると北海道だが冬に雪で潰れるもしくは凍死確実。

      • 評価
  6. 日本にも廃材で作った家があるけど
    ただの余剰木材の利用だからな
    中々こうゆう自由な住宅は建てられないな

    • +2
  7. 日本では再現不可能だろうけど
    こういう試みを実行して、成功しているならそれはいいことだ

    • 評価
  8. 廃材をほぼそのまま使うことで材料の生産・加工に、下手すればそれらの運搬に伴うCO2の排出を減らせそうな
    でもそれって廃材を組み合わせただけだし、見た目を良くしても相応の強度しか発揮出来ないよね・・・
    日本でなら木材を組み合わせて釘を廃した寄木細工とかの建築の方が、余程優れていると思うよ?

    • +6
  9. 家ではなく小屋なら日本でも作れるだろう。
    住むとなると建築基準法よりめんどくさいことが色々出てくるけど、諸々の法律や税金問題などをクリアした上で実際に家ではなく小屋に住んでる人もいるから不可能ではない。

    • +3
  10. 要するに、日本の建築会社がこういうのを研究して
    日本の基準に合わせたエコ建築を造れば無問題だな。
    でも儲けにならないから「やらない」ってオチなのでは?

    • +2
  11. アメリカはヒッピー的なコミュニティーの実験が好きなんだね。
    アーコサンティ、ドロップシティー、バーニングマンなんかもそうだよね。
    金銭的には厳しいらしいけど、このような試みは継続してほしいよ。
    現代文明に対するカウンターとして新しいアイデアを吸収しながら
    別の文明の苗床になってもらいたいよ。

    • +2
  12. 自然災害の多い場所には不向きって事だよね。

    • 評価
  13. 子供の時に秘密基地を作ったのを思い出した

    • +1
  14.  建築基準法もだし、地震大国日本だと直ぐに倒壊しそうだし、ただでさえゴミ屋敷問題その他で嫌悪感満載の日本では、普及どころかゴミ利用の時点でアウトだろ!
     ゴミは然るべきリサイクル工場などで新素材に作り替えてからでないと、住人は
    良くても隣近所及び地域から締め出される。それを『村八分だ』と裁判で勝っても、結局そこに住み続けることは環境的に不可能だし。
     地震が10年に一度あるかないかの地域でなければ、根本的に無理だよ。

    • +1
  15. 何処に住んでも幾何級数的な確立で自然災害に直面する日本では難しいよね

    • +3
  16. マッドマックスで出てくる砦みたい(笑)
    鶏冠頭のムキムキ悪党共が攻めてきそうだ(笑)
    しかし、古タイヤなんてドンドン劣化してガスも発生するし、燃え出したら消火は困難だわ、有毒煙は発生するわで危険極まり無い。
    だが、大人の秘密基地みたいでワクワク感が止まらない(笑)

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

サブカル・アート

サブカル・アートについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動画

動画についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。