
あまりに静かすぎると人は気が狂うこともあるという。完全なる静寂の中にいると臓器が動く音が聞こえ始め、45分も経過した頃には幻覚が見えてくる。静寂やその他の感覚遮断は、人の心と身体に奇妙な現象を引き起こす。それどころか、地球に対しても困ったことを起こすのだ。
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10. 完全な闇の中でも見ることができる

眼球の動きを計測するセンサーを身につけた人を完全な闇の中に置くと、およそ半分の人が闇の中で実際に見ることができた。あるいは、少なくともそのように考えていた。実験では、2グループの被験者に目隠しを装着してもらった。このとき、一方のグループには若干の光を通すと告げ、他方には何も見えないと告げておいた。実際にはどちらの目隠しも完全に光を遮断するものだ。そして、彼らは顔の前で手を振るように指示され、コンピューターでその目の動きを測定した。
被験者のおよそ半分が中断したり、出遅れることなく、手の動きを追視することができた。これは彼らの目が、実際に何かに注目していることを示唆している。その原因は、脳の働きと視覚中枢が繋がっていることだ。脳が何かが起きていると了解していれば、脳の視覚中枢の反応を起こすには十分なのだ。これを”自己充足的予言”という。
脳が見えると予測することと目が実際に見ていることの関連性は、色の匂いを嗅ぐといった、共感覚という感覚的反応を解明する手がかりとなるかもしれない。
9. 地球に残された最後の闇

光に関して、人間を取り巻く状況は感覚遮断ではなく、感覚過負荷とでも言うべきものだ。光害はいたるところに存在し、大きな問題となっている。人体や動物の概日リズムを阻害し、それ単体でも生態系に影響を与える。
それでは、人工光を完全に遮断し、光害から逃れるにはどこに行けばいいのだろうか? ダークスカイ・パークやリザーブ(保護区)なら、汚染されていない闇の空の下で息を呑むような星空を観測できるだろう。アイルランドのアイベラ半島にあるダークスカイ・リザーブ(区分:ゴールド)、アフリカのナミブランド・ダークスカイ・リザーブ(ゴールド)、ドイツ東北部のヴェスターヴェラント自然公園(シルバー)などがお勧めだ。スコットランドのコル島のように闇をさらに深めようというコミュニティもある。
暗闇の保存と言うと、奇妙に聞こえるかもしれないが、これはユネスコの世界遺産委員会も参加し始めていることだ。ごく最近まで光害が問題視されたことはなかった。しかし、世代が進むにつれて、完全な闇を体験出来る場所が少なくなってきた。都市の上に広がるはずの夜空は、人が生きているうちに決して見ることのないものだ。だからこそ、祖先が目にしたものと同じ闇を保存するための努力が払われている。
8. 地球では真の静寂はもはや得られない

ニュージーランド、オークランド大学のある研究者が、南極に滞在し、数キロの範囲に自分以外生きているものが何も存在しなかったときの体験を書き記している。それは、実験室の静寂とはまるで違う静けさで、体験してみなければ分からない類のものだったという。
しかし、南極でさえも、基地や気象観測機器、ボートがノイズを発生させている。サハラ沙漠や北極、シベリアなどの僻地ですら飛行機が定期的に飛行しているのだ。ある生態学者は人間が作り出した音に冒されていない場所を求めて、文明から1900km離れたアマゾンの熱帯雨林に分け入った。それでも、飛行機の音が届いてきたのだ。
一般的なコンセンサスとしては、地球上に人為的な音が定期的に響かない場所は存在しない。イングランド最北東端のノーサンバーランドのような場所でもそうなのだ。そのため、全くの静寂に包まれた場所を探す試みは頓挫している。人が何にも煩わされることのない場所はもはやない。
7. ずっとしゃべらないでいると脳を萎縮する可能性

科学のためにそんな誓いを立てた人間はいない。だが、理論は存在し、これが非常に面白い。ある説によれば、何も起こらない。喋るときに使われる筋肉は、呼吸や咳払いなど、多くのことに使われているからだ。これは長期間昏睡状態に陥っていた患者でも、目が覚めれば会話できるという事実によって裏付けられている。
だが、声帯が萎縮する以外にも、取り返しのつかない結果が待ち受けている可能性もある。米ニューヨーク大学では、声帯の維持に会話は必要ないかもしれないが、脳を萎縮から守るためには必要なのではないかと考えている。脳の特定の領域は、使用する頻度に応じて強化されるからだ。例えば、プロのミュージシャンの音楽を司る領域は大きく、素人ならば小さい。
会話を処理するニューロンが使用されなくなれば、他の領域に開け渡されるだろう。部分的には会話を聞く機能を司る領域によって駄目になるかもしれない。このことは長期間盲目であった人が発達させる脳構造や鋭い聴覚によって裏付けられている。脳は柔軟であるがゆえに、会話の入力がなくなれば、その領域を縮めてしまうかもしれないということだ。
6. 恐怖のレニングラード・メトロノームとは?

街の状況は、水で満たされたタンクとはまた違う感覚遮断的状況であった。寒さと飢えで、人々はさらに凍え、多くの公共施設が閉鎖された。電車は止まり、雪が通りに降り積もる。水道管は凍りついて、破裂した。粗末な暖房しかない部屋は冷え切って墓地のようであり、遺体や排泄物が表にあふれた。生き延びた人は、絶望的な孤立状況に取り残された。伝統的な社会的役割やアイデンティティとともに、性別の差さえ薄れてしまった。
人との接触や日常生活からの隔離状態は、日に日に悪化していった。そして、大勢がラジオの音にすがるようになる。占領下ではラジオ放送がどんどん困難になっていったのだが、それでも死にゆく静寂の都市を満たす音があったのだ。それが、メトロノームだ。
レニングラードのメトロノームは、大過がないときはゆっくりとリズムを刻み続けた。人々がまるで心臓の鼓動のように響く音に耳を傾けた理由は、孤独、飢え、苦痛、死といった状況に苛まれながらも、まだ自分以外にも人が生きていることを思い出させてくれたからだ。襲撃が迫ったときには、メトロノームの速さは2倍になった。元の1分で50回というテンポに戻ると、それは極限状態でも独りではないとことを教えてくれる、狂おしい抵抗の音となった。
5.完全に感覚を遮断すると異星人とコンタクトが取れる?

そのオリジナルは現在のものとは少々異なっており、恐ろしげな暗幕マスクをかぶり、どっぷりと水に浸からなけらばならない。マスクは徐々に改良され、厳しさは消えたが、リリーの主張がする体験は実に奇妙なものだ。
リリーによれば、完全に感覚を遮断することで、別次元の生物とコンタクトすることができた。タンクは一種の扉として機能し、肉体を離れて精神だけの状態となり、彼を地球の代理人と見なす存在に出会ったという。この異世界の存在を管理するのは地球偶然統制局(ECCO)という組織であり、タンクに入るたびに彼らとコンタクトを図ることができた。
感覚遮断と体外離脱は、まったく別の現実への扉を開いた。もちろん、これは彼が実験にLSDやケタミンを利用した先駆者であったことと関係があるだろう。これらを服用した結果、変性意識の状態になり、イルカと感応し、床の下に地球の裏側で瞬く星々を見ることができたのだ。
4. 退屈の本質的な不思議

一部の人は他の人よりも退屈しやすい。そして、一般的に、女性よりも男性の方が退屈しがちだ。退屈さの度合いを計測する方法はいくつか考案されているが、どれも批判がある。それでも、退屈という現象の研究者は、慢性的に退屈する人と脳の外傷を患う人には類似点があることを発見した。
脳外傷を負った患者を研究するある研究者が必ず尋ねることの1つに、「退屈か?」という質問があった。すると、全員が「はい」と答えた。こうした患者の脳内で見受けられる高レベルのエンドルフィンが、楽しいという感覚の閾値を上げているのではないか、とこの研究者は指摘する。つまり脳を幸せにするには、より多くの刺激が必要となるのだ。こうした所見は、アルコールや薬物依存症、あるいはギャンブル癖といった危険な習慣を克服するためのヒントになるかもしれない。
退屈しがちな人は、退屈をしのぐための新しい方法を常に探している。これが危険な行動につながることもある。慢性的に退屈している人の脳を調べることで、依存症の理解も進むかもしれない。例えば、根本原因がエンドルフィン濃度の高まりであり、それが楽しむために危険な行為へと駆り立てるのならば、同じ程度の楽しみを得るためにより大きなリスクを取ろうするプレッシャーを軽減する方法を探し出せばよい。
また、退屈するほどに、健康状態が悪化するという証拠もある。1985年、イギリスの研究者が公務員の退屈レベルを調査した。数十年後に、退屈と健康と若死の間に相関関係があるかどうか確認したところ、外部の刺激が楽しませてくれるだけでなく、生きるうえでも重要であることが判明した。
3. 味覚と嗅覚の喪失

匂いや味を感じられない人の多くが、孤独や孤立感を味わっている。鬱になる人も多い。友人や家族と食事やお酒の味を共有できないのだから、その寂しさは察するに余りある。
匂いを感じられないことによる健康リスクもある。有害なガスや煙、腐った食材などの臭いを感じ取れないからだ。また、嗅覚は他人との絆を育むうえでの重要な要素でもある。好みの香水やコロン、誕生日のバラの香りなどは、こうした記憶を留める作用がある。人生は様々な次元で成り立っているのだ。
しかし、90%以上の人が治療によってこの症状を治せることも不思議である。だが、嗅覚の喪失は、失明や難聴に比べれば重要度が下がるといった事情もあり、見過ごされがちだ。
2. 眼帯せん妄

シャルル・ボネ症候群は1760年に、スイスの哲学者シャルル・ボネによって初めて記述された。彼は、ほとんど目が見えなかったにもかかわらず、人や動物などの複雑な幻覚を目にしていた。それ以外は健康で、幻覚が現実ではないと理解できている点で、他の幻覚とは異なっていた。
眼帯せん妄は、眼帯による感覚遮断と、おそらくは手術の際の薬物との関連が疑われ、単なる幻覚ではなく、本格的なせん妄状態である。
今日でさえ、白内障などの手術を受ければ、回復まで明るい光や刺激を遮断する必要があるが、そうした術後の処置は眼帯せん妄を念頭に発達したものだ。
1. 子供時代に受けた感覚遮断の恐るべき影響

チャウシェスク政権下では、ルーマニアの女性は多産が奨励されていた。そのために、15万人もの子供が設備の乏しい施設に預けられることになった。ここでは1人の介護士が25人のゆりかごに寝かされたままの乳児の面倒を見ていた。また、田舎ではベッドに結びつけておく施設もあった。赤ちゃんはその状態で数年を過ごしたのだ。
その結果は恐るべきものだった。研究者の1人、小児科医のチャールズ・ネルソンは施設に足を踏み入れたときに感じた、この世のものとは思えぬ静寂について語っている。ほとんどの乳児と子供は斜視で、何も見ていない。目の筋肉が発達していないのだ。
身体の成長も停滞していた。10代の子供であっても、せいぜい5歳か、6歳にしか見えなかった。感覚的刺激が与えられないと、成長ホルモンが出ない。また、知能の発達も遅れる。こうしたことは遺伝ではなく、環境が原因となって起きたことだ。
ネルソンらは、里親を募集して、子供時代のネグレクトによって受けた障害から回復させることが可能なのかどうか確認することにした。それから5年以上に渡って、施設の子供、養子に出された子供、肉親に育てられた子供のグループを追跡調査した。
その結果、施設から引き取られ、きちんと感覚刺激に暴露された場合、かなり早く回復することが判明したが、それも完全なものではなかった。また、子供が十分に若いことも必要だった。運動発達などの点ではすぐに追いつく子が多い一方、注意欠陥過活動性障害、脳活動の抑制、小頭などの発生率は依然として高かった。
ネルソンによれば、子供が生涯に渡って必要となる基本的なスキルを学習するには、決定的な年齢の上限があるという。若い頃に受けた感覚遮断の傷は一生治らないこともあるのだ。
via:listverse・原文翻訳:hiroching
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コメント
1. 匿名処理班
この手の話は実験自体少ないし都市伝説寄りになっちゃってなんともいうか歯がゆい
2. 匿名処理班
本題より「国際ダークスカイ協会」の方が気になってしまった。
名前だけなら完全に悪の組織
3. 匿名処理班
オレの体の中はエイトビートであふれている!!
4. 匿名処理班
ぼっちはダメって事ね(−ω−。)
5. 匿名処理班
大脳は常に新たな刺激を取り入れないと正常に働かない、というのを心理学で教わった。それと同時期に5億年ボタンなる話も知った。とても恐ろしく感じたわ。
6. 匿名処理班
鬱の治療にやってる団体?があったなぁ
よくないみたいだけど
7. 匿名処理班
※4 ヒュー!
って、やっぱりコブラのあれを思い出すよな。
8. 匿名処理班
暗闇でものを知覚できるのは、可視光以外の刺激によるもんだべ?
9. 匿名処理班
脳は常にバランスを
取ろうとする
耳鳴りがする暗闇で
数年暮らすと精神が
変わるのは当たり前。
自分が想像する
イメージに存在しない
場合もよくある事だよ。
10. 匿名処理班
感覚遮断。これ系の話を聞くと真っ先にヘレン・ケラーを思い浮かべる
視覚、聴覚、言語の無い世界で生きてきた彼女は、なにがきっかけで(有名な「ウォーター!」そのとき急に水を認識出来たのは何故なのか?)世界を知ることが出来たのか
言葉を理解出来たのか、そのとき脳のどの部分が反応したのか、気になる。
11. 匿名処理班
たいていの事はフィードバックが無ければ暴走する。(機械、生き物、社会、会社、あらゆるシステム、、)
12. 匿名処理班
異性人のくだりさえなければ実に科学的な話なんだけどなぁ…
13. 匿名処理班
ルーマニアの孤児の話は、貧困がどれだけ悪かよく分かるよな。資本主義システムの上では、経済成長なき国家は、人間の根本すら破壊しかねないってことか…
14. 匿名処理班
1.
何かを始めるのに、遅すぎる事はあると証明された。
15. 匿名処理班
目をつぶって、意識不明の状態でも、夢はあんなにも鮮明に『見える』。
匂いすらするし、時には触覚にも訴えてくる。
真っ暗闇の中で何か見えても、何の不思議もないでしょうよ。
16. 匿名処理班
ルーマニアのチャウシェスクが銃殺されたシーンを、ライブで見た世代だ。
道端でフリーズドライ化した子供の遺体が、ゴロゴロしていた当時のルーマニアは、バリバリの社会主義共和国国家だった。
チャウシェスクは、ルーマニア共産党書記長を24年務めている。
どこに資本主義が関係しているのか、教えてもらいたいもんだww
17. 匿名処理班
ちょっとまて、
目隠しをしたまま手を振るって、自分の手?
だったら何となく目で追えるのは不思議じゃないんじゃない?
18. 匿名処理班
最後の記事が怖すぎる。子供の時に、ダメにされたら一生ダメになるって事じゃないか。
19. 匿名処理班
>>18
これは手を目で追えるかどうかを見る実験じゃなくて、眼球からは全く見えてないものに対して眼球がどういう反応するかを確かめる実験
目の前で振り子とかが振れてたら、それを目で追うつもりなくても人間の眼球は自動的に何かいろいろ反応すんだろ
もしこれを真っ暗な中でやったら何も見えてないんだから、当然、眼球は何の反応もしない
この実験では、振れてるものを自分の手にしてみたんだよ
自分の手だから、そこに何かが振れてるというのは脳としては分かる(知ってる)。
でも眼球には見えてない。脳的には手がブンブンしてるの分かってても眼球的にはそこに何があるのか絶対分からん
なのに、眼球はさも見えてるかのようなリアクションをしたわ、って話。
これは、感覚器官サイドでは刺激を感知できてないのに、脳が状況を知ってる状態だと、感覚器官が本来自動的に行う反応を脳がわざわざ再現させる事があるんだなと分かった
だから感覚器官が刺激に反応して、それから脳が状況を認知って流れじゃなくて、その逆というか脳が感覚器官に刺激反応をさせることもあるんじゃね?って予想された
20. 匿名処理班
コブラに感覚遮断ネタがあったなと思ってたけど、コメ欄にそれを知ってるおっさんが居て安心した
21. 匿名処理班
宇宙人とコンタクトできるなら2次元にもいけるはず
22. 匿名処理班
モンスターって漫画でも感覚遮断の箱に子供を入れるシーンあったなぁ
あれは一度その子のネジを全部壊して組み替えるみたいで不快だった
23. 匿名処理班
ヘイポーさん!
24. 匿名処理班
暗闇で手を振って眼球が反応するのって
夢を観ている時に眼球が動くのと同じよね?
25. 匿名処理班
眼球が反応してるからって目の前のものが見えてるとは限らないよね。
眼球運動を司ってるのは結局脳なんだから、脳が「見えてる」と判断すればたとえそれが脳が作り出した幻覚であっても眼球運動は起こるでしょう。
あと完全な闇って絶対零度のことだから、「可視光線の範囲で」って断りを入れておかないとおかしいよ。
26. 匿名処理班
ほとんど誰もいない富士山に登った時静寂を経験したな
確かに地上では明確な音と認識出来なくても何らかの音のようなものが溢れているな
27. 匿名処理班
生まれつき目も見えない、耳も聞こえない人というのは少なからずいると思うんだけと、そういう人はどうなんだろう?
脳の他の機能が発達するんじゃないかな?
28. 匿名処理班
※26
だから見えていないのに眼球は動いているって結果になったという実験だって
そもそも脳が判断したから眼球が動くのは全く自明じゃないからな
あと誰もこれを見て絶対零度だとか想定しないし、普通は可視光だって分かる
絶対零度だってゼロ点振動してるしそんな精度を求めている実験系じゃないなんて、それこそ自明だよ
29. 匿名処理班
※20
人は「完全な闇の中でも見ることができる」
このタイトルが適切でないのかと。
人は「完全な闇の中でも物を見ようとする」
かと。
30. 匿名処理班
※3
RPG女神転生に出て来る「生体エナジー協会」と同じぐらい怪しい響きがあります。
31. 匿名処理班
フリードリヒ2世が目の前で誰からも話しかけられなかった子供が
新しい言語をしゃべり出すんじゃないかと思って実験したら
誰からも話しかけられなかった子供はみんな育たず死んでしまったってのあるよね
狼に育てられた狼少女も人間としては長生きせずに短命だったって言うし
やっぱ生まれてから幼児期って大事なんだな
32. 匿名処理班
間隔を遮断したならアイソレーションタンクに入ればいい
33. 匿名処理班
>国際ダークスカイ・プレイス
こういう動きがあるのは嬉しい。ありがとう。
いつか本当の星空を見に行きたいよ。
34. 匿名処理班
※13
多分、感覚が遮断されると異星人に出会うような幻覚を見るということなのだと思うよ。
「ご冗談でしょう、ファインマンさん」かそのシリーズに、そんなことが載っていたと思う。
35. 匿名処理班
二宮敦人の紫になった少女の話を思い出した
36. 匿名処理班
オウムだったかね?感覚遮断を利用して洗脳してた団体
37. 匿名処理班
子供の感覚遮断のところ読んで、ペットショップから焦点の合わない仔猫を引き取ってきたら数日でちゃんと焦点合うようになったのを思い出した。
38. 匿名処理班
おいらは暇な時「カラパイア」を見るから退屈しないのさ。いつも楽しい、興味深い話題をありがとう!
39. 匿名処理班
震災時には停電やら節電やらで光害から解放されたなあ。
当時唯一の良かった事と思ってる。
まあ人によっちゃ暗闇は怖かったかもしれないが。
40. 匿名処理班
※19
私子供の時の虐待が原因で精神疾患一生治らないからうまく付き合いなさいって医者に言われたお。なので子供も持てずに仕事するのがやっと、毎日地獄さ。
41. 匿名処理班
1,ちょっと考えるなぁ。多産が要因っての。
産めよ増やせよが必ずしも是じゃないってことで。
42. 匿名処理班
感覚遮断実験を元にした萩尾望都が描いてたな
擬似感覚遮断で、完全なものじゃなかったけど
43. 匿名処理班
むしろ五感自体が脳の電気信号であって錯覚にすぎないと考えると面白い
感覚遮断されてしまったら
外の世界を認識できない=外の世界は存在しないのと一緒なんだよね。
「水槽の脳」という思考実験を思い出して興味深い
44. 匿名処理班
※31
昔読んだので多少曖昧だけど、確か、
ブラインドグラスフィッシュは目が退化して視覚が無い。水槽の中に居るこの魚に影をさす実験をしたら反応が見られた。眼球を取り除いたり色々な実験をした結果、この魚は眼球だけでなく脳で直接光を感じていることが分かった。脳を半分に切断すると、その部分はエジプトの壁画に描かれているホルスの目にそっくりである。
45. 匿名処理班
※11
「触覚」じゃないの?
「ウォーター!」に至るまで、何のことやらサッパリでも、来る日も来る日も指文字(=「言語」の代用)を教え続けたサリバン先生の努力が、やっと現物との意味づけに結び付いた瞬間だったんだろう。
サリバン先生が来るまでのヘレンはまるで野生児だったそうだけど、人間が人間として成長するには、言語概念の獲得ってやっぱり重要なんだろうな。
名門の家だからこそ、障害児でも、専門の家庭教師を招いていろいろ克服できたって面は大きい(もちろん本人の努力もあるが)。
あまりにヘレン・ケラーが優秀な自立支援の成功例なんで、他の盲人・聾唖者からは「あの貴婦人が標準で、そこに至らない障害者を努力不足とは思わないで欲しい」と、世間の無理解への苦情が出たとか何とか。
46. 匿名処理班
※19
例えば目に関しては、
昔はよく子供が結膜炎その他の眼病になったりすると
こすらないように眼帯を当てていたりしたけど、
視力が急速に発達していく乳幼児期は
たとえ1週間とかでも視界を塞いで生活させると
一生そちら側の目に弱視が残ったりすることもあって、
近年はなるべく子供に眼帯はしない方針に変わった。
47.