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一緒に走るよ、スタタターン!!水面をシンクロしながら爆走する鳥「カイツブリ」

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(著)

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 水面を爆走する鳥がいる。そして速くてかっこいい。彼らはいったい何のために走るのだろう?そう、モテたいが為である。メスの動きに合わせて完全にシンクロ状態で水面をひた走るのである。ストーカーとかでは断じてない。

 カイツブリ科に属する水辺の鳥、クビナガカイツブリとクラークカイツブリは、自らのパートナーとなる鳥の心を掴むためにパートナーと並んで、およそ20メートルも水面を走っていくのだ。今回ハーバード大学の学者たちはカイツブリ科の足の秘密を明らかにした。

Clark’s and Western Grebe

 クビナガカイツブリとクラークカイツブリは水面を走るタイプの動物としては世界最大である。彼らのこの生態は良く聖書に存在するイエス・キリストの水面を歩く奇跡と似ている事から「ジーザス(キリスト)の鳥」とも呼ばれる。

 これまで小さな虫が水面張力を利用して水面を漂う姿は目撃されていたが、こういった大き目の動物が水面を走っている科学的理由については不明なままだった。

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 ハーバード大学の研究者、グレナ・クリフトンは、カイツブリが1秒間に最高20回も足をばたつかせることができること、その足の形状により体重の30%から55%を支える事の出来ること、残りの力は水面ではなく、足が水の中に沈んだ際に引き起こされている事も分かったと言う。また、彼らの足は平たく、カイツブリが水面から沈んでいかないように水面走行に特化された形状となっている。

 その走り方にも秘訣がある。彼らは正面に足を出すのではなく、水面から足を話す際に円を描き、足を横に滑らせている事を発見した。これにより彼らの不思議な走り方が誕生するのだ。

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 クリフトンの研究チームは「この技術を応用すれば、水面を走る事の出来る新しいタイプのロボットを作ることが出来るだろう。もしかしたら人間が水面を走る事も可能かもしれない」。と語っている。

 水面を走る事の出来る脊椎動物は極めて少なく、その中でも最大のサイズを誇るのがクビナガカイツブリとクラークカイツブリである。これらの鳥を研究することにより、人間向けの水面走行技術が得られるかもしれないのだ。

 この足を使ってパタパタパタパタ!

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 カイツブリ科はその魅力的な求愛行動で有名な鳥でもある。彼らの魅力は求愛行動の際、お互いが並んで全く同じ行動を同じタイミングでシンクロし、一体感のあるハーモニーを作り上げる所にある。

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 研究チームは今回の実験を行う為にハイスピードカメラを用意し、オレゴンのアッパークラマス湖で優雅に水面を走るカイツブリを撮影した。その結果カイツブリがおよそ1秒間に14歩から20歩している事を発見した。人間は最速で1秒間に6歩しか動けない事を考えると、彼らの速さが分かるだろう。

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 チームはさらにカイツブリを研究し、まずはレスキュー用のロボットの開発に取り組みたいとしている。

BBC Life: The Grebes

dailymail 原文翻訳:riki7119

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この記事へのコメント 41件

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  1. 最初の動画のBGMが壮大過ぎて笑ってしまった……

    • +23
  2. うちの近所の川にいるカイツブリよりもでっかいタイプ!
    家の近所のカイツブリは小さくて素潜りが得意で、
    水中を魚みたいにギューンと泳ぐけど、水面を走ってるのは見たことない
    水面歩行しないタイプなのかな…

    • 評価
  3. この世には様々な愛の形が…
    わ、笑ってなんかないっ

    • +12
  4. メスは何のために走り出すの?
    自分の走りについてこれるオスを選ぶため?

    • +6
    1. ぁゃιぃ…
      でも鳥のこういう頭を疑うような言動って
      たまらなく愛おしい
      ※4
      走り屋のねーちゃんかよw

      • +9
      1. ※10
        実際その通り。
        オスの持久力と協調性・同調性をテストしてる。
        「アタイについて来れんのかい?ノロマな男に用は無いよ」を地で行ってるわけです。

        • +10
  5. キリストさんこんな走り方だったら
    嫌だぜw

    • +23
  6. 曲は笑わせる為に付けたんだよな?
    にしても鳥の求愛ダンスは本当に面白い
    きっとメスに受けたアピールを代々受け継ぎ磨き続けてこうなるんだよな

    • +8
  7. 「一見優雅に見える水鳥も水面下では必至に足掻いている」って言ってたじゃん!

    • +9
    1. ※9
      めっちゃ水面から飛び出してるけどな

      • +5
  8. 15メートルまでなら!!! 問題は無い!!

    • +2
    1. ※11
      ※25
      でも二人だと沈むんですよね?

      ※21
      飛んで逃げろや(真顔)

      • 評価
  9. 魚も同じようにすたたたと走っていたら
    それはそれで怖い

    • +2
    1. ※12
      奇々怪界の「はしり鯛」思い出した。

      • 評価
  10. 気になる子の後を着いていくんやな!
    よしオレもカイツブリから学んで後ろについていくやでー

    • 評価
  11. 「『右足を踏み込んで右足が沈む前に左足を踏み出し左足が沈む前に右足を踏み込む』これを繰り返せば水上を歩ける」ていうジョークがあるけど、この鳥はこれを実践してるわけだ。 

    • +15
  12. この鳥大好き!
    見事なシンクロ、水上を走れる能力、凄すぎ!
    走る時の姿勢も二羽ともソックリだよね。首の曲がり具合とかたまらん。
    足の回転数がそんなに速いなんて知らなかった。
    足の形もヒレのような葉っぱのような感じで面白い。
    人間用の実現化云々は別にしても、こういう研究はとても興味深いなあ。
    研究に協力してくれた、というかさせられたカイツブリたん達、ありがとう。

    • +1
  13. これ最初は外敵から逃げるために進化したんかな?
    まさか求愛活動だけのために水上走行が出来るようになったわけじゃないよな?

    • +2
  14. したたたたたたたたっ
    ひゃっほ~う!
    BGMが無駄に格好いい!

    • +1
  15. 1つ目
    雄大なBGMと絵面のギャップに草不可避w
    でも彼らはガチだし何時も真剣なんだよな~
    だからやっぱり草不可避ww

    • +2
  16. これを基本として、二足歩行タイプの水陸両用の乗り物が生まれそうな予感。

    • +1
  17. いやぁ、かわいい。
    何てかわいいんだろう。

    • +4
  18. 正面から見たときの適当に乗せたズラ感もかわいい

    • 評価
  19. 美しい
    立体視できそうなシンクロもうつくしい

    • 評価
  20. エリマキトカゲとならんで走ってるところを見てみたい。

    • +1
  21. ” スタタターン!! ” www
    タイトルほんと好き

    • 評価
  22. 毛づくろいまでシンクロしてて可愛いw
    けどこんなに愛情表現きめ細やかな鳥でも、巣の中の何割かは別のオスの卵だったりするの?
    多種多様な、より強い子孫を残すためらしいけどねえ。

    • +1
  23. カイツブリがどうかしらないけど、ペンギンとか鶴とか白鳥とか鳩とか、鳥って一生に近い間同じ相手と添い遂げる種が多いよね。もしカイツブリもそうだったら、なんか深い愛を感じる。

    • 評価
  24. キリストの水上歩行がこんなにけたたましかったらありがたみより笑えるな

    • +3
  25. 一個目の動画、壮大なBGMと相まって、このまま水上走りながら戦闘にでも赴きそうな雰囲気。

    • 評価

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