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通行人の視線が女性の顔の傷を治す、最先端技術を駆使した英国のデジタル広告

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(著)

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 一人の女性の大きな顔の横には「LOOK AT ME.(私を見て)」の文字。これは、イギリスで新たにお目見えした最先端技術を駆使したデジタル広告で、かなり先をいっている。顔認識技術を利用し、ドメスティック・バイオレンス問題に光を当てるためのものだ。

 なんとこの広告をちゃんと見た人々が、リアルタイムで傷ついた女性の顔を治すことができるのだ。

 顔認識技術(写真のふたつの赤い点に注目)により、通行人が女性の顔をしっかり見て、なにが起こったのかをはっきり認識することで、殴られた女性の顔の傷を少しずつ治していくしくみになっている。

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 人々がスクリーンを見るたびに、女性が変わっていく。人々が女性に注目すればするほど、彼女の傷は早く癒える。つまり、DVの問題を見て見ぬふりをせずに、直接向き合うことのメリットを示している。

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 今、わたしたちは、まわりで起こっていることに見て見ぬふりをしながら、心を麻痺させることで偽りのおだやかな世界に住んでいる。その気がなければスマホから顔を上げる必要すらないのだ。この広告は、身近なところで起きている何かをもっと気が付いてもらいたい為に設置されたものだ。

Women’s Aid and Ocean Amplify the Violent Face of Abuse

via:upworthy・原文翻訳:konohazuku

 それはドメスティック・バイオレンスばかりではない。学校で、職場で、通りがかりの街頭で、言いたくても言うことができない、誰かが小さなSOSを発信しているのだ。そのSOSにみんなが気が付くことができたら、悲しい出来事は少しずつ減っていくのかもしれない。

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この記事へのコメント 23件

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  1. 目は向いてるが見てはいないってことあるんだけど、そんな視線にも反応すんのかな

    • 評価
  2. 発想と技術の融合のさせ方が上手い。
    でもこの技術がオープンかつフェアに使われる事って、滅多に無さそう。

    • 評価
  3. つまり実際にその場で見た人には傷ついた顔に気づかないから、化粧品か何かの広告に見えるわけか

    • 評価
  4. これを上手く使えば、主体的に一定の世論の形成を促すことが出来るな。
    プロパガンダにも適していそう。

    • -2
  5. DV受けてても、自分が悪いと思って隠す女性が多い。
    私の母もそうだった。
    DV家庭の罪は、勝手にくっついて暴力沙汰を起こす夫婦の問題ではなく、暴力的シーンを日常的に見て育つ子供の心の傷の方だと思うね。
    女は男の機嫌を取らないと殴られて当たり前みたいな空気、両親がお互いに憎しみあっている空気を常に感じて、傷つきながら育つ。
    殴り殴られて現状を改善しようともしない無知蒙昧なバカ夫婦を引き離すより、DV夫婦から子供達を救いたいよ。

    • -38
    1. ※9
      強者から暴力受けたことない人間の意見だね

      • +16
      1. ※8
        水面下なのは被害者側にも非があると思う。
        暴力振るわれも毅然とした態度が取れない人が多過ぎだ。
        結局、仲直りの一発すれば元の木阿弥になるケースが多いから、
        『ただの痴話喧嘩なのに大事にする介入者が悪い』となる場合も多いんだよな。

        • -3
    2. 米9米10が自力で脱出できたのなら、それは立派なことだと思うけど、世の中はそうやって毅然と振る舞える人ばかりじゃない。そうできなかった人に「非がある」とまで言ってしまうのは、やはり悪い意味での自己責任論だよ。
      米14は深刻な例ばかりだけど、実際にこの被害者たちを「なんで警察に駆け込まなかったのか」「なんでそんな奴とくっついたのか」「なんでさっさとブラック企業を辞めなかったのか」「なんでもっと早い段階でしっかり抵抗しなかったのか」と非難する人たちがいた。
      「暴力を受けるに値する非」なんてないと思わなきゃ、被害者はいつまでたっても救われない。

      • +3
    3. ※9
      こういう人間がいるんじゃDV問題は解決されないよなぁ。
      達観めいた意見だったり、いかにも論理的な意見を言う人ほど物事が見えてない。

      • +2
    4. ※9
      言いたいことはわかる
      でも「非がある」という表現は適切ではない
      それだと加害者側が暴力をふるって当然だという意味になりかねない
      ※23が書いている「自分が悪いから怒らせてしまっただけで本当は優しい人なんだ、自分がうまくできれば今度こそ大丈夫だ、と思い込む」
      これをやめて自分の足で立てと言っているのだと思うけど、難しい
      共依存が絡んでいるから
      DVの被害者には二重に助けが必要になることが多い
      一つは暴力から
      もう一つは「かわいそうな自分が愛や献身や賢さによって相手を変え幸せになる」という幻想から
      暴力に正当な理由など存在しない
      被害者には助けの手が差し伸べられるべき
      ただ通り魔的な犯罪と違って、DVは暴力の被害だけでなく、被害者が抱えている別の問題に対してもサポートが必要
      非があるのではなく、認知しずらい問題がある

      • 評価
  6. 被害者は常に弱者だ。
    子供・女性・老人・障害者。
    暴力を振るう人間は、抵抗されても更に暴力で押さえつける。
    自分の弱さを認めている様なもので、司法の前にはひとたまりもない。
    弱い者に優しい人は、暴力の痛みを知っている人だ。

    • +12
  7. 川崎で殺された少年は毅然とした態度を取らなかったから非がある。
    福岡で家族同士の殺し合いをやらされた一家は毅然とした態度を取らなかったから非がある。
    尼崎で暴力を振るわれ監禁死した人々は毅然とした態度を取らなかったから非がある。
    北陸で9年間監禁されていた女性は毅然とした態度を取らなかったから非がある。
    大津でいじめられ自殺した生徒は毅然とした態度を取らなかったから非がある。
    ワタミで過労自殺した新入社員は毅然とした態度を取らなかったから非がある。
    こういう理解でいいのかな?

    • -13
    1. ※12
      貴方は全ての問題を自分の力で解決したように語っているがはたしてそうなのか?
      逃げ道の先に手を差し伸べてくれる人がたまたまいたのではないのか?
      私はDVも何も受けたことのない平和ボケ人間で、実際DVが起こるような環境でどうすれば良いかわからないが、貴方は経験があるのだろう?
      ならば被害者の側の態度を叱責するのではなく、貴方も手を差し伸べる人間になってみてはいかがか?
      丁度あなたが助けられたように。
      このデジタル広告を擬人化すれば同じことを言うと思うね。

      • +10
  8. 個人的には、現代では女から男へのDVもあるのでは?とも思う
    うちらが全力で殴ってもたいしたダメージはないかもしれないけど、物で殴るとか、言葉の暴力ならできるわけだし
    助けを求めにくい、弱者としての同情を得られにくいから、水面下で苦しんでる人もいるんじゃないだろうか

    • +2
  9. 発想がすごいなぁ
    こういうのがあったら何度も同じ場所通ってしまうかもしれん

    • +2
  10. 発想はいいと思うが、通り過ぎる一瞬のうちに顔が変わってることに気づく人はほとんどいないと思う。

    • -6
    1. ※18
      私は16で発言したものです。
      12さんは「10さんがどれほどの暴力を受けてきたのか知りたい」と聞いているだけで16の※は論点がずれててわからないというという意見ですが、確かに論理が飛躍していますね。単なる暴力を受けた経験の言い合いになるのを避けたのが裏目に出ました。論調も感情的でした。
      私が9、12、16の流れで言いたかったことは、DV等の被害者に対し自己責任を押し付けてしまうのは絶対に駄目だということです。
      「毅然とした態度をとればいい」「逃げればいい」という意見は「自分」がDV等の被害にあわないための予防策としては有効だと思いますが「隣人」の被害を防げません。問題に目を背けているのと同義です。もし、DV等が引き起こす事件を減らしたいと願うのであれば「自己責任」等という議論の余地のない言葉を使うべきではないと思います。
      事件の大小に関わらずお互いが「LOOK AT ME.」でいきませんか?大事件より大きなお世話の方がずっとましです。

      • +1
    2. ※18
      >>レクレーションみたいに夫婦喧嘩DVを定期的に繰り返して、子供への影響を全く考え無いDQN夫婦
      それ、DQNだからじゃなくDVの怖いところなんだよ
      暴力をふるう→優しくなる(ハネムーン期)→イライラを溜める→暴力をふるう、を周期的に繰り返すの
      同時に「俺を怒らせるお前が悪いんだ」と言うと、自分が悪いから怒らせてしまっただけで本当は優しい人なんだ、自分がうまくできれば今度こそ大丈夫だ、と思い込む。
      強いストレス状態だとマインドコントロールにかかりやすくなるしね

      • +1
  11. この広告自体は凄いものだと思うけど、広告を見る人が多くなるほど「普通の顔(既に治っている顔)」を見る人が多くなるのがちょっと矛盾というかなんというか
    広告の仕組みを知らない人は意味が分からないんじゃないかな

    • 評価
  12. そもそも、どんな人間だって完璧じゃないし、相手を怒らせる理由を持ってない人もいない
    問題は、一方的な暴力に訴えたり、相手を追い詰めたりするのは方法として正しくないということだと思う
    これはいじめの問題と本質的には同じじゃないだろうか
    被害者は自分のことを責めるし、周囲もあの人にはやられる理由があるなんて言ったりするけど、だからといって相手を一方的に傷つけていいことにはならない
    だから被害者に声を上げる気力や勇気、頭を働かせる余裕がなかったからって、責めるのは違うと思うな

    • 評価
  13. てか、歩いてる時に見る広告とかってホント一瞬しか見ないから、ちょっとずつ治っても正直気が付かないと思う。もっと大袈裟に治ってもいいかなと思ったよ。広告は心に残ることが大事だし、せっかくのシステムがもったいない。

    • +1

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