心温まる瞬間： 特別なメガネをかけて、初めておかあさんを見たときの赤ちゃんの顔からこぼれる最高の笑顔

　極上のイノセンス。赤ちゃんの純真な笑顔は、母親のみならず人々の心を溶かしていく。そしてここに、最高の笑顔を我々にプレゼントしてくれた赤ちゃんがいる。

　ルイーズちゃんは、生まれつき、色素欠乏症という皮膚のメラニンが不足してしまう病気を患っており、そのために視力に問題があり、母親の顔も見ることができなかった。

　そこで、ルイーズちゃんに視力を矯正するメガネをつくってあげることに。そのメガネをかけ、初めておかあさんの顔を見たときの映像が公開されていた。 　この動画は待望のメガネをかけ、初めてしっかり像を結ぶ母親の顔を見つめたときの感動の瞬間を捉えたものだ。はっきり見える母親の表情に驚きを隠せないルイーズちゃんの姿が映し出されている。 "Seeing" mommy for the first time!

　ルイーズちゃんは、自分に向けて愛情に満ち溢れた優しい眼差しを送る母親の姿を見た瞬間、一瞬驚き、そしてやさしい微笑みを見せてくれた。母親にとって、娘が初めて自分の姿を見てくれたこの瞬間は、決して忘れることのできない出来事思い出となるだろう。

　視力を矯正するメガネをかけてあげる母親 　メガネの調整が終わった後、母親は手を叩きながら娘に呼びかける。 　何事かとルイーズちゃんは声のする方向を見つめる。その瞬間、それが母親であることに気付く。そして、生まれて初めてはっきりと輪郭を描く母親の顔を見て微笑んだ。少し驚いてもいたようだ。 　この感動の動画は公開10日で、200万回以上も視聴された。人々はルイーズちゃんのその極上の笑顔で、忘れかけていた大事な何かを思い出しているようだ。

　動画の説明には、「色素欠乏症にかかった愛しいルイーズがついにメガネを手に入れた！ その瞬間に見せた反応です。本当に初めて母親を ”見た” 瞬間なの。すごくかわいいの！！」とある。

　ルイーズちゃんに歌を歌ってあげるおかあさん Mother Sings Amazing Grace to Daughter

　●色素欠乏症とは？

　色素欠乏症は遺伝子に起因する病気で、皮膚や髪、目のメラニン産生に影響を与える。虹彩に色素が不足すると、赤や灰色の瞳になると同時に網膜にも影響し、視力に障害が出ることがある。現在、アメリカでは17,000人に1人がこの病気に罹っていると言われている。

dailymail・原文翻訳：hiroching

　生まれてすぐの赤ちゃんにはまだほとんど視力がないが、一般的に、生後10〜12週間すると、動くものを目で追いはじめ、生後4か月になると、奥行きに対する知覚が発達し、生後6カ月前後で視力が著しく発達し、1歳で1.0くらいになるという。おそらくルイーズちゃんは視力が発達していく段階で目の異常が発見されたのだろう。

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