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幻想的以上に超魔界的。チュニジアの上空を覆う夕焼に染まった3つの重なり合う輪、消散航跡。

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(著)

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 鮮やかな色で雲間にドラマチックな螺旋を描くこのゴージャスな夕焼け雲の写真。これはチュニジアで撮影されたものであるが、あまりに見事すぎるために、フォトショップで加工したフェイクだと言い出す人もいるくらいだが、実際に撮影されたものである。動画もあるので見てほしい。

Weird clouds shapes in the sky (Jimla Tunisia)

 夕焼けでオレンジ色に染まる高積雲がピンクや赤に色褪せていく美しい色合いが映し出されているのがわかる。空に広がる雲の中央に、ドラマチックに軌道を描く毛羽立ったような3つのらせんが現われ、まるですぐ壊れてしまいそうなこの雲の編成を濠で固めて守っているようだ。目を見張るようなこうした形の雲は、消散航跡と呼ばれている。

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 消散航跡は、飛行機雲のようなもので、高空飛行をする飛行機の置き土産、つまり飛行機が飛んだ後に残る細くたなびく雲の尾っぽだ。これは、飛行機が吐き出した温かく湿ったジェット排気が、高層の極度に冷たい空気と出会い、凝結してできる。

 消散航跡と飛行機雲は同じ原理でできるが、その過程は微妙に違う。高積雲は極低温水滴を含んでいる。これは氷点下でもまだ液体のままでいる水滴のことで、小さなゴミのような核になるものがまわりにないため、氷の結晶になることができない。この場合のジェット排気のような不純物と出会わないと、水滴のまま留まっているのだ。

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 このチュニジアの夕焼けの写真の真相は、おそらくこういうことだろう。軍用機が高積雲の中をジェット排気をまき散らしながら、螺旋を描いて飛んだ結果、極低温水滴が不純物とくっついて結晶化した。それが落下して蒸発し始めると、穴あき雲に見られるような連鎖反応を引き起こす。その結果、落下した氷の結晶の痕跡が描く軌跡が、雲が二分するような、あるいはこの写真のように弧を描くような見事な光景を作り出すのだ。

 消散航跡が見られるのはかなり珍しく、タイミングと運が左右する。地上から見てもすばらしいが、穴あき雲や消散痕跡は衛星画像でも見られる。

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via:thevane・原文翻訳:such
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この記事へのコメント 7件

コメントを書く

  1. ケムトレイルじゃあ!
    っていう連中が飛びつきそう

    • +2
  2. 高度は同じだろうに光の当たり方が全然違って方や夜に近く方や夕焼け、矢張り地球は丸いのだなぁ。

    • +4
  3. カタカナ表記なんて本来どうでもいい話なんだけどチュニジアじゃないのかな

    • 評価
  4. 怖い夢を見るときには結構な頻度で空に巨大な何かがあったり
    空から巨大な何かが降ってきたりするので、こういうのは単純に怖い

    • 評価
  5. 軍用機とはいえ、こんな飛び方するだろうか・・・
    これはアレだな、ほら、Uふぉ・・・おやこんな時間にだれd

    • 評価

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