メインコンテンツにスキップ

真相は再び闇の中。切り裂きジャックの正体はポーランド人ではない?DNA鑑定結果は間違っている可能性が浮上

記事の本文にスキップ

25件のコメントを見る

(著)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 先月お伝えした、「切り裂きジャックの正体が判明」の記事だが、これが誤りである可能性が浮上したそうだ。

 DNA鑑定の結果、切り裂きジャックの正体はポーランド人の髪結いアーロン・コスミンスキであることが判明したとセンセーショナルに報道されたが、この鑑定結果には誤りがあると反論する者が現れた。

DNA鑑定は間違っていた?

 複数の専門家の主張によれば、鑑定でDNA塩基配列の一致率を算出する際に、小数点の位置を間違えて計算しており、実際のものよりずっと低い一致率が導かれているという。

 切り裂きジャックの正体を突き止めたとする実業家のラッセル・エドワーズ氏が執筆した本によれば、鑑定を受けたDNAはグローバル・プライベート変異(314.4C)と呼ばれる変異を起こしており、これが発生する確率は29万分の1である。

この画像を大きなサイズで見る
専門家によれば、ショールのDNAは犠牲者キャサリン・エドウッズ(左)の本人のものであるが、コスミンスキ容疑者(右)に関する結果は誤りである

 しかし、例えばアレック・ジェフリーズ卿の意見では、本当は315.5Cと呼ばれるありふれたものであるため、コスミンスキのものと一致したと断言することはできないそうだ。

 本来2万9千分の1の頻度で発生する315.5Cが29万分の1と算出されたのは、分析中に小数点の位置を間違えて計算していたことが原因のようである。

 切り裂きジャックの犯行当時、コスミンスキは23歳の若者で、3人目の犠牲者エリザベス・ストライドの殺害現場からわずか180mしか離れていないグーリンフィールド・ストリートに住んでいた。

この画像を大きなサイズで見る
実業家のラッセル・エドワーズ氏。2007年にオークションで血痕付きのショールを落札し、『切り裂きジャックに命名する(Naming Jack the Ripper)』という本を出版した

 当時のロンドンを震撼させた連続殺人事件の容疑者として100人以上もの名が挙げられ、中にはビクトリア女王の孫、クラレンス公アルバート・ヴィクターまであった。

 しかし、結局のところ確たる証拠を挙げることはできず、切り裂きジャックの捜査は迷宮入りとなってしまった。

この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
コスミンスキの他、数多くの容疑者が存在する。中にはビクトリア女王の孫、クラレンス公アルバート・ヴィクターまで含まれている

 疑義を突きつけられた形のDNA鑑定を担当したのは、リヴァプール・ジョン・ムーアズ大学の分子生物学者ヤリ・ロウヘライネン博士である。

 同博士は、エドワーズ氏の依頼を受けこの件に乗り出していた。この件については現在調査中であり、いずれ真偽のほどが明らかとなるはずだ。

この画像を大きなサイズで見る
1888年に警察の広報で発行された切り裂きジャック捕獲を呼びかけるポスター

via:dailymail・原文翻訳:hiroching

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 25件

コメントを書く

  1. パトリシア・コーンウェル(ベストセラーミステリー作家)が自費で大金はたいてDNA鑑定依頼して、真犯人を追った本があったね
    その本によると、犯人は英国王族の血を引いた隠し子の画家で、権力者側だから
    揉み消して迷宮入りにしたという解釈
    まあこれが事実かどうかわからないが
    その画家は女をとっかえひっかえ、絵もそこそこ売れて長生きしたそうだ
    なんだかなあ

    • +8
  2. まあいつか反論する人間が出てきてもおかしくないとは思ってたけど意外と早かったな

    • +12
  3. アルバート・ヴィクターは被害者なのか容疑者なのかどっちなんだ

    • +2
  4. これだけ昔の話だ、誰にも指摘されない完璧な証拠なんてあるわきゃないもの
    実際にあったおとぎ話として永遠に語り継ぐだけじゃダメなのかい?

    • -5
    1. ※4
      いくらなんでも「おとぎ話」にしてはダメだろう
      実際にあった話なのだから、
      残存している物品や証言などを元に、
      いろいろ推論を重ねるのは意味があるし面白いよ。
      興味ない人はスルーすればいいだけ。
      「ジャックの子孫と判明した人がショックだろう」なんて人もいるが、126年も前ということは何世代も前の先祖のこと。そんな安い店の水割りより薄そうな血縁でゴチャゴチャ言うほうも悩むほうもどーかしてるし。

      • 評価
  5. ドラえもんがいたらタイムマシン借りて調査したい気分
    それはそれでミステリーが数秒で解決するし面白くないが

    • 評価
  6. ああ、俺だよ、俺
    俺はポーランド人だし、こんな感じの口ひげをはやしてるからね

    • 評価
  7. 前の記事の時からそうだけど、
    ラッセル・エドワーズ氏が証拠品のショールを素手で触ってるのが気になってしょうがない。
    証拠品の扱いが雑だと分析も雑になりそう。

    • +14
  8. 2万9千分の1でも結構な確率のような気もするんだけど・・・

    • +1
  9. 大昔の異国であった、変質者による大量殺人てだけな気がするが
    何故この事件だけこんなに人気・・と言ったらおかしいが、いつまでも
    語り草になってるのかその方が不思議だわ。変質者による大量殺人など
    古今何処にでもあるものだと思うが。

    • +3
    1. ※11
      よく見ると左手首のところに薄い膜らしきものがあるから
      おそらく薄手のゴム手袋かを身に付けているよ

      • 評価
  10. 証拠自体の保存、容疑者のDNA情報の確度とか怪しい部分もあるし
    根本的にショールについた血痕が犯行時に付いた物とも、犯人の物とも断言できないんじゃ?
    たしかに結構いい加減な情報を元に判断してる気がする

    • 評価
    1. ※14
      迷宮入りになったからじゃないかな。
      犯人捕まってたら、すぐに忘れ去られたかも。

      • -1
    2. ※14
      大量殺人ではないよ
      残虐性もあるし、警戒中の中二箇所で続けて殺しているけど、人数でみると少ない

      • 評価
  11. 俺もドヤ顔を浮かべずに「安い店の水割り」などという比喩を
    サラッと言えるクールガイになりたいね
    ったく、まるでケンタッキー州のジャガイモみたいな書き込みしちまった

    • +3
    1. ※24
      でも「ジャックが殺したかもしれない」っていう
      可能性がある被害者加えると軽く10人超えるんだよね

      • +1
  12. 昔どこかで読んだ説では、本当は真犯人はわかっているけど
    警察が介入できないような地主だか貴族だか権力者だかで
    逮捕できなかったから迷宮入りってことにしたって書いてあった。
    もちろん真偽不明。

    • +1
  13. ついに確定したとの情報がでましたね。コス民好きーで決まり。

    • -1
  14. 混乱するなあ
    (2019/03/19)切り裂きジャック、DNA解析でついに正体が判明ttps://news.nicovideo.jp/watch/nw5012812

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

歴史・文化

歴史・文化についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。