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親切なのは生まれつき? 利他的な人と利己的な人では脳の構造が異なることが判明(米研究)

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 困っている人がいると放っておけない、助けてあげようと考える親切な人と、そうでない人は、生まれつき脳の構造が異なっている可能性があることがわかった。

 米ケンタッキー州ジョージタウン大学の研究者らが、脳のなかでも特に感情を司る扁桃体の大きさが、利他的な人のほうが利己的な人よりも大きいことを発見した。大きな扁桃体を持つ人は、他者の不安や怯えをより繊細に感じ取ることができるのだという。

 アビゲイル・マーシュ教授率いる研究チームは今回、19人の腎臓ドナー提供者(利他的な人)と、20人のこれまで一度も臓器の提供をしたことがない人を対象に、それぞれの脳をスキャンしてその神経活動を調べた。

 腎臓ドナー提供者が利他的な人の代表として選ばれた背景には、今回の実験にも参加したハロルド・ミンツというひとりのアメリカ人男性の存在がある。

 ミンツ氏は、10年ほど前に見知らぬ他人(のちにエチオピアからの難民だったことが判明)に無償で腎臓を提供した。マーシュ教授が「すばらしく親切な行為」と評するこのミンツ氏の行いに、脳の働きがどのように関係しているのかを調べようというのが研究の発端だった。

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見ず知らずの人に自分の腎臓を提供したハロルド・ミンツ氏

 脳スキャンのあいだ、被験者はそれぞれ「怯え・不安」「怒り」「平静(無表情)」を表している人間の顔を見せられた。その結果、腎臓ドナー経験者(利他的な人)たちのほうが、そうでない人たちに比べて、怯えた顔を見ているときに右の扁桃体がより活発に活動していることがわかった。さらに、それぞれの顔から連想する感情について被験者に聞いたところ、腎臓ドナーたちのほうが怯えや不安の表情をより細かく正確に読み取っていたという。

 マーシュ教授は「脳スキャンからは、利他的な人たちのほうが、右の扁桃体が大きめであることがわかりました。今回の研究結果は、利他的な性質の個人差は、基本的な神経基盤によるものである可能性を示唆しています」と話した。

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利他的な人はそうでない人よりも、脳のなかの感情を司る部分である扁桃体(赤い部分)が、他人の不安を目にしたときにより活発に活動する

 なお、今回の結果は、マーシュ教授らが以前行ったサイコパス(精神病質者)の脳に関する研究結果とも完全に合致する。その際得られた結論は、サイコパスの扁桃体は標準よりも小さめで、他人の怯えや不安の表情に対してほとんど反応をしないというものだった。つまり、際立って利他的な人は、脳の構造においてもサイコパスとは正反対であるということが言えるだろうとマーシュ教授は話している。

via:dailymail・原文翻訳:mallika

 前回スイス、チューリッヒ大学の研究でも他人に尽くす人、自分のことしか考えない人には脳に違いがある(関連記事)というニュースを紹介したと思うが、この構造が後天的なものによるものなのか、先天的なものなのかも知りたいところだね。社会的、情動的環境や外的要因によって変化するものなのだろうか?

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この記事へのコメント 113件

コメントを書く

  1. 極度に利己的な人間は、実際に目の当たりにすると本当に衝撃を受けるよ、想像を絶する恐怖。
    例えるなら人間ではなく、動物という感じだ、次に何をするか、まるで分からない未知の脅威

    • +102
    1. ※1
      極端な利己主義者、彼らの他人の苦痛・苦難に対する共感性の無さは《人間》と言うゲージの外側の存在に感じ取れるね。
      彼らには、欲求と行動を律するスイッチが一つしか無い感じだ《自分に利益》⇒GO!…普通は更に2~3段階を経て行動だろうに。やっぱり、脳の機能の何処かが欠落して居るでしょうね、彼らは。

      • +28
    2. ※1
      まさにそれでした。
      人を自分の道具や駒として見てる、そんな仕事場の同僚がとても怖かった思い出が・・・。

      • 評価
  2. 脳なんて損傷すりゃ構造変わるんだから
    先天性の証明にはならないだろ

    • -49
    1. ※2
      ちょっと脳が損傷しただけで普通に英語話せてたし人が突然カナダなまりの英語になったり
      英語以外話せないはずが事故で脳が損傷したら突然フランス語がペラペラになったなんてことがあるらしいからな・・・

      • -2
    2. ※2
      生まれる前から既に損傷していて
      その損傷部分は生まれた後もずっとそのまま
      自然治癒することはないとしたら
      それはもう先天的としか言えないと思うのだけれども

      • +1
  3. 経験から他人に親切にするようになったり、親切にするのを辞めたりってあると思うんだけど…
    意識的にそうしているんじゃなくて、経験からそういう人間になってしまうって事が。
    そういう経験が脳に影響を与える事もあるんだろうか?

    • +51
  4. なーんか実験の対象の選び方に疑問が残るな

    • +29
  5. つまり、性善説とか性悪説とかいう話は「人による」の一言ですまされちゃうってこと?

    • +3
  6. マジかよ…後天的な要素じゃないのか
    だとしたら今の世の中利己的な人間の方が子孫残しやすそうな気がするし、そういう人間がどんどん増えて行くことになるんじゃなかろうか

    • +32
    1. >>6 そのとおり。
      結局人間は善悪の混在した存在。生前後天的かは分らないが勿論両方の要素があるだろう。環境と遺伝の相互作用。

      • 評価
    2. ※6
      利己的な人間は社会的に勝ち抜く事はできるかも知れないけど、子孫を残す事に限っていえば、異性同士の利他的な関係である為に、相手を優先して考える事ができない利己的な人間は家族を築けないのでは?
      一昔前の男尊女卑的な時代、お見合いがあった時代だと、まだ利己的な人間が子孫を残す事も可能だったわけだが、男女同権な世の中の今は利己的な人間は、子孫を残しにくい気がする。

      • 評価
    1. ※7
      生物としてはそれが正しいからだろうね…
      でも利他的な人の方が人間らしいと思う
      あと虐待の影響で後天的に利他的な考え方になる事はあるよ

      • +28
    2. ※7
      利己的な人は利他的な相手を選ぶんじゃないかな

      • +2
  7. 脳の特質があるんだから、「可哀相な事物を見たときにこう思うべき、思わないのはどこかおかしい」という教育じゃなくて、「こういう事物に出会ったとき、こういう対応をするとお互いに幸せ(得をする)になることがあるよ」と教える教育をしてほしいものだなあ
    目に見えない個人差は対応が難しいけれど、すごく大切なことだと思う

    • +5
  8. まあ適材適所だろ、にぶいと上手くできない事も多いし

    • +2
  9. 日本人が親切と言われるのは日本社会が利己的な人間を排除してきたからとは言える
    日本では利己主義者はビジネスで大成功することもあるかもだが
    一般社会では基本的に排除される傾向にあるからなあ

    • +82
    1. ※10
      子どもが幼稚園の時、そういう言い方で子育てして下さいと先生が言ってた。悪いことしたときも「そういうことすると、ママはとても悲しくなるの」といって聞かせるようにと。その方が子どもには効くし、叱るだけだと余計やるって。
      先天的に扁桃体が小さくても教育によって大きくなる可能性があると信じたいなぁ。

      • +41
      1. ※32
        するどい。
        科学者に向いてるね。

        • 評価
  10. 電車でとっさに親切なことできる人はすごいと思ってしまう

    • -3
  11. ああ、なるほどね。なんとなく解る気がする。
    同じ環境で育った兄弟でも利他的なのと利己的なのがいるしね。

    • +33
    1. ※12
      排除されずに残って強い立場になってから後続者を排除するんじゃ同じこと。じゃなきゃ格差の固定化なんか問題にならないわけで。

      • 評価
    2. ※12
      逆じゃない?憎まれっ子世にはばかるという諺にもあるように。
      日本では今も利己的な者のほうが大きな顔をしてのさばっていて、そこに取り巻きがくっついていたり、利己的で権力のある人の悪事を見逃したり、知らぬ存ぜぬ・・波風を立てず穏便に(利己的な者の陰に隠れて)済ませることで解決になっていない場合が多いと思うのだけれど。

      • +2
  12. そういうことか・・・
    俺の友人で本当にいい人過ぎて、
    見てらんないヤツがいるんだよ。
    あいつ、自分のことをちっとも優先しない。

    • +21
    1. ※14
      同じ環境で育った兄弟といっても、実際には扱いに差がつけられることも多いから、完全に同じ環境とはいえないと思う。

      • +3
  13. 極度に利己的っていうのは要するにサイコパスってことじゃないのかね
    自分はどっちかというと利己的な方に傾いてると思う
    他人への共感は、ないわけじゃないけど他人に比べて薄い方だと感じる

    • +10
  14. 扁桃体って確か鬱病とも関連が深いよね。
    感情を読み取る事に長けた人が、その長所の為に精神疾患に陥り易いというのはなんか悲しいな。

    • +6
  15. サイコパスの扁桃体は標準よりも小さめで、他人の怯えや不安の表情に対してほとんど反応をしない、というのは本当なのかな? サイコパスは他人の恐怖や苦しみがよくわかるから、それを最大にしようとして色々工夫をしているように思える。扁桃体が大きく他人の怯えやどによく反応する人は、人の苦しみを自分のもののように感じ、そうでない人は楽しみが勝っていじめみたいなことをしちゃう傾向があるのかな?

    • -9
  16. 災害などに見舞われたとき、こういう他人を助ける脳の人が
    率先して尊い命を犠牲にするんだよなぁ。
    ちょっとずつ、ちょっとずつ、利己的な脳の遺伝子が増えていくんだろうか(´・ω・`)

    • +3
  17. サイコパスの一番怖いところは「良心が全くない」点です。彼らは自分を魅力的に見せる為なら、さも良心があるフリをしてみせますが、実際には「こんな事をしたら他人が困るだろう」とか「他者の命に危険があるからやめておこう」なんて躊躇や迷いは一切ありません。自分の願望を満たす為なら平気で他人を利用し、他人を犠牲にしても何ら良心の呵責を感じません。むしろ幼児のような微笑みを浮かべながら「え?他人を利用する事の何が悪いわけ?」「邪魔な人間を殺す事の何が悪い?」「他人から盗む事の何がいけないのか?」とキョトンしています。小説じみた言い方で好きではありませんが、文字通り、彼らは純粋かつ迷いなく悪を実行します。彼らにごく普通の倫理観があると期待していると酷い目に遭わされるので、くれぐれも彼らに利用されないよう気をつけて下さい。油断は命取りになります。

    • +53
  18. 待て待て俺は色んなやつと会ってきたけど殆どの奴が俺のこと裏切って俺は人間不信に成ってきてる。利己的というかそういうものは変わるんじゃないのかな?

    • +1
  19. 納得。
    排外的で利己的なネ卜ウヨと同じ脳構造だなんて
    おぞましい話だからな。

    • +9
  20. 逆にその機能をよく使うから
    扁桃体が発達して大きくなるってことはないのだろうか
    どうなんだろう

    • -9
  21. 親切か不親切か、なんて考えて行動した事は無いな。
    ただ、人間はこう在るべき、という信念だけかも。
    辛くとも自力で解決出来そうな人は助けないし。
    ただ、その行動基準が先天的な物なのか後天的な物かは自分でも解りません。自分には
    この記事にある研究結果の真意はまだ当分、理解に時間が掛かりそうです。

    • +19
    1. ※25
      あるいは地球規模の災害に見舞われたときに
      利己的な人の多い国や地域の人々は足を引っ張り合って自滅して
      利他的な人の多い国や地域の人々は助け合って生き残れば
      利他的な人が増えるかも
      150人程度の原始共産制の集落とかで暮らしてる人たちを観察すれば何かヒントがあるかも
      利己的な人の多い集落よりも利他的な人の多い集落のほうが生き残りやすかったりするのかな

      • +3
  22. 構造が違うといっても、大きさが多少異なるってだけだろ。
    脳は人間の器官の中でもっとも柔軟で変更できる可能性の余地あるソフトウェアなんだから、成長過程の環境によって変わるっての。

    • +59
  23. 自分で自分が利己的か利他的か規定できないね、余裕があれば親切も出来るけど貧すれば鈍する人間である事も深く自覚している…

    • +2
  24. 利他的行為で快楽を感じたりするのかね?

    • -3
  25. 先天的なものだとしたら、それは個の生存に重きを置く固体と種の生存に重きを置く固体がいるってことなんかね
    種の生存政略としては、そういう異なるタイプが混在していた方が確かに有利かも
    安全な状態では利他的固体によって種の繁栄・多様化を推進しつつ、絶滅しかねない様な危機的状況では利他的固体に庇われながらそれらを切り捨てて生き延びようとすることができる利己的固体がいた方が種全体の絶滅回避の可能性は高くなるだろうし

    • 評価
  26. 貴志祐介の「新世界より」という小説でも描かれているが、利他的な相互を思いやる社会に
    完全に利己的な人間が一人混じっただけでその社会は大きく動揺する。
    ましてやその利己的な人間に何らかの強い「力」があれば、簡単に崩壊するんだよな。

    • +5
  27. これ関連で最近読んで面白かったのは「脳科学は人格を変えられるか?」
    まあ人は遺伝と環境に強く影響されるわけですよ

    • +10
  28. わかるような気はするけど、
    しかし臓器提供をしてないかどうかで
    利他的ではないというグループに入れられるのも
    乱暴だなー
    体調に不安がある利他的なひとだっているだろうし
    かといってじゃあどういうグループで選べばいいかといわれると困る
    今後たくさんのデータをとっていっていただければ. . .

    • +6
  29. 親切な資質に恵まれた人間の親切と、資質が乏しい人間の
    ささやかな親切のどちらを神は嘉したもうのかね

    • +12
  30. 個人の中でシーソーのようにバランスを取れる場合と、周りのやつがあわせてバランスをとる場合があるよね。サイコパス(利己的不親切人間)はそれらができない。結果、周りのバランスとの破綻から犯罪になり→刑罰が生まれてくると。
    今度の研究でその脳味噌の扁桃体(赤い部分)が大きかったり小さかったりすることで、人々は尺度や価値観を図れる可能性が出てくるな。特に刑の重さを決めるときなど、小さいやつは軽減されたりする可能性が出るな。という妄想。極論ですわ。

    • -1
    1. ※37
      快楽とまで言えるか分からないが、自己満足とわかっていても幸せ・充足感はあると思う
      あなたの言ってるものが「性的な快楽」となると、ごく一部な気がするが。

      • -50
      1. ※31
        英国の研究では、保守派の方が扁桃体は大きいという研究結果があったはず。その論文では、扁桃体を「恐怖」に関連付けていたけど、実際は「モラル・優しさ」にも関連している。

        • 評価
  31. 俺のことか・・・。優しい過ぎていっつも利用されてポイ捨て。

    • +9
  32. 宮沢賢治は、利他的な行ないが自分の幸福と直結している人だな。
    自分の幸福より全体の幸福を優先して考える人間は全体のことを
    自分の事のように考えているわけだ。利己的な人間は、全体と
    自分はまったく別のものだと考え、全体を自分の利益のための
    捕食対象ととらえているわけだ。人間の共感能力は集団を守り
    維持するために必要な能力だが、集合的な意識状態の中にいた
    のでは解決できない問題が生じるのだろう。そこで個体の自分
    の意識を突出させ全体と自分を別のものと感じる存在が必要に
    なったのだろうか。そして社会はその様な人間を上手くあつか
    えていないということになる。

    • +8
  33. 100%先天性とか後天性というのは無いです。

    • +3
  34. 篇桃核の大きさって、先天的に決まるものなの? 

    • 評価
  35. 扁桃腺ならよく大きくなってるんだけどな…

    • +12
    1. ※44
      人並み外れてものすごく利他的なグループと、普通程度に利他的なグループってことだろう。
      突出してる方のグループとそれ以外の平均的なグループを比較してる。
      おそらく臓器提供可能かどうかとかの条件は揃えて比較してると思う。
      そうじゃないと「利他的な人は健康です」というよくわからない結果の方が強く出るだろう。
      普通、家族や恋人、せめて友人にならともかく、見ず知らずの人を助けるために臓器提供とかたとえそうしてあげたいと思っても、実際に自分が提供するとなるとなかなか躊躇して踏み切れるものじゃない。
      それをやってしまった人だからとんでもなく利他的、という指標にしてるんだろう。
      人のために命まで投げ出して死んでしまった人とかになると、調べようもないしな。

      • +20
  36. 面白いのは脳の構造は左右対称なのに、機能が左右対称ではないという事。
    左右でやってることが違うってのは面白い。今現在は大きさしか調べようがないが、
    細胞の遺伝的素質や伝達物質、神経ネットワーク、処理の仕方。
    調べることはまだまだある。

    • +3
  37. まあ記事の最後に書いてある通り、この脳の特徴が先天か後天かはこの研究からはわからなそうだからタイトルには?付きなんだろうけども
    面白いのは、利他や利己といった行動原理が相手によるものじゃなくてかなり固定されたものだってことだね
    生物学的には利他性は血縁や互恵といった関係が成り立つなら合理的と言われているけれど、脳の固定された構造によって決まるなら、利他的行動の相手は思っている以上に広い範囲に及ぶ
    となると、そのような利他性がどのように維持されているのかはまだまだ解明の余地があるということ

    • -1
  38. 何で先天性とかいう話になってるんだ?
    幼少期の体験が脳発達に影響与えるだろ?

    • +3
  39. 面接より脳検査のほうが参考になったりする時がくるのかな

    • +1
    1. ※50
      副腎からのホルモン分泌低下を代償した的な?

      • +1
  40. 脳に欠陥がある人は悪人になりやすい
    これが真の意味での頭の悪い人だと思う

    • +13
  41. タイトルに「親切なのは生まれつき?」って文章が入っているから、先天性の問題だと思っちゃうけど、記事ではそこまでは言及していないんじゃないの?
    脳の発達は、環境によってある程度は左右されるわけだから。
    生まれ持った個性、個人差はあるだろうけど、病的なサイコパスは先天的な脳の脳の器質異常だろうし、たいていの人には関係ない。おそらく、あらゆる宗教で、奉仕活動をさせるのは、奉仕を通じて共感を育てようということだろうし、脳に先天的な異常がない限り、その感覚を伸ばすことは可能なんだと思うよ。子供のころから協力しあうことが当たり前の環境にいれば、きっと、この感覚は育つんじゃないかな。だから、後天的な問題でもあると思う。
    そして、ある程度、利己的であるのは健全だし、ある程度、利他的であるのも健全であり、自然なこと。それよりも、正常な感情を育てることと感情に流されないこと。その上で、論理性を重視することが重要じゃないかな。その両方をバランスよく育てることが必要で、ある程度の偏りがあったとしても、論理的な思考さえ出来れば、補えるはず。だから、サイコパスは、扁桃体の働きが弱いだけじゃなく、論理性にも変な偏りがあって、問題を抱えているんだと思う。

    • +4
  42. この実験だけじゃ腎臓がなくなったことで遍頭体が肥大化したととう可能性がぬぐえなくない?

    • +5
  43. 実際あるとは思う。利他的って言うか共感力に影響してる場所が扁桃体なんじゃないの?実行に移す移さないは別の要素もあるだろうけど、相手の痛みに先ず共感出来るかってトコな気がする。
    男女で言うと女の方が共感力が高い(古代の集団生活で)反面、男の方が自己犠牲行動(狩りの社会性と、種を残す為に男より女の方が生きた方が優位だから)を起こしやすいと思う。
    集団の中で生きる人類にはその扁桃体が進化の過程で身に付いたんだろうね

    • 評価
  44. 世の中親切に値しない人間が多いと感じてから
    他人に親切にしなくなった。

    • +1
  45. 利他的にでも利己的にでもいいから、無理のない範囲で親切にしているのが生きやすいと思うけど
    自分大事でも他人大事でも
    あまりに片寄った人間は、どちらにしても
    結局のところ大変なことに
    中庸というやつで、ふつうでいいかも…

    • 評価
  46. 無駄に思えるとしても、他人に親切にしてゆけば、
    少しずつやさしい世界になっていくんではないかな

    • +4
  47. 最近の科学でも、共感能力こそが本来の人間の本能であることが分かった。
    勿論、その共感反応の発達には、成長期の取り巻く環境による影響も大きい。
    先天の器質的障害の場合、共感反応は難しく、損得教育で悪事をさせないようにするらしい。
    しかし、サイコパスの子供が虐待受けたり異常な家庭環境にあれば、猟奇性に変容する可能性が高いんじゃない?!
    通常、共感能力を発達させるには、周囲の大人が他者や動物に共感をしめしたり、また子供へも共感や労わりを示し、安心感を与える環境を作ることが必要らしい。
    しかし、過度な溺愛により、親が子供の支配下や過保護になったりすると、嗜虐性のある自己愛性人格障害になりやすいという。
    また、大人になってから共感性の低い人間に多く遭遇すると、人間不信になり、人間に対する共感を示したくなくなるだろうし…。
    殺人事件でも、殺した側が異常だとは限らない。
    異常人格の親や大人から逃れることの出来ない子供を、守る体制が無い社会は罪ではないだろうか。
    犯罪者の8割は厳しい家庭環境であったという。これは、厳しいのではなく、激しい虐待であったのだろう…。

    • +5
  48. 自分は人に優しくしたい側面と冷たい部分と両方持っている。
    知らない人に腎臓はあげません。凄く極端な話だと思う。
    1か0かの問題ではないだろう。

    • 評価
  49. 人が社会性を持つ様になって、利他的な思考こそが、
    社会秩序の中での人々の栄華繁栄に繋がるという事なんじゃないのか?
    日本てやはり歴史が長いから社会秩序に順ずる脳内器官が発達したんだろう。

    • +2
  50. サイコパスは先天的なものと後天的なものの組み合わさりじゃないの
    どっちか一方っていうこともあるのかもしれないけど

    • +1
  51. あくまでも傾向だろ
    初期パラメーターみたいな物で、後は経験次第
    ただ其々が人のために何かをしたいと思ったときに、もしかしたら無意識に抵抗を感じる度合いや判断の素早さ何かに関わってきたりするかもしれないよね

    • 評価
  52. 扁桃体って、後天的に大きさが変わるじゃん。

    • +9
  53. 普通は親切な行為を行なう際に自分が不利益を被らないかを考えるから
    そこの警戒心を司る部位が弱いか、単に頭が回らないか、という可能性もあるよね

    • -3
  54. 自分は他人に献身し利他的であれという教育方針も元で育ち、純粋培養で社会人になったけど散々な目に遭ったよ
    一番困るのは利己的な人間に目をつけられ利用されやすいこと
    特に職場では残業や失敗の責任、嫌な取引先を押しつけられることが多かった
    かといって忍耐や努力を認められる訳でもなくむしろいい子ぶりっ子の気が弱くて断れない馬鹿と囁かれる始末
    社会人になって5年以上経過してやっと馬鹿にされていることに気づき考え方を改め両親を恨んだりもした
    しかしそもそも、それを散々だったと感じてしまうのは自分が本来は利己的な人間だからだろう
    かといってサイコパスという訳でもないので他人を平気で踏み台にするなんてことは到底できないけど自分が損しない程度の親切を心がけ小市民的に生きています
    そして大きなお世話と思いつつ利他的すぎる人を見かけると経験から心配してしまいます…

    • +8
  55. 納得。利己的な人と接すると、何故そうできるか自体わからないことがある。
    他人のおびえや不安を認識できないならそれは利己的になれるよね。

    • +3
  56. 何が利己的で利他的なのか人によるよね。
    神経質な人が大雑把な人に気を遣いすぎるとうざがられたりする。

    • +2
  57. だから俺はアリ殺しても罪悪感を感じるのか

    • +1
  58. 良く使うから大きくなるんだと思うが
    生まれた子供で利己的な国100人、利他的な国100人で比較してほしい
    (移民の国ではできないが長く続く民族は結構サンプルになるぞ)

    • 評価
  59. 脳みそなら後天的要員がかなり多いとお思うけどどうなんだろう

    • 評価
  60. 前に線路にいた老人を助けて女性が亡なったよね。助けられた老人は先はそう長くないのに・・・。正直、最近は疑り深くなったな。何回も人に裏切られたから周りなんて気にしなくなったよ。おかげで記憶力が良くなったから勉強がはかどる。

    • +9
  61. 人が叱られているところを見たり、その叱られている人の傍にいたりした時
    何故か自分の方が叱られてるような気分になるのはどうしてなんだろう…

    • +7
  62. この理屈だと社会性生物として欠陥品の利己的な人間は遺伝的に淘汰されてないとおかしくないか?
    その割にサイコパスが結構な数居るのはやはり後天的な要因では?
    遺伝的な原因で偏桃体が小さいわけじゃない気がする

    • 評価
  63. この部分の大きさ以外の要素が、どれくらい現実社会で生活する中で関わっているのかの比率も知りたくなった。
    脳の分泌物のバランスがこの大きさの違いを埋め合わせるのに役立つのか、
    分泌物や他の部分が、より利他的で俯瞰能力に長けた人間を形成するのに必要な条件にも興味がある。
    人類による人類に対して、または刑罰という形での『自然淘汰』という要素が、非文明的である。
    というならば、利己的で後先考えない人間をつくりあげない社会や生活スタイルの研究が急務だとおもうし。
    賢い人たちにエールを。
    自分はお馬鹿だし知識欲が有るって位だからさー・・・

    • +2
  64. なるほど、つまり俺様はその扁桃体とやらがほぼ存在していないという事だな

    • +1
  65. 生まれた際の一般よりの大小での「先天性」の話をしてるんであって
    ほぼ大多数の「普通」の「一般人」は環境要因やなんかでどちらかの
    「傾向にある」ってなるだけで
    誰しもが生まれつきこうであるなんて話じゃないんだから
    そんな大げさに捉えなくてもよいのでは?
    先天的っていわれるレベルで生まれつき脳の構造が違ってる人は
    やっぱ普通じゃないというか突出してどこか違うもんだよ

    • 評価
      1. ※68
        あー、あの世で長い箸を使って食事をする話を思い出したわ。
        地獄では皆、自分だけが食べようとするので長い箸では上手に食べられない。
        天国では互いに食べさせ合うので長い箸しかなくても楽に食べられる。
        って感じの話。

        • +5
  66. 利己的な人間はドーパミン依存度が高く、自分の利益のためには周囲を省みない傾向がある。社会における成功者と呼ばれる人々はドーパミンの量が極めて多いようだ。つまり道徳や倫理観というものは…

    • +4
  67. 自傷も他害もよくよく見てみるとあまり変わらん感じがするし
    社会的には好ましい性質だろうメサイアコンプレックスは幸福なのか不幸なのか分からなくて悲しくなるし
    親切がお節介になったりで他人に迷惑かけなきゃ何してもかまわないんじゃねって風潮は分かりやすいけど
    ボーダーラインは人それぞれだろうしやっぱり何もわからん
    ネットを見ると感情的なリンチが横行してて科学信仰で頭が良くなってる気がしてるだけで一般人は中世と変わらん気がする
    頭が良い人は学者になって社会的損失を訴えて療育や貧困みたいな広い視野から発言してて
    デストピア物のSF作品を現実に照らし合わせて警鐘を鳴らされても愚民は管理社会の方が幸せに暮らせるんじゃないかと考える
    D Nを嫌ってる一方で女性的感性が忌み嫌われてるのは何でなのか偏屈さしか感じないオタクの反乱の我侭さは自己正当化に必至なだけで気持ちが悪い

    • +2
  68. 困ってる人に頼まれると、すぐ感情移入してしまうんだよな・・・
    それで何度痛い目見ても学習できずに体と口が勝手に動いて人助けをしてしまう
    暴走族に囲まれてた半泣きの男をなんとか代わりに丁寧に頭を下げて救出、まじで足の震えがしばらく止まらんかったし寿命縮まったと思う。人身事故にあったがじいさんの泣き落としに感情移入し物損(こちらの安物自転車代だけ)で済ますが後日全く反省してなかったことが判明w他にもアホらしくなるエピソードいくらでもあるが。
    他人のために体張っても自分自身に一度でも返ってきたことがないしもう人間と関わりたくなくなるし出来ることなら外出たくない。
    こんな世知辛い世の中に自分の分身(子供)残す気にはなれないから俺の遺伝子は自然淘汰だ。自己中人間だけが生きやすい社会だと思う。

    • +13
    1. ※89と同じ気持ちだわ。
      もう外出たくないっつーか他人と関わりたくない。
      利他的な人間は、自分が差し出すものの代わりに何を得るのか、都度考えて行動した方がいい。
      でないと一方的に搾取されて人生ボロボロにされてしまうから。

      • +2
  69. 社長のようなリーダーだけ利己的であとは利他的の社会がバランスいいような。
    あとよく論文に「でも○○」という風に例外を書く人がいるけど、こういうのはそういう例外的なエラーはメインではないと思う。

    • +2
  70. 中学の時に掃除当番でトイレ班だったんだけど、誰も来なくて一人でやった。呼びに言ったり、先生に言う事も出来たが、自分一人でやればいいやと頑張った。そのうち誰か来てくれて、一人でやらせてごめんね、と言ってもらえるかもと淡い期待空しく、最後まで1人。
    結局誰にも感謝も評価もされなかったけど、損もしなかった。
    で、残った物は「誇り」。自分は決められた事を逃げずに真面目にやれる人間だと、自分自身を認めること。自分もやらずに帰る事も出来た。適当にやっても良かった。特に綺麗好きでもなかったし。でも頑張った。
    利他的でも利己的でもある自分だけど、親切やルールを無視する事が気持ち悪いのだ。他人から見ると親切でも、そうしない自分が許せない、落ち着かないからやる。ってことは利己的なんだね。

    • +8
  71. 子供が出来ると悩む。他人には親切にとは言い切れないことが山ほどあるからね。まだ入園前の子供に、割り込みして来た子を赦して入れて上げる事は、我が子にもズルがアリだと教えてる事にはならないかな?とか、我が子が玩具を取られて不満そうなのに、取って平気な顔してる子に優しく出来なかったり、やられたらやり返していいよ!と教えたり、知らない人に話し掛けられても無視しろと教えたり(犯罪系)、あまり他人を優先してると社会の競争にも勝てないし。自分は良くても、我が子には損して欲しくないしなぁ。

    • 評価
  72. リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」によると利己的な遺伝子(タカ派遺伝子)と利他的な遺伝子(ハト派遺伝子)のユニットが共存することは無く、タカ派遺伝子ユニットに滅ぼされてしまうそうだ。ただ、タカ派ユニットに対してはタカ派、ハト葉ユニットに対してはハト派として振舞うハトタカユニットが産まれてくると、タカ派ユニットは全滅してハト派ユニットとハトタカユニットのみが生き残るという

    • +3
  73. 自分が出来る範囲で親切にすればいい
    無理してまでやる必要はない
    反対に、人に助けてもらう時は相手に無理がかからない範囲で頼む

    • +2
  74. 全ての人は利己的であり、損得勘定で動く。ただし、人はその計算を間違える。
    利己的と言われるか利他的と言われるかは、どういう原因でどんな間違いをするのかに拠る。

    • +1
  75. 基本的に利他的な性質だけど疲れて余裕がなくなると利己的になっちゃう。
    そして人より極端に疲弊しやすいから実際の行動は利己的に偏りがち。
    大人になってから、元気一杯なのに利己的な人が沢山存在することを知って驚愕した。

    • +1
  76. 利己的と利他的は相反しないように思うけどな?
    自分が納得してるなら損しても問題ないだろうし、納得してないなら得しても問題だと思う。
    相手のためを考えて損することを選ぶことも、得することを選ぶこともあるだろう。
    (それが本当の意味で相手のためになるかどうかはさておき)
    結果、自分に得することも、損したけど満足の結果に到ることも。
    それとはまた別問題かな?

    • +5
  77. 利他的というのとはまた微妙に違ってくるけど、あまりにも他者への共感が強いと滅ぶ気がするけどな。極端な話だけど他の生物への共感が強過ぎると殺せなくなるだろ。人間同士の関係においても利他的な事が絶対的正義とはならんし、利己的な要素は必要よね。
    他の人の為に何かをしても良い事なくて人と関わるのも嫌だって人がいるけど、関わる相手が悪いだけだと思うよ?善行をすれば必ず自分に返ってくるわけじゃないのは確かだけど、少なくとも俺はそういう友達がいたら誇りに思うよ。だから何?って話だろうがw

    • -2
  78. 利己的でない と 利他的である は等しくない
    共感能力がなかったり利他的でなくても利己的でない者はある
    利己的な人が足りないものがあるのか、利己的でない人が足りないものがあるのかはわからないが、それが生まれつきの違いかそうでないかが気になるところ。
    記事は利他的であるに関して。

    • 評価
  79. 利己的な人はすぐに嘘をつくイメージがある
    地球上の動物の中で、後々の損得を考えて嘘をつくのは人間だけ
    サイコパスや猟奇事件ばかりが注目される世の中だけど、感情ほど人を動かす動機はない
    本当のサイコパスによる猟奇事件は多分事件全体のほんの少しだろう
    知らず知らずのうちにかかっている集団ヒステリーや洗脳の方が恐ろしい

    • 評価
  80. 利他的なことをして搾取され続けた結果、利己的になった人もいると思う
    善いことをすれば自分に返ってくる、と諭している人たちの行動は、相手によっては、相手のことを思いやれない善意の押し付けになることもある
    善意が本当に循環しているならば、不幸な人など存在しないはずだが、実際にはそうではない残酷な現実がある
    己の身を滅ぼさない程度の善意じゃないと、人は生きていけない

    • +2
    1. ※105
      どちらかと言うと、利己的になるというより、ある種の諦念が染み付く感じですかね。
      身近にサイコパスとかいて、利用され続けると、そのうち親切心が磨耗します。

      • +4
  81. この記事は性格全般に対して言ってるわけじゃない
    難しく考えず生まれもった性格に違いがある程度でおk
    性格ってのは遺伝的要素が大きくあとはその他環境で決まるわけだけど
    樹の年輪に例えると中心部分のことで、育っていく過程で回りに
    新しい部分が形成していく、普段目にする部分は表面の外側の部分
    生まれ持った性質は変わらない、でも経験により学ぶ人も普通にいる
    赤ちゃんを対象にした実験でも優しい子や公平かどうかの特徴は出てるそう

    • 評価
  82. うーん、親切な人に良くされたら自分も親切にしようと思うが
    自分勝手な奴に失礼な事されたらもう知ったこっちゃねえとなる自分の扁桃体は…?

    • +3
  83. 利己的な親兄弟に搾取されつづけて自衛のためやむなく利他的であることをやめた人間もここにいる。後腐れのない赤の他人には利他的スタンスでふるまえるが、家族相手にはほぼ無理(隙あらばつけこんでくるので)。悲しいし、虚しい。

    • 評価
  84. 利他と利己、相手の喜ぶことが自分と違うことがよくあるから、自分を基準にするのもなんともね。
    扁桃核は恐怖を司るとも読んだことがあるから、他人を不快にさせて恨まれたくないビビりゆえの利他とも解釈できる…

    • +3
  85. 私もおそらく他人の怯えた顔に強く反応するほうだと思うけど
    自分の怯えにも敏感だから
    腎臓移植なんてできない
    見ず知らずの人に腎臓移植をするなんて、他人の痛みには敏感で、なおかつ自分の痛みや不安とは戦える勇気も必要だと思う

    • +7
  86. あと自分が腎臓をあげなきゃならないとしたら
    相手が見知らぬ人でも友人でも同じだな

    この人も素晴らしいけど、セレーナゴメスに腎臓の一つをあげた親友とか
    そういう人々も素晴らしいと思う

    • 評価
  87. 小さな子供みてるとわかる気がするね。兄弟でも優しい子ときかんぼ居るから

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