
2014年もほぼ半分が過ぎ、これも軽くクリアできればよいのだが、終末がいつ来るのか?どうすればいいのか?心配で心配で日常生活にも支障がでてしまっては問題だ。世界の中には終末に備え、独自に屈強のシェルターを作る人もいれば、そういったシェルターを生き残りたい人の為に販売するビジネスもあるという。
ここでは、個人、法人、国で取り組んでいる非常時に備えてのシェルターの数々を見ていくことにしよう。
1.地球滅亡を生き延びるための要塞を建て中世武器の使い方を学ぶ家族(アメリカ)
ブレント・ブランズは、地球の滅亡は強い電磁パルスによって引き起こされると信じている。これは、送電網を破壊し、人類を暗黒時代へと逆戻りさせるという。この悲劇に対処するために、彼とその家族は、サウスカロライナの森の奥深くにある丘陵のてっぺんに、はね橋、落とし格子、地下格納庫を装備した、堅固な要塞のような城をこしらえた。
しばらくなりをひそめていたブレントだが、数年前、彼の生き残り計画が復活し、2013年8月、城の建設が実現した。
2.ノアの箱舟を作った男(中国)
2012年に世界が滅びるという、マヤ文明の黙示録を懸念したある中国人の男が、生き残るために自分でノアの箱舟を作った。
3.世界の終わりを乗り切るための、一戸2億円の豪華シェルターマンション(アメリカ)
カンサス州の廃ミサイル格納庫を利用して作られたこの高級マンションは、プール、映画館、図書館などが完備され、地球最後の日がきても生き延びられる最新設備を備えているという。建物はカンサスの大草原の大地にしっかりと根深く建てられ、経済崩壊、太陽フレアから、テロリストの襲撃やパンデミックまで、あらゆるものに耐えることができるらしい。

4.600万円の波型パイプシェルター(アメリカ)
マンションに2億円を費やす余裕がなければ、もっと安価なものもある。6万ドル(約600万円)のアトラス救命シェルターは、竜巻やほかの災害から身を守ることができる。この波型のパイプシェルターは、フロリダ州アルタモントスプリングスの軍用物資店で売られていて、地下6メートルのところまで埋めて使用する。とりあえず、なにかがあったときのために準備をしておきたい人たち用だという。

5.大災害に備え、種子を保存するための種子バンク
スヴァールバル世界種子地下貯蔵庫は、北極点から810マイルのノルウェー領スヴァールバル諸島にある、いわば種子のためのノアの箱舟だ。地球に大災害が起きた場合、絶滅しないよう、あらゆる種類の植物の種子が保管されている。

6.シェルターの役目も果たす豪華地下邸宅(スイス)
ヴィラ・ヴァルスとして知られる、この驚くべき地下の別荘には、見事な設計コンセプトが網羅されている。アルプスという場所柄、建物は自然の美しさと完璧に調和しているが、シェルターとしての機能も備えているのだ。
7.世界でもっとも安全というふれこみの格納庫ハウス(アメリカ)
1950年代後半から1960年代始め、冷戦たけなわの頃、アメリカ政府は攻撃に備えて、たくさんのアトラスFミサイル格納庫を建設したが、決定的な事態にはならなかった。今日、これら格納庫のほとんどは使われなくなり、廃墟と化している。
この格納庫ハウスは、本気で地球最後に日に備えたい人のために、176万ドル(1億7600万円)で売りに出されている。
8.豪華リゾートの地下に作られたシェルター
冷戦中、アメリカ政府は、ウェストバージニア州の山中にある地下シェルターのことを極秘にしていた。グリーンブリア豪華リゾートの地下に建設されたシェルターは、核攻撃を受けた場合に、上下両院の議員たちが緊急避難できる施設として設計された。
9.人工植物や疑似昼夜のある地下シェルター付豪邸(アメリカ)
ラスベガス、フラミングロード近くにあるこの邸宅は、一見どこにでもあるアメリカの家のように見えるが、実はその地下にも居住区がある。まるで1999年の映画『タイムトラベラー きのうからきた恋人』で、35年間、核シェルターで暮らしていた家族を思い出させる。
照明を調節して、昼の日差しの変化を感じられたり、夜になると星までまたたくようになっている。1980年代にヘンダーソン夫妻が亡くなった後は、親戚がこの邸宅を引き継いだが、現在は抵当に入っていて、170万ドル(約1億7000万円)で売りに出されている。
10.セーフルームのある億万長者の為のシェルター
ハリウッドにあるアル・コルビーの邸宅は、ロサンゼルスの町を眺められる白壁の美しい建物だが、その仕様は国家安全保障局(NSA)の本部と同じつくりになっている。生体認証のおかげでコルビー家の家族は鍵を持つ必要はなく、鉄骨で補強されたコンクリートのケーソンが地下深く埋められているため、地震にも強い。
追記:(2019/4/22)本文を一部訂正して再送します。
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コメント
1. 匿名処理班
こういので動画あったけど、どこで見たか忘れた
中々面白かった
2. 匿名処理班
7・・・買いたい
3. 匿名処理班
核や世界の終わりに備えるかどうかは置いといて地下ってのは男のロマンだよな
4. 匿名処理班
トキ兄さんは入れますか?
5. 匿名処理班
しっかし、安全なシェルターって何で地下なんだろうな。
人類が滅亡の危機に瀕するクラスの災害に地下が安全だと何故言えるのか。
6. 匿名処理班
「××の予言」「人類破滅」ネタは週刊誌が企画につまったとき、季節に関わらずお手軽に部数が伸ばせる飛び道具らしい。ようは「行列のできるラーメン屋」「温泉」「ダイエット」と同レベル・・・。
数年前に欧米で流行った「クラリオン星人」などは日本ではカラオケのイメージがあるのかさっぱり流行らなかったが・・・。
7. 匿名処理班
スイスのは住んでみたい
素敵(O▽O)
8. 匿名処理班
自転車で自家発電してる家族いたな
9. 匿名処理班
Vault-Tecの地下シェルターに家族の場所を確保しよう
今すぐお電話を!
ttps://www.youtube.com/watch?v=orxlhjDkQD0
10. 匿名処理班
ナショジオで見たな。
プレッパーズだっけ?終末に備える人たち。
スクールバス繋げて地下に埋めてシェルターにしてたりコンテナで要塞作ってたり武装して避難訓練したり。
俺は終末がきたらさっくり死にたいっす。
11. 匿名処理班
地震怖い
12. 匿名処理班
正直この額でそんな設備整えられるの?お得じゃね?
ってのがチラホラ
13. 匿名処理班
セレブしか生き残れない感が半端ないのですが・・・
14. 匿名処理班
※9
Vault 69なら是非入りたい
15. 匿名処理班
自分だけ生き残ってもねぇ・・・。
16. 匿名処理班
ノアの箱舟がどう見てもひっくり返りそうにしか見えないんだが。
17. 匿名処理班
600万円のパイプ買って住めばいいんじゃないかな
18. 匿名処理班
むしろ地下に閉じ込められて出られなくなった時の方が恐怖
19. 匿名処理班
核云々はアレだけど、竜巻から逃げるようにシェルター作る人は米中西部に多いとか
20. 匿名処理班
ディスカバリーチャンネルのなんとかペッパーズとかで
地球滅亡についてのシェルター作りとか備蓄とかの番組をやっていたなw
面白いし、男心をくすぐる何かがあるな。
21. 匿名処理班
アルタスシェルターほしいな
22. 匿名処理班
ブレント・ブランズさんの家族は、災害後のリアル・ヒャッハー世界を生き延びる想定なのですね。 ユニーク!と思ったが、こういう人が結構いるのかな、アメリカでは
面白かったです
23. 匿名処理班
1番の家族は電気に頼らない暮らしをマスコミやネットで配信して小銭稼いでるんだろうか
ある意味ビッグ○ディに似たあざとさがあるな
24. 匿名処理班
ハハッ、ゲイリー!
25. 匿名処理班
ここまでして生き延びたくないかな…
何日(何年?)かして出てきた時に見る光景に絶望しそう…
とりあえず、北斗神拳習っておこう
26. 匿名処理班
こういうシェルターって篭ったまま地上の様子を見る機能とかあるのかな?
でないとフィクションのお約束的に扉開けた瞬間にモヒカンとかゾンビとかミュータントとかがなだれこんで来そう
27. 匿名処理班
3は映画のバイオハザードのハイブを思い出す
28. 匿名処理班
パルモさん、
>>「〜エピオピアという国々から、900万ドルの追加融資を受けて建設された。」
訂正よろしく