
イタリア生まれのアーティスト、アンドレア・モストロヴィートは、動植物の様々な写真をつなぎ合わせ、それを立体的に組み合わせ、部屋の中にファンタジーなジャングルを作り上げた。ファンタジーを通り越して狂気すら感じさせる勢いだ。
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作品は、2010年、ニューヨークのガヴァナーズアイランドに展示された。







外の世界にいるはずの動物のたちが、打ち捨てられた家を支配し、ちゃんとした住人になっている場面を、彼は心に思い描いた。この紙のジオラマは、イメージの強さを表現し、本を通した知識によって、わたしたちが想像するだけだった世界を作ったり、再現したりすることができる無限の可能性を示してくれる。








私は幼少時代、眠りに入った後ふと目を覚ますと、この作品と同じように壁、天井一面に蝶々や蛾、トンボなどの昆虫のみが敷き詰められているというビジョンを何度も見ており、「ぎゃぁあ〜」と泣き叫び、その度に祖母から宇津救命丸を口にいれられるという記憶がある。この作品のように一カ所に流れるように配置されているわけでなく、すべての壁が埋め尽くされていた感じだった。
で、この作品を見た時に、もしかしてこのアーティストも、そんな思い出があるのかな?と思ったりもしたのだが、同じようなビジョンを幼少時代に見たことがあってそれを覚えてる人とかいるかな?
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コメント
1. 匿名処理班
ある朝、窓の外から変な音がするので、カーテンを
開けたら、空一面が真っ黒に鳥で埋め尽くされていた
ことならある。ヴィジョンではなく、渡り鳥が大量に
集結しただけの現実だったけど。ヒッチコックかよ!
って思って怖かったよ。
2. 匿名処理班
天井が怖い!
3. 匿名処理班
パルモズ婆さんナイス宇津救命丸
4. 匿名処理班
インスタレーションアートは見てて楽しいからその空間に行きたくなる
5. 匿名処理班
図鑑から写真切り貼りだけってシンプルだけど、実際やるとすごいな
6. 匿名処理班
宇津ね
7. 匿名処理班
これおもしろいわ
切りぬく画像イメージを変ればいろいろ多彩に展開できそうなコンセプトだし
本からの紙の切り抜きって言う構造上高さを出しにくいから、
天井から縦につなぎ合わせたのを無数にぶらさげるとかのほうが、
床置きより作品のスケールとインパクトはつくりやすいかも
8. 匿名処理班
床だけで良かったのになぜ天井と壁に作った…
9. 匿名処理班
こりゃすげえ。ただのコラとはちがう狂気が漂っている。
ヘンリー・ダーガー みたいだね。
10. 匿名処理班
パンダ「遠近法じゃねえよ」
11. 匿名処理班
掃除が大変そうとか考える私には、芸術は向いてないなあ
12. 匿名処理班
芸術家じゃない人間が、せっせとコレを作っていたとしたら、たぶん
「あの人ヤバイんじゃない?」って言われるよな・・・
13. 匿名処理班
うわぁ
14. 匿名処理班
壁中にカブトムシの幼虫が蠢いてる夢は見たことあるなぁ...怖かった
15. 匿名処理班
世界観に集中する前に目が疲れるw
ゴチャゴチャしすぎてチカチカするわ
16. 匿名処理班
写真2、4、14の「見切れている茶トラ猫」が妙に気になる
作者お気に入りなのかな?