大型のピラニアが人を襲いまくる。70人以上の負傷者続出（アルゼンチン）

　南米アルゼンチン中部のパラナ川で、2013年12月25日、夏の暑さをしのごうと水遊びを楽しんでいた人々が、突然現れた大型のピラニアに次々と襲われるという事件が発生したそうだ。

　にぎわっていた水浴び場は大パニック。大勢の人が手足を噛みつかれ、うち70人以上が負傷。指を噛み千切られ、失った子どもが7人もいるそうだ。 　この魚はピラニアの一種、「パロメタ」と推測されている。パロメタはピラニアの最大種だそうで、大きさは30〜40cmほど。体に厚みがあり体重は1.5�圓曚鼻�性質は獰猛で気性が荒く、鋭い歯を持つ肉食魚だ。

　アルゼンチンは南半球にあり、現在真夏の猛暑に襲われ、気温が38度を超えていたという。現場は地元で人気の川遊びの場所で、当時、数千人がクリスマスの休暇を利用して遊びに訪れていた。

　事件当時、現場にいた地元住民は「川のいたるところで被害が出た。噛まれた人たちは数センチに及ぶ深い傷を負っていた」と話している。

　この川では、これまでにも人が肉食魚にかみつかれることが何度かあったものの、これほど大規模に襲われた例はないそうだ。川遊び場は事件後すぐに閉鎖されたが、30分後には直ぐに大勢の人がこの川に入りはじめたという。 　ピラニアでも様々な種類がいて、臆病で人を襲わないタイプのものもいれば、パロメタのように凶暴なものもいる。

　食ったらうまいのかと毎回コメントが入るのだが、パロメタの肉は身が締まっていて上品な味でおいしく、地元では人気の食材だそうだ。

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