2012年を象徴する報道写真

　2012年。万人に平等に進んでいく時の流れの中で、誰一人として同じ人生を送るものはいない。戦争は今だ世界のどこかで繰り広げられていて、大切なものは奪われていき、奪い返すためにまた戦いが始まる。戦いがまったくない一見平穏な社会においても、その中でなぜか人は戦いの火種を無意味に探し出し、肉体的暴力とはまた違った別の形の暴力を振りかざしながら、目に見えない何かと戦い始める。

　そんなルーチンが永遠と繰り返されて成り立っている世界の1年は、何世紀単位で見てもあまり変化がないようにも見えるが、個として、1人の人間として考えたら、自分の世界が一番大事で、自分の身の上に起こった出来事だけが森羅万象であるのだから、世界で起こった悲喜こもごもな出来事を実感するには、このような報道写真の存在が必要不可欠となるわけなんだね。 　写真に注釈がついていなかったので、いつ、どこで、何が起きていたのかがわからないものも数多くある。コメント欄でこれらの写真についての詳細情報を教えてくれるとうれしいな。

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　世界中を駆け巡った世紀の一瞬を捉えた報道写真集「Pictures Of The Year 2012」全59枚 - GIGAZINE

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