この画像を大きなサイズで見る全犬種で最も知能が高いとされているボーダーコリーは牧羊犬として大活躍しているがそれだけじゃなかったようだ。
様々な犬種551匹を集めた匂い嗅ぎテストで、鼻の良さナンバーワンに輝いたのはなんと、ボーダー・コリーだったそうだ。
その鋭い嗅覚で獲物を追い、人間の狩りを助けるために繁殖されてきた狩猟犬よりも優れていたというのだから驚きだ。向かうところ敵なしじゃないか。
今回の実験は、犬種やトレーニングの有無、性格が嗅覚能力にどのような影響を与えるのかを調べたものだ。
犬の嗅覚には違いがあるのか?
犬の鼻が良いのは周知の事実だ。人間の鼻の中にある感覚受容体は600万個ほどだが、犬には1億個以上(ブラッドハウンドなら3億)もある。しかも犬の脳の匂いを感じる領域は、人間の40倍も大きいとされる。
そのため、犬は人間の1,000倍から10,000倍もの匂いを嗅ぎ分ける能力を持っていると推測されている。では犬によって違いはあるのか?
今回ハンガリー、エトヴェシュ・ロラーンド大学の動物行動学者チームは、犬の嗅覚能力をより深く理解するために、犬種ごとの違いや訓練レベル、さらには性格が嗅覚の能力にどのような影響を与えるのかを調査した。
この画像を大きなサイズで見る551匹のワンちゃんによる嗅覚テストを実施
これを調べるため、研究チームは551匹の犬(家庭犬524匹、爆発物探知犬27匹)を集め、匂い嗅ぎ実験を行った。
その実験は特に訓練など必要のない、犬の本能、すなわち食欲に訴えるものだ。
つまりは犬たちに隠されたおやつを探させたのである。その成功率や速さで犬の鼻の良さが評価された。
具体的な内容は、中の見えない容器を4つ用意し、その1つだけにおやつを入れる。そこから漏れる匂いを嗅いで、犬が容器を鼻で突いたり、手を置いたりすれば正解だ。
また実験には3種類の難易度が用意され、1つのレベルで一定以上の正解率をマークしたら、次のレベルに進めるようになっていた。
最初のレベル1は蓋のない容器を使ったもので、ただ実験に慣れるためのもの。
本番は次のレベル2からで、こちらは容器に小さな穴があいた蓋が被せられた。
最高難易度のレベル3は、容器に穴のない蓋が被せられた。犬は隙間から漏れるごくわずかな匂いを嗅ぎ当てねばならない。
この画像を大きなサイズで見る犬がターゲットの匂いを示した典型的な4つの反応:A: 容器の穴に2秒以上鼻を入れる、B: 前足で容器をかく、
C: 容器の前で伏せる、D: 飼い主の方を見上げる Scientific Reports (2025). DOI: 10.1038/s41598-025-87136-y
優勝はボーダーコリー
その結果優勝したのは、犬の中で一番賢いと言われる「ボーダー・コリー」だ。
驚きだったのは、牧羊犬であるこの犬種が、ゴールデン・レトリバー、ショートヘアード・ハンガリアン・ビズラ、バセットハウンド、ブラッドハウンドといった猟犬たちよりも優れた成績をおさめたことだ。
猟犬は、獲物のニオイを嗅いで人間の狩りを手伝うために育てられたグループだ。にも関わらず、羊を追うために育てられたボーダー・コーリーの嗅覚は、このグループをしのいでいたのである。
なお、おやつを探し出す時間という点だけなら、ビーグルはボーダー・コリーよりも速かったそうだ。
この画像を大きなサイズで見る犬種ごとの特性と嗅覚能力の関係
この研究からは、犬種によって嗅覚能力に違いがあることが明確になった。また、狩猟犬や牧羊犬といったグループ単位でまとめるのではなく、それぞれの犬種が持つ特有の能力を個別に評価することが重要であることが分かった。
犬は牧畜や狩猟といったさまざまな目的のために、選択的に繁殖されてきた。しかし、繁殖の過程で嗅覚能力が劇的に向上するわけではなく、元々の犬種ごとの特性が維持されている可能性がある。
さらに犬の「訓練レベル」は嗅覚能力に大きな影響を与えないことも判明した。
この傾向は、過去の訓練による学習が影響し、新しい状況に適応しにくくなっていたことを示している可能性がある。
一方で、指示を素早く理解し、的確に対応できる「訓練への反応性」が高い犬は、犬種に関係なく嗅覚能力が優れていることが分かった。
この研究の共同著者であるマールタ・ガーチ氏は、「この研究は、犬の嗅覚能力だけでなく、遺伝的要因や環境要因の影響も明らかにしている。我々の結果は、将来の捜索犬選抜やトレーニングに役立つ可能性がある」と述べている。
この画像を大きなサイズで見るそれにしてもボーダーコリーって本当にすごいな。羊をまとめる力はもちろんのこと、人間と一緒に演技もできるし、1000を超える英単語を記憶し、その意味をすべて理解していた天才ボーダーコリー、チェイサーさんもいたっけな。
この研究は『Scientific Reports』(2025年1月21日付)に掲載された。
References: Surprising differences in breed performance i | EurekAlert! / Border collies out-sniff some hunting dogs in scientific smell competition | Popular Science / Nature
















凄く賢いけど躾をミスると凄く賢い悪ガキになる
ボーダーコリーは可愛いし格好良いのに運動能力や頭だけじゃなくて鼻までいいのか…完全生命体じゃないか
と感心してたのに
>>なお、おやつを探し出す時間という点だけなら、ビーグルはボーダー・コリーよりも速かったそうだ。
ここで笑った
ビーグル飼ってたけどほんとそう
あいつらは普段ダラダラしてるくせに、食べ物に対する執着と見つけた瞬間の瞬発力が尋常じゃないヤバいやつら
どういう基準で選んでるのか知らんけど、一番賢いのは総合的に見てジャーマン・シェパード一択だと思う。実際に飼ってみれば一目瞭然。
>どういう基準で
この程度の長さの記事も読めんのかお前は
オレもシェパードが一番賢い件には同意するけどな。
猫相手に同じことやって全く相手にしてもらえなかったやつだ…😊
>おやつを探し出す時間という点だけなら、ビーグルはボーダー・コリーよりも速かった
わらった
他の犬も匂いとかを好きな物にした場合どうなんだろう
未来で攻めてくるのはイルカじゃなくてボーダーコリーかもしれないね
ボダコ飼ってたけど、ズル賢いって感じだったわ。
サボったり手を抜くために知恵使いますみたいな。
ボーダーコリーは俺より賢い