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バレンタインに失恋相手の「心臓」を大型ネコ科に食べてもらうイベントを実施する動物保護施設

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(著) (編集)

公開:

 バレンタインデーを目前に失恋した?別れてしまった?なんなら復讐したい気分ですらある?ならその相手の心臓を大型ネコ科に食べてもらっちゃいな!

 そんなユニークなイベントが、アメリカの野生のネコ科動物保護施設で開催される。

 だが安心して欲しい。本物の心臓を持ってきたら犯罪になってしまうので、そこでは失恋相手の心臓をイメージした、肉エキス入り赤いゼリーをライオンやオオヤマネコに食べてもらうのだ。

 失恋の痛みを健全に発散しつつ、傷ついた野生動物を救うことができるという一石二鳥のイベントなんだ。

失恋相手の心臓を大型ネコ科が食す「血みどろバレンタイン」

 2025年2月14日のバレンタインデーにちなみ、失恋の痛手から復活したい向けのユニークな募金イベントを発表したのは、オレゴン州の野生のネコ科動物保護団体、ワイルドキャット・リッジ・サンクチュアリ(WildCat Ridge Sanctuary)だ。

 「Bloody Valentine(血みどろバレンタイン)」と呼ばれるこのイベントは、募金をすると、元恋人の「心臓」をワイルドなネコ科のみなさんが食べてくれる、というユニークなもの。

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  失恋の痛みを抱える人には、ただの憂さ晴らしにとどまらず、野生のネコ科の援助もできる貴重なチャンス?となる。

未練を断ちきり失恋にケリをつけるイベント

 その参加方法はこうだ。失恋のつらさと苦しみに踏ん切りをつけたい人はまず、団体の専用申し込みフォームに、失恋相手の名などを入力して募金する。

 するとスタッフが、心臓を模した赤いゼリーに失恋相手の名前を付けて野生のネコ科におやつとして提供する。

 あとは彼らがそれをおいしくいただいてくれる。その一部始終は撮影され、のちに動画として寄付者に送られる。

 今回協力してくれたのは、ここの保護トラの中で最も大きく野性味あふれるトラのアティカス。アムールトラの血を引いてるそう。

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 まあ設定とはいえ、未練があった相手のハート(心臓)が、トラとかにすっかりきれいに平らげられて、なくなるとこまで見届ければ、終わった2人の関係もより実感できそう。

 それを何度も見返すことで、これまでの気持ちにケリをつけ、新たな一歩が踏み出せるというわけだ。

心臓を模したゼリーをいただくトラのアティカス/For All of Them

寄付金は保護活動やネコ科の支援に

 このゼリーは、猫が好きなお肉(主に砂肝)や、ゼラチン、ビートの根を使った赤い着色料、元恋人の名前にも猫に安全なアイシングを使っており、猫の健康に配慮している。

 2001年にオレゴン州マリオン郡に設立されたワイルドキャット・リッジ・サンクチュアリには、虐待や飼育放棄から救い出された野生のネコ科85頭以上が暮らしている。

 今回のイベントは、こうしたネコ科の支援を目的としたもので、集まった寄付金は保護活動や個々のネコ科のお世話に使われる。

 また食べてくれるネコ科のメンバーは、トラのほか、ボブキャット、カラカル、クーガー、チーターなども含まれてるそう。

 同団体の公式YouTubeでは、一足早く2月1日にゼリーを食べるカラカルも公開中だ。

February 1, 2025

 2月2日にはチーターのオシャナもおいしくいただいてたよ。

February 2, 2025

バレンタインデー当日締め切りの期間限定

 この特別企画は、バレンタインデーまでの期間限定。受け付けは現地時間の2月10日から14日まで。

 予約に必要な寄付額は決まっていて、2月10日までは$50(約6,500円)、以降は$75(約9,750円)。

 現地の人なら13日正午までに申し込めば、バレンタインデー当日中に動画を受け取れるそう。気になる人はMy Bloody Valentine予約ページをチェックだ。

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ボブキャットのハウィーもむさぼり食べてます/image credit:Wildcat Ridge Sanctuary

 ちなみにニューヨークのブロンクス動物園では、毎年バレンタインデーの時期、15ドルを寄付すると、園で飼っているゴキブリに元恋人や失恋相手の名前が付けられるイベントが開催されている。

 更にオハイオ州のコロンバス動物園&水族館では、2月12日までの期間限定で、15ドルを支払うと巨大なミルワームに元恋人の名前をつけることができる。

 このワームは、動物園のナマケグマのランディールとハイデローゼに「おやつ」として提供され、特製のチューブを使って豪快にすすり上げられるそうだ。

 アメリカでは幸せに恵まれない人にもリベンジ的な催し物が開催されているのがいいね。動物たちも幸せにできるし。

 ちなみに日本では2024年にバレンタインデーにからめ、「想い出の解体工事現場」なる大胆なイベントが、渋谷で行われたりしていたもよう。

 「元恋人」や「昔の夢」への未練を断ちきるため、本人がショベルカーを遠隔操作して「想い出の品」を砕いたり潰したりするもので、これですっきりした人もいたみたいだよ。

マイラボ渋谷「想い出の解体工事現場」

References: Oregonlive / Prtimes

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この記事へのコメント 34件

コメントを書く

  1. 最後の可愛いペンギンカップルに救われた

    • +7
  2. 未練があった相手のハートとかいうと怖いけど、自分の恋心って思えばまあ?
    そこら辺は文化の違いなんだろうなあ。

    • +24
    1. そうだよね、日本なら壊れた自分の心臓を食べてもらうイベントとして実施すると思う

      • +13
  3. おつむに巨大な?が浮かんだけど、

    にゃんこたちがよかったならまあいいのか。

    • +9
    1. 話を最後までちゃんと読まないと
      いかんなぁと思ったわ
      何か怖い恐ろしい展開が待っているのかと
      心臓がドキドキしてしまった

      • +2
  4. うーん、普通に失恋した動物に普段は出さないごちそうを出すってだけでよいのに、なんか悪趣味じゃないこの企画?

    • +3
  5. そこまで恨みのある相手の名前つけたものが美しい生き物の血肉になるなんて復讐にならない気がするし
    変な怨念のこもった餌なんてお腹壊しそうで食べさせたくないなあ
    ケガレ信仰みたいなものだけどさ

    • +16
  6. 結果的に飼育施設に金落ちて、飼育動物の飼育に生かされるならOKだと思う。
    極端なようだけどゼリー食うのだって動物園で飼育されてわかったことだろうしね。
    そういうのの積み重ねの結果、自然界より栄養豊富な人口餌も煮詰められるわけだ。

    • +12
  7. ブラックジョークというかブラックマジックというか復讐の呪いというかなんというか。もし自分がこの対象にされたら別れて良かったと思うわ。

    • +9
  8. もうブラックユーモアが好まれない時代だから不愉快に思う人が多そうだけど、動物はおいしいおやつが貰えて1万円近い寄付ができるとか悪くないと思う
    どこも集客や経営は大変だと思うし

    • +31
    1. 他人の願いの呪いの儀式を代行するのは
      大きなリスクを伴うので
      かなりの上級者じゃないと無理だし
      まず他者に知られるのがダメなので
      配信なんてしないぞい

      • +4
  9. そんな悪趣味なもの虎に食わせるなよ…
    人間同士で解決しろ。

    • +6
  10. 鋭い爪を研ぐ板みたいなものに元カレの名前を書いてガリガリズタズタにしてもらうってのはどうかな。
    少しは生々しくなくて発散出来ると思う。

    • +12
  11. 大きいネコチャンが呪いでお腹壊さないか心配になる
    普通におやつであげてほしい

    • +3
  12. 一口でほとんど全部ペロリといっちゃうトラさんのワイルドさと言ったら!

    • +5
  13. ゼリーで消化不良起こしそう
    とはいえ保護施設も命を繋ぐための資金は必要だからなあ

    • +4
  14. やっぱりトラの迫力は抜きん出て凄い。
    何の警戒もせず一直線に餌にたどり着き一気に食べ尽くしてガオー!!!
    流石は食物連鎖の頂点。
    「竜虎相打つ」とも言われてその強さは伝説の竜とも並び称されるだけの事はある。
    この迫力なら例えどんな怨念に塗れていたとしてもたちどころに雲消霧散して浄化されるでしょう。

    • +5
  15. 否定的な意見の意味が分かんないや
    保護施設、動物、寄付者みんなwin-win-winじゃんね
    良い事だ

    • +9
    1. 俺も肯定側やなー
      恨みや未練を慈善に変換しつつ恋愛に区切りをつけるっていうスマートな取り組みだもん
      中高年は縁起とか気にするから怖がるんだと思う

      • +7
      1. 自分の壊れた恋心なら分かるが、自分を振った相手ってのが執念深くて恐ろしいよ。

        勝手に片思いして恨んでるとか…怖すぎる

        • +6
        1. 振られて恨んでる人は大勢いる。この取り組み関係なく世界中にな。恋愛はそういうもんやで🤗
          君らちょっと歳の割に経験値低すぎないかねえ。相手の名前紙に書いて破き捨てるとか昔からあるんだよ。これはそういうのを建設的なアプローチに変えただけ。何をビビってんだか

          • +1
        2. 記事内に「元恋人」ってあるから、たとえば浮気されて別れた相手とか、そういうパターンもあるのでは

          • +4
  16. 違和感を感じる気持ちは共感できる
    私怨を無垢な動物に肩代わりさせるなんてね

    だとすると、動物園やペットですら、果たしてどこまで妥当なのかわからない気もする

    我々が動物から受けている精神的な恩恵はあくまで身勝手なものであって、そのお返しができるなんて傲慢なのでは無いかと思う

    だとすると、そういう物抜きにして作物的な交換を行うことは動物にとって少なくともメリットはあると思うな

    • 評価
  17. 恨みとか怨念とか皆さん真面目なんだな
    施設もお客さんも悪ノリのおふざけでしかないと思うんだけど

    • +11
  18. 海外話題でこの手のイベント話が出てくるたびにあっかるいのかおもいのかわかんないなーと感じつつその両方だろうし発散できればまあいっかと。

    他の動物園だとミーアキャットの餌(つまりGです検索するなら自己責任で)に名前をつけちゃうのはどお?なんてのあった/あるようだし、動物園に限らずあちこちで小イベントあるんでしょうね。

    • +2
  19. この施設にはたまたまライオンはいなかったのかな

    • +1

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