メインコンテンツにスキップ

リードにつながなくても犬を導ける。世界初のバーチャルリードが誕生

記事の本文にスキップ

30件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Heel
Advertisement

 これからは邪魔なリードがなくても歩けるの?犬の散歩にリードフリーの選択肢が登場。こちらの「世界初のバーチャルリード」が、これまでにないお散歩スタイルを実現するそうだ。

 アメリカの企業が開発した「Roam 350」は、犬との散歩中にからまったり、引っかかったりするリードから解放される新たなシステムだ。

 首輪とリモコンの両方に採用した独自のワイヤレス技術により、リードの代わりに振動や静電気の刺激で、犬が遠くに行かないよう、飼い主が望む特定の範囲内に犬をとどめておくことができるという。

世界初のバーチャルリードとその仕組み

 アメリカの企業「Heel」が開発した「Roam 350」は、世界初のバーチャルリード(特許出願中)で、犬と飼い主の新しい散歩スタイルを提案する。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Heel

 「Roam 350」は、独自のワイヤレス技術「Autoprox」を採用。

 この技術は、犬の首輪と飼い主が持つリモコンの間で無線通信を行うことで、両者の距離を常に自動で測定できる。

 そのため、犬が飼い主に近づいているか、それとも遠ざかっているかも判別できるそうだ。

 この仕組みにより、飼い主を中心とした犬の行動範囲の半径、つまり目に見えないバーチャルリードが設定できるが、その長さは固定ではなく、最短3mから最長229mまで設定できる。 

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Heel

 その範囲を超えると首輪から警告が発せられ、それでも犬が無視すると、首輪の振動で犬に教えることができるほか、オプションの静電気刺激(初期設定ではオフ)で教えることもできる。

想定シーンはアウトドアや自宅の庭

 Heel によると、このバーチャルリードが想定されるシーンは、ハイキングやキャンプ、サイクリング、または自宅の庭や農地などで犬を自由に遊ばせたいときにうってつけだそう。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Heel

 またリモコン1つにつき、最大で3匹の犬を管理することができる。

 またリモコン自体に、ゲームのコントローラーなどでもおなじみの振動などの触覚技術(ハプティクス)を使ったフィードバック機能が搭載されていて、犬が警告を無視した時や警告に従った時などもリモコンの振動で即時通知する。

リモコン1つと中型の首輪のセットで46,000円

 「Heel Roam 350」は、携帯信号やWi-Fi、GPSが不要のため、基地局から遠いハイキングや森の奥深くでのキャンプでも使用できる。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Heel

 またバッテリーは1日4時間の使用の場合、自動モード設定で4日間、手動モード8日間まで持続する。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Heel

Heel Roam 350のスペックは以下の通り。

  • バーチャルリードの長さ: 3m ~ 229m
  • 警告:音、振動または静電気刺激(初期設定はオフ。低・中・高の3段階設定可)
  • 対応数:リモコン1つで最大3匹まで同時管理が可能(首輪は別途購入可)
  • バッテリー寿命:自動モード4日間、手動モード8日間(1日4時間使用の場合)
  • 首輪のサイズ:中型(首周り30 〜 43cm)、大型(首周り38 〜 61cm)
  • 対応犬種:最小で6ヶ月のラットテリア(体重3.6〜5.4キログラム)以上
  • リモコンの防水機能:なし
  • 保証期間:1年間。材料と製造上の欠陥に対応。磨耗や破損、誤使用による水濡れの故障は除く

 気になる価格は、リモコン1つと中型の首輪のセットで 299ドル(約46,000円)で、追加のサブスクリプション費用などはない。

「簡単そうでいい」「犬のストレスになるのでは?」の声

バーチャルリードを実現したという Heel Roam 350 には、さまざまな声が寄せられている。

・犬が自由に動ける範囲が広がるし、飼い主も安心して見守ってられるね
・1台で1匹じゃなく3匹まで対応なのが良い
・アウトドア派にぴったり
・防水ないのは不便だよ
・操作も簡単そうでいいし、アプリも不要なのがいいね

ただ一方ではこんな声も。

・静電気刺激が犬のストレスになるのでは?
・小型犬に合う首輪はないんだ…
・値段高すぎ!
・保証期間が短すぎて不安

 個人的には振動はいいとして、静電気刺激は電気ショックを連想してしまい、どうしてもいただけない。というか、それならやっぱりリード一択な気がするんだけどどうだろう?

 ノーリードで犬を楽しませたいなら、ドッグランという選択肢もあるしね。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Heel

近年では電子首輪を禁止する国も

 なおイギリスは動物福祉への観点から、2018年にペット用の電気ショック首輪の禁止措置を発表した。

 その理由として、不必要な苦痛や苦しみを与えることで、攻撃性をさらに増すリスクや不安行動を引き起こすリスクがあるとし、ペットの飼い主には、電子首輪の代わりに昔ながらのポジティブな報酬トレーニングを勧めている。

 またフランスでも、2023年1月に犬や猫に対する苦痛を伴う構造の首輪の使用を禁止する法案が議会で可決された。

 具体的には、犬のしつけ用に電気ショックを出す首輪や、内側にスパイクがあり食い込む構造の首輪などが該当し、個人が違反した場合はおよそ12万円の罰金が、再犯や専門家の違反では約62万円の罰金が科される。

References: World's first virtual dog leash means no more tangled Fido / France bans ‘training’ dog collars that cause pain to animals

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 30件

コメントを書く

  1. 慣れた犬ならノーリードでも同じ
    それでもリードが必要なのは物理的に繋がってるというアピールなんだから、リードが義務の国では意味無い(コンセンサスは得られない)と思う

    • +15
    1. >慣れた犬ならノーリードでも同じ

      犬を飼ったことないでしょ

      動物は予想もしない行動をするものだよ

      • +3
      1. 文句付けたいだけ?
        オマエこそ犬飼ったこと無いか、犬を見てないバカ飼い主なんだろうなあ

        リード付けてても万能じゃないだろ
        極端な話、ノーリードが効く犬でも暴走したらリード付けててもダメ
        でもそんなのは環境に大きく影響受けるからそういう危ない場所はいかないか、その場所ではリードを付けるとかやり様がある
        その辺のマージン取った上でノーリード
        記事のデバイスなら暴走を止められるとでも言いたいの?

        • -7
  2. リードって犬が人間引っ張って一緒に散歩に連れて行ってやってるって思ってるんだから必要だろ

    • +5
  3. 犬は主人とリードで物理的に繋がってる方が安心できるんじゃない?
    もしろ犬じゃなく猫に付けるべき

    • -3
  4. きちんと躾出来るなら不要だろうが
    躾できない人もいるしな、、、
    ワイも道歩いてたらマンションから
    飛び出してきたチワワに足をかまれた。
    飼い主の老人はニコニコしながら
    ごめんねぇ~で済まされたしなぁ。

    • +10
    1. そう考えると最新のテクノロジーで再現されたという訳か胸熱だな

      • +9
  5. 飾らずに言えば離れると締まる首輪かな
    人間にも使えそうだね

    • 評価
  6. 狂犬モードに火がついた時に何の役にも
    たたないだろ。バ飼い主がこの機械が悪い、
    ウチの〇〇ちゃんは悪くないって
    ほざく未来が見える見える。

    • +16
    1. 家の子の場合はまるで逆で、友達(&その候補)を見つけると突撃モードに変わる
      出会い頭もあるのでリーシュは離せない

      • +2
  7. 広い土地買って飛び越えなられない塀作って首輪もなにもなしで遊ばせたれ
    それ以外の外は首輪と紐はつけとけ 
    人と犬双方のためだ
    この道具はすかん 
    噛んだりして事件起こした犬の矯正道具じゃねーか

    • +5
    1. 某俳優Sさんの千葉の家みたいなのが理想です。小型犬なら。

      • 評価
  8. 不測の事態ってあるからな
    たとえば獰猛な他の犬と接触したとき、ケンカにならないように犬を力ずくで遠ざけないとならない。そんな時にとっさにリードなしで犬を制止できるだろか。犬が自制できてること前提の首輪では不安だと思うな。

    • +13
  9. 犬によってはそもそも飼い主との距離でショックが来る事が、犬にとって理解出来ずに遠くまで走り回りそう

    移動の物理的制限が出来ない以上、リードとしての価値は薄いかなぁ

    • +3
  10. 犬を散歩させてる人がガードレールやポールの周りをぐるっと犬が回る度に一々紐を潜らせながら絡まらないようにしてるが、それがこれで解決されたなw

    犬が突然反対側に走り出し紐がピンと張り、その紐に他の自転車や歩行者が足を引っかける、そんな事故が起こらなくてすむな

    • -1
  11. 飼い主がちゃんと使い方理解して使うならいいと思うけど普通はそんなに上手くいかない
    説明書読まないような人や単にリードを持つのが面倒くさいというズボラが間違った使い方して犬にストレス与えて問題になるのが目に見える

    • +3
  12. 静電気でパニック起こしそう
    物理的に繋いでおく方がいざというときに安心だよね

    • +2
  13. これれが許される場所ならそもそもノーリードでいいだろうし
    危険なものに近づいた(近づかれた)時に振動ごどきで止められないから物理的なリードがいるのでは…?

    • +4
  14. 犬が子供に襲い掛かってもそれを止められないんじゃあ意味が無い。

    • +3
  15. 首輪を重たくしないで、首輪を適度に引っ張る仕組みの胴ハーネスつけて、人に危害を加えそうな場合には電気ショックを与えられるような仕組みはあった方がいいと思う。

    • +1
  16. 来年にはバーチャルリード専用のバーチャル犬が売り出される予感。
    もちろん再来年には勝手に散歩させてくれるバーチャル飼い主が控えているのは言うまでもない。

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

グッズ・商品

グッズ・商品についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動物・鳥類

動物・鳥類についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。