この画像を大きなサイズで見る1999年、ブラジル北部の町ボア・ヴィスタで、ジスレイン・シルヴァ・デ・デウスさん(当時9歳)の父親のジヴァルドさんが、 借金を巡るいさかいで射殺された。
ジスレインさんは父を殺害した犯人に法の裁きを受けさせるため、法律を学び、警察に入り、36歳になった2024年7月、念願の殺人課の捜査官となった。
そして同年9月25日、彼女は父の仇であるライムンド・アルヴェス・ゴメス容疑者(60)を追い詰め、ついに逮捕に成功した。
25年越しの復讐はこの日ようやく終わりを告げ、彼女を含む遺族の心に初めて安らぎが訪れることになったのだ。
借金を巡る口論で、妻と5人の子供がいる男性が殺害される
1999年2月16日、ブラジル北部に位置するロライマ州ボア・ヴィスタのアサ・ブランカ地区にあるバーで、当時35歳のジヴァルドさんとゴメス容疑者は激しい口論になった。
ゴメス容疑者は一度バーを出て拳銃を取って来ると、ジヴァルドさんの頭に向け、至近距離から一発発射。ジヴァルドさんはそのまま帰らぬ人となった。
口論の原因は、ジヴァルドさんがゴメス容疑者に借りていた150レアル(現在のレートで約4,000円)を巡ってのものだったという。
ジヴァルドさんには長女のジスレインさんを含め5人の子供がおり、一番下の妹は事件当時まだ2歳だった。
父は正直で勤勉な人でした。私たちの宿題や、掛け算の九九の勉強をよく手伝ってくれました。いつも私たちの傍にいてくれた、思いやりのある人でした。
私たち姉妹は父を亡くした後、本当につらい時期を過ごしました。そのせいで道を踏み外してしまう可能性もありましたが、母はいつも私たちに正しい道を進むよう教えてくれたんです
この画像を大きなサイズで見る有罪判決が出るも、犯人は失踪
ゴメス容疑者は逃走したが、ロライマ州の裁判所は2013年に被告不在のまま、殺人罪で懲役12年の有罪判決を下した。
その後2014年と2015年に、被告側の弁護人が「犯行は故意でなかった」として控訴したものの、高等司法裁判所により棄却。
2016年に刑が確定し逮捕状が出されたが、ゴメス容疑者の行方は杳(よう)として知れなかった。
ジスレインさんは父親を殺した犯人が野放しになっていることを思うと、心が安らぐことはなかったという。
この画像を大きなサイズで見る犯人に法の裁きを受けさせたい!と警官を目指す
悲しみに暮れる中、ジスレインさんは父親を奪った犯人に法の裁きを受けさせたいと強く願うようになった。
そして18歳で大学の法学部へ進み、7年後に弁護士の資格を取得。2022年には弁護士から、夢だった警察官へと転職を果たした。
最初の配属先は、ロライマ州のモンテ・クリスト刑務所だった。
刑務所で勤務している間、私はゴメス容疑者が逮捕され、刑期を務めるためにここに入る様子をいつも想像していました。それが私のモチベーションだったんです
2024年7月19日、彼女は試験に合格し、正式に州警察の捜査官に就任。念願だった殺人課への配属を希望した。
ついに犯人の逮捕に成功!
そして9月25日、彼女の悲願が叶う日が来た。ジスレインさんと彼女のチームは、ボア・ヴィスタ近郊のノヴァ・シダーデ地区にある農場に隠れていたゴメス容疑者を発見。身柄の拘束に成功した。
ゴメス容疑者の最新の逮捕状は、2019年に発行されていた。時効は2031年。あと7年を残してついに逮捕にこぎつけたのだ。
ジスレインさんはゴメス容疑者の逮捕後、彼と直接対峙して声をかけた。
あなたが今ここにいるのは私のおかげよ。今からあなたは代償を払うことになる
この画像を大きなサイズで見る実は2022年に、ジスレインさんの叔父がゴメス容疑者の居場所を探し当てたことがあったらしい。だがその当時まだ彼女は捜査官でなかったため、取り逃がしてしまったそうだ。
私たち家族は、彼を決して無罪にしないように求め、追求し続けてきました。もし私たちがいなかったら、裁判も行われず、検察官は無罪を認めていたでしょう。彼が有罪になったのは、私たちが放置しておかなかったからです
父を失ってからの25年間、正義を求め続けたジスレインさんたちの努力がついに実ったのだ。ジスレインさんの母親も、逮捕されたゴメス容疑者を見て涙が止まらなかったという。
ようやく家族に平安が訪れる
彼の逮捕で、私と家族全員の魂が清められました。一つのサイクルが終わったんです。今、私たちは平和を手にし、正義が行われたと実感しています。
これで父が戻ってくるわけではありませんが、彼は何年も前に服すべきだった刑に、これから服すことになるのです
ジスレインさんは報道陣のインタビューに応えて、このように語っている。
父の死の責任を負った男がついに手錠をかけられたのを見たとき、私たちは涙を抑えることができませんでした。
この日が来ることは決してないように思えたので……。感情が爆発し、やがて安堵の涙に変わりました。
この物語が、私と同じように暴力によって父や母を失った子供たちへの手本となることを望みます
この画像を大きなサイズで見るReferences: Mulher vira policial e prende assassino do próprio pai 25 anos após crime em Roraima / Filha policial prende assassino do pai 25 anos após o crime: 'Lavei a alma'… - Veja mais em https://noticias.uol.com.br/cotidiano/ultimas-noticias/2024/09/27/policial-assassino-pai-roraima.htm?cmpid=copiaecola













いい話だけど、なぜ警察官になるのが夢で最初は弁護士に…?
普通に考えて、弁護士になる方がハードル高いと思うんだけど
一部の国では警察に行政警察と司法警察のような区分けがあって犯罪捜査は後者でしか行えないみたいなのがあった気がするんで、もしかしたらブラジルでは犯罪捜査官になるのに弁護士資格が必要だとかあると殺人捜査官になるのに有利みたいなのがあるのかもしれない?
私も同じことを思いました。いろいろ事情とかがあるのかなと。
で、調べてみたら日本でも犯罪捜査をしているのは「司法警察職員」ということのようで、警察官にも種類があるようです。この辺詳しくないのでこれから勉強かな。日本では殺人罪に時効が撤廃されたから同じことができるかもしれませんね。
彼女の執念はすごいことだが、他の警察の捜査は何してたん?となるよな
殺人課に配属されてたった2ヶ月で逮捕してる…
彼女がとんでもなく有能なのか、現地警察にやる気が全然なかったか(こっちのほうがありそう)
ちゃんとした人が真剣に捕まえようとすればもっと早く捕まえられたのかもね。きっと娘さんもそれをわかって何が何でもやってやるって感じだったんだろうな
復習は何も生まないよ
予習の方が重要だもんな
当たり前だろ
マイナスをゼロに近づける行為やで
君頭脳が間抜けだな?
そうだね世は全て事もなし。これ以上悲しい思いをするする人が”生まれなくて”よくなるしな。あと先生が復習は予習と一緒にちゃんとしとけってお前に言ってたぜ
ほんとにこれが真理。結局、これで一番悪質なのは彼女と他の遺族たちのような、正義を振りかざして加害者を追い詰める正義マンだからな。
これは良い復讐の連鎖
警察がやる気を出せば犯人を逮捕できるが
基本的に警察にやる気はないため
犯罪の検挙率が著しく低いという事なんだろうな
法はあっても、その法律の通りに社会を運営できるとは限らず
法を守らせる力が足りない社会では
法によるのではなく、権力を持つ人間の意向によって社会が動く
事件を捜査する権限を自分自身で得なければ、状況は進展しなかったんだろう
それだけブラジルは警察が仕事して無いって事なんだろう
残念だけど発展途上国だと珍しくない事なんだと思う
殺し屋を雇うとかじゃなく法の裁きを下すために警官になったのが本当にすごい
親父さんも誇らしいやろな
ドラマのようなお話ですね!
良い復讐のしかた!
法に則った復讐
この女性も凄いし
>母はいつも私たちに正しい道を進むよう教えてくれたんです
↑お母様も尊敬
声を上げ続けなきゃ報われないのは結構どこの国でも同じたと思うけど…
理不尽を覆すのにこれほどの年月と努力が必要だとは
>私たち姉妹は父を亡くした後、本当につらい時期を過ごしました。そのせいで道を踏み外してしまう可能性もありましたが、母はいつも私たちに正しい道を進むよう教えてくれたんです
お母さんもすごい
自分だってつらかっただろうに
お父さんがお金借りた側で思わず二度見した
娘さんはほんまにすごいし偉いなって思うんだけど、四千円貸してくれるくらい親しい人に撃たれるってお父さん一体何言ったんや
春麗の話かと思った
いい話ではあるんだが、この女性が今後ダーティーハリー症候群を発症しないことを祈るよ
犯人がきちんと罪を償っていれば、犯人も被害者の家族もまた違った人生があったろうに
誰も理解してないが物語はここで終わったわけではない
数年で出所するかもしれないのだからな
犯人が生きている限り、この女性の苦悩は続く
警察になりました→逮捕しました、
って言うけど管轄どうなってのよと思ってしまった
映画化!