この画像を大きなサイズで見る2026年9月、アメリカ・メイン州の小さな町で、「ビッグフットが歩いている」との目撃情報が相次ぎ、警察が確認に乗り出すという事案が発生した。
果たして北米に伝わる伝説の生物が本当に現れたのか? 通報を受けた警察官は、町を歩く毛むくじゃらの姿を発見し、接触を試みた。
そして翌日、警察当局は「長期にわたる徹底的かつ、いたって真剣な捜査」の結果を、SNSで恭しく発表した。
結論は、「ビッグフットは実在しませんでした」。そう、残念ながら今回に限っては、その正体は着ぐるみを着た人間の男性だったのである。
ビッグフットが街を歩いている!」
2026年9月1日、このお騒がせ騒動が起きた場所は、メイン州リンカーン郡にあるダマリスコッタという町である。
ダマリスコッタは同州中部の海岸地域、ダマリスコッタ川沿いに広がる小さな町で、中心部には昔ながらの建物や商店が並び、川ではカキの養殖が行われている。
そんな平和な田舎町で、この日「巨大な毛むくじゃらの何かを見た」という通報が警察に次々と寄せられたのだ。
翌日の2日になって、ダマリスコッタ警察署のエリック・ジョセフソン署長は公式Facebookで、この日の状況について次のように報告した。
昨日、サスカッチ、イエティ、ビッグフット、あるいは単にものすごく大柄で毛深い人物が町をうろついているとの通報が異例の多さで寄せられたため、公式に続報をお伝えする必要があると判断しました
この日、少なくとも6件ほどの通報が寄せられたとのこと。人口も少ない平和な田舎町だけに、突然現れた毛むくじゃらの巨体は、かなり人目を引いたようだ。
この画像を大きなサイズで見る警察がビッグフットを発見、だがなぜか一緒に座っておしゃべり
相次ぐ通報を受け、警察官たちが「ビッグフット」の行方を捜しに出動した。やがてウィリアム・スミス巡査がその姿を発見することになる。
発見場所は深い森でも山奥でもなく、町のメイン・ストリートだった。しかもこの謎の生物は逃走していたわけでも、人々を襲っていたわけでもなかった。
スミス巡査が発見したとき、「ビッグフット」はただ、路上で静かに座っていたのだそうだ。警察の公式発表を引用しよう。
スミス巡査は最終的に、メイン・ストリートで静かに座っている神出鬼没の生き物を発見しました。
怪しいほど毛深いという理由で即座に逮捕するのではなく、スミス巡査はその謎の生き物と腰を下ろし、楽しく会話を交わしました
どうやら「ビッグフット」とのファースト・エンカウンターは、すこぶる平和に行われたらしい。
会話は和やかなものでした。写真も撮りました。興奮した住民たちが何度か話に割って入ることもありました。
そして、決定的な証拠を集めようと全力を尽くしたにもかかわらず、ビッグフットのうなり声は一度たりとも聞こえませんでした
警察官を前にしても、逃げる様子はなかったそうだ。そして会話を交わした時点で、警察にはその正体がはっきりした。
捜査の結果、この謎の生き物は、実際には着ぐるみを着た男性だったことが判明しました
犯罪ではなかったためお咎めはなし
では、なぜこの男性はビッグフットの格好で町を歩いていたのだろう。
ここが今回の事件で最も気になるところなのだが、9月10日現在、男性の氏名も、ビッグフット姿になった理由も公表されていない。
警察が確認した限りでは、犯罪につながる行為も悪意もなかったそうなので、本人のプライバシーに配慮したのかもしれない。
犯罪行為の証拠も、何か悪事を企んでいる兆候も、そして残念ながら、これまで知られていなかった新種の発見といった歴史的快挙もありません
ただ、とてもよくできた着ぐるみを着た男性だったのです
男性が逮捕されたり、罪に問われたりすることもなかったのは幸いだが、せめてその理由くらいは聞きたかった気もしないでもない。
この画像を大きなサイズで見るそもそもビッグフットとは?
日本では北米の「ビッグフット」もヒマラヤの「イエティ」も、「雪男」というジャンルでくくられがちだが、もともとは異なる地域で語られてきた存在である。
今回登場した「ビッグフット」は、全身を黒っぽい毛に覆われ、人間のように2本足で歩く姿で知られる大型の人間型未確認生物で、「サスカッチ」とも呼ばれている。
これはカナダの先住民の言葉で「毛深い人」という意味だそうだ。「サスカッチ」は土地を守る存在として、古くから伝承や目撃談が伝えられているという。
現代の「ビッグフット」という名前が広く知られる大きなきっかけとなったのは、1958年のことである。
カリフォルニア州北部のブラフ・クリークで巨大な足跡が発見され、その写真とともに「ビッグフット」つまり「大きな足」という呼び名が新聞で紹介された。
ただし、この足跡については後年、建設業者レイ・ウォレスが仕かけたイタズラだったと、後になって家族が明かしている。
それでもビッグフット人気が消えることはなく、その後も北米各地から目撃情報や巨大な足跡、鳴き声などが報告され続けてきた。
とはいえ、写真や映像が簡単に撮影できる時代になった現代も、決定的な証拠は確認されていない。
下の動画は、ビッグフットをとらえたとされる15の映像を集めたものだ。興味のある人は見てみよう。
一方のイエティは、ネパールやチベット、シッキム、ブータンなど、ヒマラヤ山脈一帯で語り継がれてきた存在である。
こちらも山の守り神として敬意を払われてきた経緯があり、ネパールでは国を象徴するマスコット的な存在として愛されている。
そのためホテルやお店の名前にもよく使われているし、イエティをデザインしたお土産もたくさん売られている。
2020年には「Visit Nepal」の公式マスコットとして採用され、あちこちにイエティの像が置かれたのだが、デザインに関しては賛否両論あったようだ。
DNA鑑定の結果は雪男の実在には否定的
残念ながら、「ビッグフット(サスカッチ)」も「イエティ」も、実在を裏付ける確かな科学的証拠は確認されていない。
下はネパールの僧院に伝わる「イエティの頭部」。エベレスト初登頂を果たしたヒラリー卿の遠征隊が1960年にこれを借り受け、皮膚と毛を科学的に分析した。
その結果、この頭部は未知の霊長類のものではなく、ヒマラヤに生息するカモシカの仲間に近い動物の皮から作られたものという判断がなされたそうだ。
この画像を大きなサイズで見る実はこれまでに、「ビッグフット」や「イエティ」のものとされる毛や骨、歯、皮膚などについてDNA解析も行われている。
2017年にはヒマラヤやチベット高原に由来する9点を調べたところ、8点がヒグマやツキノワグマなどのクマ類、残る1点が犬と判明している。
また、2014年にオックスフォード大学などの研究者が、各地から集めた「ビッグフット」のものとされる試料を調べたことがある。
このうち、DNAを取得できたものはいずれもクマやウマ、イヌ科動物、人間など既知の動物に由来し、未知の霊長類の存在を示す証拠は見つからなかったそうだ。
つまり少なくとも現時点では、未知の大型霊長類の存在を示すDNAは、いまのところ確認されていないのである。
「ビッグフットより珍しいもの」を発見した警察
今回のダマリスコッタの「ビッグフット」の謎は、わずか1日ほどで解けてしまった。だがジョセフソン署長は、少し残念そうにこんな本音も明かしている。
この結果にがっかりする方もいるでしょう。正直に言えば、署員の中にも、ついに全米ニュースになるようなものを発見したのではないかと、ひそかに期待していた者がいました。残念ながら、違いました
それでも警察にとって、今回の騒動はまったくの空振りではなかったようだ。
ビッグフットを発見することはできませんでしたが、それと同じくらい珍しいものを見つけることはできました。
ビッグフットの目撃情報があれば、自分のしていることを中断してでも確かめ、お互いの安全を守ろうとする人々でいっぱいの町です。
正直言って、私たちはこの状況に満足しています。情報の提供とお互いへの気遣い、そして話題を提供してくれてありがとうございます
投稿の最後に、署長は通報や情報提供をした住民たちに感謝を述べ、メッセージをこう締めくくった。
事件解決。ビッグフットは今なお逃走中……もっとも、彼がもう一度あの着ぐるみを着れば、の話ですが
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References: Bigfoot sighting was just a man in a costume, Maine police department assures residents

















サンダvsガイラ と思た
アダムスファミリーにも
こんなキャラいたような…
ふつうーにウーキー族の恰好だよね