この画像を大きなサイズで見る2026年9月1日、飼い主といっしょにヒマラヤを旅していた1匹のゴールデン・レトリバーが、旅先で思わぬ仲間たちと楽しい時間を過ごした。
この犬はインド北部のスピティ渓谷を訪れた際、立ち寄ったチベット仏教の僧院で、若い僧侶たちがサッカーをしているところに遭遇した。
ボールが大好きなゴールデンは、そのまま試合に飛び入り参加。ヒマラヤの山あいで偶然始まった異色のサッカー交流が、多くの人を笑顔にしている。
若い僧侶たちのサッカーに犬が飛び入り参加
この光景が撮影されたのは、インド北部ヒマーチャル・プラデーシュ州のスピティ渓谷にある、チベット仏教の僧院だそうだ。
マッフとその飼い主が、旅の途中でこの僧院に立ち寄った際、若い僧侶たちがサッカーに興じていたのだという。
飼い主のヴィンディヤ・ピータンバランさんは、Instagramへの投稿に、こんなコメントを添えている。
マッフが、スピティの僧院で行われていたサッカーに飛び入り参加しました。若い僧侶たちとサッカーをすることは、きっとマッフの「やりたいことリスト」に入っていたんでしょうね
この画像を大きなサイズで見るこの動画がSNSに投稿されると、インド内外で大きな反響を呼び、一週間後の9月7日の時点で再生回数は180万回を超えた。
コメント欄には「今日インターネットで見た中で最高の動画!」「なんて可愛いんだ!」といった声がたくさん寄せられていた。
- マッフがあなたたちからどれだけたくさんの喜びをもらっているか、きっと想像もつかないでしょうね。そしてマッフも、周りの世界にたくさんの喜びを与えているんだわ
- ありがとう。正直なところ、マッフが私たちの人生にもたらしてくれる喜びに比べたら、こんなの全然たいしたことじゃないんです(ヴィンディヤさんコメ)
- あなたたちを見ていると本当に刺激を受けます。私もうちの子たちに、同じような経験をさせてあげたいな
- 僧侶たちは、マッフの中に「神」を見出したってわけだ
- マッフは悟りを開いたのに、サッカーを選んだのかな
- なんて素敵な交流なの! 僧侶たちが一緒に遊んでいるのも、その中にワンちゃんがいるのも最高!
- みんなが犬を仲間に入れているところがすごく好き。寺院によっては、犬の毛が近くにあることすら嫌がる僧侶もいるのに
- なぜだかわからないけど、この動画を見ていると、人生で良いことがあっても悪いことがあっても、この先何が起きるかなんてわからないんだなって思う。こんな素敵で想像もしなかった瞬間が突然やってきて、最高の思い出になることだってあるんだ
コメント欄ではサッカー界のスター「ロナウド」の名前と、肉球を意味する「paw」のごろ合わせで、「Pawnaldo(ポーナウド)」という愛称まで飛び出していた。
この画像を大きなサイズで見るマッフは飼い主と旅をする人気のゴールデン・レトリバー
今回の主役「マッフ」ことマーフィーは、南インドカルナータカ州の州都ベンガルールを拠点に、飼い主と一緒に各地を旅しているゴールデン・レトリバーである。
飼い主のヴィンディヤさんは、コロナ禍の最中にマッフを家へ迎え、その2か月後にマッフの名前でInstagramを始めたのだそうだ。
私たちが一緒に楽しんだことや、旅の思い出を記録して共有したいと思って、マーフィーを迎えて2か月後にアカウントを始めました
そう、実はマッフは自分自身のアカウントを持っており、20万人を超えるフォロワーがいる人気インフルエンサー犬なのだ。
彼のチャンネルでは、飼い主一家とマッフのエブリディライフや、旅の様子が投稿されている。
さらに、犬と一緒に泊まれる宿の紹介や、犬と旅する際のちょっとしたアイデアなど、お役立ち情報の紹介もある。
2025年にも、マッフは飼い主のヴィンディヤさんとともにラダックやカシミールを旅しており、その旅の様子をまとめた動画も大きな反響を呼んでいた。
そして今回のスピティでの僧院訪問も、そんな旅の途中で起きた出来事だった。
ヴィンディヤさんによると、旅のルートはベンガルールからスピティ、ザンスカールを経てラダックのレーへ向かう約4,000kmのロードトリップだという。
これはマッフと出かけた旅としては、最も長期間にわたるものだそうだ。数週間にわたり車で移動し、インドでも特に人里離れた地域を巡る旅となった。
この画像を大きなサイズで見るなお、マッフのプロフィールには「Certified Ball-paglu」という肩書が掲げられているのだが、これは「自他ともに認めるボール好き」といった意味になる。
今回のサッカーへの飛び入り参加も、きっとそんなボール好きなマッフらしいハプニングだったのだろう。
チベット文化が色濃く残るヒマラヤの風景
スピティ渓谷はインド領ではあるものの、ヒマラヤ山脈のチベットの国境近くに位置しており、長い歴史の中でチベットの文化と深く結びついてきた地域である。
10世紀以降、西チベットに成立したグゲ王国の領域に含まれていたこともある。
その後はラダックとの政治的な関係も深まり、1846年に東インド会社の支配下に入る直前にはラダックの一部となっていた。
この画像を大きなサイズで見る険しい地形と自然環境により、何世紀にもわたって外部から隔絶された着た場所で、ゴンパ(チベット仏教の僧院)を中心にコミュニティが形成されてきた。
代表的なゴンパには、渓谷最大とされるキー・ゴンパや、996年に創建されたと伝えられるタボ・ゴンパなどがある。
スピティには「中間の土地」という意味があるといい、行政上はインドに属しているものの、文化や宗教にはチベットとの強いつながりが今も残っているのである。
現在も住民の多くが仏教徒で、チベット仏教のゲルク派を信仰しているそうだ。
ちなみに「ゴンパ」とは、僧侶たちが居住して生活しながら、学んだり修行したりする場のことで、寺院というよりは修道院が近いかもしれない。
今回の動画の舞台となったのは、周囲の風景や建物などから、ダンカル・ゴンパ付近ではないかと思われる。
このゴンパはスピティ川とピン川を見下ろす高い崖の上に位置しており、境内には旅行者向けの宿泊施設もあるようだ。
この画像を大きなサイズで見る外国人観光客も訪問可能
このスピティ渓谷は、外国人観光客も訪れることが可能である。観光の拠点となるのは標高約3,650mにある町カザだ。
鉄道は通っていないため、通常はシムラかマナリで車やバスをつかまえる。シムラからカザまでは約412km、所要時間は途中の宿泊を除いても約20時間かかる。
ツアーシーズンはおおむね4月から10月ごろ。夏でも朝晩はかなり冷え込むほか、9月には厚手の防寒着が必要になる。冬は積雪で道路が閉鎖されることも。
渓谷には歴史あるチベット仏教の僧院が点在しており、ヒマラヤの雄大な景観とともに、この土地ならではの文化に触れることができる。
なお、日本人を含む外国人旅行者は、訪れる地域や利用するルートによって許可証が必要になる場合がある。
このルールは突然変更されることもあるため、旅行前にヒマーチャル・プラデーシュ州やラーハウル・スピティ県が発表している最新情報を確認しよう。
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References: Golden retriever joins football match with monks in Spiti, adorable video viral

















こんな可愛い飛び入りがいたら絶対仲間に入れるでしょ。
人々を笑顔にするという徳を積んでるなあ。