この画像を大きなサイズで見る山東省に住む張龍祥さん(53)は、20年以上にわたって「鉄砂掌」を極めた武術家だ。鍛錬を続けた彼の右手は、なんと厚さが約8cmもあるという。
手の平の一撃でレンガを叩き割り、鋼鉄の釘を木板へ打ち込む。カンフー映画顔負けの技を披露する張さんだが、「映画はフィクション」と強調する。
熱した砂に手を突っ込むような修行も、掌風で敵を吹き飛ばすような神技も、現実には存在しないという。
実際の修行は意外なほど地道で、毎日の反復鍛錬の積み重ねだというが、鉄砂掌とはいったいどんな修行方法なのだろうか。
厚さ8cmの手の平の持ち主
厚さ8cmの手の平と言っても、なかなかピンと来ないと思う。実際に私が手の厚さを計ってみたら3cmにも満たなかった。
こちらの写真を見ると、左右の厚さの違いがよくわかるのではないだろうか。
この画像を大きなサイズで見るこれは生まれつきのものではない。20年以上にわたり、ひたすら鍛錬を積み重ねた結果なのである。
彼が極めたのは「鉄砂掌(てっさしょう)」と呼ばれる少林武術の修行法だ。
その修行は過酷で、毎日、鉄砂を詰めた袋を手の平で何千回も打ち続けるのだという。
下の動画は、その鍛錬の様子を写したもの。鉄砂の入った袋に手の平をたたきつけ続ける様子を見ることができる。
鉄砂とは、鉄の粒や砂などを混ぜたものだという。このハードな修行を繰り返すことで、手の平は異様なまでに分厚くなっていくのである。
鉄砂掌って何?
鉄砂掌とは、文字通り「鉄の砂の掌」という意味で、鉄砂を詰めた袋や砂袋を何千回も叩き続け、手そのものを鍛え上げる修行法のことである。
手をこれほどまでに鍛え上げてどうするのか。実は中国武術には、拳だけではなく、「掌底」「手刀」「平手打ち」などを使う技が多いんだとか。
手をとことんまで鍛えることで打撃力が上がり、破壊力が増すのである。日本人にとっては、空手の瓦割りを想像するとわかりやすいかもしれない。
実際に中国武術でも、気合と共にレンガなんかを砕く演武が行われることがある。例えば下の動画のような技である。鉄砂掌で鍛えた手の威力を見てみよう。
もう一つの目的は、衝撃への耐性を高めることだそうだ。繰り返し手に刺激を加えることで、皮膚が厚くなりタコができ、痛みに強くなるわけだ。
ただし、空手の瓦割りが主に拳や手刀など打撃技術の正確さや威力を示す演武であるのに対し、鉄砂掌は長年の反復鍛錬によって、手の平そのものを変化させることに重点が置かれているという。
きっかけはドラマ。鉄砂掌を極める
張さんは1973年生まれで、幼い頃から伝統武術に夢中で、村の師匠から拳法や武器術を学びながら「武侠の世界」に憧れていたという。
そんな彼が鉄砂掌に強く惹かれるきっかけとなったのが、当時大ヒットしていたドラマ「射雕英雄伝」だった。
作中にはさまざまな神技が登場しますが、その多くは創作です。でも鉄砂掌だけは、現実に存在していたんです
そう語る張さんは、数多くの拳法を学ぶ中で、この鉄砂掌を身につけたいと考えるようになった。しかし長年、これを教えてくれる師匠には巡り会えなかった。
転機が訪れたのは1998年。25歳だった張さんは警備会社の隊長を務めており、友人との食事の席で鉄砂掌の使い手と出会ったという。
すぐに弟子入りを申し出たが、師匠はこう答えた。
技術は教えよう。しかし修行は自分で続けなければならない。8年間続けられたら、その時に正式な弟子の話をしよう
以来張さんは、毎日自分で鍛錬を続けた。小さな鋼球を詰めた砂袋を手のひらで叩き、打ち、手刀を打ち込み続けた。
こうした練習を毎日1~2時間続けるうちに、手のひらは徐々に厚みを増していき、手の甲や指の関節には分厚いタコができた。
鉄砂掌は続けなければ意味がありません。数日練習を休むだけでも、手が柔らかくなったように感じます。技の威力も落ちてしまうんです
修行中に手を負傷することも珍しくなかったが、一度も諦めようと思ったことはなかったそうだ。
厳しい鍛錬を続けた結果、今の張さんは龍虎派鉄砂掌の第17代伝人(継承者)という立ち位置にあり、中国武術協会鉄砂掌研究会会長も務めているそうだ。
鍛え上げた右手で、8個のレンガをいっぺんに割ることができるほか、手の甲で鉄釘を着の板に打ち込むという技もやってのけるという。
この画像を大きなサイズで見るフィクションではない「正しい鉄砂掌」を伝えたい
だがそんな中、張さんが衝撃を受ける出来事があった。あるイベントに参加した際、主催者が鉄砂を入れた大鍋を火にかけていたのである。
彼らはドラマのように、熱した鉄砂に手を突っ込んで鍛えるものだと思っていました。そして私にも、その場でやってほしいと言ったんです
確かに中国の任侠・武侠系の映画や小説には、「掌風で人を吹き飛ばす」「岩を砕く」といった、超人的な技を持つヒーローがよく登場する。
彼らの多くは、荒唐無稽な超能力のような技を使い、実際にはあり得ない誇張された方法で修業をする。熱した鉄砂を使った修行もそのひとつだ。
だが、焼けた鉄砂などに触れたら、張さんだってただでは済まない。そんな修業は、現実にはあり得ないのである。
しかし一般の人たちの中には、そんなフィクションを事実だと信じている人も少なくない。この時のスタッフの行動は、張さんにとって大きな衝撃だったという。
映画やドラマのおかげで、鉄砂掌は有名になりました。私もそこから興味を持った一人です。でも同時に、多くの誤解も生まれてしまいました。
このイベントでのスタッフの言動は、強く印象に残りました。大きな組織の主催者でさえ誤解していたのです。一般の人ならなおさらでしょう
この時以来、張さんは「鉄砂掌を映画や武侠小説の作り話だと思われたくない」という姿勢を貫き、正しい練習法を広める努力を続けている。
この画像を大きなサイズで見る鉄砂掌は仙術や超能力のようなフィクションではなく、長い年月をかけて自分の手を鍛え上げる、中国武術独特の鍛錬法である。
現在、彼は後進の育成にあたっており、中国全土から集まった弟子たちに、「正しい修行法」を教え続けている。
同時により多くの人に鉄砂掌を知ってもらうことで、「鉄砂掌の名誉を回復したい」と願い、「鉄砂掌武館」という道場の開設に向けて動いているという。
References: Man Who Practiced Iron Sand Palm Kung-Fu Technique for 20 Years Has 3-Inch-Thick Palms
















はいぱーぽりすの作者の燃えよ鉄人って漫画の主人公が鉄砂掌やってたなあ
懐かしい
努力の方向を間違えたな
中国伝統武術なんて総合格闘家に全く歯が立たず弱すぎるのに
ステゴロをリアルでやったら犯罪や
格闘技はエンタメ
無知の素人のくせに武術とか格闘技にウエメセするのって中二くらいで卒業したほうがいいよ(笑)
そういうあんたこそ努力の方向間違えてるよ
いい加減誰も幸せにならない逆張りはやめなさい
この人は別に「試合」とか「格闘」での強さを目指しているわけではなさそうだが
ぬぅぅ・・・あれはまさに世に聞く鉄砂掌!
何ィィィぃ〜!知っているのかMDAM!!
以下、民明書房刊行の著作よりの抜粋へと続く。
ごっついのう~!
釘も打てるのだろうか
>手の平の一撃でレンガを叩き割り、鋼鉄の釘を木板へ打ち込む。
なぜ読まずにコメントするのか。
鍛え上げた手の平もすごいけれど この手でお箸持ったりズボンのチャックを上げたりしてると思うとそれもすごい!人間って不思議だ
下手なインチキ武術よりは間違いなく強いけど、コスパ、タイパ考えるとちょっと問題がある。
実戦性を考えると暗器で良いだろとなってしまう。
その方向で考えるとどうしても拳銃や小銃などに行きついてしまうからなあ
ブルース・リーは 『ピストルの方が優れてる』とよくいってたそうだ
アメリカ人だからその辺は合理的
気を集める硬気功とかは、やっぱり嘘なんだろうか。
リアル、刃牙やんすげえぇ
将来どこかの漫画家がこの人を参考にして分厚い手を持つキャラを登場させるかもね
板垣版餓狼伝の片岡輝夫ってキャラが既に存在する
手だけでなく頭や足とかにも砂袋をぶつけて強化してるフィクションならではのぶっ飛んだキャラ
シグルイには鍛錬によって手の平が足より分厚いキャラがいたよ
手の形が変形してるというならタフに魔羅手という岩を穿つほどに鍛え上げる拳法が登場する
リアルシャイニングフィンガー!
義和拳かな?
義和団は現代日本のファンタジー作品の設定を越えるファンタジーな技を夢見てたことが判ってます
どっちかというとデモンストレーションが空手みたいなんだけど、ブロックの質がわからん。山本哲平先生とか、新城清秀先生みたいなデモンストレーションだとリアリティ感じるけど..
この手に至るまで修行したのは心底凄いと思うけど、宮平保先生とかはこういう手してないんだよね。
沖縄の空手の爺さんの手刀も同じような感じになっていたよ
日本では、精神と肉体を鍛えれば英雄になれる、という思考は第二次大戦の敗戦によって全否定されたからね
そうなの・・・か・・・
敗戦時二十歳であった父は、数式、文法を息子が大苦戦していても、
「読書百辺、自ずと意通ず」
「足らぬ、足らぬは、工夫が足らぬ」
と、時には午前4時半まで机に向かう事を命じて、息子の反抗、サボタージュには体罰。
それで北習志野の病院、それでも収まらずに東京女子医大に通うようになると、今度は小学生の息子が宝物にしているプラモデル、長ずれは、ラジカセを鞭代わりにして息子を叩くといった方法で、
『子供の本分(存在意義)たる勉強』
の環境を貫徹させました。
この「一大決心と、不屈の努力をもってすれば、面目一新。一大成果を挙げられる。」
という、まるでライザップのCMのような発想は父のみならず、それに対する反抗、サボタージュは圧倒的暴力で蹂躙するというやり方も込みで、80年代の教師にも共通で、
敗戦で否定されたどころか、何も進歩が無かったと言うべきでしょう。
敗戦で否定されたんじゃなくて敗戦の過程で生まれたんだぞ
戦前はむしろそんな精神論はまかり通ってなかったが、敗戦間際にろくに訓練もしてない人間を戦場に送り込む過程で精神論根性論がまかり通るようになってしまった
そこら辺は件の父ーーバリバリの大日本帝国肯定、復活待望、そして、悪い事は何でもロシア、スターリンのせいという陰謀論者ーーを持った者として戦前、戦中の日本、戦後の変化についてはひとつ覚えのように聞かされていましたし、長じて調べるようにもなりましたから、多少は存じてはいるつもりです。
そこから言えば、あの父のような精神主義は敗戦間際というよりは、 昭和十二年の秋を過ぎて日中戦争が大規模化した辺りが根源だと私は愚考するのです。
つまり、当座の兵員の数を揃え、それも、既に上海、無錫近辺の戦いで万単位の損害を出している事から、もはや、半ば使い捨てを前提に、質も度外視の大動員を掛けて速成栽培で敵にぶつけ、その路線を転換も、小休止も出来ないまま突き進み、敗戦でやっと止まる事ができた。
いや、戦後も金の卵、派遣、今度は移民と、使い捨て前提の速成栽培には何の反省も無く、その結果が今の日本ではないかと。
たしかに本当に敗戦間際はそもそも促成栽培や動員すらまともに出来ないだろうから、実際はもうちょっと前か
少林寺も共産党政権下で生臭住職が逮捕されたりして、ショーをやったりする場所になっちゃったからなあ……
“魔羅手”高阪剛眼じゃん
スポーツだって実用性があるわけじゃないし、これもスポーツの一種でしょう
強さだけ考えたらそれこそナイフでも銃でも持てばいいわけだし
市販の手袋入らなさそうとか野暮なこと考えてしまったw
しかし人の手ってこんなに厚くなるんだな。日々の積み重ねってすごい
中共政府公認のプロ中国武術家には何段階かのランクがあって、その頂点が数人しか選ばれない武英級
李連杰(ジェット・リー)も現役選手時代は武英級だった
その武英級持ちで武術指導で来日してた先生と話たところ、鉄砂掌や空手の巻藁突きのような拳足を凶器化する部位鍛錬は「昔の人はやってたけど今はやりません」とのことだった
記事の張さん現代で相当な情熱だね
部位鍛錬ってやつか……
こんな凄い人いらっしゃるんですね。自分は痛みに弱いので、動画の二本指でレンガ割るところを思わず目を細めてしまいました…((´゚д゚`))
高校の時に空手してる友達に教えてもらった
鍛錬法。拳立て伏せ。拳で腕立て伏せ。
拳も手首も鍛えられる。初めてしばらくしたら
拳に拳ダコみたいのができたが、30年たった
いまでは普通の拳になった。
詠春拳習ってた
前腕を鍛えるんだが、鉄砂掌も鍛錬した
硬気功は必要だよ
相手の手をはじくだけで壊せる
パーも勝てないグーだな
アテクシには常人のチョキでは倒せない分厚いパーに見えまする
私の目には、明石家さんま演の「パーでんねん」の頭の被り物に見えまする。
中国じゃ映画ですら武術を魔法のような大げさな描写にできない様に表現規制してるって聞いたことあるけど、本場でもやっぱりイメージ先行になっちゃうんだな。
デモンストレーションでも大変だ。
中国のこういう話はワクワクする
格闘系インフルエンサー(笑)「俺とやろうぜイソチキ野郎」
(-_-) 鉄砂は打ち返さない
医者 「腫瘍ですね。」
「闘将!!拉麺男」を読んでいたらきっと毒手に手を出していたんだろうなぁ、あの頃の中国にジャンプが無くて本当に良かった
蟹みたいだw
(-_-) 砂は打ち返さない
お風呂入って擦ったらどれだけ剥がれるんだろう
最初に知ったのは拳児だったような…?
何にせよ凄い手だ
握手してほしい
へー面白い
動画も見たけど最近は政府支援されてるのはその旨記載されるのも併せて知的好奇心を満たしてくれる良い記事
ものすごい厚さだ・・・こんなので殴られたらたまったものじゃないな
空手の達人も、日々堅いものに拳やスネなんかを打ち付けて体を強化しているね
動画で見たことあるけど痛そうだった・・・
でも当人は平気な顔して打ち付けているから修行は効果あるんだね
日常生活に支障が出てそうw
🫲😘🫱
ムウ、ならば我が日の本は、
江田島平八郎の創始せし宇宙素潜り、真空泳法。
サランラップを身体に巻いての大気圏再突入を完成させるのじゃ!!