この画像を大きなサイズで見る可愛いペットたちと自由に会話したい。ペットが何を言っているのか知りたい。ペットを飼っている人なら、誰もが一度はそんな夢を見たことがあるのではないだろうか。
IT技術が発達した現在、彼らの「言葉」をカンペキに通訳してくれるツールだって、もう作れちゃうんじゃないだろうか。
そんな飼い主さんたちの期待を集めた新たなガジェット、「ペティチャット(PettiChat)」が開発されたというニュースが飛び込んできた。
これまでにない、ペットと飼い主のリアルタイムかつ双方向での会話を実現する通訳ツールらしいのだが、さてどんなものだろう。
ペットの言葉を「翻訳」してくれる夢のツール
犬や猫の「言葉」を人間語に翻訳してくれるガジェットは、これまでにもいくつか開発されて来た。
有名なところで日本発の「バウリンガル」「ミャウリンガル」は、知っている人も持っていたという人も多いと思うんだ。
ただしこれは、ペットの首輪に付けたマイクで鳴き声を拾い、感情別のフレーズに分類する「玩具」の一種として発売されたもの。
リアルタイムでも双方向でもなく、スマートフォンが登場する前だったため、専用アプリも存在していなかった。
以来、スマホ搭載のアプリもいくつかリリースされており、最近ではAIを使ったペット言語翻訳アプリなるものも登場し始めた。
そんな中、新たに発表されたのがこの「ペティチャット」である。
「双方向リアルタイムペット翻訳機」と銘打ったこのガジェット、なんとリアルタイムで、ペットと飼い主双方の言葉をそれぞれ翻訳してくれるというのだ。
この画像を大きなサイズで見る本当に会話が成立しているみたい?
実際に使用している様子が、動画で紹介されているので見てみよう。例えば下の動画の場合、飼い主さんと愛犬デュークの間に交わされた会話はこんな感じ。
飼い主:デューク、パパは買い物に行くんだけど、いっしょに行きたい?
デューク:うん!
飼い主:いい子にしてるって約束できる?
デューク:うん!
飼い主:よし、じゃあ行こうか!
飼い主さんの質問に答えるように、前足を上げたり飼い主さんにハグしたりするデュークを見ていると、本当に「翻訳」された犬語を理解しているみたいだ。
猫の場合はどうだろう。下は猫の「ベラ」と飼い主さんたちの会話である。「こっちに来て」と言われてなでなでしたら、「触らないで」と怒られちゃった。
でもその後「ハグしてほしい?」って聞いたら、思いっきり抱きついてきたので、飼い主さんのこと大好きなんだね。
そのほか、「こっちにおいで」と呼ぶとまっしぐらに走ってくる猫、「ハグして」というと抱きついて来る犬、お昼寝中に起こすと「何? おやつの時間?」としゃべる猫など、「通じてるじゃん」とうれしくなっちゃうような動画が公開されている。
鳴き声だけでなく行動も解析する翻訳機
では、これまでに発表されてきた似たようなツールとペティチャットは、いったい何が違うのだろうか。
公式サイトによると、まず大きな違いは「鳴き声だけでなく行動も解析する」ことらしい。
音声と行動映像を合わせて解析する「マルチモーダルAI」を使い、3,200時間以上の注釈付きペット動画をサンプルとして解析。
これまでに100万件を超えるペットの鳴き声と行動のデータを集め、AIに学習させたという。
つまりペティチャットのAIは、ペットの鳴き声だけでなく、耳やしっぽの動き、姿勢といった行動映像も合わせて学習しているわけなんだ。
この画像を大きなサイズで見るさらに「双方向性」と「リアルタイム性」も、ペティチャットの大きな特徴となっている。それぞれの発する声をAIがリアルタイムで「翻訳」し、双方向での会話が成立するのが、このツールの大きな魅力だと言えるだろう。
もうひとつは継続学習をうたっている点だ。ペティチャットのAIはアダプティブ・ラーニング機能を搭載しており、1匹1匹のペットの個性を個別に学習する。
つまり、それぞれのペットたちの鳴き声のクセを学習して、より精度の高い「翻訳」ができるようになっていくんだとか。
また、「ペットの鳴き声を人間の言葉に変換するだけでなく、人間の声をペットが認識しやすい音に変換する」のも特徴のひとつ。
そのほか、「会話」の履歴を参照できる機能や、位置情報の追跡機能もついていて、ペットの見守りアイテムとしても使えるとのこと。
AIエンジニアと獣医師、動物行動学者と開発
ペティチャットは、中国のスタートアップ「杭州ペティチャット・テクノロジー」が開発した、AIペット言語翻訳デバイスで、開発にはAIエンジニアや獣医師、動物行動学者らが参加したという。
テストにはチームメンバーやその友人たちのペットを主に使用した。
対応する動物は現在のところ犬と猫のみで、人間側の対応言語は英語、スペイン語、中国語、フランス語。
近年、ペット業界ではAI搭載のウェアラブルGPSトラッカーや自動給餌器、健康モニターなどの「ペットテック市場」が急成長しているという。
ペットの活動量や健康状態を記録する首輪型デバイスも増えており、ペティチャットもそうした流れの中で登場した製品だ。
一方で、「AIがどこまで動物の感情や意思を理解できるのか」という問題については、懐疑的な声も少なくない。
動物のコミュニケーションには、鳴き声だけでなく姿勢や表情、周囲の状況など多くの要素が関わるためだ。
ペティチャットがうたう翻訳精度や学習能力についても、今後の第三者検証や実際の利用者レビューが待たれることになるだろう。
この「夢のアイテム」の登場に、ネットにいるペット愛好家たちは大喜び…かと思いきや、いたって冷静な声が大半を占めている。
- これは実際かなり天才的かもしれないぜ。猫が鳴いたら毎回「ご飯くれ」って翻訳しておけば、99%は当たるだろ
- うちの犬の言葉を翻訳するのが待ちきれない。どうせ「ボール? ボール? ボール? ボール?」しか言ってない気がするけどな
- これ双方向なんだな。つまり人間→犬猫の翻訳もあるってことか。別に翻訳機なんかいらないよ。うちの猫の鳴き声なんて3種類しかない。「飯を出せ下僕」「抱っこしろ下僕」「そこをどけ下僕」だけだ
- 他にもあるぞ。「遊べ」「やめろ」「退屈だ」「ついてこい」とか
- 「今仕事の電話中だから邪魔するな。10分後にご飯をやる」ってうちの猫2匹に伝えられるようになるまでは買う気にはならないな
- 一瞬買いそうになったけど、やっぱりやめた。正式発売後に実際の使用レビューが出るまで待ってから買うわ。多少高くなってもその方がいい
- とはいえ、今の時代なら本当に実現できても不思議じゃない気もする。犬や猫、それにある程度決まった命令だけなら、そこまで巨大なデータセットは必要ないだろうし。Alexaの技術と大差ないだろ
- 犬や猫にはそもそも「学習できる語彙」なんてものはない。たとえば猫は気分によって特定の鳴き方をしたり、鳥を見た時に独特の音を出したりするし、そういう研究は山ほどある。でも「ボール」「ラジオ」みたいな単語に対応する動物語なんて存在しない。犬が「ボール」や「チキン」に反応するのは、人間がその音を使うたびに対象と結び付けて覚えているからだ
- まあ、うちの悪魔が何を言ってるのかなんて知りたくはないかな
- 別に翻訳機なんかなくても、うちの子たちのことはわかるよ
- どうせうちのハスキーなんて、真夏でも「雪遊びしよう!」しか言わなそう
この画像を大きなサイズで見るそれでもぜひ欲しい、使ってみたいと思う人もいるかもしれない。
ペティチャットは 2026年5月14日まで、クラウドファンディングのKickstarterで資金集めがなされており、5月8日現在、目標を大幅に超える1650万円を達成、650人が早期割引価格で購入したようだ。
5月14日までのお値段は129ドル(約2万円)から。キャンペーン終了後は、198ドル(約31,000円)に値上げ予定だという。
毎月のサブスク料金などはかからず、買い切りのお値段だ。とはいえ、クラファン製品ということで、今後のサポートなどは不透明だ。
また、言語も今のところ日本語には対応していないので、正式リリースがうまく行くのか見守っていくのが正解かもしれない。
この画像を大きなサイズで見るReferences: PettiChat Launches World's First Real-Time Pet Translator on Kickstarter: Start a Real Conversation with Your Pet / Kickstarter
















犬⇆人 猫⇆人
つまり犬⇆猫が出来るということであり和解できる時が来たということ
理解≠和解だと思うがw
「○○ちゃーん」
「ニャ~ン(get out of here)」
とか言われたら泣いちゃう
猫「そんなものに頼るな」
健康体の翻訳なんていいから
具合が悪くなって無言のときの翻訳をしてくれよおぉ
ご飯とか散歩とかみたいな日常のコミュニケーションなら普段の生活で飼い主とペットがお互いに学習し合えるけど、体調不良のような普段とは違う状況はそうはいかないからね
まあこの場合だと翻訳というよりも健康モニターの方が役に立ちそうだけど
犬語や猫語にハグってあるの?
ん〜、私は必要ないかな。同じ言語を使わないから、上手くやっていけると思うのよ。この鳴き声は、この仕草は、この顔は何を考えてるんだっ?て、よく観察して慮るから愛情が生まれるんだと思うわ。そして、あちらもどうしたら自分の要求が伝わるか工夫してくるし。それに、やっぱり意地悪な事言ってたら、悲しくなっちゃうよ。