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キツネとカワウソが夜の街で行動を共にする姿が監視カメラにとらえられる

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(著)

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Image by Istockunsplash generated by Karapaia
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 本来なら生活圏が異なり、接点を持つことの少ない野生動物たちが、種の違いを超えて仲良く一緒に行動をしている姿を見るのは、心が温まる。

 イギリス東部の都市リンカーンで、真夜中の静まり返った街中を、キツネとカワウソが連れ立って歩いている姿が監視カメラに捉えられた。

 キツネとカワウソは、つかず離れず夜の街を移動していく。まるで一緒に散歩しているかのようにも見えるその様子は、クリスマスの奇跡か?ファンタジー世界が現実に?と、地元の人々や専門家たちを驚かせている。

監視カメラが捉えたキツネとカワウソの真夜中のツアー

 リンカーン市内の通りに設置された監視カメラは、街中を走り回るキツネとカワウソが共に行動する姿をとらえていた。

 2匹の動物は、人々が寝静まった時間帯に、市内の水辺のエリアや、中心部の商店街周辺を歩き回っていたのだ。

 リンカーン市議会は、公式Facebookでその映像を公開し、「ありそうにない友情が芽生えている」とコメントした。

 映像からは彼らがどこから来たのかは不明だが、どちらも野生動物である可能性が高いという。

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Facebook/City of Lincoln Council 

 「水辺の住人」と「街の住人」がまさかの交流

 そもそも、この組み合わせがなぜこれほど人々を驚かせているのか。それは彼らの生態を知るとより理解できる。

 イギリスには野生のアカギツネが広く生息している。彼らは都市環境に適応した「都会のキツネ」として知られ、夜の住宅街や通りを単独で歩く姿は、英国市民にとって比較的馴染み深い光景だ。

 一方、今回目撃されたユーラシアカワウソは事情が異なる。彼らはかつて水質汚染により激減したが、近年の保全活動や環境改善によりイギリス各地の河川に戻ってきた。

 彼らは主に魚を食べる半水生の動物であり、生活の拠点はあくまで水辺だ。警戒心が強く、陸上の、ましてや人間の生活圏であるショッピング街のど真ん中を歩き回ることは滅多にない。

 つまり、普段は「街中」を闊歩するキツネと、「水辺」に潜むカワウソ、住む世界が違う2匹が合流している点が非常に珍しいのだ。

 映像では、前を行くカワウソの後ろをキツネが追従しているように見える。

 ロマンチックな「友情」に見える一方で、実際には好奇心旺盛なキツネが、自分の縄張りに現れた見慣れないカワウソに興味を持ち、単について行っただけという可能性も十分にあるだろう。

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Facebook/City of Lincoln Council 

専門家も驚く珍しい光景

 同州にある野生動物保護施設『リンカンシャー・ワイルドライフ・パーク』の最高責任者、スティーブ・ニコル氏は、「実際に映像を見なければ、とても信じられなかっただろう」と語った。

本当に奇妙です。彼らが同じ狩り場に居合わせるなんて、まずありえません。本来なら、仲良く店を回るどころか、喧嘩をしているはずですから(ニコル氏)

 ニコル氏が指摘するように、もし野生下で遭遇した場合、両者は警戒しあうのが自然の摂理だ。

たとえ好奇心からの接近だとしても、イタチ科のカワウソとキツネが、争いもせず至近距離にいること自体が驚きなのだ。

 「都心部でたまにキツネを見かけることはあるかもしれませんが、人口の多い地域でカワウソを見つけるのは非常に珍しいことです」と彼は強調する。

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Facebook/City of Lincoln Council 

ディズニーのファンタジー映画が現実に?

 好奇心で追いかけっこしているだけかもしれないが、カワウソとキツネの交流らしきものをとらえた映像は瞬く間に拡散され、ディズニーの新作ファンタジー映画にとって強力なライバルになるかもしれないと囁かれている。

 Facebookのユーザーたちは、リンカーンの通りを一緒に走る動物たちの監視カメラ映像を、家族の絆を描いた涙を誘う名作映画と比較し、そのドラマチックな展開に盛り上がっているのだ。  

 市議会が投稿した映像は、42万回以上の再生回数と7000件以上の「いいね!」を獲得するほどの反響を呼んだ

 市議会は、次のように記している

私たちの監視カメラ担当スタッフは、リンカーンとそのすべての住民の安全を守るために、1年365日、24時間体制で働いています。

彼らは、街を楽しむ家族や、思い出作りをする友人たち、そして時折、こうしてありそうにない友情が芽生えるのを目にします

今週、監視カメラスタッフは共有する価値のあるものを捉えました。

新しいディズニー映画の予告編とまではいきませんが、深夜のわずかな時間に撮影された、キツネとカワウソが一緒にリンカーンを少しだけツアーしているショートフィルムをどうぞ

Facebookで開く

ネット住民と地元民からの声

 この動画に対し、あるユーザーは「テレビで流れるジョン・ルイスのクリスマスCMより良いね」とコメントした。また別のユーザーは、これが「史上最高の監視カメラの活用法だ」と述べ、さらにこう付け加えた。

 「カワウソが川に戻ったとき、あとに残されたキツネのことを思うととても悲しくなったよ。次の夜も一緒に冒険できるといいな」

 一方、ある住民は映像を共有してくれたことに対し市議会に感謝を述べた。  

 「貴重な映像を共有してくれてありがとうございます!アヒルのペアがよちよち歩いているのはよく見かけるけれど、これは素晴らしいわ。カワウソがキツネと一緒に大胆にもショッピングエリアに入ってくるなんて、今までなかったと思う」

References: Facebook / Unlikely friendship between otter and fox ‘better’ than John Lewis Christmas ad

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この記事へのコメント 16件

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  1. あー、これはアレだ、ヒトを化かすヤツだ。夜道で出会ったら女の人の姿で道案内を頼まれ、人気の無い方へ進んでいって、姿を消したと思ったら車が爆速で行き交うハイウェイで危うく引かれるところだった、みたいな。

    • +7
  2. 一度でいいから見てみたい
    きつねとタヌキが一緒にいるところ(カップそば以外で)

    • +9
    1. 最近の日本のニュースで熊の箱檻にきつねとたぬきが一緒にかかってましたよ
      良かったら探してみてください

      • +14
  3. 最近は動物の面白い動画を見ても
    まずAI生成を疑ってしまう自分が嫌になる

    • +12
    1. 監視カメラがバラバラなのにどうやって動画をつなげた?

      AI生成の可能性は否定できない

      • 評価
  4. 「「いっしょにニンゲンからかってあそぼうぜ!」」

    • +9
  5. カワ嘘
    笑ってるみたいで カワイイ
    お伽話みたい 絵になるネ
    勝手にテロップ入れたくなる^_^

    • +3
  6. 利害関係がかち合わない別種の方が仲良くできたりしてw
    ただ一緒にいるだけで幸せ、動物も、、、人も、、、

    • +5
  7. かわうそとうさぎとタヌキ って昔話にあった気がする。おしい

    • +2
  8. キツネ側の片想いのように見えるな
    シビアに考えるとおこぼれに預かろうとしてるとかだろうか

    • +2
  9. まだちょっと一方的なような気がしないでもない
    本来なら出会うことがないのだろうけど、都市で出会うってことなんだね
    それは人間も同じだからいつか何らかの関係を持つようになっていくんだろう

    • +2
  10. 都市部で人間の出す生ゴミなんかの餌が豊富だから競合がおこり辛く争う必要が少ないとかかな?
    しかし重ね重ねニホンカワウソを絶滅させてしまったのが悔やまれる

    • +1

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