この画像を大きなサイズで見るイギリスをはじめヨーロッパの海辺では、観光客が手にしたフライドポテトやサンドウィッチが突然カモメに奪われる窃盗事件が後を絶たない。
楽しみにしていた食事が、一瞬のうちに白い羽音とともに消えてしまう。どうしたら穏便にカモメを追い払うことができるのか。
イギリスのエクセター大学の研究チームが新たに発見した撃退法は、シンプルながら効果があるという。
その方法は「大声で叫ぶこと」。本当に叫ぶだけでカモメ泥棒を追い払うことができるのか。その実験結果を見ていこう。
この研究成果は『Biology Letters』誌(20251月15日付)に発表された。
穏便にカモメを追い払う方法は?
イギリス南西部コーンウォール州では、美しいビーチで観光客の食べ物を狙うセグロカモメ(Larus argentatus)の被害が相次いでいる。
セグロカモメはヨーロッパの海岸や都市部でよく見られる大型のカモメで、フライドポテトやサンドウィッチなど人間の食べ物を狙うことで知られている。
こうした中、エクセター大学、生態学・保全学センターの研究チームは、力や道具を使わず、穏便にカモメ泥棒を撃退する方法を調べる実験を行った。
コーンウォール州内9つの海辺の町を対象に、都市環境で人と共に暮らすセグロカモメの行動を詳細に観察し、「暴力や道具を使わず、どのような方法でカモメ泥棒を撃退できるのか」をテーマに実験を行った。
この画像を大きなサイズで見る3つの異なる音声を流す実験
研究チームは、9つの海辺の町で計61羽のセグロカモメを対象に、フライドポテトを閉じたタッパー容器に入れて地面に置き、カモメの興味を引いた。
カモメが近づくと、3つの異なる音声を流して反応を観察した。
1つ目は男性の声で「ダメ、近づかないで、それは私の食べ物だ(No, stay away, that’s my food)」と大声で叫ぶ録音。
2つ目は男性の声で、同じ言葉を穏やかな話し声で伝える録音。
3つ目はコマドリのさえずりである。コマドリのさえずりの録音は、中立的な自然音として比較対象に選ばれている。
これらの音声は5人の男性ボランティアが協力し、同じフレーズを大声で叫ぶバージョンと穏やかな話し声バージョンでそれぞれ録音した。
男性の声を使用した理由について、研究チームは「野生動物への介入は男性が多いというデータを参考にした」と説明している。
この画像を大きなサイズで見る男性が大声で叫ぶとほとんどのカモメは距離を置く
その結果、男性のが大声で叫んだ場合、カモメのおよそ半数が1分以内にその場から飛び去った。さらに残りのカモメも、危険を感じて歩いて食べ物から離れた。
穏やかな話し声の場合は15%だけが飛び立ったが、多くのカモメは危険を感じて歩いて遠ざかった。
一方、コマドリのさえずりを聞かせた場合は、カモメの70%が食べ物のそばに居座り続けた。
研究を率いたエクセター大学のネルチェ・ブーガート博士は「録音はすべて同じ音量に調整してあり、カモメが反応したのは音の大きさではなく、声の言い方だった」と説明する。
叫び声は明確な威嚇と受け取られ、穏やかな話し声の場合は、一応の警戒を示すものの、飛び立つほどの危機感は抱かなかったようだ。
人間の感情や意図を声の調子から読み取り、行動を変える性質は、これまで犬や馬などの家畜で知られてきた。しかし、野生の鳥類で科学的に証明されたのは今回が初めてである。
この画像を大きなサイズで見る大声を出せばカモメ泥棒を撃退できる
今回の研究は、物理的な接触や道具を使わずにカモメを撃退できる方法を探ることも目的としている。
セグロカモメは保全上も配慮が必要な種であり、「物を投げたり、追いかけたりするのではなく、声だけで十分意思を伝えられる」とブーガート博士は語る。
また、「すべてのセグロカモメが大胆なわけではなく、人から食べ物を奪う個体はごく一部にすぎない。カモメを悪者扱いしすぎず、平和的な方法で対処してほしい」と呼びかけている。
今回の実験は人間が近くにいる状況や、撃退効果がどれほど持続するかまでは検証していないものの、少なくとも「大声で叫ぶこと」が、暴力を使わずにカモメ泥棒から食べ物を守る有効な手段であることが示された。
なお、エクセター大学の研究チームは2019年にも、カモメ対策として「じっと睨みつける」ことの効果を明らかにしている。
人間がしっかりカモメを見つめていると、ポテトチップスを奪うまでの時間が平均20秒秒長くなり、奪いに来るカモメの割合も低下したという。
女性の声で効果があるかどうかはわからないが、とりあえず大声を出しても効果がないときは、視線でプレッシャーをかけるのも有効かもしれない。
References: Exeter.ac.uk / Royalsocietypublishing













深酒させる
ダンチョネぇ~~~♪
音のエネルギー的には男性よりも女性の声の方が(波長が短い=高音だから)大きいし、カモメには女性の声の方が聞こえやすいだろうから今後の研究に期待です。
でもって、こちらの地元のトンビに食べ物を奪われるのに参考になるかと思って記事を読んだけど、カモメって降りてきてもっていくのね。 考えて見るとカモメって足じゃつかめないけど、トンビは猛禽だから飛来してガッとつかんでいくからか…… 日本でカモメに食べ物等をとられる被害ってあるのかな
あいつら餌もらえる環境なら奪ったりしないように見える。
観光船とか乗ると、大体カモメの餌とか売ってるんだけど
ちゃんと船に速度合わせて飛ぶし、奪いにこなくない?
でも大声で叫びながら飯を食べるのも、それはそれでハードルが高いような気がする。
もっとシンプルな方法 : 室内で食べる
目回りに赤いリング、クチバシの先が赤いのでカモメじゃなくて主にウミネコじゃないかなと思ったんだけど
外国はカモメ類はあまり区別してないのかな
それはともかく、叫んでも後の祭りというか
叫んだ時には既に強奪完了してると思うんだけど(;´Д`)
しかし名前からしてアレなのも確かにいるよね
オオトウゾクカモメとか。。。
ウミネコもカモメ属だよ
ソースにある画像は、一つだけで
それ以外は記事を作成するにあたって画像を買ったりしているわけ
にぎやかしだね
見つけることができた説明
かもめ (下関) の群れ
バーでスポンジケーキを盗むカモメ
ソースより
ベガカモメ、ヒメカモメ
なに晒すんじゃ!!このドカモメ野郎!!
焼き鳥にして食っちまうど!!
絶叫しながら食うか
クマでもなんでもそう。普段から皆で小まめにビビらせて人間を避けるように教える事が大事。但しハチは音に逆に奮起するのでアカン。
かもめ かもめ そ~~かもめ♪
網持って待ち構えてると寄って来なさそうw
トラップでハバネロソース塗ったら
ギャーッて叫んで悶絶するかな❓
漆原教授のジンギスカンじゃあるまいし(笑)
ホットドッグやフランクフルト頼むときはいつもマスタードを多めにしているからなぁ…
人もカモメも不幸になる未来しか見えない
鳥類にカプサイシン(ハバネロ等の唐辛子系の辛みのもと)は効かないらしいとどこかで読みました。 食べても何も感じないのかも
ニワトリだと生のハバネロ平気で食べますよ。辛さを感じないのかな。カモメも効かないかも知れないですね。
カモメに食べ物を奪われないシンプルな方法
屋外で食べない
子どもの頃は外で食べるのが楽しかったけど、
大人になったら、食堂で食べるのすら落ち着かなくて、悲しい。
食べ物を失うか嗜みを失うか
👴 「大声で叫べ!」
👦「100%そうかもめ~♪」
こーいった場所で食べる人は奪われるのを醍醐味としているのかと思ってた
気がつけばね 気がつけば叫びますよホントに
でも後方斜め上空からじゃムリ
取られた後で、叫ぶ感じ 「あ゛ーーーー!!!」
カラスは煙にもすごく敏感
カモメは知らないけれども
「この研究成果は『Biology Letters』誌(20251月15日付)に発表された。」
発行日のフォーマットが崩れているし、リンク先のBiology Lettersの日付は2025年11月12日(Published:12 November 2025)だよ。