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犬が起こした奇跡。昏睡状態の患者に触れた瞬間、その手が再び動き始めた!

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(著) (編集)

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image credit: Facebook @Priscilla Timmons
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 アメリカ、フロリダ州に住む女性が、半年前に生死の境をさまよっていた。昏睡状態に陥っていた彼女に、病室を訪れたセラピードッグが触れた瞬間、なんと彼女の手がまるで犬を撫でようとするかのように動き始めたのだ。

 それが回復のきっかけとなり、彼女は無事退院することができ、日常生活を取り戻した。

 もともと犬が大好きだった女性は、温かい犬との触れ合いが、自分をこの世に呼び戻してくれるきっかけとなったと信じている。

 その約半年後となる2025年10月、自分の命を救ってくれた医療チームやセラピードッグと再会し、感謝の気持ちを述べた。 

3度の心停止で搬送され、生死の境をさまよった女性

2025年3月13日、私の人生は一変しました。救急外来に緊急搬送され、左足に複数の血栓が詰まり、肺と心臓の両弁に広がりました。その結果、3度の心停止、右心不全、腎不全、肝不全に陥りました。

 この日、フロリダ州のペンブロークパインズに住むプリシラ・ティモンズさん(39)は、突然激しい吐き気を覚え、母親の家のバスルームに駆け込んだところで突然倒れた。

 彼女は救急車でメモリアル・ホスピタル・ウエスト(西記念病院)に搬送されたが、病院に着くころには左足が腫れ上がり、呼吸困難に陥っていた。

集中治療室に入った時は呼吸が最悪で、恐怖で凍りつきました。先生に、「どうか死なせないで」とお願いしたのを覚えています

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image credit: Facebook @Priscilla Timmons

 3回に及ぶ心停止と多臓器不全。主治医によると、この状況での生存率は10%未満だったという。

 医師らが2回の血栓溶解薬投与を含む蘇生処置を41分続けた結果、ようやく彼女の脈拍は回復したが、昏睡状態に陥っていた。

待合室で同僚とご家族に状況をお伝えしたのを覚えています。本当に厳しい知らせを伝えることになりました。状況は深刻でした

 主治医のダニエル・メイヤー医師は、その時の状況をこう振り返る。

 プリシラさんの家族も病院に駆けつけ、祈りを捧げながら彼女が目を覚ますのを待ち続けたが、翌日になっても、プリシラさんの意識は戻らなかった。

犬が触れた瞬間、手が動いた!

 意識がなく、動くこともできない状況の中、彼女のベッドの脇に1匹の犬がやって来た。それが7歳のセラピードッグ「スクランチー(シュシュの意味)」だった。

 こちらがその時の映像である。

 なんと昏睡状態にあるはずのプリシラさんの手が、シスクランチーを撫でようとするかのように動き始めたのだ。

Watch coma patient try to pet therapy dog at Broward hospital

 プリシラさんには、その時の記憶がしっかりあるそうだ。実は周囲の声も聞こえていたのだが、動くことも目を開けることもできなかったのだという。

私は犬の前足の感触をはっきり感じたんです。そのおかげで実際に指を動かして、ベッドから手をあげることもできました。

私は大の犬好きなので、それがもう、できる限り手を伸ばして触れたいという大きな力になりました

 彼女が昏睡状態にあったのは、最初の2日間だった。その間も部分的に意識はあったが、身体はまったく反応しない状態だった・

 だが、犬のぬくもりを感じ、思わず手が動いたことをきっかけに、意識と身体のつながりが回復し始めたようだ。

意識を取り戻し、奇跡の回復を遂げる

 彼女は再び目を覚まし、愛する家族と再会することができた。

 その後、プリシラさんは投薬治療のほかに、静脈にフィルターを入れる処置を受け、退院までの21日間を闘い抜いた。医師たちは彼女の回復を「奇跡」と呼んだ。

 搬送されてから18日後の3月31日、彼女はしっかりと自分の足で歩いている様子を、自身のFacebookに投稿している。

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 そして生死の境をさまよってから3週間後の4月5日、プリシラさんは無事に退院し、自分の家に戻ることができたのだ。

この旅は信じられないほど大変でした。家族や愛する人たち、そして職場の大切な仲間たちがそばにいてくれなければ、私は乗り越えられなかったでしょう。

みんなが傍にいてくれたことは今でも覚えています。そして、そこにいられなくても、連絡をくれたり祈ったりしてくれた人たち、本当に感謝しています!

自分の経験から血栓症について啓発するコミュニティを開設

 退院後、プリシラさんは順調に回復して日常生活を取り戻したが、この闘病をきっかけに彼女の人生は大きく変わった。

3月に人生を変えるような出来事を経験した後、私は血栓症の啓発プロジェクトを始めました。この病気は私の命を奪いかねませんでした。

今、こうしてここにいられることに心から感謝しています。だからこそ、血栓の予兆や自覚症状、そして取るべき行動など、あらゆることを皆さんに共有したいと思っています。

そして、こんなトラウマになるような経験をした後に、普通の生活を送るためのヒントもお伝えしたいと思っています。

恐ろしい病気ではありますが、あなたは1人ではありません。あなたの声に耳を傾け、見てもらえる安全なコミュニティを作りました。

どうか応援してください。真実をひとつずつ伝えることで、命を救う力になりたいんです

 彼女は血栓症の啓発と情報共有のためのInstagramを開設。同じ病気に苦しむ人たちのためのコミュニティとして、活用していきたいとのことだ。

半年ぶりに命の恩犬スクランチーとも再会

 死の淵からよみがえって半年が過ぎた10月22日、彼女が搬送されたメモリアル・ホスピタル・ウエストで、プリシラさんの奇跡的な回復を祝う集まりが開かれた。

 彼女にとって、病院の主治医や看護師のチーム、そしてスクランチーとの再会は、非常に感動的な瞬間となったようだ。

 この再会の場で、プリシラさんは次のようなスピーチを行った。

神が私に闘えと告げたので、私は全身全霊で闘いました。そして、心臓が再び動き出したあとも、信仰が私にその先まで闘い続ける力を与えてくれました。

医師たちはその両方を体現してくれました。皆さんは私を助けるために薬を与えてくれましたが、神様は皆さんに「決して諦めない心」を授けてくれたんです

 敬虔なクリスチャンでもある彼女は、信仰と医学は密接に結びつくものだと考えているそうだ。

科学的な側面、つまり研究と、病気になった時に私たちを治療するための医学という側面があります。そして信仰という側面、つまり希望を与えてくれる側面もあります。

誰もが皆、それぞれの闘いを持っています。大切なのは、どのように闘うかです。信念を持って闘えば、あなたはすでに勝利しているんです。私は一つひとつの真実を伝えながら、命を救うお手伝いをします

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この記事へのコメント 11件

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  1. ワンコさんステキすぎる。ありがとうワンコさん。そしてプリシラさんおかえりなさい。

    • +21
  2. 意識はあるのに体動かないって実際体験した人が言うと怖さがハンパない。あとこの人みたいに見るからに痩せてて健康そうでまだ若くても血栓ってなるものなんだなあ。いい啓蒙になったと思う。
    スクランチーは偉いねえ

    • +35
  3. 耳だけ聞こえて体が動かないって怖いな
    手を握って話しかけるのって昔からドラマやなんかでよく見る光景だけど意味あるんだなこれ

    • +25
  4. > プリシラさんには、その時の記憶がしっかりあるそうだ。実は周囲の声も聞こえていたのだが、動くことも目を開けることもできなかったのだという。

    植物人間と思われていた患者が、実はずっと意識があって会話も聞こえていたなんて話は聞いたことがあるな。悪口とか愚痴とか全部聞いていたとかなんとか。

    • +24
  5. なんかわかる
    意識があって音も聞こえるのに身体が動かない
    不安で仕方ないときに片手に温かくてもふもふしたものが触れて
    ふわっと鼻息や柔らかい舌なんかの感触も伝わってきたとしたら
    もう全神経を指に集中してその温かいもふもふにすがろうとすると思う

    • +21
  6. 滅多に会えないけど、実家に戻った時に小さな身体をせわしなく動かして全身全霊で喜んでくれるワンコにはいつも大きな癒しと元気をもらえる。ワンコには不思議なパワーがあるよね。

    • +7
  7. 私は猫派なので穏やかな子を顔の上にでも乗せてください
    にゃんこが嫌がるようであれば私をにゃんこのいる部屋に放り込んでくれるだけでいいです

    • +13
  8. 犬の鼻先が触れると、眠っていようと無意識に撫でてしまうというようなことは、
    犬を飼ったことがある人なら誰しも経験があるだろう。
    犬が人に懐くのが本能だというのならば、人が犬を撫でるのも多分遺伝子に刻まれた本能なのだと思う。

    • +8
  9. わかる、寝ててもわんこのハッハッした息とか柔らかい毛とか濡れた鼻とか感じたらつい手を動かしてしまうかも。
    その無意識の動きで身体との繋がりを取り戻せたの凄い奇跡ですな。
    あと指示通りにちゃんと鼻寄せるスクランテーくんとても賢くて良い子。

    • +5
  10. 水を差すようで申し訳ないが、全員携帯で撮ってるのヤバすぎやろw

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