この画像を大きなサイズで見る人間のように二足歩行するヒューマノイドロボットは急速な進化を遂げている。わかってはいるものの、こうやって廊下をスタスタ歩いているのを見たら、いよいよ現実がSFの世界に近づいてきたことを実感せずにはいられない。
こうやってロボットたちが建物の中や街中を闊歩しているのが当たり前の時代がついに到来しちゃうんだろうね。
でもってロボット同士、挨拶を交わしちゃったりするのかね。私にも挨拶してくれんのかな?オラ、わくわくすっぞ。
人間のようにスタスタと歩くヒューマノイドロボット
中国・北京のロボット企業、PND Robotics社が公開した最新映像が話題になっている。
登場するのはヒューマノイドロボット「アダム(Adam)」だ。アダムの最大の特徴は、人間のように自然な動きで歩けることである。
この画像を大きなサイズで見るその秘密は「強化学習(Reinforcement Learning)」というAI技術にある。この技術は、失敗と成功を繰り返しながら、より良い動作や判断を自ら学習していくものだ。
PNDロボティクス社はこの強化学習をベースに、シミュレーション上でロボットの動きを訓練し、それを現実世界でも再現できるようにしている。
こうした技術は「Sim2Real(シム・トゥ・リアル)」と呼ばれ、近年ロボティクス分野で急速に注目されている。
廊下を歩いて仲間に会いに行くアダム
公開された動画では、アダムがオフィスのような廊下をゆっくりと歩いている。歩き方は人間に近く、不自然さはまったく感じられない。
そして部屋に入ると、そこには複数のロボットが配置されており、それぞれが別々のタスクを行っている。
そこには「アダムU(Adam-U)」という別のロボットがいた。
アダムUは、PND Robotics社がNoitom Robotics社とInspire Robots社(いずれも中国のロボット企業)と協力して開発した下半身が固定されたロボットだ。
アダムが近づくと、アダムUが手を振って挨拶するという演出も含まれており、ロボット同士の“交流”を感じさせるようなユニークな場面になっている。
この画像を大きなサイズで見る他にも、軽快な音楽に合わせてダンスしているロボットや、木の板の上を上り下りしてトレーニングしているロボットなど、多様な動作を披露するロボットたちの様子が確認できる。
この画像を大きなサイズで見る国際イベントで披露されたロボットたちの実力
アダムとアダムUは、2025年7月26日から29日にかけて中国・上海で開催された「世界人工知能大会(World Artificial Intelligence Conference, WAIC 2025)」で正式に公開された。会場では多くの来場者がアダムたちの歩行や動作に見入っていたという。
さらに、9月5日から7日にかけて中国・浙江省で開催された「第15回スマートシティ&インテリジェント経済博覧会」でも、同様の展示が行われた。
このときには、ロボットが水のボトルを手渡すといった、人間的な所作を模倣する動きも披露されており、実用的な応用の可能性が示された。
実社会に溶け込むヒューマノイドロボット。アダムが目指す未来
PND Robotics社の目標は、人間の体の構造や動きを模倣する、バイオミメティクスデザインと強化学習を融合させて、実際の生活環境に適応できるモジュール式(部品の付け替えや拡張が可能な構造)のロボットを開発することにある。
将来的には、物理的な接触、周囲の状況の把握、そして学習による成長という3つの要素を統合した、人間の生活に自然に溶け込むロボットの普及を目指しているという。
特にアダムのようなロボットは、安価で再学習も容易な点から、家庭用や産業用への導入も視野に入っているという。
この画像を大きなサイズで見るロボットが人間らしくなる時代へ
現在、世界中の研究機関や企業が、人間のように動けるロボットの開発を競い合っている。
ちなみに日本では、産業技術総合研究所(AIST)が開発した「HRP-5P」が着々と進化を続けている。
各部位に設置されたセンサーのフィードバックを使いながら自律的に判断し、安定した歩行を実現しており、重いものを運んだり工具を使ったりすることが可能で、建設業界などでの活躍が期待されている。
以下の映像は2018年のものだが、今はもっとスムーズに歩けているはずだ。
ヒューマノイドロボットがまるで人間のように自然に歩き、環境に適応し、他のロボットと関わる姿は、未来のロボット社会の一端を垣間見せてくれる。
歩き方だけではなく、視線の向け方や動作の間までもが、良い意味でも悪い意味でも人間らしくなっているのは、技術の進歩を物語っている。
やっぱりこういったヒューマノイドロボットは、我々の生活の中に溶け込んでいく日がもうそこまでやってきているということになる。
ファミレスの猫耳配膳ロボットも、最初はワクワクしたけれど、私よりバランスよく歩くロボットが街中を歩く未来とか、待ち遠しいったらありゃしない。
References: Watch: Humanoid robot displays natural gait, sense of direction to meet friends / Pndbotics
















人口の多い地域で活躍する都市型ロボットって
こんな感じになるのかも。
歩くのは5kmが限度だけど、そこそこなんでも出来る系。
出来れば介護方面で実用化をお願いします!
つま先を備えて滑らかな動きをする人型ロボットが登場したときがパラダイムシフトのときだと思う。今のスキーブーツ履いたような怪しい動きからも脱却して一般に受け入れられる美しい動きができるし、それだけの駆動力があればつま先だけでなく全身も人間並にパワーだせるから重労働も確実に代替できるようになってやっと社会進出が進むようになるはず。にしても現状は黎明期が長すぎる…
そのうち人間どんくせぇ、とか
某氏の様に人間て頭悪いっすよね、無能っすね、
とか言い出しそうだな、、、w
露出の少ない格好で帽子とか被って外を歩いていたら、パッと見人間と間違えそうです。
エヴァの素体みたい
日本のロボットのHRP-5Pは建設用ロボットとして開発されてるんだよね。
召使い用ではない、召使い用のロボットの場合ソフトウェアの高度化CPUの演算リソース問題がデカい日常の生活を代行させるのは意外と難しい現に細かい行動がね。安全基準満たして無いと言うか「違うそうじゃない」が多い。HRP-5PはCADと連携してるんだとか建設用として作られてる分、利益は出せそうだし演算リソースがかなり合理的に使えるはずだからメリットは大きい。
なかなかようでけた案山子
何年も似たようなものを作り続けてたASIMOはなんやったんやろな
今では完全に人型ロボットで日本は後れを取ってる
こういう日本ガーとか終わりガーとか煽り立てる奴が出てくるから、こういう記事にはうんざりしてる
管理人さんもこういう荒らしが出やすいと思うんで、こういう記事はもうやめた方が良いと思いますよ
自分の聞きたくない意見を
勝手に社会悪にするのはやめていただけませんかね
なんで管理人がアンタの匙加減でやめなきゃいけんのよ
世界の潮流がAI・ロボット産業にある中でロボット系の記事取り上げるのやめろとかどんだけ自己中なんだ
歩き方が良いですね。ゲーム「8番出口」に出演していても違和感なし。
アダムをもとにして次のタイプはイブですね。 きっと肋骨にあたるパーツがアダムよりも一つ少ないハズ!
ロボットが人型である必要性を理解できない。人型が動くことへの憧憬に莫大なコストが費やされるなら、用途限定の実利優先を考えてしまう。私の中のゴーストがささやくの「あんなのは飾りです、エラい人に判らんのです」と。
やっぱり、街の中だと施設や設備、乗り物、道具なんかは人間ベースだから、人と一緒に作業したり行動したりするロボットは人間と同じ構造の方が有利。
反対に決まった事を繰り返したり、運搬だったり工場のラインだったりと、専門的な作業なんかは人間型よりも車両やアーム系が有利になると思います。
実利でいくと、人の代わりに作業ができるというのが人型の最大の利益だと思います。 未来の自動車は自分で動くかもしれませんが、たとえばクラシックカーを動かさなくてはいけないとき、人の代わりをするなら身長は 150-180cm で人の形をしているほうがいいわけです。 そういった人が何かをしている物事の代わりをできるというのが多分一番の利益でしょう。 他には人の形の動くものを作って、自らを知る、あるいは自らの補完をすることも目的の一部にあるでしょう。 人はこうやってうごくと知るとか、全身をつくれれば、義足も義手も似た技術で作れるでしょ? いろいろ利益はほかにもあると思いますよ。
別に自分の姿を模してアダムを創ったような神になりたいわけじゃないと思いますが、人類が地球以外に生命を探しているのと同じように、人型ロボットも作りたいロマンも否定はできませんけどね……