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山羊かと思ったらユキヒョウだった!断崖の急斜面を驚異的な敏捷性で駆け回る

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(著)

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 「雪山の精霊精獣」とも称されるユキヒョウが驚異の身体能力を披露してくれた。切り立った断崖、ほぼ垂直の急斜面を2頭のユキヒョウが俊敏に駆け回っているのだ。

 ヤギが急斜面や崖を横断することは知られているが、実はユキヒョウにもそれができ、しかもものすごく速い。

 一歩間違えば奈落の底に突き落とされるであろう場所で、たくましく生きているユキヒョウはまさに精獣にふさわしい。

断崖絶壁を駆けまわる2頭のユキヒョウ

 中央アジアから南アジアの標高3,000~5,500mの厳しい山岳地帯に生息するヒョウ属のユキヒョウ。主な生息地は、ヒマラヤ山脈、パミール高原、アルタイ山脈などである。

 寒冷地で暮らすために分厚くてふわふわした黒い斑点のある灰色がかった毛皮を持っているが、なんといっても特徴は長い尻尾にある。

 体重は約22~55kg、体長は約90~115cmだが、尻尾の長さは80~100cmに達する。この長い尻尾は、体に巻きつけて寒さから身を守ったり、狩りの時に斜面などでバランスを保つのに役立っている。

 そのバランス感覚がどれほどすごいのかは、SNSに投稿された動画を見れば一目瞭然だ。

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 高い崖のほぼ垂直な急斜面を素早く走り回る2頭のユキヒョウ。

 彼らに重力の法則は関係なさそうだ。脚を踏み外したら最後、奈落の底に落ちてしまうほどの高さなのに、俊敏に動き回る。

 彼らはこの極寒の環境に適応しており、岩場や雪原を移動する能力が非常に高いのだ。

 この動画はすぐに話題となり、多くのユーザーが「なんと尊い生き物だ。自然の中で最も素晴らしい存在のひとつだ」と感動のコメントを寄せた。

インドで目撃された3頭のユキヒョウの親子

 完璧な捕食者であるユキヒョウだが、生息地の縮小、密猟、家畜を襲う害獣としての駆除で個体数が減少しており、絶滅危惧種に指定されている。

 また、気候変動も生息地に影響を与えており、さらなる個体数の減少が懸念されており、各国でユキヒョウの保護活動が進められている。

 インドでは約718頭のユキヒョウが確認されており、これは世界のユキヒョウ個体数の10%に相当する。

 ワイルドライフ・インスティチュート・オブ・インディア(WII)が4年間かけて実施した調査によれば、インドのラダック地方では約477頭、ウッタラカンド州に124頭、ヒマーチャル・プラデーシュ州に51頭が生息していることが報告されている。

 以下の動画は野生動物写真家のモルプ・ナムゲイル氏がラダックで撮影した3頭のユキヒョウの姿だ。

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 母親1頭とその子供2頭が、岩山から歩いてくる様子がくっきりと撮影されている。息をのむような美しさ。まさに精獣だ。

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この記事へのコメント 9件

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  1. ユキヒョウの子供たち、なんとも言えない癒しフェイス

    • +1
  2. こいつらヤギと違って落ちても怪我しにくいし、死ににくい体してるもんな。
    猫科動物らしい強靭さとしなやかさに加えて、モッコモコの体毛が落下した時の衝撃思い切り緩和するらしい。

    • +2
  3. 獲物咥えたまま数十m落下したのに何ともない動画があった

    • +3
  4. 最近見なくなったのがユキポヨ。 🙀ひょー!

    • 評価
  5. 動物園だと同じ場所をずっとウロウロしててあれは本当に可哀想だね。命の危険とかはないものの、、

    • +2
  6. > インドでは約718頭のユキヒョウが確認されており、これは世界のユキヒョウ個体数の10%に相当する。
      ↑
    総頭数が7000数百だという事に驚いた。
    現地では頂点捕食者ならば数が少ないのは理解できるが、それでも数が少ないと思える。

    上のコメントで動物園の事を書かれているけれど同意。
    保護されて安全ではあるけれど、自由さは無いし運動量も減ってしまうのはトレードオフの言葉で済ませられるのかと思えてしまう(個人的にはイルカやシャチの姿を見て思ったのが最初)。

    • +3

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