この画像を大きなサイズで見るさて問題だ。現在、地球の軌道にある人工衛星はいくつあるだろうか?
国連宇宙局(UNOOSA)によれば、2024年6月11日の時点で、11,780基の人工衛星が地球を周回しているという。そのほとんどは機能しており、低軌道に集中している。
宇宙はもはや人類にとって必須のインフラだ。私たちの頭上を飛び交う人工衛星は、通信からGPS、天気予報や氷の監視にいたるまで、さまざまな役割を果たし、人々の暮らしを支えている。
そのため、人工衛星の数はここ数年で急増しており、一部のインターネットプロバイダーが引越しを検討するほど混雑しつつあるそうだ。
静止軌道・中軌道・低軌道にある人工衛星
一口に地球の軌道といっても、いくつか種類がある。
・静止軌道
1つは、「静止軌道」と呼ばれるもので、地球の赤道から35,786kmの上空にある。ここに打ち上げられた人工衛星は、地球の自転とピッタリ同じ速度で地球をぐるぐると周るため、地上からは上空で静止しているかのように見える。
現在、ここには552基の衛星があり、その多くは通信衛星や気象衛星だ。
・中軌道
次に、地球上から2,000km~静止軌道までの範囲を「中軌道」という。ここは米国の「GPS」、EUの「ガリレオ」、ロシアの「GLONASS」、中国の「北斗」といった衛星測位システムを支える衛星などが利用する。
中軌道には現時点で199基の人工衛星があるが、一部の宇宙インターネット・プロバイダーはここの軌道への引越しを検討しているという。というのも、そのさらに下にある「低軌道」が混雑してきているからだ。
・低軌道
低軌道は地球上から200km~中軌道までの範囲を指す。現在、低軌道には8,110基の衛星が存在するが、うち6,050基がスペースX社が運用する「スターリンク」のためのものだ。そう、ある意味、この混雑はイーロン・マスク氏が作り出したと言える。
だがマスク氏はこれに満足しておらず、現在の2倍の12,000基近くを目標としており、さらに3万4400基まで増加させる可能性もある。
この画像を大きなサイズで見る地球の低軌道に衛星が大量にあることの懸念
宇宙は無限に広がっているとはいえ、これほど多くの衛星がとりわけ低軌道に集中することに懸念がないわけでもない。
1つは、その光によって夜空が変化する恐れがあることだ。
過剰な光による悪影響を「光害」という。その主な原因は地上の都市の照明で、そのせいで星空が見えなくなるだけでなく、生態系への影響も出ている。果たして、ひしめき合う人工衛星の光は地球にどのような影響を与えるだろうか?
もう1つの懸念は、宇宙ゴミの激増だ。人工衛星が効果的に働くことができる軌道は限られており、そのためにルートが交差し、それを再調整するといったことが頻繁に行われている。
現時点で深刻な事故は起きていないが、今後もっと人工衛星の数が増え続ければどうだろうか?
人工衛星もいずれは寿命を終え、機能しなくなるし、そうなってしまえばその制御は容易ではない。
一度の衝突事故は、その破片を散らばらせ、さらなる衝突へとつながる。
こうして連鎖的に衝突が起きることを「ケスラー・シンドローム」というが、そうなれば宇宙は使用できない場所となってしまう。
これから本格的な宇宙時代を迎えようというのに、人類は地球に閉じ込められてしまうかもしれないのだ。
References:How Many Satellites Are Currently In Orbit? | IFLScience / written by hiroching / edited by / parumo














もし宇宙人がいて宇宙船で地球に来たとして
レーダーで探知して避けるか
高度な文明を持っているなら
まあ普通に撃ち落とすよね
宇宙のごみ処理問題がいよいよ現実のものに
実際もうイーロンのせいで固定撮影ではまともな星景写真が撮れないらしいね
増えてるにしても、主要な先進国が完全に押さえてる場所特定するのが極めて難しい軌道を飛ぶのではなくて、割とすぐ見つかる軌道飛んでる奴なんでしょうね。
11700機中6000機がスペースX社のものなんか….
ちゃんと最後処分してくれよ…
🌎「ワシの周囲の衛生状態が年々悪く成る」
スターリンクってデータ遅延対策とは言え沢山の衛星を上げてるんやな
簡単にはぶつからないと思うが衛星の大きさ次第では地上からの星の観測等にも悪影響出そう
まじでスターリンクはやるべきじゃなかった
天文学の観測的な意味でも宇宙ゴミの意味でもかなり最悪
>>11
地上からの観測には相当長いがありますが、ハッブル宇宙望遠鏡、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡などの深宇宙への望遠鏡があり、太陽系内を対象に太陽観測衛星 「ひので」、惑星観測衛星「ひさき」、太陽系内外を対象にしたチャンドラX線観測衛星や太陽系近傍向けのTESSなど大気圏外での観測システムもそろいつつありますからアマチュアには受難でも最先端にはあまり影響がないのかもしれません。
地上80億人のコミュニケーションのためにいつでもどこでもだれとでもという仕組みを構築の一部を担うスターリンクによるコラテラルダメージによる利益は地上からの観測の利益よりも大きいとみなされているのかもしれません。スターリンク衛星打ち上げ直後の空を見上げて20個の衛星が列をなして流れていくのを見ると不思議な感じがします。
この辺はWi-Fiとレーダーや衛星放送のような広範囲対象や、家庭内のイヤホン、キーボード・マウスなどのブルートゥース系、あるいはコードレス電話機などとの干渉に似た話かもしれません。それまで仕組みによる利益と新たな仕組みから得られる便益との比較となるのだと思います。
スターリンク衛星1機当たり100億米ドルのスターリンク税を科したら面白いね
寿命等で運用終了したらどうするつもりなのだろう?放置?
スターリンクは決定打だったけど、それ以前から「地上での観測はほぼ無理」になってたという事実
便利になることと、何かしらの問題が出ることはトレードオフでもあるのよな
光学だけでなく、電波天文台への影響も懸念されてるね。
スターリンクだけでなく、One WebやAmazonのProject Kuiper,中国も国営のを企画してるという話だから、まだまだ増える。