この画像を大きなサイズで見るぬるぬると這い回るカタツムリの動きは鈍いが、ロボット工学者の目には立派なロボット開発のヒントになる。実際、この新型ロボットはカタツムリにヒントを得て開発された。
カタツムリ・ロボットは「スワームロボット」と呼ばれるタイプのもので、単体でも活動できるが、その真価は群れ(スワームとは群れのことだ)をなして仲間と連携することで発揮される。
こうしたロボットのチームワークは、災害現場での被災者の捜索、危険な環境の調査、地球以外の惑星の探査など、さまざまな場面で役に立つと期待されている。
この研究は『Nature Communications』(2024年4月29日付)に掲載された。
群れで協力して行動するロボット
「スワームロボット」とは、群れで行動することで、最大限の実力を発揮するロボットのことだ。群れの各ロボットは互いに通信して連携し、集団でありながら1つの個体として振る舞う。
状況によっては、ただ連携するだけでなく、物理的に合体することだってある。そして地上のスワームロボットの場合、これによって活動の幅を飛躍的に広げることができる。
この画像を大きなサイズで見るたとえば飛行ロボットや水中ロボットは、もともと3次元的な空間の移動が想定されている。
ところが陸上ロボットに想定されるのは、水平方向の2次元的な動きだ。しかも、これまでに作られた実験的なロボットのほとんどは、滑らかで平らな路面を移動することしかできない。
そこで物理的な合体が大きな力を発揮する。
香港中文大学のジャオ・ダ氏らによって開発された新しいカタツムリ・ロボットは、まるで組体操のようにお互いをよじ登ることで、3次元的な動きが可能になるのだ。
この画像を大きなサイズで見る吸盤で仲間と合体
カタツムリからヒントを得たというこのロボットは、マリオのメットのような強磁性鉄のシェルを持ち、その内側にバッテリーやマイクロプロセッサーなどの電子機器を内蔵する。
またシェルの底には、磁石が埋め込まれたゴム製のキャタピラが2輪あり、そこに挟まれるように吸盤が装備されている。
この画像を大きなサイズで見るロボットが単独で動く”フリーモード”のとき、吸盤は格納されており、機能しない。
だが大きな障害物や隙間があるような場所では”ストロングモード”に切り替わり、ロボットはキャタピラの磁石で仲間のシェルに這い上がる。
この画像を大きなサイズで見るそして格納されていた吸盤を降ろしシェルにピタッと吸着、2機のロボットが合体する。なおこの状態でも吸盤を軸にしてシェル自体は回転できる。
この画像を大きなサイズで見るこれまでに行われた屋外テストでは、カタツムリ・ロボットの群れが協力して、岩をよじ登ったり、大きな隙間を渡ったり、1本のロボットアームになったりと、さまざまなタスクを実行できたという。
現時点でロボットはリモート操作されているが、将来的には各機がそれぞれ自律する予定であるそうだ。
References:Video: Iron-shelled robo-snails swarm together for off-road tasks / written by hiroching / edited by / parumo
















かわいくて健気・・ロボが欲しいけど
取り合えずは本物数匹捕獲して観察でもしようか
合体作業してるのは何か可愛いな
ここ20年くらいこういうアイデアロボットみたいなのいっぱい見るけど、いまいちどう実用化に漕ぎ着けてるのかわかんないな
まだまだ研究に資金が出るジャンルなのもすごいっちゃすごい
アリだってハシゴ作ったりイカダになったりするもんね
みんなでがんばるピクミンみたい
>>4 そこだよね。
ロボのプログラミングした人スゴイって思ったけど、生まれながらにそれが備わってる生物ってスゴイ。
ゲリラの駆逐に応用できそう
今週のビックリドッキリメカ。
> こうしたロボットのチームワークは、災害現場での被災者の捜索、危険な環境の調査、地球以外の惑星の探査など、さまざまな場面で役に立つと期待されている。
埃のない環境でないと吸盤なんて役に立たない
>>8
本文には埃とか泥ついてても機能は低下するけど吸着できるって書いてあるよ
手塚治虫のマンガでこういうアイディアあったな。たしかアトム
あの人、虫お好きやったからなあ
なんかかわいい
みんなで集まればストロング
タイレーツ?
最近の最先端の研究発表は中国人発ばかりだなぁ