フェレットと旅する冒険生活
 ペットといっしょにアウトドアを楽しみたい! 冒険にだって出かけたい! そんなあなたにピッタリなのは、どんな生き物だろう。やっぱり犬、それとも猫。もしかしたら馬や鳥、リクガメやトカゲかもしれない。

 大学院生のローレン・スミスさんの場合、冒険の相棒はフェレットのジェシーだった。ローレンさんはジェシーが家に来たその日から、彼といっしょに思い切りアウトドアを楽しむことに決めたんだ。例え自分の足を失うことになっても...

家に迎えた2日後には一緒に公園までお散歩

 ジェシーがローレンさんのところへやって来たのは、2020年の暮れのことだった。この年の6月、以前飼っていたオリバーという名前のフェレットが虹の橋へと旅立ってしまい、周囲からの「またフェレットを飼おうよ」という声にも後押しされたらしい。

 オリバーはアウトドア大好きなローレンさんと一緒にいろいろなところへ行くのがお気に入りで、ありとあらゆる冒険を楽しむフェレットだった。
 ローレンさんはジェシーを家に迎えたとき、オリバーとそうしていたように、ジェシーとも外の世界での冒険を楽しみたいと思ったんだ。
彼はすぐにハーネスに慣れました。彼を迎えてから2日後には、私たちは公園へ散歩に出かけました。それ以来、ジェシーは散歩が大好きになりましたし、ハーネスをつけるのも気にならなかったようです。

ジェシーがハーネスに抵抗したのは、最初の30秒だけでした。オリバーがここまで来るのに数か月かかったことを考えると、ジェシーはもっと早く冒険の準備ができたみたいです
 ローレンさんのもとへ来てから半月も経つころには、ハーネスをつけて雪の中を一緒に散歩するまでに。

アウトドアライフを満喫するフェレット

 そしてローレンさんとジェシーは、公園よりももっともっと遠い場所へと足を延ばすようになった。コロラド州やユタ州など、素晴らしい景色のある場所を一緒に訪れ、キャンプやカヤックを楽しむふたり。  ハイキングはジェシーにとっても良い運動になったし、新しい環境を探検する機会にもなる。ジェシーは特に、好きなだけ砂掘りを楽しめるスロットキャニオンがお気に入りの場所なんだそうだ。

 最高にクールな景色には見向きもせず、砂を掘ることに熱中するジェシー。  ローレンさんによると、ジェシーは誰の手も借りずに1.5〜3kmくらいのハイキングなら歩き通してしまうんだそう。疲れたらローレンさんのフードに潜って休憩すればいい。

 ジェシー専用のライフジャケットや寝袋も用意され、2人の楽しい冒険生活はいつまでも続くかに見えた。ローレンさんはキャンピングカーを購入して、ジェシーとのアメリカ大陸横断の旅を楽しんでいた。

 この頃のローレンさんの投稿には、「最高の冒険人生!」というフレーズがよく使われていた。

突然の自動車事故で飼い主さんが片足を切断

 だが2022年の秋、スミスさんは自動車事故に巻き込まれ、左足をひざ下で切断するという悲劇に見舞われてしまった。

 乗っていた車はめちゃくちゃになったが、幸いなことにジェシーは逃げ出して無事。ハーネスをつけていたおかげで、すぐに保護され、ローレンさんと再会することができた。

 だがローレンさんにとって何より辛かったのは、冒険生活に戻れないことだった。リハビリが進んで義足をつけて歩けるようになっても、「危険」という理由でキャンピングカーへ戻ることすら認めてもらえなかったのだ。

 彼女が初めて「家」に帰れたのは、事故から4か月が経ってからのことだった。  長く苦しい治療生活の中、義足をつけて歩く訓練が行われる間も、ジェシーはスミスさんをずっと傍らで支え続けてきた。

そして再び冒険の旅へ

 ジェシーに励まされるように、ローレンさんは再び冒険の旅を始めた。ハイキングから始まって、今ではウインタースポーツやスカイダイビングを楽しめるまでに。先月は家族とハワイ旅行へ行ってきたそうだ。  実はローレンさんはPAスクールに通う大学院生である。PAとはフィジシャンアシスタントのことで、医師の下でアシスタント的な診察・治療を行う職種である。

 日本にはない資格なのでピンと来ないかもしれないが、医師ではないものの、限りなく医師に近い処置や診断を行うこともあるらしい。

 彼女が片足を失ってもポジティブでいられたのは、ジェシーの存在ももちろんだが、PAという医療職を目指しているということも大きかったのかもしれない。

 TikTokへの最新の投稿では、ローレンさんとジェシーが週末のショートトリップを楽しんだ様子が紹介されていた。  事故から1年半が過ぎ、ローレンさんとジェシーは再び冒険の旅へ出る道を探っているようだ。
私は彼に、最高のフェレット生を送らせてあげたいんです。

事故以来、いろいろなことが変わってしまいました。でも、変わらないものもたくさんあります。

私は相変わらず、本を読みながら暖炉のそばに座って、ジェシーに寄り添うのが好き。外に出かけるのが好き。そして今も、ジェシーと冒険に出かけるのが大好きなんです
References:Adventurous Ferret Loves Nothing More Than Exploring The Great Outdoors / written by ruichan/ edited by parumo
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コメント

1

1.

  • 2024年05月29日 14:33
  • ID:4iEjvWh30 #
2

2. 匿名処理班

  • 2024年05月30日 13:54
  • ID:XzESXqxq0 #

不屈の人やなあ……。

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