この画像を大きなサイズで見る地球という惑星の地質学的なパワーによって、地球のどこかの場所で特定の鉱物が生成されるなら、他の場所でも同様のことが起こる可能性は高い。
実際、国際鉱物学協会(IMA)によって認定されている鉱物は6000種にのぼり、その多くは複数のプロセスを経て形成され、まったく異なる化学反応によって同一の結果がもたらされる。
だからその種の鉱物の標本は複数見つかるのが普通だ。例え鉱物が一度しか形成されなかったとしても、その標本が砕けて、広い範囲に飛び散ることだってある。
だが、地球上でたったひとつしか標本が見つかっていない鉱物が存在する。それがチョートゥー石なのだ。
2015年に新種の鉱物に認定された「チョートゥー石」
チョートゥー石(kyawthuite)は、ミャンマーのモゴック近郊で見つかった宝石用原石で、2015年にIMAによって新種の鉱物と認定された。
ほぼ同一の合成混合物であることがすでに知られていて、たったひとつしか標本がないため市場に出回っておらず価格はついていない。というかつけられない。
現在、ロサンゼルス自然史博物館に保管されている
チョートゥー石は、透明な赤みがかったオレンジ色で、標本の重さは0.3g(1.61カラット)だ。
この画像を大きなサイズで見るチョートゥー石が希少な理由は形成方法に関係か
唯一判明しているのがアンチモン酸ビスマス(化学式はBi3+Sb5+O4)という元素の天然結晶で、微量のタンタル(原子番号73)を含む。ビスマスもアンチモンも両方ともレアメタルだが、特別に珍しいというわけではない。
地球の地殻には金よりもビスマスが多く、銀よりもアンチモンが豊富だ。酸素は地殻のもっとも豊富な元素なので、チョートゥー石の希少性は成分が不足しているせいではなく、その形成方法に関係していると思われる。
ビスマスは非常に重い元素なので、チョートゥー石の密度は水の密度の8倍以上だ。これは見た目が若干似ているルビー(水の約4倍)と比較しても2倍以上の重さがあることになる。
カリフォルニア工科大学の鉱物データには、Bi3+原子と平行に並んだSb5+O6八面体の市松模様をもつ構造として記載されている。
ヤンゴン大学の元地質学者チョー・トゥー博士の名ににちなんで命名された。
チョートゥー石の標本は、サファイアハンターによって川底から発見され、新種の鉱物として2015年にIMAに認定され、その科学的な説明が発表されたのは2017年のことだ。
この画像を大きなサイズで見るチョートゥー石の次に希少なペイン石もミャンマー産
興味深いことに、ミャンマーはチョートゥー石の次に希少な鉱物「ペイン石(Painite)」の産地でもある。
これもほんの数例しか記録されていない貴石で、カリフォルニア工科大学のジョージ・ロスマン教授は、ミャンマーにこうした激レア石が存在するのは、インド大陸がアジアに衝突したときに発生した圧力と熱のせいだと述べている。
なお近年のペイン石は、ミャンマー北部のモゴック周辺地域の調査で、新たなペイナイト鉱床がいくつか見つかり、数千個の標本が入手可能となったそうだ。その中の結晶や破片が宝石用に100個以上加工されたという。
とはいえ、ほぼ完全な結晶は依然として数が少なく、高品質の宝石としては今もなお希少となっている。
この画像を大きなサイズで見るこうした環境のおかげで、今後ミャンマーがこの2大レア鉱物の一大産地になる可能性はあるが、数十年にわたる戦争や国際的な制裁のせいで、鉱物標本が専門家のもとに渡らない可能性があるという。
追記:(2026/01/13)本文を一部訂正して再送します。
References: This Is The Rarest Mineral On Earth, And There's Only One Specimen | IFLScience / What is the rarest mineral on Earth? | Live Science














現代のゴールドラッシュか。
紛争さえ無ければ東南アジアのラスベガスになってたかもね。
鉱物好きだから一度は見てみたく思うけど「レア鉱物の一大産地」とかのブームにはなってほしくないな
レアならレアのままひっそり地中で煌めいていてくれればいいよ
何千個何万個と存在はするのだろうけれど、それを見つけてさらには分析して同定することが困難過ぎるのだろうね。
地球に、ちょっとぅーしかないからね(;^_^A
コーラ味の飴ちゃん
採掘しに行くにはチョー遠いし
ミャンマー政府が徴兵制復活を宣言したから、あの辺りがきな臭くなってきてるので新しい鉱物発見はかなり厳しいな。
貴重なのにカットされてるw
宝石屋さんで拾われてとりあえずカットしたかな?
硬度とか屈折率とか透明度とか宝石として十分だったんだろうな
ミャンマーかー、ルビーもかなり特殊な条件でできてるそうだし、かの地にはまだまだ何か出てくる可能性大
世界に一つしかないから値段をつける事すら出来ないというのがすごすぎる
比重がそれだけ大きいってことはかなりの高温高圧下で結晶化したんだろうね
大陸と大陸がぶつかる衝撃と圧力でようやく形成される鉱石ってすごいな
宝石の値段は美しさと希少性で決まるけど
好みじゃなかったらお金払って買わなくていいし
値段よりも
その宝石にどんなエピソードがあるのかが大事
>>14
エピソードなんかなくていいけどな
自分が美しいと思えたらインクルージョンとかも全然アリだし
そもそも宝石好きと鉱物好きで求めるものが違うのかもね
>>18
宝石は個人の持ち物や
アクセサリーとしての意味合いが強くて
どういう時に自分の手元に来て
どんな思い出があるのかが大事だけど
鉱物は好きは
その石そのものの美しさや個性が好きで
資料的価値を求めているのかもね
>>14
宝石のエピソードが大事ってのは、宝石にさほど興味のない人の意見だな
>>14
骨董品の真髄よね。
誰がいつ何処で使ったかってだけで、何処にでもある万年筆一本ですら一財産になったりするからなぁ
オムツは日常生活でも幅広い活用方法があります
・廃油の処理
・非常時の簡易トイレに
・嘔吐の処理用として車に常備
・傘立ての受け皿に敷しいて吸水剤として使用
・保冷剤の代用、ペットボトルに巻いて保冷剤カバーの代用
他に見つかってないのにどうして宝石カットにしちゃったんです?
原石のままのほうがいいのに
>>16
「他に見つかっていない」をどう証明する?
色味だけなら他にもあっておかしくないぞ?
>>16
>>19
鉱物屋の友達が言うには「また見つかると思っていて、取引標本としてカットしたんだろう」とのこと。
宝石として扱えるか調べるのは大事らしい。ところが1度発掘されて以降さっぱり採掘されず、今に至る。みたいな
他に見つかってないか否かは組成調べりゃすぐわかる
>>25
そんなに珍しくもない石として組成を調べる事すら考えずカットされてしまったのではと>>19は言いたいのでは?
組成を調べればすぐわかると言う事は組成を調べないとわからないという事でもある訳で
アンタも好きねぇ~
なんか美味しそう
きっと甘露飴のような味がするに違いないぞ
>>20
カンロ飴おいしいよね
袋で買って、一つ食べたら後はもういいやってなっちゃうけども
そうか?
カンロ飴なら3日連続で食べても美味しいぞ
産地からすると、表に出たのは希少性ある宝石としてしか価値が無かったのかな
とついつい穿った目で見ちゃうわ
カットした残りのかけらとかで成分解析をしたんでない?
まあ、お金かけて採掘してるんだから、高く買って欲しい気持ちが先行するよね。
こんな飴ちゃん見かけた気がする。
ちょっと、ルーパ~ン
SF小説で、未来の宝石は天然物には希少性は他にもあるかもしれないからとそれほど価値がなくなり、いかに唯一の合成宝石を作り出すかで宝石屋がしのぎ削ってるぅてのがあったな。
世界で一つだけの綺麗な綺麗な宝石を作り出し、レシピを破棄してしまえば確実に唯一の宝石になるからそっちの方が希少だと。
今でも人口宝石なら自由なサイズで安くバンバン作れるわけだし、将来的に宝石はそうなっていくのかも。
琥珀っぽい
純露舐めたくなる
日本にも探したらありそう
伊豆の辺りとかないかなー
カンロ飴と入れ替えておいても誰も気付かなそうだね