この画像を大きなサイズで見る引っ越し業界で働くとなると重いものを持ち運ぶための体の強さが要求される。雇用側にとって、強さみなぎる若者はありがたい存在だろう。
しかし、アメリカ・カリフォルニア州にある「若くて元気なスタッフ」を自慢とする引越し会社は、年齢差別で連邦政府に訴えられているという。
その引っ越し会社は年配の労働者を十分に雇用しておらず、年齢差別法に違反しているとして雇用機会均等委員会が訴訟を提起したようだ。
若くて元気なスタッフが自慢の引っ越し会社が訴えられる
カリフォルニア州フレズノを拠点とする引っ越し会社「ミートヘッド・ムーバーズ(Meathead Movers)」は、創業1997年以来、学生アスリートを雇用し続けている。
同社のSNSアカウントでは、若々しく筋肉質な従業員たちがウェイトを持ち上げたり、箱を持ち上げたりしている。
「ミートヘッズ」と呼ばれる従業員たちは、毎年ミートヘッズ・オリンピックで互いに対決し、箱の組み立てや跳び越えを競っていて、引っ越しの際には手ぶらの状態で引っ越しトラックから家まで走ることを要求されるという。
同社のウェブサイトには、「創業の理念は、夢のキャリアパスに向かって働くアスリートをサポートすることであり、それは今後も変わることはない」と記されている。
高齢労働者への差別を否定
ミートヘッド・ムーバーズ社の幹部は、高齢労働者に対する差別を否定していて、経営者のアーロン・スティード氏はこのように話している。
仕事ができるのであれば、年齢に関係なく誰でも雇うことに100%オープンです。
ミートヘッドで働くのが好きな人もいれば、あまりの大変さに敬遠する人もいます。家具を動かしたり、走ったりしなければならないですからね。
一方、雇用機会均等委員会(以下EEOC)のシャーロット・バロウズ委員長は、次のように述べている。
ミートヘッド・ムーバーズのマーケティングと雇用慣行が、一般の高齢者の応募を妨げています。
というのも、同社は現在働いている従業員に、地元のジムや大学で新しい採用候補者を探すよう求めているからです。
また、同社の求人広告やマーケティング資料、学生の授業スケジュールを尋ねるような押しつけがましい応募書類の質問などは、意欲をそぐような偏見が存在する可能性があります。
昨年7万件以上の苦情を受け、91件の雇用差別訴訟を起こしたEEOCは、2017年から独自に同社を調査していて、ほとんどの調査のように苦情から始まったものではないと話している。
バイデン大統領によってEEOC委員長に任命されたバロウズ氏は、労働者の4分の1近くが55歳以上であることから、年齢偏見に関する年齢差別禁止法を執行すると宣言していて、同庁は年齢差別訴訟を積極的に追及しているようだ。
労働省によると、総人口に対する65歳以上の高齢者の労働人口の割合は、今後10年間で3分の1に達するという。
高齢のアメリカ人を擁護する人たちは、年齢差別を取り上げた政府機関を称賛した。
高齢者の権利擁護団体AARPの訴訟担当上級副会長ビル・アルバラード・リベラ氏は、メディアの取材でこう語っている。
良い引っ越し屋になりうる可能性は誰にでもある。このような固定観念は、個人を大切にする経済にはふさわしくない。
和解交渉成立せず訴訟提起へ
伝えられたところによると、両者は和解交渉を試み、代理店は1500万ドル(約22億円)を要求したが、その後、和解金を約500万ドル(約7億3千万円)に引き下げた。
これに対してミートヘッドは75万ドル(約1億1千万円)の和解案を提示したことから、EEOCは9月に訴訟を起こした。
ミートヘッド・ムーバーズ経営者のスティード氏は、今回の訴訟に対し次のように反論している。
多くの学生アスリートを雇用している引越し会社であるということの何がいけないのか。自分たちが何か悪いことをしているなんて、まったく考えていませんでした。
我々は変化し、かつ進化していきたいですが、そのために廃業することには同意できません。
追記:(2023/12/13)本文を一部訂正して再送します。
References:California moving company that touts its young, fit staff sued by feds for age discrimination: ‘No idea we were doing anything wrong’ / written by Scarlet / edited by parumo
















こんなことで? と思うかもしれないが
これくらい徹底することでようやく差別ってもんは解消されるので
重量のかからないモノを運ぶのは若くない人とかバランスよく配分していれば
文句言われなかったのかも
※2
差別問題の一番厄介で納得いかないのは、
差別かどうかが受け手の印象のみの曖昧さで決まる部分だなあ
ムキムキじいさんを年齢だけの理由で雇わなかったらそりゃ差別かもしれんけど、
休憩ばかりの病弱じいさんでも雇って給料払えというのだろうか
ましてやこれは実際その問題に直面すらしていないただのアピールなのにさ
>>2
「若くない人」は別の自身に向いている仕事をするのが本当の意味での
「平等」だし「機会均等」なんだよ…
ムリして強引に押し並べて平準化させようとする方がよっぽど差別極まっとるわ
向いてない人材をフォローさせられる人間の負担は無視かよってね
>>2
若い人「軽い荷物運んで年寄りと同じ給料くれないのは差別だ」て言われて終わりじゃないかな
>>2
生きている人間はすべて個人差があり平等なんてあり得ないので、貴方が考える差別というのは幻想なのでは。
この会社は別の理念で社会貢献をしていたのに、巨額の賠償金で潰されそうになっているわけで。他者の理念の存在を許さないって狭量な思想、怖いですね。
高齢になれば体力も落ちるし、節々にガタもくるわけで、引っ越し業の激務に耐えられる人はまれだろう。
スティード氏の反論はもっともだと思う。
>>3
訴訟したEEOC達に実際に勤務させてみればいいのに
面倒な世の中になったな
過酷な体力仕事に耐えられる人募集とか能力に訴えるコピーにするしかないのかもね
愚かな法を先に作るからそうなる。
埼玉でもあったでしょ。子供に留守番させたら虐待扱いにするって条例通過寸前で、声を上げて反対した方々がいたからこそ、ほんと異例の処置で取り下げられた。
あれ通ってたらとんでもないぞ。子育てを不便にするだけの縛りみたいな法で、子育てを疎外するってのは日本潰す方向の法律なのに、どういうわけか考えついた方々はとてもいい考えだと思ってんだよ。
あれに通じるものを感じる。
適材適所
会社としては、働けない人に給料は払いたくないだろうし、ましてや、体力重視の仕事で、高齢者を雇うのは無理汗
なんか無茶苦茶な理由で訴訟って感じがする。しかも多額のお金を要求するのがおかしくない!?
ただの金目当ての訴訟。
どの職場でもだろうけど、明らかに仕事量が違うのに同じ給料なのがもやもやする時がある。
上司は◯◯さんたちには言ってもしないんだからって、私ばかりに仕事がまわってきて、めちゃくちゃもやもやする汗
重たいものを運べても、効率的にトラックにのせられるか・また乗せたものが安定して壊れないようにしてくれるかってのは経験が必要よ。
直接的な運搬は若い人がする、搭載はベテランがやるとかお互いのいいところを補い合うとかが理想よね
フーターズとか見た目を売りにするコンセプトのレストランもあるわけだし、若いガチムチを性的搾取してるっていえばそれまでかもしれない
アメリカ狂ってんなー。体力勝負の業種で、体力自慢が活躍してて、顧客のニーズにも一致してる。誰も損して無いのに騒いでミスマッチな人材を捩じ込んで、そこに捩じ込まれる従業員・顧客・企業全員が損をする。何がしたいんだか。
そばにレスラーズ運輸ってあるけどお年寄りのレスラーっていないしねー
どんどん「不自由の国」にまっしぐらだなアメリカ…
雇用条件に体力審査とかないのかな?
>>14
その審査自体が差別だ~って騒ぐだけ
逝っちゃってる、じゃあ100歳越えだけのメンバーで地球上最強の引っ越し屋を作れよ
そしたら全人類納得するわ
出来ねぇなら黙ってろ
重いものを持たされて腰を痛めたら
年配の労働者に配慮がないと言うんだろうな
若い事を特長とするのは年齢差別である……多様性ってなんなんだろうね
日本のシルバー人材も差別になるんだろうな……
引っ越し業者でも事務仕事とかあると思うし
アメリカでもあるのかは知らないけど箱に梱包するのは筋肉量の多い人じゃなくても出来る
あと求人広告とかに学生のスケジュールを尋ねる項目があるってのも気になった
日本の求人でもあるけど「におわせ」の文言ってある
本当の所は
女性のみの募集です
男性のみの募集です
若い人だけの募集です系の
法的に問題があるから「におわせ」で応募者をけん制するってのはよくある手法
ただ企業サイドはこういう人物がほしいって決めてるので
応募しても無駄な求人が検索にひっかかるのも邪魔でしかない
物事って良いか悪いかだけじゃないのでどっちがどうってわけじゃないんだけど
訴訟してお金むしり取るのってどうのなんだろ
是正させるだけじゃダメなのかな
たしかに中高年でも力持ちでモリモリ働いてらっしゃる方もいるだろうけど
そういう方が全てじゃないってのは誰でもわかってることじゃないのか?
訴えられるべきはあからさまに不条理な差別のみでいいと思う
>>18
年令の場合どうしても仕事の都合上制限せざるを得ないこともあるので、
ハローワークの求人票では例外的に
「〇〇歳まで(その理由)」と書いてあることがたまにある
「40歳(キャリア育成のため)」とかね
今回の件も制限可能なケースだと思う
若い方が言うけど現実問題老人雇わなきゃ社会がやっていけないからこういう機関を設けてチェックしてるわけで、それを踏まえると学生前提の採用活動は良くないんじゃないかなあ。
>>19
別にやっていけなくないでしょ、この会社や客は困ってないわけだし、年寄りができる仕事をやろうとすれば良いだけ
若くて力ある社員が多く在籍していることをアピールして繁盛している引っ越し会社に対して、高齢者への差別で訴訟とか頭おかしいのか?
会社にとって向き不向きの人材を選ぶ自由すらないのか。
適材適所で良いと思うんだけどね
どんな会社にもいろんな層がバランスよく配置されてる必要ないでしょ
平等がそんなに大事か?
引越し業とかだと老人は膝やったり腰やったりしそうで危ない気がするんだけどな
アメリカってほんとによくわからん
これで金をむしり取られたら
国から差別を受けたって言ってクラウドファンディングかなにかしたらいいんじゃないかな
さすがに同情されるだろうし
歳行ってると心配だし、若いと不安。
間違っている
× 労働省によると、65歳以上の高齢者の労働人口は、今後10年間で3分の1に達するという。
〇 労働省によると、65歳以上の高齢者の総人口に対する人口は、今後10年間で3分の1に達するという。
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2020/html/zenbun/s1_1_1.html
よく理解してから記事を作らないと、読者をとんでもない方向に誘導してしまう
流石にこういうのは違うよなー
年齢関係ないって言うのはこういう事じゃ無い
年寄りは使えないと言ったわけでもないのに受け取る側の極端な思想や被害妄想に付き合わされちゃたまったもんじゃないよ。
能力の差が如実に表れる現場で「雇用機会均等」って言われてもなー。
能力不足が事故につながる恐れもあるってことをわかってるんだろうか?
年寄りの、若さに対するやっかみじゃないの?自分だって若い頃あったろうにね。往々にして、若い頃は好きにやって、年取って思うようにいかなくなると矛先が若者に向く。出来ない自分を認めたくない、奴等よりやれると思って疑わないでいるのは、日本では「老害」。
力自慢の若者の仕事を取り上げる事に疑問はないのかな。
これからの、頼もしい若者だな位思えないものかね。
重箱の隅をつついて金を無心するのにいろいろ考えだすもんだ。
その会社で「若い」ってのは何歳までで、その年齢以上の従業員は何人いるの? 引っ越し業者といっても荷物運びだけじゃなく事務員もいるだろうし、若いころに就職して年齢を重ねた人もいるだろう。
年齢差別を叫ぶより先に、歳相応の振る舞いをしなさいよ。
訴訟ゴロに目を付けられるとは、ご愁傷様
最近のアメリカは変な方向に行ってるなあ
いや、元々変なところはあったが表面化してきただけか
誰だって若くて元気のいい人を雇いたいだろうけど、みんながそうしたら仕事の無い中高年があふれてしまう
自分だけいいとこ取りするなってことだよね?
>>38
まぁ良いけど、その中高年を採用するかどうかは会社の自由じゃん?
中高年が若くてムキムキなやつと同じ仕事ができるか?
ミートヘッドって
脳みそ筋肉ってこと?
君らもあっという間に歳をとるのよ?
さすがアメリカ。
今後、どういう結果が出るのかが気になりまくる。
アメリカは差別で始まり差別途中なんだよね。どう着地するのか興味深い。
気になったのですが、日本人感覚だけの一律的なコメントばかりなのが残念かな。日本とアメリカは感覚が違い過ぎることも考慮したコメントも期待したのだけど。。